未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

松江で茶道の真髄を見た!

2009-06-25 22:18:00 | 茶道


 土曜日に、私が習っているお茶の研修旅行で松江に行ってきました。特に、宝照院内でのお茶会はとてもおもしろい、というので楽しみにしていました。午前中に茶器で有名な田部美術館、不昧公の茶室・明々庵などを見てきました。少し松江のお茶の世界に理解ができたかなというところでした。
 さて宝照院というお寺は本堂と駐車場があるだけの質素なものでした。その境内に手作りで建てたという茶室「紅雪庵」がありました。そしてその横に大きなサルズベリの木。この会の名前は、この木から取ったそうです。そして、その横にトイレがありましたが、これが唯一お金がかかったそうで、水洗式の立派なものでした。(費用は70万とのこと)。この紅雪会のメンバーはすべて男性の方です。本日、お世話いただく人のいでたちも、作務衣であったり、着物に帯というシンプルなものでした。
 さて私たちは13名でしたので、薄茶席の「寒山亭」、点心席の「釣月亭」、そして濃茶席の「紅雪庵」3班に分かれてそれぞれの席に臨みました。上の写真は、「釣月亭」です。お隣の愛宕神社の境内の山裾をお借りしているそうです。こちらも手作り、どうです、このシンプルなこと。季節がら竹やぶの中ですので、蚊も出ます。蚊取り線香を焚く中で、点心をいただきました。土間に涼み台を置いたような感じで、向かい合って定員は8名ぐらいです。こちらには先客があり、その話を聞いていると、おなじみさんのようでした。すぐ下に、薄茶席の「寒山亭」が見えます。
何と野趣あふれるお茶席でしょう!(つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする