まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜(2016/3/25)醍醐寺「霊宝館」「三宝院」しだれ桜

2016年03月25日 | 京都市伏見区

今日の午前中「醍醐寺」へ出かけました。醍醐寺の桜は、春の彼岸に憲深林苑で咲き始める、河津桜をかわきりに、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで約3週間様々な桜が咲き誇ります。

醍醐寺には見所が4ヶ所あります。(1)庭園が見事な三宝院(2)寺宝と桜が見事な霊宝館(3)下醍醐:国宝の金堂を含め五重塔、弁天堂など(伽藍)(4)上醍醐:創建の起源となった醍醐水、開山堂などです。(上醍醐は軽く登山気分・・・)

総門の前には紅枝垂れ桜(遅咲き)がありますがまだまだつぼみの状態です。門をくぐったところにあるソメイヨシノは咲き始めでした。見頃になる頃には空全体に広がるように見えます。

まずは霊宝館からです。醍醐寺にはたくさんの寺宝・伝承文化財があります。国宝69,419点、重要文化財6,522点、その他未指定を含めると仏像、絵画をはじめとする寺宝・伝承文化財は約15万点に及んでいます。その貴重な宝物の一部が春夏秋冬で展示替えが行われ霊宝館で公開されています。霊宝館の中のしだれ桜は、あちこち咲き始めていました。

早咲きの大きな桜は、三分咲きぐらいでした。

霊宝館の中にあるしだれ桜で、一番大きくて一番早く咲く桜は、あの豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の際に眺めた桜の三代目の桜です。樹幅は25メートル、樹齢は300年を超えているそうです。五分咲きぐらいでした。来週前半には満開になると思います。2枚目の写真は、この桜を霊宝館内の休憩所から窓越しで撮った写真です。

続いて、三宝院です。大玄関の前に大きなしだれ桜「太閤しだれ桜」があります。近代に活躍した日本画家、奥村土牛画伯の代表作「醍醐」のモデルになった桜です。こちらは2分咲きぐらいでした。

三宝院は歴代座主が居住する坊で、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して、自ら基本設計した庭園を見ることができます。

この庭は、以前は撮影禁止だったのですけど・・・撮影OKになってました。庭園に桜はありません。

三宝院の奥にある「憲深林苑」の桜が見頃でした。河津桜はすでに葉桜でした。ここでは、お抹茶を頂くことができます。(一席500円)味より眺めがごちそう・・・(^m^;)

この後は、下醍醐(伽藍)の様子をご紹介します。次のぶろぐにて。とりあえず、写真2枚だけアップします。早咲きのしだれ桜は2~5部咲きぐらいでした。

醍醐寺 http://www.daigoji.or.jp/ 拝観所要時間:90分~(3ヶ所拝観の場合)

拝観料は各所大人600円、中高300円です。2ヶ所拝観1,000円(500円) 3ヶ所拝観1,500円(750円)の共通券もあります。小学生以下は無料です。

醍醐寺には駐車場があります。ただし、ピーク時は、ほとんど停めることができません。また、探せば私営の駐車場(1,000円~2,000円ぐらい)が少しあります。ただしこちらもピーク時は満車です。公共交通機関がおススメです。地下鉄醍醐駅から徒歩10分弱です。

醍醐寺は以前もご紹介しています。【15/11/16】【13/3/22】【12/4/8】【11/4/09】【11/4/5】にて。下醍醐上醍醐もご案内しています。【08/04/02】【07/04/03】【10/04/06】【10/04/06】【11/4/09】歴史&紅葉は【06/11/26