鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ベントラー・ベントラー・ベントラー

2008-10-12 18:59:24 | Weblog
昨日は、新宿・スペース・ゼロにPiper 10周年記念公演?(去年も10周年でしたが・・・)『ベントラー・ベントラー・ベントラー』を見に行ってきました。

ソワレ(夜公演)だったので、14時半頃自宅でたときは、長袖では、暑いかな~~~・・・と思いましたが、流石に、帰宅時は、肌寒い・・・。

今日は、お連れさま有りだったので、小田急百貨店で、いつもより少しお高めの夕食(・・・でも、午後16時過ぎという半端な時間帯)。
和食をいただきました。
高層ビルやJRの電車のよく見える眺めのよいカウンター席を確保(・・・お客さんが誰もいなかったので・・・。しばらくしてから混みだしだので、ちょっと早めでよかったみたい・・・)。
こういうシチュエーションでの食事もいいですね・・・。毎回って訳にもいかないけれども・・・。

さて、『ベントラー・ベントラー・ベントラー』。
UFOを呼ぶ時の呪文らしいですが・・・。
脚本兼出演の大王こと後藤ひろひとさんもエピローグで言っておりましたが、この作品の感想は、1文字で言う事が出来る・・・。
『で・・・?』
・・・そうなんです。
去年上演されたPiper 10周年記念公演(こちらも10周年)『ひーはー』と基本的に同じ物語の展開で、舞台構造もほぼ、同じセット・・・なんですが、物語は、説明できません・・・。
基本的構造は、何も変らないのに、面白い・・・涙が出るほど、笑ってしまいました・・・。
後藤ひろひとさんは、現在、上映中の『パコと魔法の絵本』の原作者さんでもいらっしゃいますが、脚本だけでも魅力的なのに、舞台に立たれると不思議な魅力の役者さんです。

僧正こと山内圭哉さん(ヒロユキ役)、皇后こと楠見薫さん(ミズホ役)、平田敦子さん(タマコ役)という信じられない家族構成は、『ひーはー』と同じ。。
ゲストは、ひたすらマイ・ペースな(・・・そういう芸風なんでしょうか)松尾貴史さん、降板した平山あやさんの代役の鈴木蘭々さん(シーナ)・・・少しやせましたね。代役ってことで、お稽古の時間もそんなに多くなかったと思いますが、竹下宏太郎さんのとダンスも上手にこなされておりました。
いつも普通っぽい?役の多い、竹下宏太郎さんですが、今回も、あのメンバーの中では、普通?でしたね。
ドナ研(ドナイシタイン博士の秘密の学会)より、ちょっと地味?だったかな・・・川下大洋さん。

いつも全身全力の肉体芸?腹筋善之介さん(傭兵のモトキ)も前回と同じ・・・今回は、放射能を浴びている可能性のある記憶喪失の軍人さんの役・・・このひとのオーラは、凄い・・・、なんて表現していいのかわからないのだけれど凄い・・・。