鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

破壊のプログラム

2011-09-02 22:52:31 | Weblog
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり・・・猫の目のように、天気は、変わる。


7月末に寿命?の尽きたパーソナル・コンピュータのBIBROくんだったが、7年2ヶ月の長きに渡り、いろいろと働いてくれた。
このBIBROくん・・・最初の我が家に来た時も、無線LAN設定が、全く上手く行かず、家電量販店の訪問設定のオジさんを困らせた。どっちかっていうと、無線関係の方が、ダメだったらしいのだけれど。

このBIBROくんは、持ち主のワタシにそっくりだった。
働きたくない時は、徹底的に拒否し、それでも、ダマシダマシ、酷使したのは、ワタシである。

夜中にいきなり、インターネットの回線は途切れ、もう寿命か・・・イカレタカ・・・けれども、新品を買う予算は、いまんとこない・・・(宝石買うなら、パソコン買え・・・!)と、ある時は、なだめられ、あるときは、打たれ?それでも、7年2ヶ月頑張ってくれた。

私は、いつも何処か具合が悪くて、絶好調だとか、全身健康だとか・・・そういう感覚は、子供の頃に忘れてしまったようで、常に、眠いだとか、だるいだとか、気持ち悪いだとか・・・血圧低いの、頭痛がするの・・・といった半病人なので、BIBROくんの気持ち?もわからないではない。

こんなデータ処理・・・面倒だ・・・メールを送信しろ?冗談じゃない・・・今は、具合が悪いんだよ!振込処理だぁ・・・?ダメダメ・・・今やったら間違うし・・・。
(具合が悪いんですぅぅぅぅぅ・・・ハード・ディスクも半壊だから、前処理思い出すのに時間かかって・・・ぐわん・・・ぐわん・・・ぐわん・・・ファンの回る異常音・・・)

たぶん、こんなことを言っていたのだと思う・・・。

パソコンの寿命は、5年前後だと聞く。
家電のテレビは、毎日使うのに、寿命は、10年くらい・・・(地デジ化の前まで、使っていたブラウン管のテレビは、15年は、見ていた)。
・・・今は、省エネだとか、いろいろな機能がついているから、狂いも早いのだろうと推察する。

四半世紀くらい前に通っていた『経営管理』の講座で、面白いことを聞いた。
『蛍光灯の寿命を延ばす技術よりも、短くする技術の開発の方が難しいんですよ!あまり長持ちするものを作っても、交換しないから、企業は、儲からないし・・・。』
・・・多分、今、売られているパソコンも、普通に使うと、5年で、ハードディスクが、段階的に崩壊するようにプログラムされているのかもしれないと・・・思う今日この頃。
技術者は、こんなこともとっくに研究済なのだ。