未熟なカメラマン さてものひとりごと

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涼を求めて 裏見の滝 岩井滝(いわいだき)を訪ねる その1

2014-07-14 21:06:23 | 自然

渓流沿いの遊歩道。まさに森林浴です。

蒸し蒸しする梅雨、天気が良すぎても暑いだけで、なかなか出かける気分にならない今日この頃ですが、最近テレビで紹介されていた県北、鏡野町上斎原の岩井滝に涼を求めて急遽、出かけることにしました。
岡山県の滝というと、真庭市の神庭の滝(かんばのたき・滝百選)や津山市の布滝(のんだき)などが有名ですが、この岩井滝は、裏側から滝を見ることができる、中国・四国地方でもめずらしい滝なのです。(資料によると、鳥取県にあと二つあるようです)
おまけにすぐ近くに、名水百選にも選定されている「名水・岩井」もあります。ただ、県北でも鳥取県との県境に近く、鳥取県智頭町よりも北に位置し、遠いので早々には行けません。

自宅を出発したのが午前10時半頃、岡山自動車道・賀陽ICから高速に乗り、中国自動車道・院庄ICで降りて、国道179号線を奥津方面に走ります。奥津まで来ると岩井滝の案内表示板が各所に設置されているので迷うことはありません。最後は細い山道を進み岩井滝に到着です。井原から道なりに走って所要時間は2時間15分でした。
広い駐車場と脇にはトイレがありました。草刈作業をしていたおばあちゃんたち3名が、地面に寝転がって休憩の最中のようでした。いや、のどかでいいですね。
念のため、トレッキングシューズに履き替えて出発です。

登山口に、岩井滝400m、名水・岩井300mの案内板がありました。勾配のある遊歩道をゆっくり上りますが、きれいに整備されているので、何ら問題はありません。渓流沿いの杉木立の中の遊歩道はどこか涼しく、まさにこれは森林浴。とても気持ちのよいものでした。
少し歩くと、母子が山水をペットボトルに汲み取っているところに遭遇しました。
「ここの水はおいしいのですか?」と尋ねると、「この上にもっとおいしい水がありますよ!」との返事。すると上から18リットル入りの白いポリタンクを下げて降りてくる男性に会いました。ここまで歩いて10分ほど、そして、すぐに日本百名水・岩井と書かれた水飲み場に到着しました。先ほどの、「この上のおいしい水」とは、この岩井のことだったようです。

早速、口に含むとまろやか、癖のないとてもおいしい水です。特に冷たいので余計にそう思うのでしょう。実においしい。私が、百名水で一番と思ったのが昨年行った、四国・剣山の御神水です。この岩井の水も決して負けてはいません。帰りにまたいただくことにし、そこからさらに5分ほど歩くと、巨岩の向こうにやっと滝が見えてきました。それほど大きな滝ではない、と聞いていましたが、想像以上に立派な滝で感動です。数人のカメラマンが三脚を立てて撮影をしていました。(つづく)



日本百名水に選定されている、名水・岩井

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