未熟なカメラマン さてものひとりごと

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あの亀、本物ですか? 出雲大社 平成27年5月30日(土)

2015-06-04 00:31:52 | 神社・仏閣

日本最大級といわれる神楽殿の大注連縄

尾道自動車道が完成して松江自動車道と1本でつながり、待ちに待った‘やまなみ街道’が全線開通しました。
出雲大社も平成の大遷宮という大行事の中で一昨年本殿遷座祭を終え、少し落ち着いたところで久しぶりに出雲を訪ねてみたいと思いました。所用時間は自宅から約2時間半。これは、四国高知に行くのと変わらない時間です。
但し、ほぼ全線1車線区間で渋滞気味のところもあり多少ストレスを感じましたが、ほぼ快適なドライブでした。
出雲大社駐車場に車を入れ、最初に向かったのが神楽殿です。すぐ正面に日本最大級といわれる大注連縄(おおしめなわ)が見えてきました。以前は垂れ下がった房の部分にお金を挿し入れてうまくささったら運がいいと、よくやったものですが、現在は金網で覆われできないようになっていました。

参拝者のやけに拍手(かしわで)のパンパンという音が響くと思ったら、そうでした。出雲大社は2礼(拝)2拍手1礼(拝)ではなく、2礼4拍手1礼で、拍手が二つも多いのです。この神楽殿の横には、鏡の池といって、春には池のそばの藤がきれいに咲く小さな池があります。池では勢いよく錦鯉が泳ぎまわっており、外人さんも興味深そうに眺めていました。そして池の向こう側には、すぐにそれとわかる作り物の小さな鶴が2羽、中央の島には親子の亀が見えました。この亀の親子、小さい子どもの亀が親と同じ方向を向き、まったく動きません。



春には淵の藤棚が見事に咲く鏡の池

鶴と亀、あまりにも出来すぎと思い、ひょっとしたらこれも作り物ではと、神楽殿隅の受付で書き物をしていた係りの若い女性に、尋ねてみることにしました。
「すみません!隣の池の亀、あれは本物ですか?」
おそらく、同じような質問を何度も受けるためか、あるいは、あまりにも意外な質問に驚いたのかどちらかでしょう。
その女性は満面の笑みを浮かべ、「本物ですよ!」と答えてくれました。

もう一度、亀を観察してみると、確かに親亀の首の向きがさきほどとは少し違っているようにみえました。

次に、拝殿にお参りし、本殿の周りを一周してみようと一番奥側にさしかかったとき、大正年間に建てられたという古風な木造の建物「彰古館」が目にとまりました。いつもは素通りしている建物ですが、何か新しい発見があるかもと、今回初めて入ってみることにしました。入館料200円を払い館内に入ると、そこには大小の大黒様や恵比寿様が、いくつも並んでいるではありませんか。(つづく)



子亀が何ともかわいい
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