まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

立山黒部アルペンルート通り抜け2016(4)黒部ダム・扇沢

2016年09月08日 | トミーズツアーご報告

先日(8月13日)トミーズツアー「立山連邦イッキに通り抜け!立山黒部アルペンルートツアー」に参加しました。朝、富山を出発して、立山室堂散策、黒部湖を経由して長野へ抜け、再び富山へ戻るお手軽な日帰バスりツアーです。前ぶろぐで出発から室堂まで、室堂散策大観峰・黒部平をご報告しました。

続いて「黒部ダム」です。関西電力の水力発電用ダムで、正式名称は「黒部川第四発電所」で、「くろよん」の通称で知られています。黒部ダム駅から降りた所に案内板があります。

ダムの水をせき止めるために作られたアーチ形のえん提の上が、黒部湖駅と黒部ダム駅をつなぐ遊歩道になっています。総貯水量は日本最大級の2億立方メートルで、世界でも有数の規模を誇ります。せき止められてできた人造湖「黒部湖」の満水時の湖面の標高は1448mにもなり、日本一高所にある湖です。この湖には「黒部湖遊覧船ガルべ」も運行しています。(40分間隔で運行、1,080円)

えん提からは、このシーズンは観光放水を眺める事が出来ます。毎秒10~15トンもの水が轟音とともに流れ落ちます。この日は、良い天気でがかかっていました。

屋外設置の階段を上ってダム展望台へ上がってみました。

 

途中には、建設工事に使われたコンクリートパケットの展示などもあります。

階段を上るのは、けっこう大変(^^;)でも、頑張ったご褒美に、素晴らしい光景が楽しめます。

展望台の標高は1508m、ダム周辺では最高所です。

展望台の下はガラス張りの休憩所(黒部ダムレストハウス)です。ダムに見立てた名物カレーなどもあります。売店のポテトチップスの袋が気圧の影響でパンパンに膨らんでました。やはり標高高いのですね~。

黒部ダム駅には、黒部ダム工事を描いた映画「黒部の太陽」に主演した石原裕次郎さんの記念プレートが飾られています。なお、黒部ダムの建設が始まったのは昭和31年、総工費513億円、殉職者171名、延べ1000万人もの人手によって昭和38年に完成しました。

「黒部ダム駅」からは、関西トンネルトローリーバス」に乗って長野「扇沢駅」へ向かいます。関西トンネルは、黒部ダム建設時に資材運搬用に作られたトンネルです。環境に配慮した電気バスで排気ガスが出ません。国内で唯一、前述の立山トンネルと、関西トンネルのみ電気バスが走っています。(乗車時間16分、混雑時は立って乗車、30分間隔で運行)

到着した「扇沢駅」には、立山駅で分かれた新富観光バスが迎えに来ていました。途中、ドライブインでトイレ休憩を済ませ、高速道路経由で富山へ戻ります。富山着は18時前でした。この日のお土産です。大観峰の売店で見つけた雪玉(4個432円玉のような握ると雪のような感触のおもちゃです)と室堂駅限定のアーモンドチョコレート星の雫(1,080円)です。

このツアーは、たくさんの日本一があります。日本一高額な立山有料道路を通り、日本一の落差の称名滝を眺め、室堂バスターミナルに到着します。室堂には、日本一高所にあるみくりが池温泉日本一古い木造山小屋もあります。

そして、日本一高所にある鉄道駅の室堂駅から、日本一高所を走る立山トンネルトローリーバスに乗り大観峰へ行きます。大観峰からは、日本一長いワンスパン式(支柱なし)の立山ロープウエイに乗り、日本一高所にあるケーブル駅の黒部平駅に到着します。

黒部平から黒部湖駅までは、日本で唯一の全線地下を走る黒部ケーブルカーに乗り、日本最大級の黒部ダム日本一高所にある黒部湖周辺を散策します。なお黒部ダムのえん提の高さ日本一の186mです。

黒部ダム駅から扇沢駅までは、トローリーバス(電気バス)に乗ります。トローリーバスが走っているのは日本でアルペンルート(立山トンネル・関電トンネル)だけです。

以上、立山黒部アルペンルート通り抜けのご報告でした。このツアーのGW出発ぶろぐは前ぶろぐにて。

9月催行決定 富山発着:日帰り「立山黒部アルペンルート通り抜け」 

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4477

大人15,990円 新富バスセンターは富山インター下車3分、駐車場無料で県外からの参加も楽々です!

紅葉の立山 富山発着:日帰り「みくりが池と立山弥陀ヶ原散策」

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4486

大人6,680円 紅葉の立山をゆっくり楽しむことができます。

*個人手配とツアー参加の場合の料金については(1)で書いています。

 

 


立山黒部アルペンルート通り抜け2016(3)大観峰・黒部平

2016年09月07日 | トミーズツアーご報告

先日(8月13日)トミーズツアー「立山連邦イッキに通り抜け!立山黒部アルペンルートツアー」に参加しました。朝、富山を出発して、立山室堂散策、黒部湖を経由して長野へ抜け、再び富山へ戻るお手軽な日帰バスりツアーです。前ぶろぐで出発から室堂まで、室堂散策をご報告しました。

続いて、大観峰、黒部平のご報告です。

室堂から「立山トンネルトローリーバス」に乗って大観峰へ向かいます。日本最高所、標高2450mを走行するバスで、立山トンネルの中を走ります。立山トンネルは、立山の主峰である標高3003mの雄山の真下を貫通しています。

トンネルの中間地点あたりの約700m上が雄山の山頂で、そこで富山県側、長野県側からのバスがすれ違います。乗車時間は約10分で、自由席、混雑時は立ったまま乗車となります。(30分間隔で運行)

大観峰は、黒部湖後立山連邦が一望できる場所です。

この日は天気がよかったので、パネルと同じようにすっきりくっきり見えました。

気になる名前の山「スバリ岳」・・・名前の由来は、深い谷(すぼまる)や、イワヒバリが巣を張るような岩壁が多い岩巣張りからきてるそうです。なるほど・・・。

待合の時間に眺めを楽しんだ後は、大観峰から、「立山ロープウエイ」に乗って黒部平へ行きます。乗車の前には、駅員さんによる楽しいセールストークがあります。(^m^)

立山ロープウエイは、眺望に配慮支柱を1本も使用しないワンスパン方式としては日本一の長さを誇っています。 大きな窓から標高差500mの景色を楽しむことができます。乗車時間は7分です。(20分間隔で運行)

黒部平は立山ロープウエイと黒部ケーブルカーの乗り継ぎ地です。標高は1828mで、ケーブルカーの駅としては日本一の標高です。黒部平と銘打たれた石碑の横は水場になっていて、夏でも冷たい湧水を飲むことができます。

ここからは、富山県側立山連邦と、長野県側後立山連邦を眺める事が出来ます。一角には約100種類の高山植物が植えられています。

黒部平の売店で面白いもの発見!「雪玉」さわると雪のようなギュッギュッとした感触です。4個で432円でした。

続いて、黒部平から黒部ダムまで「黒部ケーブルカー」に乗ります。自然保護と雪害防止のため、日本で唯一全線地下を走るケーブルカーです。標高差は400m、最大勾配31度です。(乗車時間5分、20分間隔で運行)

この後は、黒部ダムです。次のぶろぐにて。このツアーのGW出発ぶろぐは前ぶろぐにて。

9月催行決定 富山発着:日帰り「立山黒部アルペンルート通り抜け」 

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4477

大人15,990円 新富バスセンターは富山インター下車3分、駐車場無料で県外からの参加も楽々です!

紅葉の立山 富山発着:日帰り「みくりが池と立山弥陀ヶ原散策」

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4486

大人6,680円 紅葉の立山をゆっくり楽しむことができます。


立山黒部アルペンルート通り抜け2016(2)室堂平・みくりが池散策

2016年09月02日 | トミーズツアーご報告

先日(8月13日)トミーズツアー「立山連邦イッキに通り抜け!立山黒部アルペンルートツアー」に参加しました。朝、富山を出発して、立山室堂散策、黒部湖を経由して長野へ抜け、再び富山へ戻るお手軽な日帰バスりツアーです。前日ぶろぐで出発から室堂までをご報告しました。続いて・・・

午前中(9:30頃)、到着した室堂平は快晴!視界良好です。室堂平は、アルペンルートの中で最も標高が高く2450mあり、立山(雄山、大汝山、富士の折立)が間近に迫る場所です。バスターミナルを起点に遊歩道が整備されています。

遊歩道は、石畳、階段などがあります。底が厚めの靴がおすすめです。標高が高いので平地よりは疲れます。ゆっくり歩きましょう。バスターミナルには、レストラン、売店、郵便局、立食そば屋さんなどがあり、ホテル立山、立山自然保護センターが隣接されています。春コースで詳しくご案内しています。【前ぶろぐ

バスターミナルから徒歩約15分で「みくりが池」が見えます。名の由来は、神様の食物を調理する場所「御厨(みくり)」から来ています。大きな釜みたいから?

みくりが池は、約1万年前の立山火山の水蒸気爆発でへこんだ場所にできた池です。周囲は630m、水深約15mあります。深い藍色の美しい色ですが、カメラをズームして水面を撮ると透明です。プランクトンやカワゲラの幼虫が生息しています。

池周辺には、日本一標高の高い場所にある温泉「みくりが池温泉」前ぶろぐ】や、地獄谷があります。地獄谷には温泉が湧出しています。(遊歩道は、2011年より火山ガス発生事故回避のため通行禁止となっています)

みくりが池の西側に「みどりが池」があります。周囲321m、水深1.6mの浅い池です。晴れてて、風のない日は、立山が池面に映って見えます。この日は風が吹いていて見えませんでした。

 

周辺は高山植物の宝庫です。また湖畔に生い茂るハイマツはライチョウの生息地です。運が良ければ雷鳥に出逢えるかも?今の季節は、茶色っぽい羽根です。

立山は信仰の山です。あちこちに石仏もあります。以前、修験僧の修行の場だった「玉殿岩屋」もご紹介しています。【前ぶろぐ】バスターミナルから徒歩20分です。写真2枚目は、昨年建立された秋篠宮殿下の歌碑です。1991年に室堂平での雷鳥との出逢いを、2013年の歌会始で詠まれた歌が刻まれています。

ツアーでの室堂平での散策時間は約1時間です。みくりが池周辺を散策して、お土産見て、ターミナル内のベンチでお弁当食べてちょうどぐらいでした。なお、この季節は立山登山に挑戦することもできます。以前登頂しています。【前ぶろぐ】その際は、室堂で6時間滞在の室堂ライナーツアーがお勧めです。

この後は、立山の真下を貫通する立山トンネル内を走るトローリーバスに乗って「大観峰」へ向かいます。次のぶろぐにて。このツアーのGW出発ぶろぐは前ぶろぐにて。

9月催行決定 富山発着:日帰り「立山黒部アルペンルート通り抜け」 

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4477

大人15,990円 新富バスセンターは富山インター下車3分、駐車場無料で県外からの参加も楽々です!

紅葉の立山 富山発着:日帰り「みくりが池と立山弥陀ヶ原散策」

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4486

大人6,680円 紅葉の立山をゆっくり楽しむことができます。


立山黒部アルペンルート通り抜け2016(1)立山駅から室堂平へ

2016年09月01日 | トミーズツアーご報告

先日(8月13日)トミーズツアー「立山連邦イッキに通り抜け!立山黒部アルペンルートツアー」に参加しました。朝、富山を出発して、立山室堂散策、黒部湖を経由して長野へ抜け、再び富山へ戻るお手軽な日帰バスりツアーです。バスは富山駅を6:30に出発し、新富バスセンターを経由して途中、あるぺん村に寄ります。

今回のツアーは昼食弁当(写真↓)が付いていますが、ちょっと足りない人、朝ごはんがまだな人は、おにぎりやおやつを買いたすこともできます。コンビニ(セブンイレブン)も併設されています。

そして、ほどなく立山駅に到着です。立山駅の1階は富山地方鉄道、2階が立山ケーブルカーの発着場です。

人に話すと「え?知らなかった。」って言われる事がありますが、実は、立山黒部アルペンルートは、マイカーで通ることはできません。今回のツアーは、富山市内から立山駅までは観光バス、立山駅からケーブルカー、高原バス、トンネル内トローリーバス、ロープウエイなど公共交通を5回乗り継いで長野県の扇沢まで行きます。扇沢から富山市内までは、立山駅から扇沢駅まで回送した観光バスに乗って戻ります。

ちなみに、ツアー参加と個人手配を比較した場合・・・料金は、今秋のツアー料金は大人15,990円(昼食弁当付)、個人手配の場合、扇沢から長野駅まで特急バス、長野から富山まで新幹線利用で、合計約20,000円かかります。所要時間はバスツアー参加のほうが短時間です。*マイカー回送の場合は、立山駅から扇沢駅まで8,290円+マイカー回送約30,000円です。

さぁ、出発!まずは、立山駅からケーブルカーです。座席は自由席・・・ハイシーズンはぎゅうぎゅう詰めで出発しますので、早めに乗り込まないと座るのは難しいです。(乗車時間は7分)車両の後ろにある荷台は、かつて黒部ダムの建設用資材を載せるために使ったものだそうです。

外を眺めてるうちに、あっという間に美女平駅に到着です。美女平からは、高原バスに乗ります。乗り継ぎ時間を利用して、トイレ休憩やお土産を買ったりすることができます。

時間が来たら改札口に並び、高原バスに乗り込みます。こちらも自由席です。(団体でも、原則、一般のお客様と一緒に乗ります)乗車時間は50分、ピーク時は補助席利用する場合があります。*必ず着席での乗車です。

立山杉やブナの原生林が広がる美女平・・・地名の由来は、駅前にそびえる大きな立山杉で、飛鳥時代、立山を開山した佐伯有頼(さえきありより)の許嫁(いいなずけ=婚約者)が祈った杉だそうです。良縁に恵まれるかも?

途中、日本一の落差350mを誇る称名滝を、バス車窓から眺める事ができます。称名滝は春コースでご紹介しています。【前ぶろぐ

バスは、くねくね道をゆっくり上ります。(この辺りでバス酔いする人も多いので注意)そして、豊かな生態系が残る地域としてラムサール条約にも登録された湿原、弥陀ヶ原を通ります。

ようやく立山室堂に到着です。(富山市内出発から約2時間)気温13℃!半袖だと少し肌寒い感じでしたが、快適です。

視界も良好!ここで約1時間、室堂を散策をします。

1時間あればみくりが池周辺を散策できます。詳細は次のぶろぐにて。

速報は前ぶろぐにて。このツアーのGW出発ぶろぐは前ぶろぐにて。

9月催行決定 富山発着:日帰り「立山黒部アルペンルート通り抜け」 

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4477

大人15,990円 新富バスセンターは富山インター下車3分、駐車場無料で県外からの参加も楽々です!

紅葉の立山 富山発着:日帰り「みくりが池と立山弥陀ヶ原散策」

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#4486

大人6,680円 紅葉の立山をゆっくり楽しむことができます。