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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

六月の白い花②

2025-06-28 21:11:35 | 

薄曇りでも、猛暑日。暑い土曜日。

まだ六月も終わっていないというのに、西日本では、梅雨明け。

六月は、湿度は、高いけれども、雨季になるから、陽差しは殆どなくて、その分、気温も、真夏のようには上がらない・・・と思っていたけれど、去年も35度を軽く超える日もあったりして、六月は、もう真夏・・・になってしまっているのか・・・。

湿度の高い日は、梔子(くちなし)などの強い香りがして、ああ、梅雨だな・・・と思ったりする。

暑い日の花々は、白が涼し気でいいかも。

勤め人だったころは、外出前には、賦香率の低い軽い爽やかな香りをつけるのが習慣だったけれど、退職して、金銭の発生する仕事がから遠ざかってから、殆ど、外出もしないから、必要もなくなって、香りを試すのに、小さな小分けの香水も、出番がない。

瓶の底に少し残ったキャシャレルの『アナイスアナイス』をつけてみた。

シトラスホワイトフローラル・・・という香りなのだろうか。若い人向けの香りかな・・・と思うけれど、昔、何かの雑誌で、作家の塩野七生氏を取材したインタビュアーが、キャシャレルの『アナイスアナイス』の香りがした・・・という記述があって、私の母と同じ年齢(当時、七十代くらいだったかとおもうのだけれど)の年配の女性に合う香りなのかな・・・と思っていたフシがあった。

爽やかなシトラスの調で、白い百合の香り。

二十代の女の子が、御香のようなゲランの『ミツコ』なんて、100年早いわ・・・と言われるような格調高い?所謂、オトナの香水とは違って、キャシャレルの『アナイスアナイス』は、お若いひとでも、老齢な女性でも、年齢を選ばないのか・・・と思ったりする。

この拙なブログでも、書いたような記憶があるのだれど・・・。

香りというのは、飽きが来る。瓶の底に少し残っているけれど、全部使わずに、新しいものを買って、古いものは、打ち捨てて置いたりすると、母などは、それを使っていたりした。

『バアさんには、似合わんよ。』

と思っていたのだけれど、Gucciの『ENVY』なんかは、はっ・・・とするくらい、母に似あっていた。違和感がまるでなかった。

・・・結構、バリバリのグリーンフローラル系の香りなのに・・・80歳過ぎても・・・。

『コレ、いい匂いだよね。』

 

お迎えが近くなると、線香の匂いの方が親和性があるような気もするが、最近の線香は、いろいろなヴァリエーションがあって、仏具売り場を徘徊している・・・そんな年齢になった・・・(のかも?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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