まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

奈良:正倉院展へ行ってきました!(2)

2007年10月31日 | 奈良

昨日、奈良国立博物館で行われている「第59回 正倉院展」へ行ってきました。午前中に訪ねると、結構な人・・・結局、午後2時ごろ、15分待ちで入ることができました。(詳細は前ブログにて)

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正倉院の宝物のいわれは、前のブログに書きましたが、聖武天皇の愛用の品を納めたのが始まりで、美術的価値の高いものもたくさんありますが、日用品などもあり、いわゆる「美術展」とは少し違います。

「全部見るのに、どのくらいの時間がかかりますか?」と、よく聞かれますが・・・それは、なんとも答えにくい質問です。

例えば、「白布」が出陳されています。その名の通り白い木綿布なのですが、これは当時各地から納められた税の品です。これを見て「ただの古い黄ばんだ布」と思うか?「こんな昔のものがよく残っているな!」と驚くか?「これを納めたのはどんな国のどんな人だろう?どうやって運ばれたのだろう?」と思いを馳せるか?人によって様々な見方があるので、その品を眺める時間も様々です。さっと見る人、横目で見る人、食いつくように見る人・・・とりあえず、一通り(地下ミュージアムショップも含め)見るのに、90分ほどかかるかな?

陳列は、寵愛の宝物、楽器、武器、文房具、仏具、染織物、各地から納められた品、文書・経典などのコーナーに分かれています。私が興味を持ってみたのは、文書です。書かれた紙は時を経てるものの、墨色の鮮やかさに驚きます。そういえば、今回は出陳されていませんが、正倉院には、聖武天皇と光明皇后の直筆の品もあり、筆跡からお人柄を想像すると、聖武天皇は生真面目で根気強い人、光明皇后は男勝りでひたむきな人だそうです。

P1060222地下のミュージアムショップで、まじくんのお土産に、「知ってる?正倉院」という子供向けの本を買ってきました。(1冊250円:大阪読売サービス株式会社

正倉院のことが、子供だけじゃなく大人にもよくわかります。漫画家の里中満智子さんも執筆されています。

ふりがなもふってあるし、まじくん喜ぶかも!・・・と、さっそく家に帰り、まじくんに見せると「漢字、読めへん(T0T)!」「なんで?ふりがなふってあるでしょ?」「全部にふってへん!」

あ・・・気がつかなかった。なんで、全部にふってないのだ。(ーー?)次号からは、全部にふりがなふってくださーい。

この後は、興福寺をご紹介します。次のブログにて。

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/


奈良:正倉院展へ行ってきました!

2007年10月30日 | 奈良

今日は、奈良国立博物館で行われている「正倉院展」へ出かけました。今年で59回を迎える正倉院展は、宝物70点が出陳され、うち17点が初めての出陳です。(初出陳のものは明記されています)

まじくんを保育園へ送り、京都から近鉄で40分!近鉄奈良駅に着いたのは、10:30頃で、歩いて15分の会場へ向かうと・・・結構な人!?たぶん、みんな正倉院展を見に行くのでしょうか?そこで、途中の迫力ある看板(写真左下)に惹かれて・・・まずは興福寺の北円堂から見ることにしました。興福寺は、本坊の大圓堂を初めて特別公開し、ご本尊の秘仏も初公開するなど見どころがいっぱいです。(詳細は後のブログにて)

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興福寺を見終わると、ちょうどお昼頃・・・今なら空いているかと、正倉院展へ向かうと「待ち時間は45分!」長い行列ができていました。係の方に状況を聞いてみると「このあとお昼過ぎは、まだまだ増えるかも。今朝の9:30頃はガラガラだったんだけど」との事でした。

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すぐそばにある休憩所では、お弁当(売ってます)を食べたりしながら、待ってる人もいっぱいいました。うーん・・・じゃぁ、昼食がてらその辺を散策しようと、ブラブラ。京都ではまだまだ紅葉していませんが、この辺りは、すでにきれいに色づき始めています。

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昼食(実は奈良ホテルにてとりました。後のブログにて)を終えて、再び会場へすると「待ち時間は、15分!」これならということで、しっかり見てきました!

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正倉院の宝物は、夫の聖武天皇を亡くして、悲しみにくれていた光明皇后が、四十九日の法要のあと「偉大な天皇がお使いになったものをすべて納め、み仏に捧げよう」と考え、愛用の品を納めたのが始まりだそうです。「国家珍宝帳」の皇后のメッセージには、愛用の品を眺めているだけで、昔が思い出されて泣き崩れてしまう、この品をささげることで、聖武天皇が無事に浄土について悟りの世界で暮らせますようにと、書かれているそうです。皇后の深い愛情を感じずにはいられませんが・・・でも、亡くなって49日後にすべて納めるって、早くない?なんて、不謹慎なことを考えてしまいました。(^m^)すいません。

宝物展の詳しいご報告は、明日のブログにて。しばらくお待ちください。

おまけ:奈良公園には、神の使いとされる鹿がたくさんいます。先ほどの待ち時間の看板の写真(左上)を撮ろうと思ったら、「撮って・・・」というばかりに1頭の鹿がやってきました。そのほかにも、ちょっと気になる鹿を発見しました。番犬ならぬ「番鹿?」(写真左下)あとで表札を見たら、自治会長さんの家でした\(◎o◎)/!「水浴びする鹿」(写真左下)自ら池に飛び込み、上る時も、ジャンプして出ていました。

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奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html


京都府立植物園と陶板名画の庭

2007年10月30日 | 京都市左京区

日曜日、北山で行われたハロウィンのパレードを見に行きました。(前日ブログ)会場は、植物園の前だったので、せっかくなので、植物園に入ることにしました。

京都府立植物園は、東は比叡山、東山連峰を望み、西に加茂の清流、北は北山の峰々を背景とした景勝の地にあります。大正13年に「大典記念京都植物園」として開園し、第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になり、戦後は、12年間連合軍に接収されました。昭和36年に憩いの場、教養の場としてその姿を一新し、再び公開され、今日に至っています。

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入口には、コスモスのプランターがお花畑のように、たくさん並べられています。手入れが行き届いているのか、大きなきれいな花ばかりで、とてもきれいでした。虫もいっぱい来てます。(^^;)

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大芝生地では、11月15日まで「菊花展」が催されています。

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森の中は、少しづつ紅葉が進んでいます。小さな子供向けの、遊び場もあります。

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その後、すぐ近くの「京都府立陶板名画の庭」へ行きました。平成6年にオープンした施設です。名画の美しさをそのままに再現した陶板画が、安藤忠雄氏設計の施設に展示されていて、屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園です。ハロウィンのコンサートも行われていました。

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陶板画は、全部で8点(うち洋画6点)あります。ちょっと感激したのは、先日訪ねた栂尾の高山寺所蔵の「鳥獣人物画」の甲・乙巻を見ることができたことです。【前ブログ

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高山寺では模写の一部を見れただけなので、全部見れてうれしかったです。まじくんも「これ、こないだお寺で見た・・・」と、ちゃんと覚えてました。なお高山寺の鳥獣人物画は全部で4巻(甲乙丙丁)あり、11月3日~12月16日の期間、東京のサントリー美術館で特別展が開かれます。

P1060064ところで、屋外で鑑賞するための施設なので、仕方のないことなのでしょうけど、子供目線だと、残念ながらほとんどの絵が、ガラス越しです。しかもガラスが雨にさらされて曇っているのが残念でした。

陶板が直接覗ける小さな穴があったら、子供も喜ぶと思うけどね~。穴開けたら、設計した安藤先生、怒るだろうな・・・。

京都府立植物園と陶板名画の庭へは共通入場券(大人250円)が、別に買うより50円お得です。きものパスポートの方は入場無料です!

京都府立植物園 http://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html

京都府立陶板名画の庭 http://toban-meiga.seesaa.net/

おまけ:帰り道、日曜日だからか竹田駅からバスも少なく、タクシーもなく・・・自宅まで歩くことにしました。橋の上で見つけた「ふうせんかつら」。来年、ベランダの朝顔の隣に植えようと、まじくんと種を採ったら・・・「あー!おかーさん!ハートや!ハートの模様がついてはるぅ!」ちょっとうれしい瞬間でした。

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竹田駅から自宅まで、大人なら20分ほどの道のりですが、気がつけば1時間・・・。でも、タクシーに乗ってたら、かわいいハートを発見しませんでしたね。(^▽^)v


京都:北山ハロウィンに行ってきました!

2007年10月29日 | グルメ・お土産

昨日、今年で10回を迎えた「北山ハロウィン」へ出かけました。10年前に18個のカボチャから始まったという、京都の北山通りで行われるイベンです。以前から興味はあったものの、出かけたのは今年が初めてです。

20071028105443前夜、先週行われた城南祭の(早い話が、うち上げ?)で、某有名料亭で楽しんだお疲れが出たパパ(^m^)を置いて、まじくんと2人で、地下鉄に乗って出かけました。

仮装パレードもやってるし、まじくんも変身しなくちゃと、2歳の時にハロウィンパーティで着たものを引っ張り出して、着せようと思ったら、「嫌!かわりにひよこちゃんが着たいって言ってはるわ・・・」と、お気に入りのひよこちゃんに帽子をかぶせて連れて行きました。(^^;)

地下鉄の北山駅の出口に出ると、鮮やかなオレンジ色のジャックオーランタン(かぼちゃ)がいっぱいです!

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雨が降っていた前日とちがい、朝からお天気もよかったので、パレードを見たり、お散歩したりと、のんびり楽しみました。先日の天神市【前ブログ】でおいしいコーヒーを頂いた「EZY CAFE」さんも、出ていました。私はアイスカフェオーレ(320円)、まじくんは特別メニュー?アイスミルク(200円)を飲みました。

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スパイダーマン(有名らしい・・・)も来ていて、 まじくんは、しきりに背負っているリュックに何が入っているのかを気にしていました。 何が入っているんでしょ?あ、着替えかな?(写真右上) 

ところで、北山には、いつも行列ができている飲食店がいくつかあります。子連れだとなかなか待ってまで入るというのが難しく・・・特に男の子は、なかなか一緒に待ってくれない。(大きくなって彼女とかできたら、一緒に待つんでしょうけどね。)

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先日(3ヶ月ぐらい前だけど) 、天使のカフェ本店からDMが来ていたのを思い出し・・・東洋亭のすぐそばの「天使のカフェ北山店 」へ入ることにしました。(数年前は、犬のキャラクターのゴルフウェアのショップがあった場所です。)2組ほど待っていたので、10分ぐらい待ちました。

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天使のカフェでは「天使の光やさい 」をいただくことができます。無農薬で、人工的な光の下で衛生的に育てられた野菜で、栄養価値も高い野菜です。(葉物が多い)以前、本店地下にある工場を見せてもらったこともあります。洗わなくても使えるので、サンドイッチやサラダに使うと、とってもおいしいです。

北山店は、ちょうど「カフェタイム」で、ビュッフェではなかったので、ケーキセット(750円)と、オレンジジュース(400円)を頼みました。でも、飲み放題のドリンクを目の前で入れてくれてもねぇ・・・。(--;)ランチタイムに行けばよかったかも。

北山ハロウィン http://kitayama-halloween.seesaa.net/

この後は、すぐそばの京都府立植物園と陶板名画の庭をご紹介します。


京都栂尾:錦水亭で眺めの良いランチ

2007年10月28日 | グルメ・お土産

先日、栂尾の高山寺に出かけました。詳細は前ブログにて。

P1050749_2紅葉の名所、三尾(高雄・槇尾・栂尾)のある周山街道沿いには、お食事できるところがいくつもあります。

私が、どこにしようかと迷っていると、まじくんが「あそこ!あそこの店にしよう!」と、駐車場の向いにある「錦水亭 支店」に、走って入りました。(@@)/

なんで?と思ったら、どうやら入口にあるソフトクリームの看板に惹かれたようです。(^^;)

とりあえず、ソフトクリーム(250円)を頼みました。ここは、美しい清滝川の流れを眺めながら食事をすることができます。

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蕎麦好きなまじくんは、ざるそば(750円)、私は天ぷら定食(2,500円)を頼みました。

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「おかーさん、がんばらはったし、好きなもん食べてや!」と、まじくんがかわいい事を言うものだから、張り込んでみましたが、あっさり山菜そばにでもすればよかったです。(^^;)天ぷら(マツタケもあり)に鯉の洗い、うなぎ・・・ちょっと栄養つけすぎかも?

もみじの天ぷらが名物らしいけど、この定食にはついていませんでした。もみじの天ぷらは、お菓子なのね、残念。(T0T)

錦水亭 http://www.kinsuitei.com/


京都栂尾:高山寺・・・紅葉の進み具合は?(2)

2007年10月28日 | 京都市右京区

先日、京都の紅葉の名所、三尾のひとつ、栂尾(とがのを)の高山寺(こうさんじ)へ出かけました。まずは、鎌倉時代につくられた国宝「石水院」を見学しました。(前日ブログにて)

その後、境内の中を散策しました。明恵上人が晩年暮らしたとされる開山堂のもみじが少しだけ色づいていました。ほんのり色づいた葉が、日を浴びてなんともいえない美しさです。

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あちこちに、供養のためなのか、小さな石が積んであります。(写真右上:開山堂付近・写真左下:金堂付近)その意味がよくわからないまじくんは、「まじくんもやりたい!積みたい!」と駄々をこねて困らせました。供養の意味を説明すると「ヒデちゃんのために積む!」と言います。ヒデちゃんは昨年春に亡くなった犬なんですが・・・。(^^;)

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お寺のある楞伽山(りょうがせん)一帯は、国の史跡に指定されています。紅葉にはまだ早いので訪ねる人も少なく、森の中は木漏れ日がやさしく足元を照らしています。聖域独特の清らかで厳かな雰囲気が、とても心地よいです。

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今回は、駐車場に停めて、裏参道からお寺を回りましたが、表参道から金堂へ延びる「金堂道」も紅葉の名所です。菱型の敷石(写真左下)のあたりは、もみじのトンネルのようになっています。ただ、表参道からお寺に入る場合は、周山街道(国道162号線)を歩かなくてはいけません。車もたくさん走っているし、少し危ないです。気を付けてくださいね。(写真右下)

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この後は、清流を眺めながらいただくおいしいランチをご紹介します。

栂ノ尾山 高山寺 http://www.kosanji.com/


京都栂尾:高山寺・・・紅葉の進み具合は?

2007年10月27日 | 京都市右京区

P1050652 先週の木曜日(18日)、秋明菊の名所「宗蓮寺」【前ブログ】へ出かけた帰りに、紅葉の名所「三尾(さんび)」のひとつ、栂尾(とがのを)の高山寺(こうさんじへ立ち寄りました。三尾とは、高雄(たかお)、槇尾(まきのお)、栂尾の三ヶ所で、清滝川沿いにあります。

栂尾山高山寺(とがのをさん こうざんじ)は、774年、光仁天皇の勅願によって開創、その後、鎌倉時代に明恵上人(みょうえしょうにん)によって再興され、後鳥羽上皇より「日出先照高山之寺」を賜りました。真言宗のお寺で、平成6年には、世界文化遺産に登録されています。

駐車場(この日は無料でしたが、シーズン中は有料です)に車を止め、裏参道を登ります。(入山料400円)今回は、保育園を休んで、まじくんも一緒でした。

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栂尾山は茶の発祥地として知られ、明恵上人は、茶祖といわれています。お茶は、鎌倉時代に中国から養生の仙薬、延命の妙術として栄西禅師が茶種を持ち帰り、明恵上人へ贈られました。それを栂尾や宇治に植え、今日に至っています。その茶園が現在も残っています。

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まずは、明恵上人の住居跡「石水院」。(拝観料:600円)鎌倉時代に、後鳥羽上皇より学問所として賜った建物で、国宝になっています。院内には、国宝の「鳥獣人物戯画」の複製が展示されています。

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入口で「鎌倉時代に建てられた国宝なので、走らないでね。」と、言われたまじくん。こそぉーっと歩いています。(^m^)撮影禁止の張り紙がありましたが、家庭用カメラならと許可をいただきました。

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紅葉の季節には、ここからは真っ赤に染まったもみじの「絶景」が望めます。

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明恵上人は、生涯独身を貫き、仏の道一筋に生きぬいた方で、40年間にわたる「見た夢の記録」を続け、端正な顔立ちの美男子だったそうです。そのお姿を偲ぶことができる像や、かわいがっていた子犬の像もあり、重要文化財に指定されています。月を詠んだ御歌「あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや月」をご存知の方もいらっしゃるのでは?私は、確か教科書に載ってた記憶があります。

紀州生まれで、4歳のとき、姿形が美しいので御所に参らせようと思っていた両親の考えに対し、すでに仏門に入りたいと決めておられたそうです。実際には8歳の時に母が病死、父も頼朝との戦いで戦死し、9歳の時に叔父を頼って高雄山神護寺に入られたそうです。(まじくんは5歳・・・今の世の中では想像もつきません。)

この後は、境内の様子をご紹介します。紅葉の進み具合はどうでしょう?

栂ノ尾山 高山寺 http://www.kosanji.com/


京都北野天満宮:天神さん(2007.10)でランチ

2007年10月26日 | グルメ・お土産

昨日は、北野天満宮の、天神市でした。天神さんこと菅原道真を偲んで、誕生日6月25日、薨去2月25日に因んで、毎月25日に行われます。市の様子は、昨日のブログをどうぞ。

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菅原道真は丑年生まれなので、牛にまつわる縁起が多く伝えられ、牛は天神様のお使いとなっています。境内には、たくさんの牛の像があります。菅公が亡くなられた際、御遺骸をお運びする途中、車を引く牛が座り込んで動かなくなったため、やむなく付近の寺院に御遺骸を埋葬したそうです。この故事により、神牛は、臥牛の姿となっています。写真左下は、梅の季節に撮った、楼門をくぐったところに座っている牛です。写真右下は、現在の様子、角度を変えると、なかなかかわいい顔をしておられます。

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神牛を触ると、ご利益があります。まず、牛の頭をなで、自分の頭をなでると、頭が良くなる!痛いところや悪いところをなでると良くなるといわれています。写真の牛は、大きな像なので、あまりなでてありませんが、境内あちこちにある牛は、みんなになでられて、ピカピカになってます。あれ?最初からピカピカの石なのかな?

この日のランチは、東側にあるお店「蔵」でとりました。その名の通り、蔵の中がお店になっています。おばんざい定食(850円)です。北野そば(680円)というラーメンが人気だそうで、あっさりとしたラーメンみたいです。

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北野天満宮の周辺には、飲食店がいろいろあります。以前訪ねた時もいろいろ食べました。【前ブログ】そのほかに、座って食事のできる露店もあります。麺類、おすし(鯖寿司やおいなりさん)、おでんなど、おいしそうな香りが漂っています。

今回は、露店で布製のバックを1つ買いました。面白い形ですが、昔、お米をお寺に奉納する時に 使ったのだそうです。今風でいえば「エコバック」ですね。深く結ぶと手提げに、上の方をちょっとだけ結ぶと、ショルダーになります。(撮影協力?まじくん)

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古いものではなく、新しいものです。柄も色々あり、リバーシブルで、携帯電話をつける紐も付いています。(2,500円)最近、東京で流行っていると、露店のおばちゃんが言っていました。ほんとかな?(^m^)


京都北野天満宮:天神さん(2007.10)

2007年10月25日 | 京都市上京区

今日は、北野天満宮の天神市です。保育園にまじくんを送り、そのまま出かけました。なお、前回出かけたのは7月でした。【前ブログ

到着したのは9:30頃ですが、すでにたくさんの人で賑わっていました。今の時期、天満宮は朝5:30から開門してますから、お店も早いうちから開いているのでしょうね。

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まずは、天満宮へのお参りから。本殿の正面には、鏡があります。とてもよく映る鏡で、上手に撮ればカメラを構える自分の姿をおさめることができます。

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現在の天満宮は、まだまだ紅葉していませんが、11月15日から「もみじ苑」が開園します。豊臣秀吉が水防のために築いた土塁「御土居」の一部が残っていて「御土居のもみじ」として、今年初めて公開されます。現在は、緑(写真左下)ですが、そのうち真っ赤になるのでしょうね。(写真右下:ポスターを撮りました)来月の天神市は日曜日だし、楽しみですね

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ところで、京の言い伝えで「弘法さんが晴れやったら天神さんは雨や」というのがあるそうです。今月は弘法さんの21日は、城南宮神幸祭【前ブログ】だったので、出かけれませんでしたが、とてもいい天気でした。今日25日は・・・朝から曇りで、出かける前に、ポツポツと雨は落ちたものの、なんとか北の方は降らずに済んだようです。5日程度でお天気のサイクルが変わることから、そう言われているそうですが、あながちウソではないようですね。

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市にはいろんなお店が出ています。だいたいですが、門の正面の道には、食品類の露店が多く、 東側には骨董や古着、日用品、西側には植木があります。今日は、一人で来たので、露店でおいしいコーヒーを飲んだり、お店の方とお話ししたり、久しぶりにゆっくり過ごすことができました。

P1050991天神市の日には、宝物殿が開館しています。(大人300円)

館内は撮影禁止なので写真でお伝えできませんが、展示物を間近に見ることができ、とてもわかりやすいです。菅原道真公の一生と、天満宮に祀られた由来などが描かれた鎌倉時代の絵巻物は、なかなか見ごたえがありました。ほとんど常設展示ですが、年に2~3回ぐらいは巻物の公開部分を変えているそうです。

この後は、おいしいランチなどをご紹介します。

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/top.html


京都:城南宮門前のおせきもち

2007年10月24日 | グルメ・お土産

先のブログで、毎年10月の第3日曜に行われる、城南宮の神幸祭をご紹介しましたが、その城南宮の門前の名物「おせきもち」をご紹介します。

城南宮のあたりは、京都に平安京が造られた時より、その表玄関として大変栄えた場所です。おせきもちは、江戸時代のはじめに、鳥羽街道沿いの茶店で「せき女」という娘が、編笠の形をした餅を、笠の裏に並べて、道行く人に食べさせていたそうです心の美しい「せき女」は、真心をこめて餅をつくり、旅人を慰めいたわったため、たいへん評判になったのが「おせきもち」の由来です。

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もともと茶店のあった場所は、慶応4年(1868)、鳥羽・伏見の戦いで戦場となり、民家も次々と焼き払われたこともありましたが、やがて、昭和7年(1918)、京阪国道の敷設とともに、現在の城南宮の西側に移っています。(写真右上・・・木が茂っているのが城南宮です)

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もとのお店の場所(たぶん・・・)には、支店があります。後ろに写る大きなマンションが、時の流れを感じます。(写真左上)なお、鳥羽・伏見の戦いの始まりの地(鳥羽離宮跡)が、そばにあります。ちなみに城南宮は薩摩藩が布陣した場所で、この離宮跡から小枝橋の幕府軍に対し第1砲が放たれました。離宮跡から小枝橋まで、100メートルぐらいですが・・・。(写真右上:鳥羽離宮跡、現在は公園になっています

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おせき餅は、1個105円です。4個入り、6個入り、10個入りの箱などがあります。また、店内では、おせき餅2個と抹茶セット(780円)もいただけます。

P1050959最近、赤福の問題がテレビに映る度に「あんこのおもちが食べたいな~」と思っていたので、今日の午前中に、本店へ買いに出かけました。コシの強いお餅の上に、丹波大納言の粒あんがのっています。横4センチぐらいの2口サイズです。日持ちはせず、パッケージにも「生の風味を今日中にお召し上がり下さい。明日ではかたくなります。」の文字が書かれています。これなら安心!安全!(^^;)

旅のお土産には適さないですが、南ICのすぐそばなので、ぜひ寄って、食べてくださいね。(駐車場完備)幕末には、近藤勇も立ち寄ったそうです!他のお菓子もあります!

おせきもち http://osekimochi.jp/ 徒歩の場合、城南宮からは1号線にかかる陸橋をわたります。


京都:城南祭(城南宮神幸祭)

2007年10月22日 | 京都市伏見区

昨日は、城南宮のお祭り「城南祭」でした。城南宮は、京都南インターのすぐそばにある方除の大社です。以前、桜の季節にご紹介しています。【前ブログ】我が家の氏神さまですので、お正月はもちろん、まじくんのお宮参りもここでした。

城南祭りは、毎年10月の第3日曜日に行われます。平安時代の末から行われていた歴史あるお祭りで、正午過ぎに、重さ1.5トン近くもある3基のお神輿(松神輿・竹神輿・梅神輿)が城南宮を出発し、氏子の区域を練り歩きます。我が家は梅神輿の地域で、旧千本通を北行し十条へ向い、再び南行します。担ぎ手はすべて男性なので、私の出番などないものの・・・まじくんには、子供神輿や獅子舞があります。

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旧千本通りに面している我が家の前は、子供神輿に参加させようと思う頃に、パパが担いでいる梅神輿が来て、さらに他の地域の松神輿も来て、すれ違い(写真右上)・・・そして、獅子舞もやって来て、噛んでもらわなくちゃいけない!と、とにかくゆっくり見る暇もなく、あっという間に過ぎていきます。

おまけに姑には、「ほら、おとーさんのお神輿来はったよ!あ、お獅子や!ご祝儀渡した?子供神輿も来たよ!ほら、なにしてはんのぉ?」と・・・(ーー;)こんな感じです。あー、忙しい!「どないせーちゅねん!」と、毎年心の中で突っ込んでおります。本当は富山弁で「どうすりゃいいがけ!」ですけどね・・・。(^m^;)

子供神輿は、氏子地域を練り歩くだけなんですが、大人の神輿は、そのまま1号線をこえて城南宮へ帰ります。拝殿の周りを2回まわって、いつもお神輿を納めている社へ戻ります。うちの地域の梅神輿は、午後4時過ぎ、一番に城南宮へ戻るので、まだ明るいです。

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その後、先ほどすれ違った松神輿も帰ってきます。こちらは、城南宮を出て、鳥羽街道を南行し、下板橋通りで折り返し再び北行、そして旧千本通りを北行し(梅神輿とすれちがう)、久世橋通りで折り返し、1号線を越えて城南宮へ戻ります。到着は午後5時30分頃、すでに暗くなり始めているので、西鳥居をくぐり、提灯と松明を灯します。

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最後に竹神輿が帰ってきます。こちらは、城南宮を出て、城南宮道、油小路通、竹田街道を通ります。(ちょっとよくわからないので、このくらいの説明でご勘弁を・・・)この竹神輿が一番長い距離を行くのか?休憩も多く、途中で提灯を灯して城南宮へ戻ります。そして、東鳥居をくぐる時に、松明を灯します。すでに周りは真っ暗です。

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我が家の地域の梅神輿は、1番に城南宮に戻り、明るいうちに終了するので楽ですが、最後の方は本当に大変ですよね。

P1050833一つのお祭りなのに、3つのお祭りが楽しめるような見ごたえがあります。また、雅楽を流しながら厳かに曳いてるかと思えば、掛け声でにぎやかに担いだりと、ちょっと不思議です。それにしても、このお祭り、平安時代から続いていたと、今回初めて知りました。お神輿は、大きくて重いので、世代を超えて、たくさんの人が担いでいます。今年、ようやく獅子舞で泣かなくなったまじくんが、パパと一緒にお神輿を担ぐのは、まだまだ先のことですね。

城南宮 http://www.jonangu.com/ 


京都:蒸気機関車に乗りました!

2007年10月21日 | 京都市下京区

P1050767昨日、まじくんの通っている保育園の行事で、梅小路公園へ行きました。午前中は南区の保育園児が集まって、音楽会やゲームをしたりと楽しみました。

どこにいても、自分の子はすぐわかる・・・なんていいますが、これだけいると、正直わかりませーん。(ー0ー;)

梅小路公園は、京都駅から大阪方面の列車に乗った場合見える公園です。平安時代には、西八条第(にしはちじょうてい)という、平家一門の邸宅群のあった場所で、かの有名な平清盛だけではなく、他の平家一門もここに邸宅を構えていたそうです。以前から公園や蒸気機関車館などがありましたが、平安遷都1200年事業として改めて整備されています。お屋敷の跡だった?と思うような小川も流れています。

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せっかくなんで、公園内にある「梅小路蒸気機関車館」で、遊んできました。(入館料:高校生以上400円・4歳以上100円)梅小路蒸気機関車館は、日本の鉄道開業100周年を記念して1972(昭和47)年に開設されました。かつて蒸気機関車の基地であった梅小路機関区の扇形車庫を活用した博物館があり、大正から昭和の代表的な蒸気機関車16形式18両が保存展示されています。そのうち7両は実際に運転できる状態だそうです。

このスチーム号は、大人(高校生以上)200円、小人(4歳以上)100円で乗車できます。往復1キロ10分と短いものの、京都駅のすぐそばなので、隣を走る一般の列車と並んで走ることができることができます

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スチーム号のほかには、館内には蒸気機関車の仕組みや歴史展示、模型などがあり、鉄道ファンにはたまらないの場所なのでしょうね。館内には、駅弁も売っていて、車両内(冷暖房完備)の中で食べることもできます。この車両は、無料で利用でき、持ち込みもOKで授乳室もあり、とても便利です。

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公園内には、食事ができるお店もあります。緑の館1階にある「梅小路 ん」というお店です。この日はランチを食べました。 三食そばとおばんざい定食です。たしかどちらも1050円以内だったと思います。メニューにはキッズプレートも子供椅子もあります。(まじくんはおもちゃがついていなかったので、おそばにしたそうです。おもちゃついていてもほとんど遊ばないのに・・・)どれもおいしいのですが、第3セクターなのかな?もうすこしやる気と元気がほしいですねぇ・・・。(^^;)【追記】現在別のお店になっています。

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梅小路公園(財団法人京都市都市緑化協会)http://www.kyoto-ga.jp/index.html

梅小路蒸気機関車館 http://www.mtm.or.jp/uslm/


京都花ウオッチング(10/18)宗蓮寺の秋明菊

2007年10月19日 | 京都市北区

昨日、秋明菊(しゅうめいぎく)を見に、北区にある宗蓮寺(そうれんじ)へ出かけました。ここは秋明菊の名所として知られるお寺です。

P1050472実は、先日、帰省した際に、実家に白い一重の秋明菊が綺麗に咲いているのを見て、少し調べてみたのです。この花は、もともとは中国原産の花で、漢名は「秋牡丹」、日本にはかなり前から渡来していて、京都の貴船に多く自生していたので「貴船菊」とも呼ばれているそうです。

それなら!と、京都でも見てみようと、名所を探すと貴船でなく、「善峯寺」【前ブログ】が有名とのことでしたが、そのほかにも「宗蓮寺」に原種に近いものがあるとのことで、見に行くことにしました。室町時代に創建された浄土宗のお寺で、お花の好きなご住職が、山から株を集め、丹精込めて秋明菊を育てておられるそうです。

宗蓮寺へは、周山街道を通って行きます。自宅(南ICそば)から20キロほどです。川端康成の小説「古都」にも書かれた北山杉の里「中川」あたりの山中にある小さなお寺です。お寺までは、看板もなく、舗装はされているものの、車1台がやっと通るような細い道で、対向車が来たらどうしようとドキドキしました。

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残念ながら、花の盛りは過ぎていたものの、たくさんの八重咲きの花を見ることができました。この日は、訪ねる人は他になく、とても静かでした。

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秋明菊は、実は菊科ではなく、金鳳花科だそうです。秋に「菊」に似た花を咲かせることから、この名がついたといわれています。・・・となると、写真左下のピンクの花が原種に近く、貴船菊といわれたものでしょうか?このことを実家の母に話すと、そういえば家の蔵の前には、昔から八重のピンクのものがあり、コンクリートを割ってでも芽を出し咲いていると言っていました。お花の好きだった祖父が植えたのでしょう。見た目よりずいぶん丈夫なのですね。

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今日の京都は朝から冷たい雨が降っていますが、昨日は本当に暖かく、いい天気でした。

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宗蓮寺 京都市北区中川北山町214

この後は、高雄の様子をご報告します。先のブログにて。


イノダコーヒー:イタリアン?ナポリタン?

2007年10月17日 | グルメ・お土産

先日、長岡京でのコスモス摘み前ブログ】をしたあと、お花のおすそ分けをしようと、いつもお世話になってる八幡の叔母さんの家へ向かいました。(車で30分ほど)なお、摘んだお花は、我が家でも綺麗に咲いています。

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叔母さんちへコスモスを届けたあとは、近くの「くずはモール」へお昼を食べに出かけました。くずはモールは、大阪の枚方市(ひらかた)の樟葉(くずは)駅の正面にあります。イズミヤ、ダイエー、京阪百貨店などが入っているショッピングモールです。

飲食店もたくさん入っていますが、今回は、本館2階にある「イノダコーヒー」へ入りました。以前、本店のサンドイッチを紹介しました【前ブログ】が、今回は「イタリアン」を食べました。おしゃれに蓋付きのお皿に盛られて出てきます。

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味は、濃いめの甘めで、すごくおいしいです!モチモチの太い麺の食感もよく、懐かしいけど、こんなおいしいのは食べたことないです。スパゲティセット1,050円(イタリアンとコーヒーまたは紅茶)とお得な価格もうれしいです。(支店によってメニューが多少違うので、うれしいセットです)

お子様メニューはありませんが、場所柄、子連れも多いので子供椅子もあります。(ただし、静かなお店なので、やんちゃなお子さんには窮屈かも)ナポリタンのセットの他に、まじくん用にフレッシュオレンジジュース(680円)、ハムトースト(680円)を頼みました。

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あれ?ところで、イタリアン?ナポリタン?

基本的には同じものですが、西日本ではイタリアン、東日本ではナポリタンと呼ぶそうです。元々の名前はイタリアンで、戦前は日本全国イタリアンだったそうです。戦後横浜のホテルニ ューグランドでナポリタンと命名され、東京オリンピックの頃から、東京を皮切りに徐々に広まった様です。また関東資本のメーカーがケチャップ味のスパゲティをナポリタンで売り出してるので、ナポリタンの方がなじみ深いのかも・・・。

F1000487そういえば、先日帰省した時に食べた総曲輪の「チェリオ」さん【前ブログ】では、ナポリタン(写真左)だったような・・・。富山市は、やはり関東なのね。イタリアンというメニューはあったかどうか不明ですが、塩こしょうで味付けたのをイタリアンといって「DON」という喫茶店にあったような記憶があります。もうお店はないのかな?

でも、あれ?以前紹介した烏丸の前田珈琲【前ブログ】でもナポリタンだった・・・。

くずはモール http://www.kuzuha-mall.com/index.html

イノダコーヒー http://www.inoda-coffee.co.jp/index.html 


長岡京:棚田でコスモス摘み!

2007年10月15日 | 京都府(京都市・宇治市以外)

昨日、長岡京市の浄土谷で行われた「棚田でコスモスを楽しむ会」が行われている花畑へ、まじくんと2人で出かけました。自宅(南ICそば)から車で30分ほどです。

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3600平方メートルの休耕田を利用し、地元の浄土谷農家組合の人たちが8月に種をまいて育ててきた花畑です。

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花の開花状況は、あまり良くなかったのですが、魅力はなんといっても「コスモス摘み」ができることです。10本100円で自由にコスモスを摘むことができます。これがうれしくて実は昨年も参加しています。【前ブログ

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そういえば、先日帰省した際に訪ねた富山県の「となみ夢の平コスモスウオッチング」【前ブログ】では、花摘みをできなかったのが残念でした。でも、考えてみれば、富山の人は、たいがいお庭や道にコスモスが咲いているので、わざわざ摘んで帰らなくてもいいのかもしれないですね。実際私の実家もコスモスがいっぱい咲いていますから。(^m^)しかし、我が家の周辺(京都市内)では、ほとんどコスモスを見かけません。 京都へ嫁いでしばらくコスモスが秋に咲くことすら忘れていたくらいです。

コスモス摘みのほかには、さつまいも掘り(2株500円)」や「いとこ汁(100円)」「ふかしいも(100円)」を楽しめます。いとこ汁とは、お盆に仏様にお供えする汁物で、かぼちゃ、小豆、じゃがいも、ナスを、かつおなどのだしを入れないで少しのお味噌とおしょうゆで煮たものです。身体にやさしい味がします。

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この場所は、昨年偶然に見つけたのですが、静かだし(携帯電話はつながりません)私が子供の頃遊んだ場所に似ていて、大好きな所です。あぜ道を歩いたり、沢ガニや虫を追いかけたり自然を楽しむことができます。駐車場(無料)に車を置いて、自由に子供を遊ばせておいても見渡せるので、さほど危険はありません。

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また、棚田がある浄土谷は、新西国第17番札所の立願山楊谷寺(りゅうがんざん ようこくじ)があるところです。弘法大師が度々、この寺に参詣されていた際、岩屋からしたたり出る水で小猿の目を洗う親猿を見て、これは霊験のある水であると悟ったといわれています。以来、眼病平癒をはじめとして諸病治癒に霊験のある霊水「柳谷の独鈷水」が有名です。機会がれば、改めてご紹介しますね。

京都府長岡京市 http://www.city.nagaokakyo.kyoto.jp/ 

このあとは、おいしいランチをご紹介します。