昨日の話なのですが。
ヤエザクラが綺麗で、右股橋で折り返してから、西野緑道に寄り道したんです。
ね、満開。
で。エゾリスがいるんですわ。こんなところにエゾリスか?
わかります?見つけました?親切じゃなかった?
写真中央の側溝のそばにエゾリスがぽつんと。
緑道の西日の中でエゾリスとともに見送るサクラ、サクラ、サクラ (みどちゃんぽ)
何枚も写したんだけど、どれも使えそうにない…。
どうにか、その存在が確認できるでしょか。○で囲ったほうがよかったか。
しばらくの間、見てたんです。
で、そんな私をどこかのおじさまがじっと見てる。
エゾリスがいることを教えてあげると、(まったく気が付いてない様子でした)
突然おじさまから『トチノキの花はもう終わってしまったんでしょうか』と切り出された。
それってあまりにも突然。
エゾリスとヤエザクラを前にしてトチノキとはこれいかに。
で、ここでピンときた私ってすっごいんですけど(笑)、
もう今から4年くらい前になるでしょか、
私に一番最初に花や木の名前を教えてくださったSさん、
彼女がちょうどこの緑道のトチノキを私に教えてくれたことを思い出しまして。
『あそこのトチノキのことですか?』
『そうそう、そうです、あそこにあるトチノキの花を見に来たのです』とおじさま。
二人で移動。
これがそのトチノキなのですが、おじさまは白いお花を見たかったようなのですが、
あるのは、
この赤い布のようなのがついてるだけで。
実際私、この木もそうですし、他のトチノキの花をこれだと意識して見た記憶がなくて、
『もう終わってしまったのでしょうか』と訊かれても、
『どうなんでしょう、わかりません、すみません』と答えることしかできず。
どうしておじさまは、場違いなジョギング姿の私に声をかけたのか、
そしてそれがあのトチノキなのか、
あとから考えてしまい、ちょっと愉快な気分になりました。私、暢気そうに見えてたんでしょね。
人の縁があり?あのトチノキは。
地面には去年の実がごろごろ落ちてました。
時々寄ってみましょか。
以上、西野緑道寄り道でした。