未熟なカメラマン さてものひとりごと

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Hiro Rose Garden を訪ねて 平成26年5月24日(土)

2014-05-26 22:54:43 | 植物


広島県の備後地域、福山、府中のバラ愛好家なら誰もが知っている北川洋子(きたがわひろこ)さんの、Hiro Rose Garden(オープンガーデン)に初めて行ってきました。場所は簡単、府中商工会議所のとなりです。知人の話によると府中商工会議所の駐車場に停めていいとのことで、助かりました。週末は無料でしたが、ウイークデイは有料となります。

さて、バラ園ですが、入口にオープンガーデンの案内の立看板があり、期間は5月12日から5月28日までとなっていました。庭園はもちろん個人宅の庭園ですが、これがかなり広いのです。屋敷をぐるりと取り囲む感じで、いろんな種類のバラがびっしりと植えられていて圧倒されます。その数、約600本、よくぞここまで増やされたものと感心します。その増やす方法ですが、主に接ぎ木だそうです。おおよそ背面につるバラが花の壁面を造り、その前にイングリッシュローズ、ハイブリットティー、フロリダパンダ、そしてとどめは、ミニバラの盆栽といった感じでで、なかなかのボリューム感です。
大きなアーケードや、白いテーブルとイス、ベンチなども設置されていて雰囲気は抜群です。庭園への入園料はもちろん不要ですが、注文すればコーヒーなどの飲物をいただくこともできます。(飲物は有料)またバラの苗も販売されていました。

訪問客のほとんどは、中年女性のグループや中年の夫婦で、めいめいに花の撮影やイスに座って、飲物をいただきながらのバラ談義に余念がありません。
私もバラの栽培を始めて約10年になりますが、バラ園は、ほぼ壊滅的状態となっており、大苦戦をしています。その原因は、同じ場所での永年の栽培により土地がやせてきていること、土中に害虫が繁殖し根や茎の食害、なかなか断ち切れない黒点病の連鎖など、きりがありません。バラの栽培は難しいとよく言われますが、まさにそのとおりと実感しています。そこで昨年から主力を鉢物に変更しています。(現在12鉢)このお庭で活き活きと咲くバラを見て、薬剤の散布の仕方や時期などどのようにされているか非常に興味がありました。

そこで、北川さんから詳しいアドバイスをいただきました。地植えの場合は土の天地返しを行って活性化させ、腐葉土や堆肥を入れて土壌改良を行う。根切りも必要。消毒については、花が咲く以前にしっかり行うこと。ダコニールは暖かくなってからは使用せず、サプロール乳剤を使うこと。かなりの高濃度で希釈して散布。土にもしっかり行うこと。また株の根元には、オルトランを撒くなど事前に環境を整えることが重要。とにかく花が咲いてからはほとんど消毒しないとのことでしたが、害虫や病気による被害もほとんど見られない生き生きとしたバラをみていると、もう少しがんばってみようかなと、少し勇気をもらいました。



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