やった、見つけた、出合った、探していた木を発見。
つくづく、運がいいなぁ、私は(笑)。
前に、木を探しに出かけて、目的の木じゃなくて、琴似神社の屯田兵屋を見つけたり、
ベニバナトチノキの並木道を見つけたり、きのこ先輩との出合いと別れがあったり、
全然目的とは違うけど、それはそれでなかなかいろいろ絶妙なことがありました。
今回は、偶然の寄り道で探していた木を発見。
私が探していたのはイチョウの木なんです。珍しくもなんともないでしょ。
イチョウの木なんですけど、ちと変わってる。
乳が、垂乳おっぱいありのイチョウの木を探していたのです。
本当にあるの?あるならおっぱいありのイチョウの木を見てみたいと、単純に思ったわけです。
原動力は単純よ(笑)。
我が家の周りにも、街路樹にも公園にも、イチョウの木はいっぱいあるのですが、
見上げれど見上げれど、乳はなし。
急に用事が入り、札駅付近まで出かけることになりまして。
時間が余ったら、帰りに北大植物園にでも寄ろうかななんて出かけたら、ばっちり時間が余ってくれた(笑)。
行き先の途中に道庁赤れんが庁舎。
寄る予定は全然なかったのに、寄ってしまったわけです。
で、ぐるぐるぷらぷら歩いていると、前方に見事なイチョウの巨木が現れまして。
すっかりこの樹皮のド迫力と木の存在感に圧倒されて、
ただただ見上げ眺めていたのですが。
あれ?
枝にヒジ?
いや、違う、
枝に乳だ。
え?いや、これが乳でいいのかい?
イチョウの巨木(若木にもあるらしいという話も)に、気根といって、このようなものができることがあるそうです。(イチョウは下のほうに載ってます)
気根、乳、乳根、垂乳根、乳柱、いろいろ呼び名がでてきます。
ここから俄然張り切りだしまして。
もっとあるに違いない。
しっかし、すごい樹皮。樹齢どれぐらいなんでしょね。
この木の他にも近くに数本イチョウの木が立っていて、
あ、ある。わかります?中央に、これは乳というより、いや、乳。
単独はちょっとおかしいかも…。
で、こんな地割れのがばがばな樹皮から、ちゃんと新しい葉っぱが生えてきてまして。
なんだかとてもいとおしく感じます。えらいよなぁ。
数か所乳存在。
この像も豊かな乳。この近辺のイチョウの木です。
単独もおかしいが、これもおかしい。ほんと、寄せたタレ乳だ(笑)。
乳の木コレクションしてみました(笑)。
調べてみたら、ここには約1000本もの木があるそうです。
円山とか神宮さんとか、ありそうななさそうな。
以上、道庁赤れんが庁舎前庭のイチョウの乳でした。