毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 18

2012-05-19 23:47:47 | 

 

9のつく日はブックの日(爆)。

前回は5月9日、連休明けプラス怒涛の図書館予約本6冊&2冊が届き、

それは今回も引きずっていて、なかなかハードな活字漬けの日々でした。

走る、筋トレ、ストレッチ、読む、居眠り。そしてなめこ栽培。

 

17ページ6行目を頭から書き写すのみ。

本家は5行目で、私はパクリです(笑)。読書記録ということで。

読了本、途中下車本、過去本、さまざまです。

 

 

 

 ピエタ/大島真寿美

揉め事も抱えていたようだが、だからこそ、遠くで、好きなだけ音楽に没頭したかったのではな

 

 

 てふてふ荘へようこそ/乾ルカ

れから陽光を受けて晴れやかに輝く海が見下ろせる。カーテンもすでに備え付けてあった。

 

 

 ざらざら/川上弘美

 

 

 

 虚言少年/京極夏彦

 と――いっても、今昔物語集ではない。

 

 

 

 すぐそこにあるたからもの/よしもとばなな

一本あればたいていの人に勝てるよ」

 

 

 邂逅の森/熊谷達也

 夏場を中心に小作農、あるいは杣夫として働く男たちは、初雪が舞うころになると、冬場の猟 

 

 

 木/幸田文

 

 

 

 Tarzan No.596 その痛みから、カラダを救え!肩こり・腰痛徹底ガイダンス

 

 

 ダ・ヴィンチ 2012年05月号 京都で本を。

 

 

 ダ・ヴィンチ 2012年04月号 これが絶対おもしろい本!ミステリー入門ガイド270

 

 

図書館から取り寄せ、それも新刊予約で取り寄せてもらった場合、

カウンターで受け取って、初めて本を開くという場合が多々あります。

で、申し訳ないのですが(著者にも図書館にも)、あ、残念、これ違うってことがあります。

逆に、お、やった、これいい、いいわという本も。

今回は両極端な本が集まりまして、勘がいいのか悪いのか。

 

 

ピエタは読み終わってすぐに、もう一度頭から読み返したいなと。

牛の反芻じゃないですけど、振出しに戻って読み返せばもっと深くが見え、味わえるかなと。

でもこれ人気本ですから、すぐ次の方へと、返却しました。

機会があれば再読したいなと。

    空は遥か。
    光は遥か。
    むすめたち、よりよく生きよ。
    むすめたち、よりよく生きよ。
    よりよく生きよ。
    よりよく生きよ。

 

てふてふ荘、初めて乾さんの本を読んでみたのですが、

読み進めるうちに、あれ?舞台は、ひょっとして札幌??

ハッタリベツの滝とかS市ハチケン町の廃屋 とか。

ついつい場所探しして読んでしまいました。最後があれでしたけど…。

あ、乾さんって札幌生まれなんだ。納得。在住?そこまでは調べてない(笑)。

そう、余談ですが、今日読み始めた本、凍原/桜木紫乃、釧路なのよ、まだ60ページも読んでないけど、

60ページ現在舞台が釧路で、私が以前住んでいた場所のすぐ近くで、

本に記載されている地図にもその地名が載っていて、もうやけに親近感というか、

釧路といえば「挽歌」も以前読みましたが、挽歌よりもお隣さん感が強く、

読み手と作品の舞台の関係ってのも重要なんだなと。

 

邂逅の森は骨太で読み応えありました。これは時間がかかった。

そう、今回は時間がかかる本も多かった。

たいてい1冊は1泊2日で読み上げるスピードです。

読みやすいものなら、その日だけで読了しちゃうし。

邂逅の森は、マタギから鉱山、そしてマタギと、専門用語や地名、それに東北弁で、

いやぁ、読むのも大変でしたが、それだけの値があったかなと。

…ちなみにまた余談ですが、この作品の中に出てくる秋田県の鷹ノ巣って、私の亡母の出身地で、

連れて行ってもらったこともあり、これまた意外な感慨深い本でした。

 

幸田さん、川上さんは、17ページ6行目はちょうど空行。

幸田さんのこの本、16ページでちょうど「えぞ松の更新」が終わったところで、

その「えぞ松の更新」がなんだか読んでいて響くものがあり「倒木更新」というものを検索してみましたら、

ありました、目で見るといっそうわかりやすい。

エゾマツ 倒木更新の様子 下のほうにでてきますので、興味のあるかたは、どうぞ。

いい本でした。

 

さぁ、今度こそ、図書館の本を少しセーブして、賽の河原本をなんとかしなくては。

あぁ、本棚が欲しい。本棚を購入すべきか、本を処分するべきか。

以上、17ページ6行目でした。