未熟なカメラマン さてものひとりごと

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本場の明石焼が食べたい!その2 兵庫県明石市 平成26年5月17日(土)

2014-05-22 00:38:29 | 食事

地元の人が玉子焼とよぶ明石焼 

明石駅前を南下し、商店街に入ると、まるで市場のような雰囲気のお店が両側に並んでいます。この商店街は、魚の棚商店街という名前ですが、アーケードの上部にあるローマ字表記には、UONTANAとあって、Nの次にOが無く、一瞬ロゴ表示のミスだと思いましたが、この看板がいくつもあるのでどういうことだろうと帰ってネットで確認してみると、魚の棚をウオンタナと読むのが正式だそうです。普通では決して読めないですよね。

この商店街には、きっとおいしい明石焼のお店があるはずと確信していたので、まずはお店を探しました。すぐに一組が待つ、お店を発見。ここにしようと即決で迷うことなく先客に続いて並びました。それにしても店の広さはそうでもないのに、店員の多さに驚きます。店の外で一生懸命焼く男性店員がひとり、店の調理場の中に女性が2人、接客係に女性が3人といった感じです。お店の看板には、「玉子焼」とあり、お店の名前は「たこ磯」とありました。地元で明石焼は、玉子焼と呼ばれています。5分ほど待つと先客が案内され、次の順番となりました。

店から男性が出てきて、お腹をさすりながら発した言葉が「あ~おいしかった!」これは期待できそうです。それからすぐに順番がきて案内されました。注文したのは、もちろん玉子焼です。まな板状の木皿は、不思議なことに手前が低く奥が高くなっています。その板にふわふわのたまご焼が15個並んでいます。ちょっとこの量に圧倒されますが、これでお値段は700円。中の具はもちろんぷりぷりの明石蛸、他にもアナゴをミミックスしたミックス焼もありました。出し汁が付いており、お好みに合わせ薬味として三つ葉のみじん切りもありました。熱々の玉子焼を汁につけて早速いただくことに。最初はあまりの暑さに反射的に出してしまいましたが、慣れると絶品。あっというまに完食してしまいました。客の回転率をあげるためでしょうか、板が空くとすぐに係の人が回収にきます。

壁には、有名人の色紙がずらり張られていました。かなり以前のものもあるようですが、サインなので誰なのかさっぱりわかりません。明石の玉子焼のことをネットで調べてみると次のように書いてありました。
柔らかく、直径5㎝程度の球形が自重で押しつぶされたような形をしており、見た目はたこ焼きに似ています。江戸時代の終わりごろから食べられており、たこ焼きの元になった食べ物といわれています。材料に鶏卵を使う点、生地が非常にやわらかい点、小麦粉以外に沈粉と呼ばれる小麦でんぷんの粉を使う点、具が基本的にタコのみである点などが、いわゆる大阪のたこ焼きとは異なります。店によっては、タコ以外にこれも明石名産の穴子を具として入れるところもあります。明石市でも特に明石駅南側の魚の棚などの商店街一帯にある店舗が有名で、明石を目指す観光客の目的の一つにもなっています。(参考:ウイッキペディア)

たこ磯をあとに、アーケードをゆっくり散策。玉子焼のお店が他にも何軒かありました。またこちらでは炭焼きあなごも有名なようです。3~5匹の串刺しで、明石産の天然もので大きいサイズのものは4,000円以上の値段がついていました。見て歩くだけでも楽しい商店街。あなたも一度お出かけになってはいかがですか。



明石といえば魚の棚といわれるくらい有名な商店街です。
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