雲が多くて、強い夏の日差しを遮っているのに、気温は、猛暑日。
空気が熱いのだろうし、まだまだ夏は始まったばかりなのに・・・。
正午前から、エアコンで冷やした部屋の中で、ウダウダ過ごす。
暑いから何もする気にならない・・・(私は、暑くても寒くても、何もする気にならない日の方が、圧倒的に多いのだけれど・・・)。
ウダウダ、ダラダラと撮り溜めた録画など見る。
春ドラマなどみていたけれど、全然、面白くない。
各放送局は、あまり予算も掛けられないようで、背景は、CGで、それも、かなり出来の悪い映像ばかり。
もうテレビも衰退期なのだろうな・・・と悪態をつきながら見ていたりする。
労働者だった頃の休日は、貴重すぎて、土曜日は、都内へ観劇に行き、日曜日は、疲れ果てて眠る・・・といったパターンだったけれど、労働者でなくなってからは、特に日時に制約がない毎日なので、お気楽なハズだけれど、生来の貧乏性で、休んでいるとどうにも落ち着かなくて、何かに、追い立てられいないと、かえって不安だったりする。
身体の不調があれば、その不調を憂れいることで、この(芥川龍之介曰く)『いいようのない不安』を紛らわすことが出来る。そして、今度は、この不調に煩わされるという・・・自分自身で、自分を追い詰めるというか・・・。
それが、今の居住地に来て、悩みのタネが、『キジバトとの攻防』であったり、出没する『蜘蛛』であったり、『隣家の動向』であったり、この小さな家を保全するために使われる割と大きな『費用』だったりする。
下らない悩みばかりで、直接、生き死に関係するわけではないけれど、そんな小さなみみっちい悩み事が、堆積して、そして身体を弱らせ、それ程、長くはない寿命を更に、削っていく・・・そんな気がしている。
目下の悩み?は、この異常すぎる?『暑さ』で、夕刻になって、やや気温が下がってきて、やっと一日生き延びた感がある。
『予言の日』は、結局、何も起こらずに済んで、一応、最初?の予言祭りは、終了した感もあるけれど、イヤ、翌日の6日(今日)が、本命だとか、いやいや、統計的?に『11日』が危ないとか・・・何の根拠もなく、ただただ・・・やはり、コレは、お祭りなのだろう・・・と思う。
一応、ペットボトル水は、6本入り一箱を、6箱ストックしておいた。私にできることは、こんなことくらいしかないし、今更、生き残っても、仕方がないだろうし、地震だの災害だのが起きても、避難所で生活するのは、たぶん・・・いや、絶対に無理。
オカネに余裕があれば、発電機など用意したいところだけれど、重いし、使い方もよくわからないし、こんな熱暑の日に、大規模停電でも起きた日には、たぶん、オダブツだろう。
生きにくくなったなぁ・・・。
それでも、若い頃は、寿命の残りが見えないでいたころより、少し気楽になったような気がしないでもない。
こうやって、死ぬまで、『杞憂』なんだろうな・・・と思うと、随分、バカげた人生だったような気がするし、この『バカ』げた人生も、まだもう少し残っているのかと思うと、面倒な気分になったりもする。
貧乏性で、面倒で、杞憂な・・・面白くも何ともない人生だったし、今は、人生消化試合ってトコかもね・・・。