まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都、五重塔が完成しました!

2011年05月30日 | グルメ・お土産

110530_084751_4先日、東寺さんのお土産(1,050円)として買った五重塔のペーパークラフトが、やっと完成しました~。ゴールデンウィーク前から着工してたんですけど・・・なかなか気が向かず、昨日の雨の中、ようやく完成しました~!!!

はさみは使う必要がなく、ボンドだけで作れます。制作時間のめやすは4時間とありますが、たしかに一気に作れば4時間ぐらいで完成しそうですけど、作業が細かいので根気が続かず。(><)過去の建設は【】【2】【3】にて。

東寺の五重塔は日本一高く、55メートルあります。ペーパークラフトの高さ(約37センチ)は、実物の150分の一のサイズです。と、なると・・・屋根の四隅にぶら下がってる飾り(風鐸:ふうたく)・・・あれは、まじくん(身長約130cm)が、ぶら下がってるくらいのサイズですかね~。(^m^)5つの屋根に各4個・・・合計20人のまじくんがぶら下がってる・・・。(@Д@;)

東寺 http://www.toji.or.jp/  参拝:無料  駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。

東寺はよく出かけています。【東寺周辺・弘法市:カテゴリ


京都地下鉄まつり行ってきました!

2011年05月29日 | 催し物・ニュース

今日は、台風接近、大雨警報の中・・・「おかげさまで30周年 京都地下鉄まつり」へ行ってきました。今年で、京都地下鉄が誕生して30周年を迎えます。昭和56年5月29日、烏丸線京都駅から北大路間が開業されました。

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10年ぶりの一般公開となる竹田車両基地を含む3つの会場で様々なイベントが行われました。まずは、自宅から近い竹田車両基地へ行きました。車両に乗ったまま洗車体験ができる「洗車車両乗車体験」を楽しみにしてたのですが、すでにここに来るまで、自分たちがびしょ濡れに近かったんで、もういいか・・・って感じで、あきらめました。(^^;)

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運転台見学もできたんですが・・・雨もひどくなるし、行列だし・・・。(なにしに行ったの?って感じで、すいません。)

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しかし、午前中に「まゆまろ」さんから、雨でも室内だから大丈夫~と、ツィート頂いたんで・・・「まゆまろワークショップ」は行きましたよ~。まゆでまゆまろを作りました。^^ 私も作りたかったんですが・・・テントで雨がひどくて。(T0T)午後からだったから?まゆまろには会えませんでしたが・・・。ちなみに最近は・・・天神さんで会いました。【前ぶろぐ

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今日は「こどもフリーチケット」を改札口でプレゼントしていました。その後、竹田駅から地下鉄に乗って、御池へ向かいました。写真右下:竹田駅のSIZUYAさんのブースです。通常は土日お休みなんですが今日はオープンしてました。

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スタンプラリーも行われていました。竹田、御池ギャラリー、ゼスト御池の3ヶ所でスタンプを集めると記念品がもらえます。

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記念品は「地下鉄開業30周年記念特製ハンドタオル」です。1人1枚、けっこう分厚いタオルでした。

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ゼスト御池会場では「車内忘れ物販売」も行われていました。なんかすごい本↓忘れているみたいですが、落とし主の行先が心配です。(^^;)写真クリックで拡大

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一般募集した記念ポスターの展示も行われていました。最優秀賞はなるほどの作品ですが・・・、小さな子が描いたと思われるのも素敵です。(^^)

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京都地下鉄まつり http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000100176.html


28日はそばおかわり自由「京料理 田ごと」行ってきました!

2011年05月28日 | グルメ・お土産

今日は、28日!毎月、京料理の田ごとさんが「そばの日 おかわり自由」です。田ごとさんは、京懐石のお店で、本店は四条にあります。おかわり自由を行っているのは、京都駅のキューブ店【前ぶろぐ】と、ポルタ店です。今日は、ポルタ店へ行ってきました。12:00を過ぎると行列が・・・。私たちは12時前に行ったので、待つことなく食べれました。

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本店は、ちょっと敷居もお値段も高めですが、こちらはお得なメニューがたくさんあります。店頭ではお弁当の販売もしています。そば御前(980円)、ざるそば(690円)をいただきました。おかわりは、いわゆる替玉ではなく、同じものがおかわりできます。例えば、にしんそば(950円)なら、にしんそば、かもなんそば(1260円)なら、かもなんそば・・・。

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おかわり自由なんで、おそばをそれぞれ1人前づつおかわりしました。他のお客さんも、ほとんどおかわりしてまーす。「はい!おかわり一丁~!!!」などと店員さんに大きな声で言われないので、コソッと・・・かわりできるのが、うれしいです。(^^;)

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すごーい大食いでもないのですが、なんかこんなイベントあると参加しなくちゃって思いますよね。いつも気が付けば28日・・・今日は思い出してよかったです。(^^)vなお、ご飯はいつでもおかわり自由です。

京懐石 田ごと http://www.kyoto-tagoto.co.jp/index.html


京のランチ「o・mo・ya東洞院」

2011年05月27日 | グルメ・お土産

Imgp2306今日は、朝から「ベルマーク運動説明会」へ行ってきました。今年は奇しくも小学校PTAのベルマーク担当を仰せつかりまして・・・(^^;)

ベルマークといえば、私が子供の頃も集めていました。1960年にベルマークの財団が設立されてから50年以上の歴史があるそうです。私も学生の頃、ベルマーク委員をつとめ、クラス対抗でベルマーク集めたりしてました。あの時は、ただがむしゃらに集めていましたが、実は、企業ごとに区分けが必要だったんです。その仕事をPTAの皆さんがしてたんですね~。ようやくわかりました。

説明会の後、ママ友さんたちとランチに行ってきました。今回は、ちょっと贅沢して町家フレンチ「o・mo・ya東洞院」さんです。石畳の奥に京町家を再生したお店があります。

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お昼のランチ(2,500円)をいただきました。「彩野菜のジュレ寄せ生ハム添え」・・・野菜たっぷりでおいしかったです。「竹の子のポタージュ」・・・今年は竹の子不作であまり口に入らなかったなぁ~。

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メインはお肉か魚を選べます。「丹波波鶏のローストと白いんげん豆のトマト煮込み」か「さわらと丸茄子のポアレアンチョビ風味の長芋ソース」です。私は丹波鶏を選びました。皮がぱりぱり、ジューシーでおいしかったです。

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デザートとドリンクです。こういうのって器がちがうだけでもおいしく感じますよね~。不思議~。

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ちょっと、いつもの私のランチ価格より高つきましたが・・・お庭を眺めながら、のんびりゆっくり食事をすることができました。なんか観光客になった気分~と、ママ友同士で話をしてました。京都に住むと京都らしい所になかなか行かないのが現実です。(^m^)

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o・mo・ya東洞院 http://www.secondhouse.co.jp/omoya1iijima.html


「今年は御鎮座1300年!伏見稲荷大社」へ行ってきました。

2011年05月26日 | 京都市伏見区

昨日、北野天満宮で天神市を楽しんだ後、伏見稲荷大社へ行きました。???この2つは結構離れています(車で約30分)が・・・実は昨日は富山から来た知人を案内してたんです。(^^)「伏見稲荷へ行ったことがないので行ってみたい~。」とのことで、出かけました。私は、1月の初詣【前ぶろぐ】以来のお出かけです。初詣は周辺もあちこち交通止めされ、参道までぎっしりの人ですが、平常時は、駐車場(参拝者無料)も利用でき気軽に訪ねることができます。*JR稲荷駅や京阪伏見稲荷駅からすぐです。(JR稲荷の方が参道に近いです)青空に朱塗りの建物が輝いて見えます~。まぶしいくらい。(@Д@;)現在、御鎮座1300年の奉祝事業として、あちこち修理が行われています。総工費40億円だそうです。ちなみに、本殿も修復中です。

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伏見稲荷神社の祭神は、もともと京都の古代豪族秦氏の守り神(宇迦之御霊大神:稲に宿る精霊)でした。稲の神様→食物神→五穀豊穣の神となります。そして秦氏が地方に領地を広げると同時に伏見稲荷大社の分社も広がり、やがて室町時代に商人勢力が拡大すると商売繁盛の神様としての性格も加わり、江戸時代には稲荷信仰を持つたくさんの商人が商売を成功させたために、庶民にも広がったそうです。現在、全国の稲荷神社は2万社近くあり、家庭や社屋などに勧請された小社まで含めれば、その倍の数が祀られているといわれています。

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では、稲荷信仰で、キツネが神様の使いとされるのは?昔、農村では穀物を食い荒らすネズミを食べてくれるキツネを田の神様とする風習があったのです。田の神さまは豊作をもたらす穏やかな神様だったのに・・・中世になると、インドの悪神で血肉を食らう女鬼「陀枳尼天」が白狐に乗るの姿から、キツネが恐ろしいものと考え、キツネの祟りとか狐火、人に化けるなどという話も広がり・・・稲荷社を祀ればキツネの祟りを避けられ、商売繁盛にもつながるとの事で、全国に広がったんです。なお、全国に広がる神社は多い順にいうと、稲荷神社、八幡社、天神社の順です。

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昨日は奥社まで行ってきました。塗りの千本鳥居の幻想的なトンネルをくぐると奥社があります。奥社には「おもかる石」という占い石があります。願い事を念じて石を持ち上げ、思ったより軽いと感じれば意外に簡単に叶うかも?思ったより重いと感じると叶うのは困難かも?と、占うことができます。2つ並んだうち、右側の方が軽いかも?というのは、2つ持ち上げてみた彼女↓の感想です。(^^;)2つもトライして大丈夫~?

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キツネの絵馬(500円)もあります。もともと細い目が描かれているんですが、ついつい目玉を書きたくなりますよね~。(^m^)御守りもたくさんあります。カード型の旅守りのほかに、楼門の前の狛キツネさんが口にくわえている「達成のカギ」の御守り(1,000円)もあります。カギは富を表します。

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奥社から先には、千本鳥居どころか、万本の鳥居があります。以前、詳しく案内しています。【母子で一ノ峯へGO!前ぶろぐ】にて。ところで、鳥居奉納にはいくらかかるんでしょう?興味のかる方は写真クリックで拡大します。(^^)1300年の記念にいかが~?

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門前の「いなり煎餅」さんで、辻占せんべい(100円)を買いました。おせんべいの中におみくじが入っています。さらに幸運で当たりがでたら、キツネのストラップなどが当たります。外れましたが・・・小吉でした。(^^;)

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伏見稲荷大社 http://inari.jp/index.html 6月10日は田植祭です。

伏見稲荷大社を含め、伏見区の案内は【伏見区:カテゴリ】にて。


今日は北野天満宮の天神さん(2011.5)

2011年05月25日 | 京都市上京区

今日は北野天満宮の天神市でした。毎月25日に、御祭神の菅原道真公に因んで行われます。久しぶりの良い天気~。昨日までは寒さに震えていたのに、今日は暑くて・・・26℃ぐらいありました。

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人出も、お店の数もまずまずです。(^^)現在の京都市内は、修学旅行生がいっぱいです。クラスごと?なのか、大勢で、合格祈願も行われていました。満願成就の際は、お礼詣りもしましょうね~。

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写真右下:二宮尊徳さんの像見つけました。(写真クリック拡大)最近見かけなくなりましたね。薪を背負って本を読む姿・・・実際にその姿で歩いていたわけではなく、薪を拾って売ったお金で勉強したってことだそうです。菜種を育てて、その種を売って菜種油を買い、灯をともして勉強したっていうお話もあります。勉強できるってありがたいことなんですよね、本当は!

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写真左下:赤い瓢箪・・・中に何者かが封じられているかも?(^m^)写真右下:こちらを見てるワンちゃん。目が合う・・・。

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老松さんの店頭で、月替わりのお菓子を食べました。今月は上七軒だんご(1本100円)です。もっちりやわらかな団子です。*天神市の時には店頭でお菓子を販売しています。来月あたりはアイス最中かな?

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お昼は、久しぶりに「小きみ」さんへ寄りました。お昼の定食890円です。やさしい味のおばんざいが人気のお店です。(^^)以前もご紹介しています。【前ぶろぐ

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天神市はよく出かけています。【北野天満宮・天神市:カテゴリ】   

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/

天神市の時は駐車場利用ができません。周辺駐車場も少ないので公共交通機関ご利用がお勧めです。

おまけ:先月の天神市の時にまだ桜が見頃だった平野神社(天満宮に隣接)です。「突羽根桜」の咲き終えた花があちこちぶら下がっていました。

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開花宣言より前にいち早く咲く楼門の「魁桜」には、赤い小さなさくらんぼがたくさん実っていました。平野神社の先月の様子は【前ぶろぐ】にて。


「京都銭湯部とゆく・・・長者湯」に参加しました(3)

2011年05月24日 | 京都市上京区

一昨日、まいまい京都さん主催のまち歩きイベント「 京都銭湯部とゆく、今日からできる豊かな町暮らし~地下水、薪焚き、タイル絵、昔ながらのお風呂屋さん・長者湯へ~」に、まじくんと2人で参加しました。町家と銭湯の関係のお話を聞いて、銭湯へ到着してからご主人のお話、釜屋と井戸の見学をしました。詳細は前ぶろぐにて。そして、ようやくお風呂です!

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写真右上:準備中の男湯です。タイル絵↓は雪景色の金閣寺です。待合は、スッキリまとまっています。お風呂上りにはタバコも喫えるみたいですね~。銭湯の内部写真が撮れるのも、このツアーならではですね。

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女湯は、桜景色の清水寺です。なお、タイル絵は、男女ともお風呂ではなく入口、脱衣場から見える場所にあります。全国にタイル絵を広めたのは、九谷焼で有名な石川県金沢の窯元です。もしかして、銭湯の経営者=石川県出身者=九谷焼・・・と、つながるのでしょうか?

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脱衣場は、四角い柳行李の脱衣籠がキチンの並んでいて気持ちよいです。洗い場も長い歴史を感じさせないくらいきれいで清潔感があります。(^^)そういえば、私、富山市内で独身時代、近所の老夫婦が営む銭湯へ通っていました。老夫婦だけでは掃除が大変なようで、お風呂に入るたびにカラン(蛇口)を、こそっと専用歯ブラシを持参して磨いていました。ここは、私の磨きたくなる衝動もわかないくらいきれいでした。(^^;)

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女湯の待合は、雑誌が置かれ、懐かしい、お釜(かぶるタイプ)のドライヤーも完備されていました。お風呂上りには、ビン牛乳を飲みながら、今回参加した方とはもちろん、居合わせたご近所さんとも、いろいろお話させていただきました。「なんで、銭湯が珍しいの?もの好きやね~」とささやく人もいれば、「よー来てくれはったね、これからもどんどん来てや~」というおばあさんも。(^m^)

P1190501現在、京都府の銭湯の入浴料は、大人410円、中人(小学生)150円、小人(幼児)60円 です。まじくんは小学3年生だから150円です。ちなみに小2まで女湯に入れます。(都道府県によってちがいます)

自宅風呂が普及した現在、410円の価格が高いかどうかは人によって意見もバラバラです。銭湯の帰り道、たまたまお話したおばあさんが「今どきの若いもんの家は、みーんなお風呂造ってはるけど、わたしらの家にはお風呂なんかあらへん。まぁお風呂あったとしても、よ~け、水つこうて、お湯沸かして、掃除すること思ったら、410円なんて、安いもんや~。」と、話されていました。確かに、大家族には不経済かもしれないけど、独り暮らしやご老人にとっては、銭湯はとても大切な存在ですよね。私も独身時代に通った銭湯は“毎日いろいろあるけど、今日も元気でお風呂に来たよ~”と無言の報告しているような・・・番台のおばちゃんの“いらっしゃい”の笑顔に癒されるというか・・・そんな場所でした。

ところで、一番風呂を楽しみにしてたまじくんは?まいまい京都さんの事務局のお兄さんやほかの参加の男性陣と楽しく入浴したようです。背中の流し合いをしたり、正しい風呂上りのジュースの飲み方を教わったり、女湯にいてもまじくんの楽しそうな声が聞こえてきました。本当にみなさんお世話になりました。(^^)帰り道「お風呂に4時間もいはるおっさんと話たで~。1週間に2回お風呂に来て、だれか話す人き~へんか、楽しみに待ってはるんやて。まじくんもまた、おっさんに会いに行かんとあかんわ・・・。」と、楽しそうに話していました。【まじくんのお絵かきぶろぐ

P1190491 「一番風呂は体に悪い」などと聞きますが、それは浴室が温まっていない、湯温が高すぎる、水道水のお湯は刺激が強いなどの理由があります。その反対に「一番風呂はありがたい」と、いう人も・・・。誰も入っていないきれいなお湯に入れるからでしょうか?

実は私が生まれた頃の実家は、茅葺きの家で五右衛門風呂で、一番風呂は必ず家長の祖父が入ることになっていました。思春期の頃はそれがなんとなく嫌でしたが、後々、その祖父が私が赤ちゃんの頃一緒に一番風呂に入り、体を洗ってくれていたことを聞きました。厳しいばかりの祖父で、ゆっくり話したこともありませんでしたが、私を含め兄弟3人を洗ってくれてたのかと思うと、なんだか温かい気持ちになります。長者湯の一番風呂に入りながら、ふと祖父の事を思い出した私です。お風呂っていいですね。(^^)

まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/  銭湯ツアー今秋も実施予定


「京都銭湯部とゆく・・・長者湯」に参加しました(2)

2011年05月23日 | 京都市上京区

一昨日、まいまい京都さん主催のまち歩きイベント「 京都銭湯部とゆく、今日からできる豊かな町暮らし~地下水、薪焚き、タイル絵、昔ながらのお風呂屋さん・長者湯へ~」に、まじくんと2人で参加しました。

まずは、よしやまち校舎で、京町家についてお話を伺ってから、長者湯まで実際に町家を見ながら、まいまい(うろうろ)歩き始めました。詳細は前日ぶろぐにて。ようやくついた長者湯さんです。(到着した時間は準備中で暖簾が下がってませんでした)下駄箱に靴を入れて・・・昔ながらの下駄箱、大きくなった日本人の足にはちょっと小さめかも?下駄箱に入れるべき、下駄・・・もってます?

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銭湯(湯屋)の起こりは、身体を清めれば精神も清められるという仏教の教えに基づきます。奈良・平安時代の僧侶の入浴のための「湯屋」、病気を患った人を清める「施浴」から始まり、鎌倉時代には一般人にも普及します。日本に現在のような銭湯がたくさんできたのは、昭和30年代です。ただし昭和40年代には各家庭に風呂ができ、現在に至るまで減り続けています。こそっと番台に座ってみました。番台では、せっけん、シャンプー、かみそり・・・飲み物のほかに、お土産に絵葉書も売ってまーす。ここの番台は、脱衣場に背中を向けたスタイルです。

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お風呂屋さんを経営しているのは、全国的に石川県の方が多いそうです。この長者湯さんにも、さかのぼれば加賀のご出身だそうです。看板には「白山湯の花温泉」の名が・・・白山は石川県にある山のことです。私の故郷、富山の八尾の民謡、越中おわら節にも♪えっちゅで、たってぇ~やま~♪かがぁで~は、は・く・さ~ん!!(越中で立山加賀では白山)って、出てきます。全国に白山湯って名前の銭湯、結構見かけます。(^^)

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さぁ、一番風呂の前に、普段は見ることができない釜場を見学~。先ぶろぐでお話しした通り、ここは薪焚きのお風呂です。銭湯のお湯を沸かすって、どんな大きな釜だろうと思ったら、意外と小さめ・・・でも、あのジブリ映画「千と千尋の神隠し」で、釜じいが使っていた釜の蓋を開け閉めするために上げ下ろしする鉄の棒もちゃんとありました。

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ご主人に教えてもらって、薪もくべてみました。ところで「くべる」は漢字で「焼べる」と書きます。自宅で火を焚くことが少なくなった今、くべるは死語のようですね。(T0T)薪くべ体験、楽しかったです。【写真右下】今回、うっかりして素敵な長者湯のご主人のお顔を撮るのを忘れてました。その代り・・・釜場の働き者!双子のロボット?のようなかわいい顔の温度計の写真でお許しを・・・。おちょぼ口に見える。(^m^)

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続いて、地下水の井戸を見に行きました。5人も入れば満室になるような小さな空間です。釜場から数段降りると大きな井戸が・・・。この井戸は枯れることがなく湧いていますが、夏場など水が少なくなるときがあるそうです。その際は水道水を使うこともあるそうです。

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さぁ、薪もくべたし(役にはたってないようですが・・・)、井戸水も確認したし!いよいよ一番風呂に入ります!次のぶろぐへ。なかなかお風呂に入れないですね。とりあえずお風呂の様子は、先に写真付きでつぶやいてます。【こちら

まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/

まいまい京都の過去の参加コースはブログ内検索にて

 

 

 


「京都銭湯部とゆく・・・長者湯」に参加しました(1)

2011年05月22日 | 京都市上京区

昨日、まいまい京都さん主催のまち歩きイベント「 京都銭湯部とゆく、今日からできる豊かな町暮らし~地下水、薪焚き、タイル絵、昔ながらのお風呂屋さん・長者湯へ~」に、まじくんと2人で参加しました。集合場所は、京都建築専門学校よしやまち校舎です。

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よしやまち校舎は、2000年に京都建築専門学校50周年を記念し、町家校舎として改修整備されたものです。ツアーは、この町家の中で、講師である京都銭湯部のよしだれなさんに「京町家と銭湯にについてお話」をうかがってから、歩いて「古き良き京都のお風呂長者湯」さんを目指します。そして最後は一番湯へ入れます。(^^)中学生以上対象ですが、小3のまじくんもお願いして参加させていただきました。

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校舎を出た後、町家についての説明を聞きながらのんびり歩きます。そもそも町家とは、職住一体となった家のことで、軒先は商売用、奥は住まいとなっています。表に面している格子を外せばいつでも商売ができる仕組みです。

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写真右上:町家の2階・・・江戸の中頃に出た2階禁止令、倹約令をごまかす(失礼)ため、表に面した部分はとても低いです。昔ながらの虫籠窓(むしこまど)と近年になって改修されたガラス窓が並んでいます。虫籠窓は風通しや明かり取りのために漆喰で作られた窓で開閉ができません。そのため近代になってガラス窓に替えられた家が多いそうです。写真左下:半分だけガラス窓も・・・。写真右下:町家の屋根は、なんとな~く丸みを帯びて、お辞儀をしたような形です。腰を低く、商いの町に適した形、材料の節約、厳しい規制の結果・・・諸説あるそうです

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途中、道沿いの京菓子司 金谷正廣さんへ寄りました。安政3年(1856)、石川県加賀の菓子職人さんが開いた老舗です。真盛豆(しんせいまめ)が名物です。煎った丹波産黒豆に大豆粉を重ね、青のりをまぶしたお菓子です。突然お邪魔したにも関わらず、お話も聞かせていただき試食もいただきました。(^^)おいしかったです。もちろん、お土産も買いました。青のりときなこの風味が癖になります。小さいウズラの卵ぐらいの大きさです。

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金谷正廣 http://shinseimame.com/ 以前鮎のお菓子をご紹介しています。

その他に、鬼門に植えられた南天を探したり、屋根の上の鍾馗さまを見つけたりと、なかなか銭湯につきません。(^^;)1キロの道のりをまいまい(京都弁:うろうろ)歩くこと1時間・・・ようやく銭湯「長者湯」さんの高い煙突が見えてきました。

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長者湯さんは、映画の撮影にも使われた事もある雰囲気ある銭湯です。壁には、廃材がたくさん並べられていました。実は長者湯さんは、昔ながらに地下水を薪焚きしているお風呂屋さんなのです。「やった!到着!はやくお風呂入りたい!」と、喜ぶまじくんに「今からこれをみんなで焚いて、お風呂沸かさないと入れないよ~。」と・・・。え?本当?(@Д@;)

続きは、次のぶろぐにて。

まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/

まいまい京都の過去の参加コースはブログ内検索にて


今日は東寺の弘法さん(2011.5)

2011年05月21日 | 京都市南区

今日は東寺の弘法市でした。朝からいい天気に加え、土曜日ということもあり、きっとすごい人だろうと思ったら・・・やはりすごい人でした。南門から入り境内を歩こうと思ったんですが、人が多いので今日は、スルーしようと再び南門から出て、お堀の外を歩いて東門へ向かいました。

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境内の外、お堀の周りにもお店がいくつも出ています。東寺さんへ向かう人、帰る人で道は牛ぎゅうづめです。(><)*本当に人が多いときは、車道一車線止めてたり、一方通行になってたりすることもあります。

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東側、以前大きな植木の露店がたくさん出ていた場所【前ぶろぐ】は、今は「手作り市」になっています。梅小路で第一木曜に行われる「一木手づくり市」前ぶろぐ】に出店しているお店がいくつか出ていました。写真右下:まじくんが気になったぬいぐるみ・・・。

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東門から入ろうと思ったんですが、東門は京都駅から徒歩で東寺を訪ねる人の波で身動きできないくらいでした。団体さんも続々。そこであきらめて、京都駅へ向かいました。途中、弘法セール中のお肉屋さんで、揚げたてのコロッケを買って食べました。1個40円、揚げたてでこの値段なら満足です。(^^)弘法市の日は、セールをしている東寺周辺のお店、多いです。

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東寺 http://www.toji.or.jp/  参拝:無料  駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。ライトアップも駐車場利用できません。

東寺はよく出かけています。【東寺周辺・弘法市:カテゴリ

P1190518【おまけ】今日は、弘法さんへは寄っただけなのです。実は、以前から楽しみにしていた目的地があります。それは京都の銭湯です。午後から、まいまい京都さん主催の 【銭湯】 京都銭湯部とゆく、今日からできる豊かな町暮らし~地下水、薪焚き、タイル絵、昔ながらのお風呂屋さん・長者湯へ~に、参加したんです。

いろいろお話を聞いて、見学をして、最後は一番風呂へ!!とっても楽しかったです。詳細は明日のぶろぐにて。


「あたか飯店京都店」でランチ

2011年05月20日 | グルメ・お土産

昨日、京都市南区の一号線沿いにある「あたか飯店 京都店」でランチを食べてきました。(^^)あたか飯店は、京都へ嫁いできた頃、姑から「よく町内会で出かけたわ~。最近ぜんぜん行ってへんわ~。」と、何度も聞かされてたんですが・・・結局行くことがなく・・・昨日初めて、ママ友同士で出かけました。初めて気づいたんですが、ここってチェーン店だったんですね。本社は滋賀県で京都のほかに、草津店、大津に店があります。お店に入るとおいしそうなランチのサンプルが並んでました~。

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2階の禁煙席に座りました。ボリュームいっぱいお手軽なメニューがいろいろあります。日替わりランチは780円からです。写真クリックで拡大できます。

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レディースランチ(880円)をいただきました。担担麺、焼き豚の白葱胡瓜のクレープ巻、チーズ春巻、海老マヨ、サラダ、ゴマ団子、マンゴープリンがついています。ちょっと多いような気もしますが、麺がそれほど多くないので、全部食べれました。春巻きもゴマ団子も揚げたてでとってもおいしかったです。(^^)ランチ時は、珈琲(ホット・アイス)が飲み放題です。

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あたか飯店 http://www.ataka-hanten.jp/

P1190449_2おまけ:「あたか飯店京都店」のナナメ前にあるビルです。どこかで見たことないですか?ドラマ「科捜研の女」「京都地検の女」のロケ地です。ドラマを見るたびに、もしかしてもしかしてと思ってたんですが、最近真相がわかりスッキリしました。

このビルの近くに住んでいるママ友さんがロケを見学した時の感想は「沢口さん顔小さ~。」だ、そうです。(^^;)

京都が舞台のドラマは結構ありますので、ドラマ見るたびに、こんなところで待ち合わせ???とか、え?いきなりこんな場所へ移動???とか、ツッコミどころ満載で楽しいです。


押し花教室&コトチカ御池でランチ

2011年05月19日 | グルメ・お土産

一昨日、久しぶりに押し花教室へ行ってきました。先月はまじくんの春休みと重なったため休んでいたんで、久しぶりの教室です。やっと額が仕上がりました。カーネーション、孔雀草などを使いました。仕上がりは・・・とりあえず、花の色がきれいでよかったです。(^^;)額のほかに、コサージュも作りました。パンジーの押し花のコサージュです。

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教室の後、前日(16日)オープンした地下鉄烏丸御池駅構内「コトチカ御池」のリニューアルしたSIZUYAさんへランチを食べに行きました。お店は、改札の先にありますが、駅員さんに「通行証」をもらえば、切符なしで出入りできます。「パリのサンジェルマン・デ・プレ」をイメージした外観だそうです。行ったことないのでわかんないけどね~。(^m^)

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SIZUYA(志津屋)さんは、前回四条通りにあるフランセーズ店をご紹介しています。こちらのお店にもフランセーズ店同様、イートインコーナーがあります。店内で好きなパンを選んで、飲み物などを1オーダーして利用できます。フランセーズ店のように、パスタなどのメニューはありませんが、サンドイッチセットなどがあります。ドリンク類は、珈琲、紅茶、ジュースに加え、ビールやワインなどもあります。私は大好きなあずき&おさつパン(170円)とピンクグレープフルーツジュース(147円)に、プレミアムカルネ(280円)をオーダーしていただきました。あったかいカルネ、おいしかったです。(^^)駅が便利になるのはいいですね~。

志津屋(SIZUYA) http://www.sizuya.co.jp/

前回の教室&ランチは【前ぶろぐ】にて。


京都「葵祭」行ってきました!2011 (2)

2011年05月18日 | 京都の祭

5月15日は、京都の葵祭でした。下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、祇園祭、時代祭とともに京都三大祭に数えられています。先に、お祭りの歴史と、路頭の儀の、お馬さん、男性陣の様子をご報告しました。続いて、女性陣です。行列の順は無視して、私流に説明しています。

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女性の行列は、一台目の牛車(のちほど紹介)が過ぎて、お花飾りの風流傘の後からです。写真左上:花傘をさしかけられているのは内侍(上級女官:ないし)や命婦(中級女官:みょうぶ)です。

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馬に乗るのは騎女(むなのりおんな)です。斎王(のちほど紹介)付の巫子で騎馬で参向します。足元は革靴です。かわいい童女(めのわらわ)もいます。今も昔もかわいい子が選ばれたんでしょうね~。

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続いて、牛車です。これは勅使の乗用のものを行列を立派にするために引き出されたものだそうです。誰も乗ってないってことですね。さて、突然ですが葵祭を直接見ないと実感しないことがひとつあります。それは音がないということです。お囃子とか歌もなく、ただ静かに行列が過ぎていきます。たまにヒヒヒィ~~ンという馬の雄叫びと、牛車の車輪の音・・・。牛車の音は、昨年の時代祭の際に動画を撮っています。響き渡る車輪の音をお聞きください。

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きれいに藤の花や山吹が飾られています。そのあとに替牛が続きます。考えてみれば、牛さん1頭でひいているんですよね。お供の方が、多少押したり、ひいたり、してるのかもしれないけど・・・お疲れ様です。

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葵祭のヒロインというべき「斎王代」です。今年の斎王代は56代目、同志社大学の4年生です。つねににこやかにして楽しむようにしたとコメントされていましたが、その言葉通りに、ずっと静かに微笑んでいた様子が印象的でした。

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斎王とは、天皇の即位後、天照大神の御杖代として伊勢神宮や賀茂社に奉仕する未婚の内親王や女王の事で、斎王代というのはその代りって事です。ところで、斎王代が祭のヒロインだとすると、ヒーローは誰?行列最高位の勅使でしょうか?ただし、賀茂社の路頭(行列)の儀に参加されているのは代理の方、社頭の儀に参加されている勅使は宮内庁の方です。うーん・・・やっぱヒーロー不在かな?いや、みなさんが主役ですね。(^m^)

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行列の最後は、2代目の牛車です。こちらは最も位の高い女官が乗る・・・とありますが、乗ってるのかな?御簾の中は見えません。そして、最後尾は、救急車です。以前見たときは救急車も最後を堂々と進んでいきましたが、今回はトラブルがあった?のか、途中で止まってしまいました。

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行列が去った後の御所です。有料席の並びがなんかちょっとさみしい感じです。お土産の売店が少しだけでていました。

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今年の葵祭は、日曜日開催に加え天気にも恵まれ本当にすごい人でした。中には人ごみにもまれ思うように見学できなかった方もおられるようです。平日であればこれほどの人ではないので、ぜひ、これに懲りず来年も見てくださいね!

葵祭 http://www.kyokanko.or.jp/3dai/aoi.html

京都御苑 http://www.fng.or.jp/kyoto/kyoto-index.html

京都御苑はよく出かけています。【京都御苑周辺:カテゴリ

葵祭の際は臨時駐車場(500円)があります。ただし、渋滞もあり出入りにずいぶん時間がかかります。公共交通機関がお勧めです。

 


京都「葵祭」行ってきました!2011 (1)

2011年05月16日 | 京都の祭

昨日は、京都の葵祭でした。下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、祇園祭、時代祭とともに京都三大祭に数えられています。ちなみに五山送り火を加えて、京都四大行事とされています。昨日は日曜ということもあり、きっとすごい人出だろうな~と覚悟して出かけました。地下鉄丸太町駅に着いたのは9時過ぎ、すでにすごい人で、御所への近い出口には行列ができてました。その出口をスルーして、別の出口から出て御苑内へ入ると・・・それほどでもない?しかし、行列が通る付近はすでにけっこう人が集まり、開始1時間前、見物の2列めに陣取ることができました。(とりあえずラッキー)

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10:30過ぎ、警察の騎馬隊が動きだし、ようやく葵祭の行列が動き始めました。さっそく粛々と行列がやってくるかと思ったら・・・なんかざわざわ(^^;)どうやら、お馬さんが言うこと聞かないらしく、苦労されていました。私、過去に派手な落馬をしたことがあり、けっこう苦労がわかります。しかしちゃんと馬方さん?がついているので、暴走は防げそうです。

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賀茂祭(葵祭)の起源は、今から約1400年前の欽明天皇の時代(567)です。風雨が激しく五穀が実らず、原因は占いにより「賀茂の神々の祟り」と出ました。そこで、4月の吉日に祭礼を行い、馬に鈴をかけ、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競をたところ、風雨はおさまり五穀が豊かに実り安泰になったのが始まりです。・・・つまり葵祭の祭儀は、5月3日の流鏑馬、4日の斎王代御禊、5日の歩射、12日の御蔭祭などの前儀と、当日の路頭の儀(行列)、社頭の儀(両神社神前での儀)からなっています。

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賀茂祭が葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代です。元禄7年(1694)に再興された際に、当日の内裏宸殿の御簾をはじめ牛車、勅使、衣冠、牛馬に至るまですべて葵の葉で飾るようになってたからです。写真左上:冠に挿された葵がとっても凛々しいです。(^^)また日程は、明治17年以降、毎年5月15日に行われています。

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路頭(行列)は、総勢511名、馬36頭、牛4頭、牛車2基からなり、約1キロに及びます。京都御所を出発して、市中を練り下鴨神社、上賀茂神社へと向かいます。お馬さんも、黒、白、鹿毛、栗毛、芦毛いろいろですが、騎乗する男性も、おそらく現代の男性は着ないであろうと思われる色をこの日は、まとっておられます。和服って不思議ですよね~。違和感がない。まぁ、多少・・・。

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行列中の最高位、天皇の勅使です。↓乗ってる馬の雰囲気で、偉い人なのね~ってわかります。現在は宮内庁の方だそうです。ただし、現在は行列には参加せず、代理の方が務めるそうです。馬に乗って行列に参加・・・結構大変ですよね。まぁ代理の方も大変ですが名誉あるお仕事、お疲れ様です。(^^)

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今回は、行列の順は無視して、私流でご案内しています。続いて何か”持ってる”方々です。籠の中には何が入っているんでしょうね。写真右下は、賀茂両社の神前に供える御幣物を納めた櫃です。御幣とは、神様への捧げもので玉串とか・・・。食物などではないようです。下社二座、上社一座、合わせて3つの櫃が運ばれていきます。ちなみに賀茂神社は、下鴨(賀茂御祖)が親、上賀茂(賀茂別雷)が子です。

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時代祭のように、武器のほかにも、いろいろ調度品も持っています。虎の毛皮は、簡単に手に入らない超高級輸入品だったのでしょうね~。今も別の意味で手に入らなくなりましたが・・・。

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持っているのが大変そうなのが傘です。特に、花を飾った風流傘は大変そうですよね。4人で順番に持つそうです。

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お姉さんに傘をさしかけるのも大変そうですね。でも、ちょっといいかも?花傘をさしかけられるのは命婦(高級女官)です。普通の女性じゃダメなんですね~。

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この後は、牛車と女性の列をご紹介します。次のぶろぐにて。

社団法人 京都市観光協会 http://www.kyokanko.or.jp/ 葵祭