まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜(2016/3/29)八坂神社・円山公園・祇園枝垂れ桜

2016年03月30日 | 京都市東山区

昨日、京都市美術館【前ぶろぐ】に出かけたついで円山公園の祇園枝垂れ桜を見てきました。公園のシンボル的な存在で、正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとしろえひがんざくら)といいます。現在の木は、2代目です。初代の桜は、樹齢200年余りで、根回り4メートル、高さ12メートルで、昭和13年に天然記念物に指定されましたが、昭和22年に枯死しました。現在ある2代目の桜は、昭和3年に初代の桜から種子を採取し、畑で育成したものを昭和24年に植栽したものです。まだ見頃ではありません。咲いた時の様子は【前ぶろぐ】にて。ライトアップ時は【前ぶろぐ】にて。

咲いているように見えるのは、周辺に植えられた小さな木です。孫とかひ孫の木かな?ちなみに京都市内あちこちに子孫の桜が植えられています。(京都府庁二条駅前原谷苑など。原木は平野神社にあります。)今週は暖かいので、開花が進むといいですが、花曇りの日が多いです。桜が開花するには、気温も大切ですが日照も必要なのだそうです。お花見のおススメは、今週末、しかし、日曜日は雨の予報・・・。

 

ソメイヨシノも、見頃っていうほど咲いていません。それでも、公園内には露店が出ていて、たくさんの人で賑わっています。

京都の桜の名所は、ほとんどが寺社境内の桜なので、飲食を伴うお花見ができません。その中で、円山公園は、ゴザを広げてお花見するというジャパニーズスタイル?のお花見ができる貴重な場所です。公園内には無料貸出のゴザが用意してあります。マナーを守ってお花見をしましょう。

こんな形になったのもここ数年です。以前は、シートを広げてお花見する人も少なかったです。・・・と、いうのも、地元の人は、お花見=茶店で席料を支払ってするスタイルが一般的です。例えば、まじパパの仕事関係の花見は、今でもそのスタイルです。ゴザを敷いてする花見は未経験だそうです。京都のボンは、場所取りなんかしないんだね。(^^;)

隣接する八坂神社は、観光客に人気のスポットです。現在南楼門が修復工事中です。美貌の神様「美しさん詣」前ぶろぐ】も女性に人気です。

参道もたくさんの人です。なんと、夏でもないのにお化け屋敷が出ていました。ろくろく首がお出迎え~。

あゆの塩焼きが外人さんに人気?って思ったら・・・写真を撮るのが人気のようです・・・。珍しいのでしょうね・・・。

円山公園 http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000083282.html

八坂神社 http://www.yasaka-jinja.or.jp/


京都の桜(2016/3/29)岡崎の桜&京都市美術館「ルノワール展」見てきました。

2016年03月29日 | 京都市左京区

今日は午後から6月5日(日)まで京都市美術館で開催中の「光紡ぐ肌のルノワール展」を見てきました。ルノワールは、フランス印象派を代表する画家のひとりで、人物画、特に女性や子供たちを好んで描いたことで知られています。ルノワールが描いた女性は、支援者や友人の夫人や子供、将来妻になる女性、息子の妻、使用人・・・様々な女性を描いています。タイトルが光紡ぐ肌・・・とあるように、どの女性も美しい透明感のある肌で描かれています。見ていてまぶしいぐらいです。

同じ京都市美術館でモネ展も開催中です。以前ご紹介しています。【前ぶろぐモネ展は、これでもかっ!っていうほど日本の橋とか、睡蓮とか同じモチーフが続きますが、ルノワール展は、人物画ですから、お子さんでも楽しめます。(裸婦像が10枚ほどありますが芸術的なので大丈夫。)ルノワール行きつけのキャバレー(フランスではレストランやナイトクラブの事)の庭での、昼食後のひと時を描いた日本初公開の作品「昼食後」も展示されています。まったりとした午後のひと時を覗き見た感じ?

京都市美術館 http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/index.html

ルノワール展:6月5日(日)まで  モネ展:5月8日(日)まで【前ぶろぐ

美術館周辺、琵琶湖疏水沿いの桜は、ぼちぼち咲き始めていますが、まだ見頃ではないです。今週は暖かいから、ここ数日で見頃になりそうです。。

木によっては、満開近いものもあります。神宮道の人だらけの橋の上で、結婚式の記念撮影が・・・びっくり。(^m^;)ある意味、思い出になりますね・・・。おめでとうございます。

京都市美術館と京都市動物園の間の道(岡崎道)のいち早く桜・・・山桜かな?すでに見頃は終了していました。

紅枝垂れ桜は、ちらほら咲き始めている木もありますが、まだまだ・・・。桜の木に小鳥発見!スズメでした・・・。

白川沿いの桜もぼちぼちです。3月25日(4日前)の様子はこちら【ツィート

平安神宮前の公園の桜もまだ・・・。そのまま西へ足を延ばして、細見美術館の前まで行くと、春画展が30分待ちでした。(午後2時頃)並ぶくらいなら、またの機会に・・・。(開催は4月10日まで)

少し東へもどって・・・ロームシアター京都へ。ロームシアター京都とは、京都会館が今年の一月にリニューアルオープンした舞台芸術公演などが行われるホールです。あくまでもリニューアルなので、建物の高さなどが変わらず違和感ない感じです。ホールのほかには、コンビニエンスストアやカフェ、本やさん、レストランなどもあります。以前の岡崎地域は、ゆっくりくつろげる場所がなかったので、ここのリニューアルはとってもうれしいです。

スターバックスコーヒーで一休みしてきました。1階席が混んでる場合は、3階のパークプラザで、本を読みながら(図書館みたいな感じ)、コーヒーなどを楽しむことができます。1階の本屋さん京都岡崎蔦屋書店はテーマごとに本が陳列されていて、いつもなら手に取ることもないかも?って思う本との出会いもあります。

ロームシアター京都 http://rohmtheatrekyoto.jp/


京都の桜(2016/3/27)東寺:庭園の不二桜&宝物館

2016年03月27日 | 京都市南区

今日は午後から東寺さんへ行ってきました。庭園のおおきなしだれ桜「不二桜」が見頃かなぁって思ったんですが・・・まだでした。2分咲きぐらいかなぁ~。この桜は、岩手県の盛岡の旧家で生まれ育ち、秋田、鈴鹿を経て、平成18年、京都へやってきました。弘法大師の不二の教えに因んで「不二桜」と名付けられ、新しい土地で確実に花を咲かせています。

枝によっては開花が進んでるところもありますが、気温が上がらないせいか、なかなか開花が進みません。でも、その分、長く楽しめるのでいいですね。現在、ライトアップが行われていますが、月末ぐらいからがお勧めです。不二桜の過去の様子は【2014/3/29夜桜ライトップの様子は【2015/3/30】【2013/3/28】にて。

蓮池周辺も、庭園内のソメイヨシノもまだ・・・。ちらほら開いてはいるのですが・・・さっぱり・・・。

御影堂のソメイヨシノも、少しだけ開花。やっぱり開花が進んでませんね。花の蜜を目当てにヒヨドリが来ていました。

目の横の茶色いのが目印ヒーヨヒーヨって鳴きます。砺波市の市の鳥指定とか・・・。

鐘楼のそばに桜が4種類かたまって植えてあります。2月中旬ぐらいから開花【前ぶろぐ】する河津桜にはさくらんぼがなっていました。ソメイヨシノは咲き始め・・・。

 

ハナカイドウはつぼみが膨らんでそろそろ咲きそうです。八重桜はつぼみが膨らんでいます。

 

三面大黒天そばの早咲きの八重桜は満開でした。(^^)

現在、宝物館で「東寺の天部像」展が行われています。(入館料:500円)仏さまは、如来、菩薩、明王、天部の4つに分けて分類することができ、天部の多くは古代インドの神々で、天上界にすむため天部と呼ばれています。また世界記憶遺産に登録されている「東寺百合文書」にまつわる松平定信の書状(初公開)もあります。松平定信は江戸時代中期に越中守だったこともある大名で、8代将軍吉宗の孫にあたります。

食堂(じきどう)では、藍友禅の作品が展示されています。(見学無料)京友禅の繊細さと藍染の清楚さが調和する素敵な世界です。陸前高田の奇跡の一本松を染めた作品も展示されています。

東寺 http://www.toji.or.jp/

参拝:無料 庭園拝観は公開内容によって料金が変わります。 ライトアップ拝観は3月18日~4月17日(6:30~10:00) 大人:500円 小人:300円です。駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。ライトアップは駐車場利用できます。

東寺はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にて。


「第64回京都大アンティークフェアー」&城南宮の桜は?

2016年03月26日 | 京都市伏見区

昨日から伏見区のパルスプラザで「第64回京都大アンティークフェア」が開催されています。すぐそばに、阪神高速道路の城南宮南入口があります。京都南インターから下車3分ほどです。竹田駅(地下鉄・近鉄)から、開催期間中シャトルバスも出ています。(徒歩だと15分)

京都大アンティークフェアの出店数は約330店、西日本最大の骨董市です。西洋アンティーク、骨董、古民具、和服・・・いろんなお店があります。週末の京都は花冷え・・・完全に室内開催ですから寒くても楽しめます。

会場にはたくさんの品が並べられ、買わなくても?見るだけでも楽しめます。ほとんどの品がお値段が表示してあります。びっくりするようなお値段のものの・・・交渉次第で値下げしてくれます。高価な品も多いので、小さな子連れはご注意ください。

昔の絵草子みたいなものもたくさんあります。以前、うかつにめくって、春画みたいなものが出てきて、びっくりしたことありました。(^m^;)そういえば、京都の岡崎にある細見美術館で春画展が開催中で、女性にも大人気だとか?開催は4月10日までです。機会があればご紹介します。

見てるだけ~のつもりが、結局買ってしまいました。水牛製のフクロウの置物(500円、お店のおじさんと?ふくろうと?目が合ってしまった・・・)。そして、少しだけある福祉のお店でフェルト製の針山(700円)です。可愛くて、ひとめぼれ(^m^)

京都大アンティークフェア―(吾目堂) http://www.gomoku-do.com/

平成28年3月25日(金)~27日(日) 10:00~17:00(最終日は16:00まで) ピーク時は、駐車場待ちにかなり時間がかかります。公共交通機関利用をおすすめします。

パルスプラザ http://www.pulseplaza.jp/index.html

京都大アンティークフェアーはよく行きます。ぶろぐ内検索してみてください。

【おまけ:1】帰り道、会場のパルスプラザから徒歩5~6分、京都レマンのスィーツ工場前にある「デザートアウトレット」でシュークリームを買ってきました。これだけ(写真)買って330円、とってもお得です。(^^)Vほかに、ケーキや和菓子、アイスクリームもあります。(駐車場完備)

株式会社 京都レマン http://www.laimant.co.jp/index.html

【おまけ:2】会場のパルスプラザから車で3分、徒歩だと15分ぐらいにある城南宮を覗いてきました。先月ご紹介したしだれ梅前ぶろぐ】はすっかり終了しています。城南宮は梅の後は、桜が楽しめるのですけど・・・今日はほとんど咲いていませんでした。神苑の桃山の庭には枝垂れ桜、八重紅枝垂れ桜などがあります。前ぶろぐ

その代わり、パルスプラザのある油小路通や新城南宮道の街路樹の桜が見頃になっています。この辺りは平安時代後期に院政が行われた鳥羽離宮があった場所です。貴族たちが舟遊びをした大きな池の畔に桜並木があり陽光に桜の花が映える中、雅な花見の宴が開催されたであろう昔を想い、街路樹として早咲きの「陽光桜(ヨウコウザクラ)」が植えられています。華やかなピンク色の桜で、年々大きくなっています。

城南宮 http://www.jonangu.com/index.html 

参拝、駐車場は無料 神苑拝観:大人600円 小中400円 お茶席(神苑内):300円志納

城南宮はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にて。


京都の桜(2016/3/25)醍醐寺:下醍醐「伽藍」弁天堂の桜

2016年03月26日 | 京都市伏見区

昨日、京都でもいち早く桜の開花の便りが届く、伏見の醍醐寺へ出かけました。醍醐寺の桜は、春の彼岸に憲深林苑で咲き始める、河津桜をかわきりに、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで約3週間様々な桜が咲き誇ります。

前日ぶろぐで「醍醐寺=秀吉ゆかりのしだれ桜」といわれるシンボルツリーの霊宝館の大きなしだれ桜ををご紹介しました。続いて、下醍醐の様子をご紹介します。ここは、国宝の金堂を含め五重塔、弁天堂などがあります。西大門をくぐった先にあります。平安後期の大きな仁王像が祀られていることから通称「仁王門」と呼ばれています。

国宝、金堂周辺のしだれ桜は5分咲きぐらいで、とてもきれいでした。周辺には国内外から奉納された紅しだれ桜(遅咲き)等がたくさん植えられていますが、まだつぼみです。

同じく国宝、五重塔周辺のしだれは3分咲きぐらいでした。そこから、弁天堂へ・・・。さくらはあちこち咲き始めでした。

弁天堂周辺の大きな桜は見頃でした。周辺にはいくつか桜がありますが、まだつぼみでした。

昨日は、寒い一日でした。時折、雲間から太陽の光がさすものの、ずっと曇りでした。池の鴨も寒いのかずっと丸まってました。カメさんは日光浴?

醍醐寺が花見客で賑わうのはこれからです。昨日は、まだ飲食露店などは少なめでした。「雨月茶屋」の売店横にある「雨月茶廊」さんでランチを頂きました。なお、隣接する「雨月恩賜館」は京都御所より下賜された建物です。そこでの食事は、原則事前予約が必要です。(ハイシーズンの時は予約なしで入れることも・・・)

「桜弁当:2,592円」です。旬の筍や、さくら風味の精進料理がお弁当に詰まっています。少し値が張りますが、おいしかったです。ごちそうさまでした!

雨月茶屋 http://www.daigo-ugetsu.jp/index.html

醍醐寺 http://www.daigoji.or.jp/ 拝観所要時間:90分~(3ヶ所拝観の場合)

拝観料は各所大人600円、中高300円です。2ヶ所拝観1,000円(500円) 3ヶ所拝観1,500円(750円)の共通券もあります。小学生以下は無料です。

醍醐寺には駐車場があります。ただし、ピーク時は、ほとんど停めることができません。また、探せば私営の駐車場(1,000円~2,000円ぐらい)が少しあります。ただしこちらもピーク時は満車です。公共交通機関がおススメです。地下鉄醍醐駅から徒歩10分弱です。

醍醐寺は以前もご紹介しています。【16/3/25)】【15/11/16】【13/3/22】【12/4/8】【11/4/09】【11/4/5】にて。下醍醐上醍醐もご案内しています。【08/04/02】【07/04/03】【10/04/06】【10/04/06】【11/4/09】歴史&紅葉は【06/11/26


京都の桜(2016/3/25)醍醐寺「霊宝館」「三宝院」しだれ桜

2016年03月25日 | 京都市伏見区

今日の午前中「醍醐寺」へ出かけました。醍醐寺の桜は、春の彼岸に憲深林苑で咲き始める、河津桜をかわきりに、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで約3週間様々な桜が咲き誇ります。

醍醐寺には見所が4ヶ所あります。(1)庭園が見事な三宝院(2)寺宝と桜が見事な霊宝館(3)下醍醐:国宝の金堂を含め五重塔、弁天堂など(伽藍)(4)上醍醐:創建の起源となった醍醐水、開山堂などです。(上醍醐は軽く登山気分・・・)

総門の前には紅枝垂れ桜(遅咲き)がありますがまだまだつぼみの状態です。門をくぐったところにあるソメイヨシノは咲き始めでした。見頃になる頃には空全体に広がるように見えます。

まずは霊宝館からです。醍醐寺にはたくさんの寺宝・伝承文化財があります。国宝69,419点、重要文化財6,522点、その他未指定を含めると仏像、絵画をはじめとする寺宝・伝承文化財は約15万点に及んでいます。その貴重な宝物の一部が春夏秋冬で展示替えが行われ霊宝館で公開されています。霊宝館の中のしだれ桜は、あちこち咲き始めていました。

早咲きの大きな桜は、三分咲きぐらいでした。

霊宝館の中にあるしだれ桜で、一番大きくて一番早く咲く桜は、あの豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の際に眺めた桜の三代目の桜です。樹幅は25メートル、樹齢は300年を超えているそうです。五分咲きぐらいでした。来週前半には満開になると思います。2枚目の写真は、この桜を霊宝館内の休憩所から窓越しで撮った写真です。

続いて、三宝院です。大玄関の前に大きなしだれ桜「太閤しだれ桜」があります。近代に活躍した日本画家、奥村土牛画伯の代表作「醍醐」のモデルになった桜です。こちらは2分咲きぐらいでした。

三宝院は歴代座主が居住する坊で、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して、自ら基本設計した庭園を見ることができます。

この庭は、以前は撮影禁止だったのですけど・・・撮影OKになってました。庭園に桜はありません。

三宝院の奥にある「憲深林苑」の桜が見頃でした。河津桜はすでに葉桜でした。ここでは、お抹茶を頂くことができます。(一席500円)味より眺めがごちそう・・・(^m^;)

この後は、下醍醐(伽藍)の様子をご紹介します。次のぶろぐにて。とりあえず、写真2枚だけアップします。早咲きのしだれ桜は2~5部咲きぐらいでした。

醍醐寺 http://www.daigoji.or.jp/ 拝観所要時間:90分~(3ヶ所拝観の場合)

拝観料は各所大人600円、中高300円です。2ヶ所拝観1,000円(500円) 3ヶ所拝観1,500円(750円)の共通券もあります。小学生以下は無料です。

醍醐寺には駐車場があります。ただし、ピーク時は、ほとんど停めることができません。また、探せば私営の駐車場(1,000円~2,000円ぐらい)が少しあります。ただしこちらもピーク時は満車です。公共交通機関がおススメです。地下鉄醍醐駅から徒歩10分弱です。

醍醐寺は以前もご紹介しています。【15/11/16】【13/3/22】【12/4/8】【11/4/09】【11/4/5】にて。下醍醐上醍醐もご案内しています。【08/04/02】【07/04/03】【10/04/06】【10/04/06】【11/4/09】歴史&紅葉は【06/11/26

 

 


京都・東山休日プチ修行(7)お寺でおけいこ:月輪未生流「生け花」体験

2016年03月24日 | 京都市東山区

先日京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日プチ修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・修行(4)智積院での「早朝特別拝観」修行(5)御寺泉涌寺での「プレ涅槃会」特別拝観、修行(6)法音院での「写仏」体験です。

そして、いよいよ修行の総仕上げ・・・華道月輪未生流の「生け花」修行です。

月輪未生流(つきのわみしょうりゅう)は、泉涌寺で創流された流派で、泉涌寺歴代長老が家元を継承しています。本来、神仏を迎える拠所として床の間に松をいけたり、神仏に供するため色花を飾ったことが「いけばな」の発祥であるといわれますが、月輪未生流は歴代皇族への献華がそのルーツだそうです。毎年春秋に催される京都御所の一般公開でも京都を代表する流派として生け花が展示されています。【2015春の公開:前ぶろぐ】今年は4月6(水)~10日(日)までです。

いくつかの花のセッ トから、選んで生けてくださいって事でしたが、花を選ぶことすら難しく・・・結局参加者みんなでジャンケンで決めました。私が生けたのは、ほんのりピンクのバラゼンマイ(観賞用)などのセットです。普通だったら絶対にバラとゼンマイは一緒に飾らないような気がしますが、生け花となると、くるくるのゼンマイがいい味、出すんですよね~。(技量があれば・・・)

実は、私の母は「花嫁修業でちょっと華道をかじった事があります」っていう世代です。家で母が生けるのをよく見ていたものの、私はまったくの不作法です。もし、花嫁修業で生け花習ってたら、かなり晩婚だったんで、師範になれたぐらい長い修行ができたかも?わはは。今回習った月輪未生流の先生はすごく楽しくて素敵な方だったので、今からでも頑張って習ってみようか?

完成した生け花を、泉涌寺さんの客間の床脇(とこわき)に飾ると、それなりにサマになっています。(^m^)ちなみに、2枚目の写真・・・床の間に飾ってあるのは、私と同じ花のセットで行けたyucooさんの生け花です。同じ花なのに・・・こんなに違う(@@;)やっぱ、師範の夢は無理ですね、私・・・。

修行の最後に、このプチ修行のまとめのお話をしてくださった泉涌寺のお坊様から教えていただいた「虚往実帰」という言葉が心に残りました。「虚往」は何もわからず空っぽの頭で行くこと。「実帰」は充実して帰る、また、十分に満足して帰ることです。まさにこのプチ修行にふさわしいお言葉でした。いろんな修行をして、普段見れないもの見たり、貴重なお話を伺ったり、笑ったり、あせったり、がんばったり・・・とっても充実した2日間でした。

さらに、ツアータイトルの「ご縁結びさんぽ・・・」の通り、このプチ修行を通じて、たくさんの方々に出会ったこともうれしかったです。みなさんありがとうございました。このご縁が続きますように・・・。ろくろ体験で出来上がった陶器で、お茶会もいいかもしれないですね~。(^^)

以上1泊2日の「京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日プチ修行」のご報告でした。京都には楽しい体験ツアーがいっぱいあります。本格的に習うのは大変だけど、体験ツアーなら気軽に参加できます。旅行客はもちろん地元の人も十分楽しめます。


華道 月輪未生流 http://www.kadou-tukinowa.com/

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/


京都、桜開花宣言が出ました!(2016/3/23)

2016年03月23日 | いろいろ

本日(3月23日)の午後京都に2016年桜の開花宣言が出ました。3月の始めの予想【前ぶろぐ】では、3月21日でしたが、3月半ばになって寒い日が続き、結局23日の予報に落ち着きました。今日は予報通りの開花宣言です。平年より5日早く、昨年より4日早い開花です。この頃の京都は、青空が広がる良い天気ですが、朝晩は寒く、日中との気温差がかなりあります。これは桜が長持ちしていい感じ!

京都の標準木は二条城にあります。開花宣言は5~6輪以上花が咲いた状態、満開はつぼみの80パーセント以上が開いた状態です。昨年以前の開花宣言を前ぶろぐで追ってみますと・・・2015/3/27 2014/3/27 2013/3/22 2012/4/3 2011/3/28 2010/3/19 2009/3/19 2008/3/24  2007/3/25    です。

京都は開花宣言前にあちこちの桜が開花しています。ソメイヨシノより早く咲くのは一重の枝垂れ桜です。(京都御苑の糸桜醍醐寺の枝垂れ桜東寺の不二桜高台寺その他)その後、ソメイヨシノ哲学の道など)が咲き、やがて八重紅枝垂れ桜平安神宮原谷苑など)、八重桜仁和寺平野神社梅小路公園など)・・・と、京都では1ヶ月ぐらい桜が楽しめます。

京都市観光協会 桜だより2016

https://www.kyokanko.or.jp/sakura2016.html

【おまけ】桜開花宣言の日に頂こうと、以前から準備していたお菓子です。豆政さんの「千代箱 春:756円」です。桜や蝶、わらびなどを象った季節限定の和三盆糖です。

午後に開花宣言が出たので、本日のおやつとして、お抹茶とともに頂きました。春ですね~。

京都には四季折々の干菓子(落雁など)がありますが、甘味に和三盆糖のみを使った干菓子は、意外と少ないのです。和三盆は、高価なのと砂糖に比べると加工が難しいからだそうです。干菓子は、どこのお店も同じような味に思うかもしれませんが、食べ比べると味の違いがわかります。いろいろ試してみてくださいね。

豆政 http://www.mamemasa.co.jp/  五色豆が有名です。


京都・東山休日プチ修行(6)お寺でおけいこ:法音院「写仏」体験

2016年03月23日 | 京都市東山区

先日京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・修行(4)智積院での「早朝特別拝観」修行(5)御寺泉涌寺でのプレ涅槃会特別拝観です。

続いての修行は、泉涌寺の塔頭(たっちゅう)、法音院(ほうおんいん)での「写仏」体験です。法音院は、鎌倉時代末期にあたる嘉暦元年(1326)に泉涌寺山内に創建されたお寺です。その後、江戸時代の初期に現在の地に再建されています。泉涌寺七福神の寿老人を祀るお寺としても知られています。

 

ここの写仏は、元になる仏画のお手本を敷いて、薄い和紙を載せて写しますただ写すという行為ではなく、清らかな心で仏さまと一体となる気持ちをもって写す心の修行・・・だそうです。写す順は、仏様の光背や衣からです。お顔は最後に心を落ち着かせ、より丁寧に・・・。描きやすいように用紙を回転させてもOKです。上手下手にとらわれることなく最後まで丁寧に仕上げるのが肝心だそうです。お手本の仏画は選べます。自分や家族の守護神でもいいし、好きな仏様でもいいし・・・。写しやすいのでも(^^?

実は、私、写仏は初めての体験です。下絵を写すだけとはいえ、筆ペンを使うので、力加減が難しいです。↓1枚目の写真は一緒に体験をした「りせさん」です。京都を歩くアルバムという素敵な写真ブログを毎日アップしてらっしゃいます。お写真の腕もすごいけど、写仏も素晴らしい!2枚目の写真は、わたくしの…б(^^;)根気のなさがよくわかります。これでも、まじくんの健康と家族の幸せを願って心を込めて写したのですが・・・。

写し終わったら、願意(例えば為〇〇家先祖代々供養とか 祈家内安全とか)と、日付、自分の名前を書きます。最後に、本堂にてお経(般若心経)をあげ、ご本尊の前に直接奉納します。(持ち帰りもOK)

法音院のご本尊は、あらゆる人を救う羂索(投げ縄)をもつ不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)です。胸の前で二手が合掌、二手が印を結び、残り四手が羂索や蓮華などを持つ印象的なお姿です。お顔は近くで見たときは柔らかに見え、離れてみたときはきりっとした感じに見えました。また会いに行きたくなる素敵な観音様でした。

泉涌寺塔頭 法音院 http://www.houonin.com/   参拝自由

なお今回の修行では、写仏または写経が選べました。写経は雲龍院で行われました。

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/

この後は、いよいよ女磨きの仕上げ!生け花修行です。次のぶろぐにて。

 

【おまけ】待ち合わせの時間の合間を利用して、泉涌寺総門のそばにある「即成院(そくじょういん)」を覗いてきました。即成院は、泉涌寺派の寺で、正暦3年(992)恵心僧都により伏見に建立され光明院を始まりとしています。その後、明治35年に、現在の地で再興され、即成院と呼ばれるようになりました。本堂には、御本尊阿弥陀如来像を始め二十五菩薩座像が安置されており、境内には那須与一の墓と伝えられる石造宝塔があります。 

寺伝によれば、与市は出陣する途中に病にかかった際、この寺に籠り平癒し、屋島の戦いで戦功をたてたといわれます。晩年は出家して源平の戦いで亡くなった人を弔い、最後は即成院の阿弥陀様の前で没したと伝えられています。境内には与一の手洗い場があり扇型の紙せっけんとおみくじ入りのガシャポンがあります。(1個200円)

手を洗うことは手を合わせること・・・手を洗うことで願いが成就するそうです。私が引いたおみくじは「吉」でした。学問:努力すればよろし・・・がんばって修行しなさい!ってことですね。恋愛:未来に幸福あり・・・ってことは、新しい出会い?(^m^)いや、旦那で我慢すれば幸せが来るのか?(^^;)・・・おみくじは、結び木に結んで、専用シールを貼ってとめます。

即成院 http://www.gokurakujyoudo.org/index.html  参拝自由

以前もご紹介しています。【前ぶろぐ


京都・東山休日プチ修行(5)御寺泉涌寺「プレ涅槃会」特別拝観

2016年03月22日 | 京都市東山区

先日京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・修行(4)智積院(ちしゃくいん)での「早朝特別拝観」、そしていよいよ今回のメイン、御寺泉涌寺でのプレ涅槃会特別拝観です。

泉涌寺では、3月13日から15日まで涅槃会が行われます。涅槃会とは、お釈迦様が亡くなった日にあたる2月15日(旧暦)に行われる行事のことで、泉涌寺では、月遅れの3月15日に法要が行われます。今回の休日プチ修行では、その前日、一般公開の一足お先に、涅槃図を間近で見せていただきました。

なお、泉涌寺は、天平年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来します。時を経て、宋の法式をとりいれた月輪大師がこの地に大伽藍を営み、寺地の一角より清水が湧き出たことにより、寺号を泉涌寺(せんにゅうじ)と改めました。この泉は今も湧き続けているそうです。仁治3年(1242)に四条天皇がこのお寺に葬られて以来、皇室とのゆかりが深く「御寺(みてら)」と呼ばれ親しまれています。

泉涌寺の大涅槃図は紙本極彩色で、大きさは縦16メートル、横8メートルあり日本最大級の大きさを誇ります。かなりの重さ(150㎏?200㎏?850㎏って聞いたような・・・)なので、数日前から業者さんに協力してもらって、重機なども用いて仏殿に天井から床面までコ字の形に掛けられます。準備のため涅槃会の期日前から大涅槃図が掛けられている事を知る人は、前倒しで参拝される方もいるそうです。(準備期間は業者さんの都合もあり毎年変動します)

私たちは、プレ涅槃会特別参拝・・・お坊様の案内のもと、特別に内陣まで入れていただき、間近に涅槃図を見せていただきました。当然、普通は見ることができない床面に広がる部分も・・・。(^^)そこには、涅槃図ではあまり見られないの姿や、実物を見ず当時の見聞のみで描かれた虎や象などが鮮やかに描かれ、とても興奮しました。

涅槃会の準備のため、いつもは閉まっている舎利殿で、生け花の展示の準備が行われていました。ちなみに舎利殿には、お釈迦様の歯が祀られています。お釈迦様の歯(仏牙)の長さは、言い伝えによると9センチぐらいだそうです。身長が48メートルを超えておられたそうですから歯も大きいですね。

そして、ここからは通常拝観ができない霊明殿(れいめいでん)へ・・・。霊明殿には、御寺とよばれる所以となった、四条天皇御尊像(木像)と御尊牌をはじめ、明治天皇・皇后・大正天皇・皇后・昭和天皇・皇后の御真影、御尊牌が奉安されています。近代天皇をお祀りしてあるのは(畏れながら)親しみがわきます。また、それ以前の天皇・皇妃・親王方のたくさんの御尊牌も奉安されています。写真は、霊明殿からの眺めです。

特別拝観の後は、泉涌寺御座所での昼食です。精進料理店「矢尾治」さんの半月弁当を頂きました。矢尾治さんは明治元年創業、各宗派御本山御用達の仕出し専門の精進料理店です。食事の前に、店主さんから精進料理についてのお話を伺いました。精進料理は仏門の食事の規範であり、その食味、食法、食礼は日本料理の根源だそうです。よく魚や肉に似せた”もどき”料理がありますが、その発想が教えに沿わないとのことで、泉涌寺さんでは好まれないそうです。

半月弁当の中には、旬の筍を使ったお料理や、煮物、揚げ物、あえ物など、たくさんの味が詰まっていました。特に、滑らかなコマ豆腐と、緑色鮮やかな抹茶和えが気に入りました。(^^)抹茶和えにはリンゴが入っていて、ほんのりとした甘さとしゃりっとした食感が癖になりそうでした。

矢尾治さんはもともとお寺出入りの八百屋さんで、野菜を持ち込んだ時に調理もするようになり、仕出し屋さんになったそうです。野菜のおいしさを知り尽くしてるから、動物性食材を使わなくても、さらにおいしいのですね~。以前、東福寺の塔頭の天得院さんで、矢尾治さんの精進料理を頂いたことがあります。【前ぶろぐ

御寺 泉涌寺 http://www.mitera.org/ 参拝料金がかかります。

以前、紅葉の季節にご紹介しています。【前ぶろぐ

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この後は、写仏、生け花修行です。次のぶろぐにて。

【おまけ】泉涌寺へは、東福寺のひとつ北側のバス停の「泉涌寺道」で降りて、坂道の参道を10分ほど上がるとあります。坂道を参加者みんなで歩いていると・・・なにやら見慣れたバスがスイスイと上がっていきました。思わず、あ~!!!うちのバス!!って叫んでしまいました。

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京都開花宣言はまだだけど・・・あちこち開花しています。

2016年03月21日 | いろいろ

今日は東京に桜開花宣言が出ました。でも・・・京都を含め近畿はまだです。京都は、今日また変更になり、1日延びて3月23日になりました。とはいえ、すでに早咲きのしだれ桜があちこち咲いています。御所のしだれ桜も、醍醐寺の太閤さんのしだれ桜も・・・。昨年、早咲きの桜をまとめてご紹介しております→【前ぶろぐ】京都の早い時期のお花見の計画にどうぞ・・・。

【追記】3月22日現在、和歌山に開花宣言(5~6輪開花)が出ました。大阪3輪、京都、奈良1輪開花だそうです。

今日、お出かけついでに弘法市が行われている東寺さんも見てきました。今日は寒かったけど、日が照ってたから庭園の不二桜もぼちぼち咲き始めていました。

今年もすでに夜桜ライトアップが始まっています。ライトアップは来週からがおススメです。昨年の夜桜ライトップの様子は【2015/3/30】にて。

御影堂、三面大黒天そば早咲きの八重桜は五分咲きぐらいでした。ピンクの華やかな桜です。

御影堂の鐘楼のそばのソメイヨシノは明日ぐらいには咲き始めそうです。*境内のほかの場所のソメイヨシノで咲き始めているものもありました。

河津桜はすでに葉桜、この後は可愛いさくらんぼの実がなります。

東寺のすぐそば、六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)ソメイヨシノも咲き始めていました。六孫王神社は八重桜の名所として知られています。以前、東寺の桜とともにご紹介しています。【2014/4/7

そして、昨日ぶろぐアップした我が家の近くの「My 標本木」も咲きました~。

京都のオフィシャルな標本木もそろそろ出ると思ってたんだけど・・・標本木は二条、My標本木は・・・〇条で表現したら十二条かな?*実際は十条までですよ(^m^)

さて、桜も気になるところですが、明日からは再び「休日プチ修行」の続きをアップします。


京都桜開花宣言はまだ?

2016年03月20日 | いろいろ

昨日、福岡と名古屋で桜開花宣言が出ました。京都は3月27日の予報が、徐々に前倒しになり・・・現在は3月22日の予報となっています。*3月23日に変更になりました。(3/21現在)

京都の標本木は二条城にありますが、毎年開花宣言が出る日に、同じように咲いている私の標本木があります。ここ数日観察しています。それは、京都南インターそばに建つ、赤いNTTの鉄塔を望む公園にあるソメイヨシノです。

午前10時頃に見に行くと、あと少しで開きそうな花が10輪くらいありました。このまま暖かくなれば、午後には宣言が出せるかも?・・・って思っていたら、午後からは風も冷たく寒くなってまいりました。明日も冬型の気圧配置だそうで、寒くなるらしい・・・。無理かな~?やはり予報通り22日か?

開花宣言は5~6輪以上花が咲いた状態、満開はつぼみの80パーセント以上が開いた状態です。昨年以前の京都の開花宣言を前ぶろぐで追ってみますと・・・2015/3/27 2014/3/27 2013/3/22 2012/4/3 2011/3/28 2010/3/19 2009/3/19 2008/3/24  2007/3/25    です。

【追記】今朝(3月21日9:00頃)確認したら咲いていました!開花宣言だせまーす!

京都のオフィシャルな標本木もそろそろ出ると思うんだけど・・・。標本木は二条、My標本木は・・・〇条で表現したら十二条かな?(*実際は十条までです)


京都・東山休日プチ修行(4)智積院「早朝特別拝観」

2016年03月19日 | 京都市東山区

先週末京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験、修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・智積院(ちしゃくいん)での「早朝特別拝観」です。

朝6時に東山のホテル「東山閣(とうざんかく)」に集合して、その後、智積院へ移動します。私は市内なので泊まりませんでしたが、東山閣には京都市内随一と 謳われる大浴場があるらしいです。いいなぁ~(^^)そして、朝6時半から金堂で行われる朝の勤行に参加しました。すでに明るいものの、この日はとっても寒い朝でした。(><。)金堂での勤行は約40分、暖房もないので全員コートのまま参加です。耐えれるかな・・・と不安になるものの、堂内に響き渡る修行僧の若くて張りのある読経の声に励まされ、気がつけばあっという間の40分でした。

の後、明王殿へ移動し約10分間の勤行(護摩炊き)に参加しました。明王殿のご本尊は大きな不動明王様です。こちらは、金堂での読経とちがって、猛々しい力強い真言で、寒さも吹き飛ぶくらいだったと書きたいところですが、実は入り口そばに座っていたので、寒くて叫びたいくらいでした。ぎゃ~\(T0T)/

勤行終了後、大書院へ移動し、名勝庭園を前に、一服しながらお話を聞きました。智積院は、真言宗智山派の総本山です。全国に末寺が3千余ヶ寺、檀信徒は30万人を擁し、その中には、成田山新勝寺、 川崎大師平間寺、高尾山薬王院など関東の超有名なお寺もあります。

大書院からの眺める名勝庭園は 利休好みの庭と伝えられ、中国の蘆山を形どって造られています・・・しかし、ただいま大規模な改修工事中です。利休好みといわれる所以のひとつ、バチ形の植え込みも抜かれていました。お寺の方に伺ったら、作庭当初に比べると、バチ形の植え込みがかなり大きくなってしまったため、やり直すのだそうです。たしかに大きかった・・・。バチというより羽子板みたいだった・・・。以前の姿は【前ぶろぐの写真】にて。はやく工事が終わるといいですね。楽しみです!

大書院の庭を眺める間は、長谷川等伯一派によって描かれた国宝の楓、桜、松に秋草など大きな壁画のレプリカで飾られており、その実物を収蔵庫で間近に見ることができます。朝の特別拝観では、25歳の若さで亡くなった等伯の息子、久蔵が描いた桜図を特別の趣向で見せてもらえます。どんな風に見えるかは、参加した人のみのお楽しみ~。ちなみに、桜図の桜は、貝の粉を盛り上げて彩色されており、電灯のなかった当時、暗闇に桜の花が浮かび上がって見えたそうですよ~。

特別拝観の後は、朝食を頂きました。精進料理なので肉魚系はありませんが、十分な量でした。寒い朝だったので、湯豆腐の温かさがありがたかったです。なお、智積院の障壁画は、福山雅治さん出演のアサヒビールのCMの背景に使われています。ロケでなく合成だそうですけど・・・。

総本山 智積院 http://www.chisan.or.jp/

参拝自由 参拝者用駐車場有 庭園・収蔵庫拝観料(大人500円、中高300円、小200円) 拝観所要時間:50分~ *通常、智積院会館に宿泊すると朝の特別拝観ができます。

智積院は以前、新緑の季節に詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

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この後は、休憩をはさんで泉涌寺の涅槃会のスペシャルプランです。次のぶろぐにて。


京都・東山休日プチ修行(3)沖よし「京料理」体験

2016年03月18日 | 京都市東山区

先週末京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験・・・続いて、京料理沖よしで「京料理を学びながらの夕食」です。

「京料理 沖よし」さんは、泉涌寺や東福寺、智積院など東山の数々の寺院御用達で、観光客はもとより、地元の人々に愛されている京料理と寿司割烹店です。先日ご紹介した三十三間堂の春桃会にもご奉仕(出店)されています。【前ぶろぐ

座禅に、ろくろ・・・そろそろお腹もすいてきたところですが、まずは京料理のお勉強です!明るくて楽しいご主人から京料理の基本の出汁について学びます。出汁は3種類、昆布、カツオ、昆布とカツオの合わせ出汁がありました。昆布はうまみ、カツオは香りがものすごくいいです。

この合わせ出汁を使って「出汁巻き卵」を作りをしました。卵焼きは、毎朝まじくんのお弁当に入れるために焼いていますが、人前で焼くのは初めて・・・とても緊張しました。ちなみに、卵焼きを焼く場合、手前から奥へ巻くのは関西巻、奥から手前に巻くのは関東巻だそうです。初めて知りました。(^^)写真は関西巻です。

同じ材料、同じ道具を使って焼いても、焼き具合、油の量、巻くタイミングの違いで、なんとな~く個性が出ます。それぞれ分け合って食べてみると、味もなんとなく違いました。でも、出来立てホカホカの出汁巻き卵はどれもおいしかったです!

そして、待ちに待った?夕食タイムです。2段重ねのお重においしい京料理がたくさん詰まってました!汁椀の吸口は柚子の花でした。柚子は、花も柚子の味がしてさわやかでした。(あたりまえ?)

他に、ちらしずし、デザートが付きます。プラス、お店からのサービスで特製茶碗蒸しも頂きました。茶碗蒸しの底に梅が入ったオリジナルレシピで、恐々食べてみましたが・・・これが不思議とおいしくて癖になる味でした。(^^)

陶が茶屋 沖よし http://www.okiyoshi.com/ 

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/

修行はまだまだ続きます。翌朝、智積院で朝の勤行へ参加しました。次のぶろぐにて。

沖よしさんで出汁巻き卵を習ってから、毎朝、関西巻でフライ返しを使わず箸で卵焼きを焼いています。なんかレベルアップした気分でうれしいです。(^^)V

【おまけ】しっかり出汁をとった沖よしさんの出汁巻きにはかないませんが・・・私が出し巻き卵を作るときにたまに使っている魔法?の調味料をご紹介します。辻鶏卵さんの「だし巻きの素(320円)」です。錦市場の高倉側から入って左4軒目、乾物の田邉屋商店さんで買っています。最近はお土産としても人気のようで、京都駅西改札口前のスバコJR京都伊勢丹にも売っています。なお、写真のオレンジの棒はたまごのなめらかスティックです。これを使うと上手に卵が混ざります。

料理教室は、以前・・・全日空ホテルで親子ケーキ作り教室前ぶろぐ】 ホテルグランヴィアで親子パスタ教室前ぶろぐ】に参加しています。

 

 


京都・東山休日プチ修行(2)瑞光窯「ろくろ」体験

2016年03月17日 | 京都市東山区

先週末京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅、続いて、瑞光窯での「ろくろ」体験です。

瑞光窯(ずいこうがま)は、京都東山の山麓、清水焼の窯元として、手作り手書きによる多品種少量生産を特色とした質の高い京焼・清水焼を生産しています。初心者向けの陶芸教室から、プロを目指す陶芸スクールまで目的に合わせたカリキュラムがあります。私たちは、今熊野にある東山本店で体験しました。ほかに、八坂の塔が正面に見える清水店もあります。

まず、窯元の方から、ろくろの扱い方や、姿勢、成形の仕方について実演を交え説明を受けます。何もないところから成形するのは初心者には難しいので、筒形から始めます。そして、気分を盛り上げるため?作務衣に着替えます。(無料貸出)

頭の中に作りたい形はあるものの、それを表現するのは難しく、ちょっと油断すると形が歪んだり、姿勢が崩れたり・・・。これは、今こそ、さきほどの座禅体験で培った無心の心で・・・って一瞬目をつぶると・・・あっ歪んじゃった(^^;)。そんな時でも大丈夫、窯元の方がちゃんとフォローしてくれます。苦心の結果、私が作り上げたのは、抹茶碗です。(写真の一番手前の作品)

色は5色から選べます。最初は青色がいいと思ってましたが、作品が出来上がると、抹茶の緑が映える白がいいな~と思い、白にしました。出来上がりは約1ヶ月後、自宅に届きます。楽しみ~。なお、注ぎ口などを作りたい場合は、成形後にフチを加工します。

瑞光窯 http://www.taiken-kiyomizu.com/

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/

この後は、京料理沖よしさんでの修行・・・です。次のぶろぐにて。

【おまけ】ろくろは、まじくんが小さい時に何度か体験させています。この日、家に帰ったらまじくんに「ろくろ、思ったより難しかったやろ・・・」と、言われました。(^^;)そうなんです。人がやっているのを見ると簡単そうに見えるんですけどね~。

陶器は良い思い出になりますね。写真の、赤いのは4歳の時【前ぶろぐ】、緑は7歳の時【前ぶろぐ】のものです。いずれも清水寺周辺で体験しています。絵付け皿は嵯峨野で6歳の時【前ぶろぐ】です。5歳の時【前ぶろぐ】の作品は富山のおばあちゃんへのプレゼントにしました。

絵付けの作品は普段使いできませんが、ろくろの作品は普段使いできるので、今でもたまにお茶を飲むのに使っています。本人が言うには「4歳のは、ほとんどお店のおねーさんが作らはったから上手やで・・・」だ、そうです。(^^;)その時の事、覚えてるんだ・・・。