鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

夏の益子へ

2023-07-17 22:51:17 | 藝術

本日も、最高気温は、体温超えの36.2度。

それでも昨日より、幾分低い・・・。

正午前に県央・移転先へ。

 

昨日の続き。

7月15日午前中、宇都宮美術館で、企画展:芸術家たちの南仏 を鑑賞後、陶芸の街・益子へ。

カフェの多い街中のビストロ&カフェで、ランチ。

野菜たっぷりのフレンチ風のお料理。

ハーブやチーズの使い方が経験のない味で、なかなかに美味しい。

珈琲も、味わったことのない不思議な風味。地元でも県央でも、こういう個性的な味のお店って、ちょっと出会えないかも?

 

今回の益子訪問は、老舗?陶芸店で、私の好きな作家さんの展覧会があって、新作もあるようなので、訪れてみた。

5月の陶器市で、相方が、ちょっと高額な買い物をした店舗で、益子に来ると、必ず寄って、新作をチェックするお店。

 

女性陶芸家で、お子さんもいらっしゃるので、数を作るのが大変なのかもしれない。

形は、いつもの定番で、絵付けに変化があって、正直、昔の作風の方が好きだと思った。

色も、色彩を抑え、深い世界に移行したのかな・・・と思えるフシがあったものの・・・。

ちょっと残念だった。

 

はす向かいの店舗は、迷路のような造りのお店で、各階に、小部屋があって、作家さんの個展なども開かれていて、人気のある作家さんの展示会は、web予約がないと入店できない・・・らしい。

そのお店で、可愛い猫と小鳥のお皿をみつけた。

作家モノは、殆どが、一点モノだし、迷っていて、やっぱり、買おうと決意してイザ売場へ・・・既に完売・・・なんてパターンが多いし、販売個数にも、おひとり様2点迄の制限有り・・・。

私は、作家モノは、前出の女性作家さんの小さな角皿を一枚買ったことがあるくらいで、普通に食事するなら、安価なものでいいや・・・と思っているタイプ。

相方は、ご飯くらい、好きな茶椀で食べたいタイプ。

少し、逡巡して、奥へ行くと、相方は、お気に入りの作家の作品を、目ざとく、見つけ出し、なんで、こんなところに!!!

・・・そう、失礼ながら・・・安価な作品の中に、ひときわ、ぽつん・・・と置かれていた相方贔屓の作家の作品。

先々月(5月)は、この店舗の斜め前のお店で、先月(6月)は、笠間で・・・かなり散財した相方でしたが、この店舗にあるお気に入り作家の作品が、他にあれば見せていただきたい・・・と、店員さんにお願いすると・・・出るわ出るわ・・・。

その中から、結構、高額な・・・目ざとく見つけた逸品を、お買い上げ。

 

車に戻って・・・。

私も、あの可愛い器・・・買おうかな・・・私には、分不相応だけれど、買えない金額じゃない(・・・私が器にかけていい金額では決してないのだけれども、あのハンガリーのヘレンドのティー・カップよりは・・・・)。

『やはり、あの器、買ってくるから、少し待っててね。』

と言って、買ってきたのがコレ。

( ↓ 大畠 穏・オオハタサトシさんの作品)

 

15年間、一緒に住んでいた三毛猫によく似た猫の顔(もっとも・・・こんなに美人猫じゃなかったんだけれど)。

一緒の鳥さんも可愛いので。

 

スープ皿にも、素麺皿にも、パスタ皿にもなりそうだけれど、ずっと飾っておきたい気もする。