最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

立ち枯れしたオオウバユリ

2019年03月24日 19時25分18秒 | 山歩き・散歩・温泉
郊外の林の中で見つけたオオウバユリ。
高さは1.5から2.0mくらいで、夏に10から20個程度の黄緑色あるいは緑白色の花をつける。
立ち枯れしたオオウバユリの実には多くの種が入っていた。

鱗茎(りんけい、地下茎の一種)はデンプンを含み、食用にできる。
北海道ではアイヌにより「トゥレプ」の名で食用にされ、アイヌ民族が用いる植物質の食品の中では穀物以上に重要な位置を占めていたそうだ。




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市立函館病院の本年度12月末の収益は前年同期比約7億円増

2019年03月24日 16時34分55秒 | 函館・道南情報
北海道新聞3月23日付の記事は下記の通り。



 市立函館病院で、収支改善に向けた取り組みが成果を上げている。薬や消耗品といった備品費の単価を抑制したり、地元のクリニックとの関係を強化し患者増につなげたことで、本年度12月末の収益は前年同期比約7億円増となった。
12月末の収益は2億5983億円。前年同期のマイナスからプラスに転じた。
本年度の赤字見込みは1億7千万円で、当初予算見込みの7億3千万円から圧縮されるが、恵山、南茅部の2病院を加えた全体の累積資金不足額は33億9千万円となる見通しだ。(記事より一部抜粋)

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地獄と極楽の移動時間を計算

2019年03月24日 16時31分29秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
3月11日掲載のタイトルは「地獄と極楽の移動時間を計算」の教え。



 極楽の蓮池の下は地獄の底で、三途の川や針の山の景色がはっきりと見える。御釈迦様が蓮池のふちをぶらぶら歩いていると、蓮の葉の間から、人を殺したり家に火をつけたりした男の姿が目にとまった。御釈迦様はその悪人が林の中でクモを踏み殺さなかったことを思い出し、極楽の蜘蛛の糸を地獄の底へおろした。
 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を題材に、地獄と極楽を移動する時間とクモの糸の強度を計算した岡山県の小学5年生の女の子の研究が、「算数・数学の自由研究作品コンクール」で審査委員特別賞を受賞した。同コンクールは日常生活や社会で感じた疑問を、算数や数学的な見方・考え方を活用して創意ある研究内容を競うもの。
 研究リポートでは、地獄と極楽の距離を1万里(約4万㌔)と仮定し、近所の公園の登り棒で人が登る速さを測り、そこから12.7年かかることを計算。クモの糸の強度は千人がぶら下がったと仮定し、ピアノ線の3千倍以上の強度があることを導き出した。
 問題意識や状況設定のオリジナリティが評価されたが、女の子は悪人がクモ1匹を助けただけで極楽に行くのは都合がよすぎる話で、それを確かめるために計算。不眠不休で12年以上も登り続けるのは御釈迦様もよく考えたと解釈した。「地獄からの復活劇~御釈迦様からの試練」とした研究テーマのタイトルも秀逸だ。(メディカルはこだて発行人・編集人)



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