ププッピドゥじゃなくて、
昔、本当に10年一昔以上前となってしまうのですが、
分っ厚い本が好きで、読むのは何故か分っ厚いやつ、
分っ厚いのを見るとメラメラしてしまう傾向があったんです。
が。
頭の手術をしてから、てんで読めなくなっちゃいまして。
目の機能的な問題もありますけど、
なんといっても根気というか集中力というか継続心というか、
まず本離れが起こり、その後はせいぜい短編か手ごろなエッセイ、あるいは新書が限界だったのですが。
最近なんだか読めるようになっている自分に気がつきまして。
最後まで読みきれる自分が嬉しくてね、借りてきちゃうんですわ。
第2次スティーブン・キング期突入かなんて書きましたが、
これは「トム・ゴードンに恋した少女」の次に借りてきた「アトランティスのこころ 上下巻」
上巻面白くてね、私の好きなぼくちん期の話でね、
でも進まないのよ。読んでも読んでも進まない。
何故って、
2段に渡ってび~~っちり。
私みたいに無意味無必要な改行なんてありませんし、描写は密ですし、
いやぁこの2冊借りたせいで同時に借りた5冊は読まずに返してしまいましたわ。
そう、これ超長編だと思って借りたんですけど、
下巻に移るともう話がぶっとんじゃってね、結局最後でいろいろなプロットが結びつくんですけど、
そこにたどり着くまでに何度読むのをやめようかと。
ギブアップ寸前本でしたわ。
貸し出し期間の2週間で読みきれなくて、リクエストが入ってないのを確認してもう1度借りてしまった…
手強いぞ、キングは手強い。
で、このキングもう1度とともに借りてきたのが、
げ、また厚い。さらに分厚い。
宮部さんは好きなんですけど、もっぱら時代物ばかり。
お江戸本しか読んだこと無くてね、現代物は初めてです。
あ、エッセイ一冊読んでるか。まぁ小説の話ね。
で、何故に突然現代物の宮部さんを手に取ったかといいますと、
宮部さんもキングファンとどこかで読んだから。
あ、なんかわかるかもしれないなと。
これ、図書館にしては珍しく上下巻で揃って在庫してまして。
全然予備知識なかったのですが、
アタマの中で「霧のブリーカー街(ブリーカー・ストリート)」が鳴り始めまして、←似てるでしょ?
さらに「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」はブレードランナーだったよな、
ランナー?羊?こりゃ読んでみようと、まぁ勝手に連想ゲーム的発想で抱えてしまったのですが。
誰かお風呂の中で読んだ??
年季に年季が入って、いったい私で何万人目?かと思うほどの読み込まれた本でして。
で、分っ厚い。
比較対象はいつものアレなんです。横の単行本はキングのアトランティスのこころ。薄くみえるっ(笑)。
なんだかザルソバ・せいろ何枚?みたいな分っ厚い抱えてるんですけど。
で、今、このブレイブ・ストーリーの上巻を読んでますが、面白いですわ。
予備知識ゼロで借りたのに、おあつらえむきのぼくちん期話、
おまけにゲームが出てくるからウケてしまいまして。
でも、まだ上巻の中ほどですけど、痛くて切ないですわ。こういう展開がくるとは。
そうそう、昆虫図鑑もと思っていたのに挫折したのがこの時の借り出しです。
山菜・木の実の図鑑を借りてきた(笑)。最後に食が勝ったのかってね。
そう、この図鑑ちら見したんですけど、結構食べられるのね、植物って。
あ、取って食べたりはしませんけれど、新鮮な驚きですわ。
虫。う~~ん。唸ってまた一年過ぎちゃったりして。
血液の在庫状況です。震災から3週間、血液の有効期限が21日間なのよね。
これをこえると廃棄される可能性があるというか、廃棄でしょね。
これからです、継続は血からなり。不足になりませんように。