まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都国立博物館「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展&ランチ

2014年10月31日 | 京都市東山区

先日、京都国立博物館で開催中の「国宝鳥獣戯画と高山寺」展を見てきました。詳細は前日ぶろぐにて。展示会を見終わった後は「京へのいざない」の2期展「桃山 秀吉とその周辺」開催中の平成知新館へいきました。。ちょうど大河ドラマも秀吉の時代ですから、より興味深く見る事ができました。秀吉好みのキラキラがいっぱい。(^^)

途中、先日ご紹介した館内の「レストラン ザ・ミューゼ」を覗いたら、席が空いていたので、ランチを頂く事にしました。 今回もテラス席へ。前回訪ねた時に気になっていた「どんぶりランチ」を頂きました。牛丼です。えーっと、普通です・・・。(^^;)1,800円(税別)やはり、前回食べたザ・ミューゼスランチが、コーヒーもデザートもついててお得でお勧めです。【前ぶろぐ】*この日、お昼には少し早目だったので席が空いていましたが、11:30過ぎには10人ほどが待っていました。

平成知新館からの眺め・・・ずいぶん秋らしくなっています。鳥獣戯画展の看板を見ると、待ち時間が「70分」鳥獣戯画を目の前で見る時は「+50分」になっていました。(@Д@;)大変そう・・・。

新登場した館内企画の「さわって発見!ミュージアムカート!」のひとつ「彫刻のカート」では、仏像の玉眼を入れる体験をすることができます。仏像の眼のパーツを外して仕組みを知り、再び組み立てます。仏像の眼を外すなんて、めったに体験できない事で、とっても面白かったです。許可を頂いて写真を撮りました。

この日はとっても良い天気。噴水には虹がかかっていました。

博物館の庭のあちこちに、鳥獣戯画の甲巻から飛び出した動物たちのパネルとハンコがおいてあります。館内に置いてあるパンフレットがスタンプラリー用紙になっています。

スタンプは全部で6つ。飛び出した跡に押して楽しみます。スタンプが全部たまっても記念品などはありませんが、意外に楽しいです。(^^;)右下写真:限定お土産の生八つ橋「おたべ」です。(540円税込)

庭園内にあるお茶室「堪庵」も覗いてきました。紅葉が少しだけ進んでいました。先日訪ねた時【前ぶろぐ】には、咲いてなかったサザンカが咲き始めていました。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

【おまけ】博物館の近くにある七條甘春堂さんへ寄ってきました。現在、店の前に茶席を設けてるようです。なんか、昔の茶店を覗くようで、ちょっと面白い眺めです。室内席もあります。メニューは甘味やお赤飯のランチなどがあります。

お土産に、平成知新館のオープン記念のお菓子「知新」(150円)、秋琥珀(650円)を買ってきました。知新は抹茶餡が入った平たいお饅頭です。けっこうおいしかったです。ここの琥珀は甘さや食感が気に入って、よく買います。季節によって色が変わります。(味は変わりません)*税別価格

七條甘春堂 http://www.7jyo-kansyundo.co.jp/


京都国立博物館「国宝 鳥獣戯画と高山寺」見てきました。

2014年10月30日 | 京都市東山区

昨日、京都国立博物館で「国宝鳥獣戯画と高山寺」展へ行ってきました。開催初日に覗きに行った【前ぶろぐ】ら60分待ちだったので、少し落ち着いてから行こうかな~と、思っているうちに日がたってしまいました。連日人気で待ち時間がかなりあるみたいだし・・・とりあえず、待つ覚悟を決めてオープンの9:30を目指しました。博物館近くへ行くと・・・ん?人だかり(@Д@;)朝からこんな混雑してるんだ・・・。(私が到着と同時に開門でした)

すでにチケットを持っていたので、そのまま入場して・・・明治古都館を見ると・・・行列のためのテントにはギッシリの人。係りの人が、約30人毎に、順に入場を促していました。ちなみに、待ち時間、混み具合は京都国立博物館がツイッターでつぶやいています。https://twitter.com/izanai_choju (ログインなしで誰でも見れます)

結局、私は、30分待ちで入場することができました。このくらいなら、大したことなかったです。お天気もよかったし~(^^)音声ガイドは佐々木蔵之助さんです。(520円)

今回の展示会では、絵巻の中でも最もよく親しまれ、世界的にも知られる高山寺の国宝「鳥獣人物戯画」全4巻(甲乙丙丁)を1度に見ることができます。(前期・後期で、各巻の前半・後半を展示)また、高山寺中興の僧・明恵上人(みょうえしょうにん)に関わる資料や、国宝「華厳宗祖師絵伝(華厳縁起)」などの名宝の数々が展示されています。

高山寺は、774年、光仁天皇の勅願によって開創、その後、鎌倉時代に明恵上人によって再興され、後鳥羽上皇より「日出先照高山之寺」を賜りました。真言宗のお寺で、平成6年には、世界文化遺産に登録されています。

明恵上人は、生涯独身を貫き、仏の道一筋に生きぬいた方で、40年間にわたる「見た夢の記録」を続け、端正な顔立ちの美男子だったそうです。紀州生まれで、4歳のとき姿形が美しいので御所に参らせようと思っていた両親の考えに対し、すでに仏門に入りたいと決めておられたそうです実際には8歳の時に母が病死、父も頼朝との戦いで戦死しています。実際に描かれた夢の記録も本展で見ることができます。絵入りでした。

 

たくさんのすばらしい品が展示されていますが、やはり鳥獣戯画はメインという事もあり、ものすごい人気。間近で見ようと思うと待ち時間がかかります。私は10分程待ったかな?絵本やおみやげ品などで鳥獣戯画はよく目にしますが、本物はやはり力強く迫力がありました。多少待っても間近で見ることをお勧めします。

私は、9:30到着、入場は10:00、音声ガイドを聞きながら、全部見終わったのは11:00でした。展示数は、それほど多くないので(十分ではありますが)ゆっくり見ることができます。私が帰る正午頃は入場までは80分待ち、鳥獣戯画の甲巻を間近で見る場合は館内で30分待ちになっていました。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

明治古都館(本館)特別展覧会「国宝鳥獣戯画と高山寺」 

前期 10月7日~11月3日 後期 11月5日~11月24日

本館↑の観覧券で平成知新館の展示【前ぶろぐ】も見ることができます。

お、高山寺のある栂尾は、京都の紅葉の名所三尾「高雄・槇尾・栂尾」のひとつです。明恵上人の住居跡、国宝「石水院」では、鳥獣戯画の4分の1のサイズや寺宝のレプリカが展示されています。

いつも見ていたものの本物を、展覧会で間近に見る事が出来るのは、とっても貴重な体験となりました。

栂ノ尾山 高山寺 http://www.kosanji.com/ 紅葉時によく訪ねています。【13/11/23】【13/11/12】【09/11/10】【07/11/30】【07/11/16】【07/10/18

おまけ:地下鉄北山駅下車すぐ、京都府立陶板名画の庭には、実物サイズの2倍の鳥獣戯画の陶板絵が飾られています。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

この後は、ランチとお土産、常設館などをご紹介します。次のぶろぐにて。


「正倉院」見てきました&周辺ぶらぶら・・・

2014年10月28日 | 奈良

昨日、奈良国立博物館で開催中の「第66回正倉院展」を見てきました。詳細は前日ぶろぐにて。正倉院展の後は・・・今年100年ぶりに大規模な修理が完了し、10月25日から一般公開された「正倉院」を見に行くことにしました。

まずは、奈良公園内をあちこちぶらぶら。今月、鹿の角切りが行われたので、角が切られた鹿を見ることができます。鹿同士の争いや鋭い角で旅行者の安全のために伸びた角を切るとの事ですが、ほっておいても1年で生え変わり、自然に落ちるのだそうです。

いろんな鹿がいます。食べ物欲しさに追っかけてくるものも、愛想してくるのも、無視するのも・・・。なんとなくカメラ目線なのもいます。門の前でパチリ☆大仏さんも見たいですが、今回は正倉院が目的なのでスルー・・・。東大寺は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

大仏殿のその奥・・・正倉院への案内板がちょこちょこ出ています。途中、ナンキンハゼの葉が朱く色づいて、とってもきれいでした。

奈良国立博物館から徒歩15分、ようやく「正倉院」へたどり着きました。10月25日から公開されています。正倉院展開催中は毎日公開、その後は平日のみの公開です。(10:00~15:00 事前申込不要・無料)

前景を写真に収めるのは・・・もう少し下がらないとダメなんですが、人が多くて無理でした。写真や模型を見るより、実物は、かなり大きく感じます。「昔はすぐ下まで行けた・・・」って、そばで観覧してた方が言っておられましたが、なんか、私もそんな記憶があります。いつの事だったろう?

正倉院「正倉」外構の公開についてこちら】宮内庁のサイト内です。

正倉院を見た後、あちこち見たいものもありましたが、この日は時間切れ!実は、まじくんの三者面談ので、早めに京都へ戻らないとダメでした~。前期の通知表受け取らなきゃいけない。なんでも、今年から通知票もデジタル化だそうです。(^^;)

帰り道、見かけたいち早く色づいた銀杏と、面白そうなカフェの看板工場跡事務室?金土日祝営業の様です。面白そう~。

そのまた帰り道千壽庵吉宗さんへ寄りました。押上バス停の前あたりにあります。

なにかおいしそうなものないかな~と見ていたら「しかどら」を発見!(1個172円)カフェオレ、いちご、ラムレーズン味があります。ふわふわもちもちのスポンジ生地にクリームがはさんであり、おいしいです。パッケージの鹿のイラストもかわいいです。店内ではお茶のサービスがあり、昆布茶とわらびもちを頂きました。

その後、近鉄奈良駅そばの東向商店街にある「麻布おかいさんで「奈良まほろばふきん」を買ってきました。(60cm×30cm:3枚1,080円)レーヨンの8枚重ねのふきんで台ぶきんとしてすごく使いやすいです。半年ぐらい使い続けると、写真のように小さくなってしまいますが、吸水性もよく、ヨゴレもスッキリ!ボロボロになっても捨てがたいくらいの愛着がわきます。(^m^)正倉院展の度に買い続けて愛用しています。超お勧めです!

帰りの電車を待つ間、カフェチャオプレッソで「奈良エリア限定のカプチーノ(340円)」を頂きました。奈良の大仏さんと鹿が描かれています。大仏さんの右手・・・施無畏印(せむいん)。意味は「恐れることはない」「大丈夫、安心して、落ち着いて」など広い解釈があります。

右上写真は、東大寺ミュージアム前にある実物大(2.56m)の手です。では、左手は?昔、近鉄奈良駅にあった「なら奈良館」に実物大のものがあり、実際に乗った事【前ぶろぐ】もありましたが、現在は閉館となり、その左手は東大寺の大仏殿の中にあるそうです。(今は乗れないらしい・・・残念)


「第66回正倉院展」へ行ってきました。

2014年10月27日 | 奈良

今日は、奈良国立博物館で行われている「第66回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。近鉄奈良駅の改札を出た所には、特設チケットブースがあります。当日券をお求めの場合は、こちらで購入しておくとスムーズです。(混んでる時は、博物館での当日券購入に時間がかかります)

駅から出たら、ひたすら歩きます。途中、かわいい鹿を見つけてもわき目もふらず、歩きます。なぜなら、ここで時間をとられてしまうと・・・あとから大変。ふらふら寄り道していると、博物館に着いた時は、長い行列ができていることがあります。ちなみに、待ち時間は読売新聞のサイトで確認できます。読売新聞正倉院展会場状況

今日は、9:50頃に近鉄奈良駅に到着。待ち時間20分の案内でしたが、現地へ着くと10分待の案内でした。ひとまず、安心・・・。でも、待っている間に、入場者数制限がかかり、結局20分程待ちでした。その後、待ち時間はどんどん長くなり、私が帰る正午頃は60分待になっていました。

列に並ぶと、あとはグルグル・・・誘導に従い歩きます。途中には、モニターが出ていて、展示会の見どころや、観覧時の注意などが流れます。「リュックサックは、身体の前でお持ちください。」なるほどφ(..)メモメモメモ ・・・観覧者の年齢層や周辺の観光地(奈良公園)を考えると、確かにリュックの人が多いかも?観覧の邪魔になるし、防犯のためでもあるのかな?

正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。今年は、天皇皇后両陛下傘寿記念の開催で、華やかな宝物がまとめて出陳されています。

今回の展示の目玉は、桓武天皇が愛用した6枚1セットの「鳥毛立女屏風」です。寝室に飾ったらしく、木の下に立つふっくらとした女性が描かれています。そっくりな絵が中国で見つかっているそうですが、裏打ち紙の文書や衣服の木の部分に貼られていたヤマドリの羽毛などから、日本製と見られています。本展では6枚のうち4枚東京国立博物館の「日本国宝展」で残りの2枚が公開されるそうです。

この屏風を目の前で見るのは少し大変です。入館待ちは20分程でしたが、この屏風のブースを目の前で見る館内の行列は1時間待ちでした。4面出陳は見事ですが・・・諦めて他を見る人も・・・。

私は、この屏風よりも、もっと見てみたいものがありました。それは麻布に描かれた地図「越中国射水郡くぼ田野地図」です(くぼは漢字ですがPCで表示できません)私の故郷の富山に、飛鳥時代に東大寺の荘園があり、地図が記され、国司とか役人とか・・・記録が残っているなんて、なんかスゴイなって思いました。感動~(^^)しかも初出陳です!麻布に描かれた地図は11枚あるそうで、そのうち越中国のを出して頂いて感謝です!

しかし、地図とはいえ、真ん中に2本ほど川が描かれ、その周辺が碁盤のマス目で記されているだけので、どこがどこかよくわからないのですが・・・もっと近くで見たら小さな字で書いてあるのかも?高岡市伏木に越中国府がおかれていたからそのあたりなのかな?ちなみに、現在の富山県には射水郡という名称は残っていません。2005年に小杉町、大門町、大島町、下村、新湊市等が合併して射水市が発足しています。

追記:射水市の知人に伺ったところ・・・石黒信由という伊能忠敬に次ぐといわれる優れた和算家射水市出身で、忠敬同様に多くの優れた測量地図を残しているそうです。射水市新湊博物館では、石黒信由の関係資料として正倉院所蔵の射水郡の地図の話題も取り上げているそうで・・・地元の人の中では知られているそうです。な~るほど φ(..)メモメモメモ

観覧の後は、お抹茶を頂きました。(一席500円)庭園の紅葉が進んでいました。

地下の回廊では、特別企画「正倉院展ポスター」の展示が行われています。(無料区域:11月30日まで)昭和22年の第2回開催から昭和63年までのポスターが並んでいます。*第1回目はポスター作製なしだったそうです。

このポスター、なかなか面白いです。今回のメイン展示の鳥毛立女屏風をモチーフにしたポスターも4枚ありましたが、その1枚目のポスターが・・・右下の写真です。時代を感じますね~。

 

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第66回正倉院展 10月24日(金)~11月12日(水) 観覧料金 大人:1,100円 高大:700円 小中:400円  音声ガイド:500円  拝観所要時間:60分~90分 *最終日は両陛下傘寿祝いで入館無料

待ち時間は、例年、平日なら15分~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ第65回 第64回 第63回 第62回 第61回  第60回  第59回

この後は、100年ぶりの大修理を終えて公開された正倉院を見に行きました。次のぶろぐにて。


「第60回京都大アンティークフェア」へ行ってきました。

2014年10月25日 | 京都市伏見区

昨日から伏見区のパルスプラザで「第60回京都大アンティークフェア」が開催されています。出店数は約330店、西日本最大の骨董市です。西洋アンティーク、骨董、古民具、和服・・・いろんなお店があります。今年は外人さんのお客さんが目立ちましたね~。

お値段もいろいろ、数百円~数十万、数百万です。基本、値札を表示しているお店が多いです。室内開催ですからお天気に左右せずゆっくり楽しめます。

通路にもぎっしり商品が置かれていますので、小さなお子さん連れはご注意ください。日本人形の修理ブースやお土産ブースも出ています。

第60回京都大アンティークフェア―

10月24日(金)~26日(日)10:00~17:00 最終日は16:00まで。期間中、竹田駅からパルスプラザまで無料送迎バス(約5分)がでています。徒歩だと15分。無料駐車場がありますが、ピーク時は大行列です。食事は会場内に飲食ブースがあります。以前の様子【こちら

京都大アンティークフェア―(吾目堂) http://www.gomoku-do.com/

パルスプラザ http://www.pulseplaza.jp/index.html

大アンティークフェアはよく出かけています。ランチ場所なども紹介しています。(ブログ内を検索してみてください)

【おまけ】パルスプラザから北へ徒歩5分、伏見力の湯の敷地内に、京都の農産物直売所「じねんと市場」があります。近隣農家の京野菜に加え、京都府産のジャム、味噌、お酒など商品がたくさんあります。

お野菜を買ってきました。春菊(150円)、バターナッツ南瓜(180円)、ピオーネ(210円)、MY塩(250円)です。すべて京都産です。ピオーネは京都伏見の露地栽培のもので、とってもおいしいです。

じねんと市場 http://jinento.com/ ランチ(ビュッフェスタイル)もあります。


時代祭2014 御池通りで見てきました(3)

2014年10月24日 | 京都の祭

一昨日、御池通りで時代祭を見てきました。祭の詳細と行列の最初から室町時代までの様子は【前ぶろぐ(1)(2)】にて。続いて、鎌倉時代末から南北朝時代に活躍した楠正成、楠正季(まさすえ:正成の弟)です。後醍醐天皇(南朝)の側近でしたが、最後は足利尊氏との戦いに敗れ兄弟共に自害します。

中世婦人列・・・時代を彩った女性たちが登場します。大原女(薪・炭売り)、桂女(桂川の鮎・飴売り)・・・

淀君(秀吉の側室)、静御前(源義経の愛妾)・・・義経や頼朝、清盛は行列に出てないのになぜか、静御前が出ています。おそらく平家、源氏は天皇を蔑した?京都を壊した?という理由で出ていないのでしょうね~。室町時代と同じようにそのうち列に加わるかも。(^^;)

鎌倉時代、後鳥羽天皇が朝威回復のために近畿十余国の武士を招集した城南離宮での流鏑馬。平安中期以後の藤原氏の盛時の姿・・・

平安時代婦人列・・・巴御前(木曽義仲の愛妾・便女:びんじょ)←便利な女性っていう意味らしい(--;)戦場での公私様々なお世話をし、さらに共に戦う便利な女性。美しい女性が選ばれたとの説があります。常盤御前(源義朝の側室)小さな子(今若・乙若)を連れ、懐には赤ん坊の牛若を抱いています。(のちの義経)

清少納言、紫式部、小野小町・・・小町のイメージは十二単ですけどここは唐風ですね。

和気広虫(平安遷都を進言した和気清麻呂の姉)・・・孤児の養育に努めた事により子供たちと一緒に列に加わっています。

延暦武官行進列・・・勇ましい太鼓の音とともに征夷大将軍の坂上田村麻呂の軍が進みます。延暦文官行進列・・・(当時の公卿諸臣の参朝の様子です。

行列中は雨が降ったり止んだりでした。行列参加の人も衣装の上に雨合羽を着ています。まぁ、仕方ないですね~。お疲れ様です。

行列もそろそろ終わりに近づいてきました。神幸列の前を行く前列です。

神幸列・・・御鳳輩を中心とする神幸の本列です。先の御鳳輦が孝明天皇、後の御鳳輦が桓武天皇です。御神祭がこの京都を御巡幸になって、市民の安らかな様を親しくご覧になるのが、時代祭の主旨です。全各行列は、この御神祭にお供をして行進するそうです。(^^)神様のお供も大変です!

最後は、白川女献花列・・・平安時代から御所に花を届けていたそうです。弓箭(きゅうせん)組・・・平安遷都の際に桓武天皇の警護にあたり、維新の際には山国隊とともに戦ったといわれています。

以上、時代祭でした。御池から平安神宮まではまだまだ・・・私が見てた位置(烏丸御池あたり)では、全体の3分の1ぐらいです。雨も降るし、見ている方はともかく、行進のご奉仕をされる皆さんは本当に大変だったと思います。

今年は、京都の4大行事、葵祭前ぶろぐ】、祇園祭前ぶろぐ】、送り火前ぶろぐ】、時代祭のうち3つが雨でした。お世話されている皆様、本当にお疲れ様でした。今年もありがとうございました。

時代祭 http://www.kyokanko.or.jp/jidai/

昨年は神宮道の有料席で見ています。【前ぶろぐ


京都「時代祭」2014 御池通りで見てきました(2)

2014年10月23日 | 京都の祭

昨日、御池通りで時代祭を見てきました。時代祭は、平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、明治28年に始まったお祭です。明治維新によって衰退した京都の町おこし事業の集大成で、明治維新時代から延暦時代へと過去をさかのぼる順序で行進されます。

行列は、市民組織によって運営されており、当初は人員500名の規模でしたが、現在は、総勢で約2000名(全長2キロ)もの人々が参加する一大行列となっています。今年で110回目の開催です。

祭事は、平安神宮で10月15日から始まります。22日当日は、朝からさまざまな儀式があり、午前9時には平安神宮から京都御所へ神幸列が出発します。そして正午に行列が、京都御所を出発して平安神宮まで、4.5キロの道のりを歩きます。昨日のぶろぐで行列の先頭をご紹介しました。

続いて、明治維新時代です。さっそうと錦の御旗を掲げ、勇ましく笛を吹き鳴らし山国隊(維新勤王隊が進みます。(動画:前ぶろぐにて)

 
以下、西郷隆盛や坂本竜馬など歴史的に著名な人物か続きます。長い裾の束帯姿は近衛忠煕(このえただひろ)・・・公武合体派として活動した幕末の公卿です。篤姫が徳川家に嫁いだ際には忠煕の養女として嫁いでいます。明治天皇と共にほとんどの公家が東京へ移る中、天皇の度重なる要請にも従わず、明治11年まで京都を離れなかった方だそうです。

徳川幕府は大礼や年始等の際には必ず城使を上洛させていました。城使には親藩あるいは譜代の諸候が選ばれていたそうです。行列の先頭をゆく長持、槍持、傘持、挟箱(はさみばこ)持のユーモラスな掛声や動作は当時の行列のありさまを再現しています。(動画あり

 

ずらーーーっと並んだ大名行列!過去に、京都御所、神宮道、平安神宮前で見たことはありますが、御池で行列を見るのは迫力があります。昔だったら、庶民は、土下座してお出迎えだったのかなぁ m(_ _)m

続いて、江戸時代の婦人列です。和宮(孝明天皇の妹)中村内蔵助の妻(今でいうセレブ妻?)・・・

吉野太夫(売れっ子名妓)出雲の阿国(歌舞伎の創始者)・・・阿国さんは、以前は巫女装束だったのが、昨年衣装が華やかに新調され、なんとなーく凛々しい感じになりました。歩き方も宝塚の男役っぽい感じ(^^;)

続いて牛車です。あれ?平安時代?と思われるかもしれませんが、実は豊公参朝列です。当時は、朝廷から位をもらうのがステータスだったし、頑張ってたんでしょうね~。(^m^)牛車の後には、控えの牛(スペア)も続きます。

千成瓢箪が目印、羽柴秀吉(豊臣秀吉)、織田信長・・・信長さんって兜かぶってるイメージないですよね。

↓信長さんより目立ってる兜をかぶってるのは、滝川一益(信長の重臣)、続いて室町時代の足利将軍(特に誰?って事ではないようです。ちなみに足利氏の将軍は歴代15人いるといわれています)室町時代は武士は烏帽子をかぶっています。なお、時代祭がはじまった明治時代には、足利尊氏を天皇に背いた逆賊とみなす風潮が強く、室町時代の行列が加わったのは2007年からです。

室町時代、京の町衆によって盛んに行われた「風流踊り」もあります。この踊りが全国に伝わりさまざまな芸能を生み出したといわれています。

動画を撮ってきました。衣装もとても華やかです。

途中踊りもありますが、目の前では見れませんでした。昨年は平安神宮前で動画を撮っています。【昨年の動画

まだまだ続きます。次のぶろぐにて。

時代祭 http://www.kyokanko.or.jp/jidai/


京都「時代祭」2014 御池通りで見てきました(1)

2014年10月22日 | 京都の祭

今日は時代祭でした。時代祭は、安神宮の創建を奉祝して始められたお祭りで、平安遷都の日、10月22日に行われます。お天気は下り坂の予報・・・開催が危ぶまれましたが、朝7時には開催決定の案内が出て、無事にスタートしました。

京都の誕生を祝う祭りという事もあり、列には京都府知事、京都市長などが「名誉奉行」として列の最初に参加されます。今年は副知事さんと市長さんでした。

行列は全長2キロ、京都御所を出発して平安神宮まで、4.5キロの道のりを歩きます。明治維新時代から延暦時代へと過去をさかのぼる順序で行進されます。

順にご案内・・・は明日にして、とりあえず、毎年「これ」が見たくて、ついつい見物にいってしまう維新勤王隊列の「山国隊」の行進の動画をアップしておきます。

続きは、明日のぶろぐにて。

昨年は神宮道の有料席で見ています。【前ぶろぐ


京都:東寺の弘法市へ行ってきました。2014/10

2014年10月21日 | 京都市南区

今日は東寺の弘法市でした。毎月21日、弘法大師に因んで行われます。弘法市は、毎月第1日曜に開催されるガラクタ市【前ぶろぐ】とちがい、衣食住、骨董品、ガラクタ・・・いろんなものが揃います。京都は朝から良い天気で、暖かでした。しかし、前日が雨だったため、露店の数は気持ち少なめでした。*今日は不覚にもカメラにSDカードを入れ忘れで、スマホにて撮影です。

でも、人は多い!外人さんも、いっぱいいました。アジア系の旅行者が目立ちます。

 

「市」は、のんびりした雰囲気がいいのですけど、なにやらバーゲン会場のようなお店・・・(@m@)なんだか、複雑。世の流れでしょうか?今の季節は、冬もの衣料もたくさん出ています。ナニワのおばちゃん御用達のヒョウ柄の防寒パンツ(500円!)

 

今回気になったカワイイものです。タヌキさんにワンちゃん。いっぱい並んでると目を惹きます。(^^)

 

朝鮮系の土人形?そして、中国系?の置物。いろんな国のものが並んでいます。弘法市は、平安時代、弘法大師が御入寂された3月21日(御命日)の参詣の人相手に催された市でしたが、鎌倉時代には毎月21日に開催されるようになったそうです。その頃も、大陸の珍しい品などが並んでいたのかもしれませんね~。

京都は、桜の葉の紅葉が始まっています。露店にはもう、クリスマスのポインセチアが並んでいました。季節が巡るのは早いですね~。この前、送り火だった気がするのに、明日はもう時代祭です。お天気が心配ですけど、雨の場合は順延、開催決定は朝の7時頃です。どうか、晴れますように!(^人^)

本日のお買い物です。有田のみかん(300円)小粒ですが試食したら甘くておいしかったです。スーパーで買った方が安い気もします。でも、お店や周りのお客さんと、「甘い」とか「持ち帰るのが重い…」とか話をしながらのお買い物も楽しいです。

 

もうひとつは、先に紹介した並んでたゾウさん(500円)カラフルでちょっとかわいかったので、つい・・・(^^;)店主さんのお話によると、仕入れ先がいろんな国から買い付けてくるそうです。たぶん中国のものじゃないかなぁって事でした。(古いものではありません)

弘法市(東寺縁日) http://www.touji-ennichi.com/index.htm

先月の様子【前ぶろぐ

東寺 http://www.toji.or.jp/   参拝:無料  庭園拝観:有料(500円~公開内容によってちがいます) 駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では(原則)駐車場が使用できません。自転車は車の駐車場受付から 入ると案内してくれます。(無料、ただし弘法市の時は利用できません。)

 


京都:城南宮「城南宮神幸祭」2014

2014年10月20日 | 京都市伏見区

昨日は、城南宮のお祭「城南宮神幸祭」でした。京都南ICのすぐそばにある方除の大社で、我が家の氏神さまです。鳥羽伏見の戦いでは、薩摩藩が布陣した場所です。城南祭は毎年10月の第3日曜日行われます。

平安時代の末から行われていた歴史あるお祭りで、重さ1.5トン近くもある3基のお神輿が城南宮を出発し、氏子の区域を練り歩きます。お昼に氏子地域から城南宮へお神輿を迎えに行き、午後3時ごろには再び城南宮へと還ります。まじくんは、昨年に続き、今年も旗持ちしてました。

旧街道で二基の神輿(梅神輿:上鳥羽と松神輿:下鳥羽)が、すれ違います。すれ違う時の挨拶?も見所です。*喧嘩とかはないです。極めて紳士的!

この道は、かつて「とばのつくりみち」と呼ばれ、大阪から「城南宮」を経て平安京の入り口「羅城門」へと続く道です。今もその名残があちこちに残っています。【前ぶろぐ

お獅子もやってきます!がぶ! 頭をかんで、人に取り付いた邪気を食べて取り除いてくれます。小さな子は怖くて泣いてますが・・・今年の中身はかわいい中学生の女の子。そう思って見ると、かわいいでしょ。(^m^)

城南宮 http://www.jonangu.com/

昨年は、城南宮の様子や、松明を掲げて還る「竹神輿:竹田」などもご紹介しています。【前ぶろぐ】にて。


まつたけの・・・お汁粉(^^)

2014年10月16日 | グルメ・お土産

大きな台風19号が日本列島を縦断して・・・京都は急に朝晩が寒くなりました。気温が8℃を下回れば紅葉が始まるとの事ですが、京都市内でも山間部の方はかなり気温が下がっていますので、そろそろかな?

さて、今日はおすすめのお土産をご紹介します。明治36年創業の和菓子屋さん、京華堂利保(きょうかどうとしやす)さんの「懐中しるこ たけの露」です。たけのこ、まつたけの形の餅皮の中にしるこの粉が入っています。(2個入り615円)日持ちもします。

見た目が面白くてかわいいです。皮をすこし破ってお湯を注ぐと、おいしいお汁粉が出来上がります。ちなみに、松茸風味ではないです。(^m^)

出来上がった感じは、それほど美しくはないですが(^^;)味は・・・しっかり甘いのに後味すっきり!とろとろの餅皮もおいしいです。

京華堂利保 京都市左京区二条通川端東入ル難波町

京都駅のキューブのお土産コーナーなどでも買えます。


京都国立博物館:レストラン The Muses (ザ・ミューゼス)でランチを頂きました。

2014年10月10日 | 京都市東山区

先日から京都国立博物館で「国宝鳥獣戯画と高山寺」展がはじまりました。出かけたついでに覗いてはきたものの、観覧は60分待ち(詳細は前ぶろぐ)・・・そこで、観覧は次の機会にして、先月リニューアルオープンした平成知新館のレストラン「The Muses (ザ・ミューゼス)」でランチを頂くことにしました・

 

11:50頃・・・やはり、行列(^^;)15人ぐらい待っておられました。ここは、名前を記入して待つのではなく、順に座って(立って)待つしかないです。待つこと30分、ようやく私の番になりました。室内の席に通されましたが、テラス席が空いていたので、そちらを希望し移動しました。

ザ・ミューゼズランチ(2,000円税別)を頂きました。このレストランは、博物館の向かい側(南)にあるホテル、ハイアットリージェンシー京都の経営です。ホテルメイドのスィーツやハイアットクオリティのおもてなしです。

前菜はスープかサラダを選びます。グリーンサラダにしました)メインは5皿から選べます。(ビーフシチューブルゴーニュ風にしました)牛のほほ肉が柔らかでとってもおいしかったです。前歯治療中の私にはうれしい軟らかさ・・・(^m^)

デザートは2種から選びます。(栗のタルトにしました)飲み物(紅茶)・・・タルトは甘さ控えめ栗がホクホクでとってもおいしかったです。

他にランチセット(1,500円)どんぶりランチ(1,800円)、単品もあります。ランチセットの場合は、前菜(スープ又はサラダ)メイン(パニーニかスパゲッティ)に飲み物がついています。どんぶりランチは牛丼のようです。

ニュー写真クリックで拡大します。(シーズンによって変わると思います)席は、室内席はテーブルが詰まった感じなので、お天気のいい日は、テラス席を選んだ方が、非日常的な雰囲気を味わえてよいかもしれません。

なお、レストランは、博物館の入場券(本館・常設館どちらでもOK)がないと敷地内に入れません。レストランのみの利用はできません。左下写真:外から見たレストラン(テラス席) 右下写真:レストランの行列(私が食事を終えた13:00すぎ・・・まだ列は続いていました。ランチは17:00まで対応ですので気長に待ちましょう・・・)

 

レストランのある平成知新館(常設館)からの眺めです。ガラス、水越しに本館が見えます。キレイ~!柱がちょっと邪魔ですけど・・・。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。 レストランについてはこちら

明治古都館(本館)特別展覧会「国宝鳥獣戯画と高山寺」 

前期 10月7日~11月3日 後期 11月5日~11月24日

本館↑の観覧券で平成知新館↓の展示も見ることができます。

平成知新館オープン記念展「京へのいざない」 詳細は【前ぶろぐ

第1期 9月13日~10月13日 第2期 10月15日~11月16日


京都で「皆既月食」見ました~!

2014年10月09日 | いろいろ

昨夜は「皆既月食」でした。太陽、地球、月が一直線に並ぶため、夜空の満月が地球の影に入り、月が照らされなくなることにより起る現象です。日本全土で広く観測できたのは2011年の12月以来3年ぶりだそうです。

我が家から東の空を見ると・・・電話用の大きな鉄塔のそばに欠け始めた満月が・・・

左下から影が・・・

はっきりわかるほど欠け・・・

みるみるうちに細くなり~。

↑の写真を、高感度モード↓で撮ると赤い・・・

完全に月が地球の影に入った頃には、肉眼でも赤さがわかります。赤い?朱い?紅い?・・・どうやら赤銅色・・・と表現するみたいですね~。確かに10円玉みたいな色(^^;)地球の大気で太陽光が曲がり赤っぽい光だけが月に届くためだそうです。

赤い月は、塔のはるか上に・・・

やがて、白っぽくなり・・・

 今度は、左側から月の光が復活!欠ける時と復活は角度が違うのですね~。

まだまだ観察!と、、思ったら雲が出始め、月が見えなくなってしまいました。残念~。でも、観察できてよかったです!

仕組みがわからない昔だったら、天変地異、不吉な月?と思われてたのでしょうか・・・仕組みがわかってみても、不思議で、神秘的な天空ショーでした。(^^)次回の皆既月食は来年の4月だそうです。

不思議な天空ショー・・・以前、金環日食を観察しています。昼間なのに真っ暗になる。こちらは平安時代以来の日本での観察だったそうです。【前ぶろぐ

 


京都国立博物館「国宝 鳥獣戯画と高山寺」覗いて・・・

2014年10月07日 | 京都市東山区

今日から京都国立博物館で「国宝鳥獣戯画と高山寺」展がはじまりました。出かけたついでに覗いてきました。きっと混んでるかなと思ったら「60分待ち!」やっぱり・・・。(^^;)ちなみに、混み具合は京都国立博物館がツイッターでつぶやいています。https://twitter.com/izanai_choju (ログインなしで誰でも見れます)

まぁ、とりあえず入ってみようと、中へ。先月訪ねた時よりも秋らしい雰囲気です。入場券を見せれば敷地内に入ることができます。

中に入っても、やっぱり60分待ち・・・行列はテントの中だから、雨も日照も大丈夫。でも、私は待つのをあきらめ、平成知新館のレストランへ食事に行くことにしました。(詳細は後程・・・ぶろぐて)

 

ランチの後、再び行列を見ると、やっぱり60分待ち・・・。鳥獣戯画展はまたの機会にして、敷地内にあるお茶室「堪庵」を見に行きました。(無料公開)途中には、赤い実。いっぱい落ちててイクラみたい(^m^)なんだろサンザシ?

堪庵の紅葉はまだまだです。でも、柿の葉が色づき始めていました。

もみじは、日の当たるところが少しだけ。ここの紅葉の見ごろは11月末ぐらい、遅めです。昨年の紅葉の様子は前ぶろぐにて。13/12/3】静かでとってもきれいです。

今年の春に、ここを訪ねた時【前ぶろぐ】、小さなもみじの芽がたくさん出てましたが、ぜんぶきれいになくなってました。やはり抜いちゃうのですね・・・。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

明治古都館(本館)特別展覧会「国宝鳥獣戯画と高山寺」 

前期 10月7日~11月3日 後期 11月5日~11月24日

本館↑の観覧券で平成知新館↓の展示も見ることができます。

平成知新館オープン記念展「京へのいざない」 詳細は【前ぶろぐ

第1期 9月13日~10月13日 第2期 10月15日~11月16日

追記:結局、鳥獣戯画と高山寺展は10月29日に見てきました。【こちら


京果“KYOCA FOOD LABORATORY”覗いてきました&今夜は十三夜・・・

2014年10月06日 | 京都市下京区

一昨日、梅小路公園の「梅小路公園グリーンフェア2014秋」と「梅小路公園手づくり市」へ出かけました。詳細は前ぶろぐにて。グリーンフェア 手づくり市 梅小路公園へ向かう途中・・・京果会館の様子がいろいろ変っていました。(・・・そうえば、久しぶりに前を通ったかも・・・)もともとグループ会社の事務所や社員寮として使ってきたものが、近くに完成した京都青果センターに機能移転し、その後「食とデザイン」をテーマに集い、学び、暮らせる場“KYOCA FOOD LABORATORY”としてリニューアルしたそうです。

1階には、京都の老舗のパン屋「志津屋」さん・・・イートインコーナーもありました。「听/Pound」さん・・・黒毛和牛のお店。お持ち帰りハンバーガーもあります。その奥にはピザのお店、そして・・・八百屋の「マイファーマー」さん。上の階にもいろいろあるようです。チャリティコンサートもやってる・・・。

マイファーマーさんを覗いてみました。ここは、好きな野菜を量り売りで買えたり、京野菜や名産品が並んでいます。お値段はそんなに安くないけど、モノはいい感じ・・・。珍しいものもあります。

レジはセルフレジです。枝豆の紫ずきん(350円)と京都産のくり(300円)を買ってきました。紫ずきんは、丹波黒豆大豆を枝豆として食べやすいように品種改良したものです。もちっとしておいしいです。スーパーや駅などで京土産としても売られ、お値段は300円~400円ぐらいです。以前、詳しく書いています。前ぶろぐにて。

京果“KYOCA FOOD LABORATORY” http://kyoca.jp/

おまけ:今夜は「十三夜」です。先月8日の「十五夜」の月【前ぶろぐ】に対して「後(のち)の月」と呼ばれ、満月ではない、控えめな事(月)に美を感じる日本独自の風習と言われています。ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を「豆名月」または「栗名月」と呼ばれているそうです。ちょうど京果でのお買い物・・・。(^^)*十五夜は「芋名月」です。

ちなみに、江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしない客は「片月見」または「片見月で縁起が悪い」と遊女らに嫌われたそうです。二度目の通いを確実に行なうために、十五夜に有力な客を誘う・・・ 情が深いのよね?(^^;)営業?