誰にでも一つや二つ、子どもの頃の勘違いや聞き間違えた歌詞をそのまま信じて大きくなり、
大人になってから、「いや~、あれって間違ってたんだ」と気づいた歌があるのでは。
私の迷曲といえば、「諸人こぞりて」
♪ 諸人小橇で向かいますえ 久しく町に シュワッチませり シュワッチませり シュワーシュワーッチませり
と歌っていた。
主は来ませりなんて言葉より、ウルトラマンのシュワッチのほうがアタマにはいっちゃったんでしょね。
向かいますえだし(笑)。(正しくは 迎えまつれ です)
間違いに気がつくというより、そのまま放置されっぱなし。
娘を産みクリスマス行事が再び身近になって、あぁ、子どもの頃、主だったのをシュワッチで歌ってたんだわと。
連日ツールドフランスを観ているのですが、ここで思い出した歌が。
2012年の総集編で出てきたこのめんこちゃん三頭。
マイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ヴェール、マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュのマントでおめかししているのはロバだけど、
私が勘違いしてたのはヤギとジャック。
♪ せっせっせ~のよいよいよい
アルプス一万ジャック 子ヤギの上で アルペン踊りを さぁ踊りましょ
子ヤギの上で踊るジャック君の大群、その数一万人、アルプスってすっごいとこなんだなぁと。
向田邦子さんだったかな、野中のバラを夜中のバラと勘違いしていた話は。
童は見たり 夜中のバラ
こういう含みと余韻のある勘違いならいいんですけど、私には無理でしょね。