昨日、奈良国立博物館で行われている「第67回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。例年、午前中に出かけていますが、昨日は、お昼頃に博物館に着きました。お昼時間だからか?わずか10分待ちで、スイスイと入ることができました。展示観賞もスイスイ。
正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。
今回の目玉出陳は、紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)です。現在のイラン辺りが起源の楽器で、中国を経て奈良時代に日本に伝わったといわれています。写真は琵琶の裏面で、木画(もくが)という、寄木象嵌の技術で、紫檀や象牙を組み合わせて花の文様を作っています。あのブランドのバックの模様みたい・・・。
奈良公園には、鹿がいっぱいいます。最近は外国人観光客が多めなので、鹿せんべいをたくさんもらえるのか?あんまり迫ってきませんでした。どこかのお土産店やデパートみたいに、もはや日本人は相手にされなくなったのか(^m^)そういえば、以前、私は鹿に追いかけられたことも噛まれた事もあった・・・。せんべいをあげる時は、速やかにあげないと、鹿さんがイラつくんですよね~。ワンちゃんみたいに媚びない。さすが神の使い!
カメラを向けると、鼻をつけてきました。(^m^)なんかカピパラみたい・・・。びっくりした。(@Д@;)
最近は朝晩が涼しくなり、奈良公園周辺の紅葉が進んでいます。ハゼの木が赤くてとってもきれいでした。
散策途中で寄った奈良ホテルのティラウンジのもみじも、少し色づいていました。
奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html
第67回正倉院展 10月24日(土)~11月9日(月) 観覧料金 大人:1,100円 高大:700円 小中:400円 音声ガイド:500円 拝観所要時間:60分~90分
待ち時間は、例年、平日なら15分~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ 第66回 第65回 第64回 第63回 第62回 第61回 第60回 第59回】