毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 25

2012-07-29 23:41:41 | 

 

流れるままに、このシリーズも25回目をむかえました。

前回、今回と、思ったように読みが進みません。

進まないのに、本だけはしっかり買ってきていて積み重なるばかりです。

某コミュで、「本は積んでしまったら最後、その本はかなりの確率で読まれることは無い」

そのような内容コメントを読みまして。うぅ、ごもっともだなぁと。

図書館から借りる本、自分で買う本、部屋のあちこちにある賽の河原本、

これをバランスよくこなして、年内に読破し、おさまるところに本をおさめ、明るい新年を迎えよう。

あ、気の早い話だな。まぁ相手は本ですから、時間はかかるでしょし。

 

さて、オリンピックのさなか、いつものように17ページの6行目をアタマから書き写すのみ。

 

 

 君たちに明日はない/垣根涼介

 男とはどこまでも悲しい存在だ。この手のマッチョイズム剥き出しの男なら、なおさらだろう。

 

 

 

 前進する日もしない日も/益田ミリ

 ところで、わたしは着付けができない。パーティ当日は友人に着付けをお願いした

 

 

 

 ともしびマーケット/朝倉かすみ

あたりばったりに角をまがり、時間をかけてマンションに帰ります。夫が帰宅するのは早

 

 

 

 ハヅキさんのこと/川上弘美

こころもち浅くて速めの寝息を、こちらもたてはじめている。ウエストミンスター型の時

 

 

 

 「老けない体」は股関節で決まる!/石部基実

 

 

 

さて、まずはこの股関節本。石部先生は札幌で開業している有名な先生です。

この本は発売とともに図書館で予約し、先日やっとまわってきたのですが…。

もしも先に書店で手にとり立ち読みしてたら買わないor借りなかっただろな。

内容が悪いとかではなく、すでに私は考え実践しちゃってた。

ある意味、確認みたいな本となりました。

股関節に関してはあまり最近ふれてませんが、すこぶる調子はいいです。

取扱いに慣れてきたというか、自分でずいぶん調整できるようになってきているし、加減がわかってきた。

それに、なんといっても筋肉ついてきたし。

だから、

 

これは本の中の一枚のイラストなのですが、私がやってるのはこれだよ、わかるよと、

じゅわっと、目がじゅわじゅわになりました(笑)。

私の臼蓋形成不全はまだまだ軽いほうで、なんとか筋肉強化と柔らかさと姿勢・歩き方・バランスの改善で、

ここまで動けるようになりました。つらかったなぁ。

でも私よりもっともっとつらく痛いおもいをしている方は世の中にたくさんたくさんいらっしゃる。

私の周りにも「治ってよかったね」と言ってくれる人がいるけれど、もちろん善意でね、

でも骨ですから…。今さら成長するわけでもないですし、骨折ともちがうわけですから。

なんと私の後ろに100人以上予約待ちとなってます。

さ、早くに返しにいかなくちゃ。

 

垣根さんは読メで評判がよかったので借りたみたけど、

このデザインは好きじゃないなぁ。

リストラ請負人の話なんですけど、面白い面もあれば、そうでもないところもありで。

ただ可笑しかったのが、

『大名古屋ビルヂング』と、その屋上看板にはあった。しかし、何が”大”なのか分からない。しかも”ビルディング”ではなく”ビルヂング”……

どこかで同じようにビルヂングに反応したおばさんがいたよなと(笑)。

 

朝倉さん、今朝の新聞に記事が載っていてびっくり。

といいいますのも、このともしびマーケットの舞台はここなんです!あ、私の単なる推測ですけど。

全然別の意味でこの本に興奮してしまいまして、

ともしびマーケットって、正式名称はともしびスーパーマーケット鳥居前店で、

ネスカフェ大瓶を抱えて歩く老女は、ネスカフェを動物園に送り、飼育係の人たちに飲んでもらうんだといい、

それを鳥居前店のそばの郵便局でゆうパックで送るし、

鳥居前店に入っているテナントもそっくりで、ただしドーナツ屋がハンバーガーショップになってるけど、

もうなにもかもおそらくあそこのスーパーに間違いなく、

「電信柱と間違えて触れた」のは「公園と森と神社と動物園に続く坂道にある鳥居」だし、

そこの公園で花見には早すぎるジンギスカンするし、

もう私、探偵というか偵察というか、現地調査に行こうとおもいましたから。

連日の猛暑でまだ決行していませんが、グーグルマップで児童公園探しているし。

絶対ブランコと、砂場と、キリンと馬とカバの腰掛があるきりの小さな公園があるはず。

そう、てっきり朝倉さんはこの界隈に住んでるんだと思ったのですが、

今朝の新聞には東京在住となっている…。

ともしびマーケットって、その文字だけだったらなんでこんな名前を付けたんだと思うけれど、

東○ストアがモデルだと考えればその文字からともしびは引き出せるかも。

そう読み進めると、花屋のヤンさんとか、先生とか三人組とかも、勝手に実在の人物が浮かんできて(笑)。

編によっては読みにくい文体があってイラついたりしますけど、

まさかのロケ地というか設定場所で、話の本筋から外れて楽しんでしまいました(笑)。

ただ、表紙の絵の橋が菊水っぽくみえてしまうのは私だけ?

 

そういえば同じく新聞に川上さんもでていたし。

 

益田さんは初めてなのですが、この表紙に、

ワールドカップ テレビを見つつ思うのは 4年単位の自分の歳  と書いてあって、

奇しくも4年に一度のオリンピック。

前回は北京だったのは覚えているけど、その前は?あれ?どこだったっけ。おそろしや。

さぁ、サッカー観ましょ。