最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

川原尚行さんが函館で講演

2012年03月15日 11時38分31秒 | 函館・道南情報
スーダンで医療活動を行っている川原尚行さんの講演会が4月24日午後6時30分から函館市民会館(小ホール)で開催される。

北九州市生まれの川原さんは1992年九州大学医学部を卒業後、九州大学第2外科に入局し臨床医として経験を積み、外務省在タンザニア日本大使館に医務官兼二等書記官として勤務する。その後ロンドン大学にて熱帯医学を学び、在スーダン日本大使館に医務官兼一等書記官となり、大使館内の恵まれた環境とスーダンの厳しい国情、なかでも20%強の子供が5歳まで生きられない医療事情のギャップに衝撃を覚え、その現状を変えるべく2005年1月に医務官を辞職、同年4月ひとりスーダンで医療活動を開始した。翌2006年5月にはスーダンの医療活動を支援するNPO法人ロシナンテス、国際NGOロシナンテス・スーダンを設立し、2つが協力しスーダンなどアフリカ諸国に幅広く寄付金および協賛金を募る事業や医療、教育、農業などの活動を通じて国の基盤づくりの援助と日本とアフリカ諸国の国際交流を目指している。

今回は川原さんと親交のある医師らが「川原尚行の函館講演を実現する会」を立ち上げて企画したもの。
実現する会では「彼の奮闘ぶりはテレビ番組「情熱大陸」や「行列の出来る法律相談所」で取り上げられ、帰国時の各地での講演会や報告会は熱気を帯びています。彼がスーダンと被災地で強く感じるのは「新しい価値観」が必要なことで、日本にあってスーダンにないもの、スーダンにあって日本にないもの、そこに感動があり活動の原点があります。助けているつもりのスーダンの子供たちの笑顔から勇気をもらい,大人を動かし、地域を動かし、国までも動かしてきたその軌跡は年齢や立場を越えて心を揺さぶるはずです。多数の函館市民の皆様、特に若い人達にお集まりいただきたい」と話している。

テーマ:「明日の子供たちの笑顔のために~スーダン・東日本大震災での活動~」
と き:4月24日18時30分開演(18時開場)
ところ:函館市民会館小ホール
会 費:大人1000円(学生以下無料。葉書・メールでの登録か入場券・整理券をお求めください)
※収益はすべてNPO法人ロシナンテスに寄付します。

入場券・整理券や参加登録等の問い合わせは川原尚行の函館講演を実現する会へ。
ホームページ:http://www.kawahara-in-hakodate.info
メールアドレス:mail@kawahara-in-hakodate.info
葉書送り先:〒040-0054函館市元町21-10 1Fサクセンカイギ社内 倉内宣明(市立函館病院外科)

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