2019年10月10日(木)久しぶりに足守の古い町並みを訪ねました。観光駐車場に車を入れると、朝から何も食べていないことを思い出し、急にお腹が減ってきました。
すると、ちょうど道の斜め向かい側に、‘商い中’と書かれた木札の下がる古民家のお店「お茶処ねね」を発見。時刻は8時過ぎでしたが、人通りの少ない平日のこの時間に客はあるのかと、疑問に思いながら戸を開けると、老夫婦の客がいて、なぜかほっとしました。
モーニングを注文し待っていると、すぐあとにまたしても二人の老婦人が別々に来店。
固定客で繁盛しているお店のようでした。
お茶処ねね ℡086-295-0080 ボリューム満点のモーニングがおすすめ
足守の町並み
美しい町並みです。車の通行量も多いので注意が必要です。
備中足守まちなみ館
内部の様子です。
味わいのある土塀
洪庵茶屋の店先のディスプレイ
足守プラザ前の巨木
足守の情報発信の中心。木工や陶芸などの体験もできます。
味わいのある小路
その先に大きなお屋敷がありました。
江戸時代の伝統的家屋の姿を留める
通りのはずれ、道幅は狭くなります。
藤田千年治邸
旧足守商家 藤田千年治邸
戦前まで醤油醸造が行われていました。
古い資料が並べられていました。
当時の醤油醸造の様子が再現されていました。
中庭の様子です。
風情のある暖簾
このあと、いよいよ町並みを散策です。備中足守まちなみ館、旧足守商家藤田千年治邸を訪ねた後、足守プラザへ。雰囲気のよい路地があり、その奥の右手に格子戸がありました。中を覗くと、立派なお庭がある豪邸です。すると、横から「どうぞ、中に入ってご覧いただいてもいいですよ!」と声を掛ける御仁がいました。足守プラザの関係者のようでしたが、この住宅は、中鉄バス創業者のお宅のようで、現在は岡山市に寄付され、庭の一角にある米蔵をギャラリーとして使用しているとのことでした。
足守藩侍屋敷
白壁の長屋門と土塀に囲まれた家老杉原家旧邸宅
中ほどに大きな柿の木があり、熟柿の落下に注意と書かれていました。
唐破風の玄関の母屋、江戸中期の建築です。
花頭窓が美しい
次に町並みを離れ、足守藩侍屋敷に向かいました。茅葺の屋根にとても風情を感じました。おもしろかったのが、玄関を入ってすぐのところにある大きな柿の木です。「熟柿の落下に注意」と札が下がっていました。
係りの人に、「この枯山水のお庭は、小堀遠州の作と以前に聞いたことがあったのですが、間違いありませんか?」と尋ねてみました。アルバイト待遇の方で、「詳しいことはわかりませんが、遠州と関わりはあったようです」との返事でした。
昨年7月の西日本豪雨の最は、大変だったそうです。現在は、岡山市教育委員会の管理下にあり、相応の予算がなかなかつかないのだそうです。
近水園
木下利玄生家
遠州流池泉回遊式庭園
数寄屋造りの吟風閣が美しい
吟風閣からみる園内、手前が亀島です。
近くで見る吟風閣
最後に、一番の目的地である、近水園(おみずえん)に向かいました。道のところどころに案内板があるので迷うことはありません、この頃、空は快晴。風も無く池の水はまるで鏡面のよう、悠々と泳ぐ池のコイに木々が映り込んでいます。数寄屋造りの吟風閣がとても絵になっています。
このときの時刻は、9時半過ぎ、一人のご老人がせっせと竹箒で庭を掃いていました。「一人なので、なかなか大したこともできません」と、麦藁帽子をかぶり、とても真面目そうな方でした。
亀島、鶴島と説明していただき、ちょうど周辺の彼岸花が咲き終わったあとで残念でしたね、と被写体のことも気にかけてくださいました。井原には立派な桜並木がありますが、こちらの土手沿いに咲く桜も、きれいですよ、とのことでした。
また、違う季節に訪れてみたい足守でした。
すると、ちょうど道の斜め向かい側に、‘商い中’と書かれた木札の下がる古民家のお店「お茶処ねね」を発見。時刻は8時過ぎでしたが、人通りの少ない平日のこの時間に客はあるのかと、疑問に思いながら戸を開けると、老夫婦の客がいて、なぜかほっとしました。
モーニングを注文し待っていると、すぐあとにまたしても二人の老婦人が別々に来店。
固定客で繁盛しているお店のようでした。
お茶処ねね ℡086-295-0080 ボリューム満点のモーニングがおすすめ
足守の町並み
美しい町並みです。車の通行量も多いので注意が必要です。
備中足守まちなみ館
内部の様子です。
味わいのある土塀
洪庵茶屋の店先のディスプレイ
足守プラザ前の巨木
足守の情報発信の中心。木工や陶芸などの体験もできます。
味わいのある小路
その先に大きなお屋敷がありました。
江戸時代の伝統的家屋の姿を留める
通りのはずれ、道幅は狭くなります。
藤田千年治邸
旧足守商家 藤田千年治邸
戦前まで醤油醸造が行われていました。
古い資料が並べられていました。
当時の醤油醸造の様子が再現されていました。
中庭の様子です。
風情のある暖簾
このあと、いよいよ町並みを散策です。備中足守まちなみ館、旧足守商家藤田千年治邸を訪ねた後、足守プラザへ。雰囲気のよい路地があり、その奥の右手に格子戸がありました。中を覗くと、立派なお庭がある豪邸です。すると、横から「どうぞ、中に入ってご覧いただいてもいいですよ!」と声を掛ける御仁がいました。足守プラザの関係者のようでしたが、この住宅は、中鉄バス創業者のお宅のようで、現在は岡山市に寄付され、庭の一角にある米蔵をギャラリーとして使用しているとのことでした。
足守藩侍屋敷
白壁の長屋門と土塀に囲まれた家老杉原家旧邸宅
中ほどに大きな柿の木があり、熟柿の落下に注意と書かれていました。
唐破風の玄関の母屋、江戸中期の建築です。
花頭窓が美しい
次に町並みを離れ、足守藩侍屋敷に向かいました。茅葺の屋根にとても風情を感じました。おもしろかったのが、玄関を入ってすぐのところにある大きな柿の木です。「熟柿の落下に注意」と札が下がっていました。
係りの人に、「この枯山水のお庭は、小堀遠州の作と以前に聞いたことがあったのですが、間違いありませんか?」と尋ねてみました。アルバイト待遇の方で、「詳しいことはわかりませんが、遠州と関わりはあったようです」との返事でした。
昨年7月の西日本豪雨の最は、大変だったそうです。現在は、岡山市教育委員会の管理下にあり、相応の予算がなかなかつかないのだそうです。
近水園
木下利玄生家
遠州流池泉回遊式庭園
数寄屋造りの吟風閣が美しい
吟風閣からみる園内、手前が亀島です。
近くで見る吟風閣
最後に、一番の目的地である、近水園(おみずえん)に向かいました。道のところどころに案内板があるので迷うことはありません、この頃、空は快晴。風も無く池の水はまるで鏡面のよう、悠々と泳ぐ池のコイに木々が映り込んでいます。数寄屋造りの吟風閣がとても絵になっています。
このときの時刻は、9時半過ぎ、一人のご老人がせっせと竹箒で庭を掃いていました。「一人なので、なかなか大したこともできません」と、麦藁帽子をかぶり、とても真面目そうな方でした。
亀島、鶴島と説明していただき、ちょうど周辺の彼岸花が咲き終わったあとで残念でしたね、と被写体のことも気にかけてくださいました。井原には立派な桜並木がありますが、こちらの土手沿いに咲く桜も、きれいですよ、とのことでした。
また、違う季節に訪れてみたい足守でした。
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