毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

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2016-07-29 23:27:27 | 本 2

 

図書館から届いていた本を読み続け、

やっと全冊返却できたら、どっと読み疲れが出てきたようで、

先日買っていた町田康さんの新刊本を10日間かけてのんびりと読んでいたら、

なんと今日までに図書館に取りに行かなければならない本が3冊あったことに気づき、

慌てて受け取りに行ってきました。

これでまたこの3冊を優先して読まなければならないということね。

それならそんなに借りたり買ったりしなければいいのにと自分でも思うのだけれども、

これが魔力というかストレス発散というか収集癖というか、

あの本を買うときの幸福感、たとえブック○フの108円本でも、

なんだかとってもうれしい気分になってしまいます。脳内ホルモンわしゃわしゃでているのかもしれない。

 

 

話は横っ飛びしますが、

昨夜酔っ払いながら、「私って運気下がっているのかな」なんてひとりごちていたのですが、

今日図書館から受け取ってきた本にちょうどどんぴしゃなことが書いてあって、

ブータンでは運気が下がっている状態を「ルンタ・ギュップ」といい、ブータン人はひじょうに気にして、

お坊さんを呼んで祈祷をしてもらうそうな。

ルンタ・ギュップね。覚えられそうにない言葉だな(笑)。

 

 

 

 

 ギケイキ 千年の流転/町田康

 いまで言うと、見た目、ボロボロの会社なのだけれども、よく調べると優良な資産をたく

 

ギケイキ→義経記。

義経が現代の言葉で語ると、というか、義経のキャラがファンキー全開で、

町田さんを読みなれていない、初めて、あるいは苦手なかただと絶句するのでは。

でも、ふざけているようでいて、きちんと押さえるところは押さえているし、

義経の事情、弁慶の事情、怒涛の語りの底に哀感というか、ただのバカ騒ぎにはなっていない。

好きだな、町田さん。

が、これ、1冊で完結ではなかったのね。

噂では4部作だそうな・・・。

子供の頃、あれは小学校の4年生か5年生の秋のはじまりだったと思うけど、

両親に連れられて平泉に行っているのよね、私。

中尊寺、金色堂はなんとなく覚えているけれど、

駐車場横の食堂の流し素麺にありつけなかったこと、

旅館の朝食の白いご飯に生卵に牛乳で鬼太郎になったこと、

そっちの思い出のほうが数倍強い、さすが小学生だわ。

平泉、再訪したいなぁ。

まずは全巻読んでからでしょか。

って、それって発行されるまでにあと何年かかるのか。

 

 

以上、最少記録、1冊しか読んでない176回目でした。