まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

城南宮「枝垂れ梅と椿まつり」へ行ってきました(2017/2/28)見頃です!

2017年02月28日 | 京都市伏見区

昨日の午後、城南宮へ出かけました。2月18日~3月22日まで「しだれ梅と椿まつり」が開催されています。京都南ICのすぐそばにある方除の大社です。この城南宮のある地は、平安京の大阪方面からの入口にあり、交通の要衛の場所でした。また平安末期には離宮(鳥羽離宮・城南離宮)がおかれ院政が行われた場所です。

現在、本殿は、屋根の葺替と諸建物改修工事が行われています。檜皮葺の屋根がチタン製に変わります。時代の流れで、檜皮葺は、材料調達や維持が難しく・・・まぁ、神社って、常に新しく時代の最先端を行く!っていうのがすがすがしくて良いです!

 

神苑の梅は今が見頃です。この眺め「春の山」は今週末までぐらいがピークかなぁ・・・。しかし、梅まつりは3月22日まで行われています。ほかにも境内の梅があり、これから咲き始めるものもたくさんあります。散った花弁がピンクの絨毯のように見えるのも素敵です!

 

枝垂れ梅は150本ほどあります。これほどの数の枝垂れ梅ががあるのは、京都では他にないです。

周辺には梅のいい香りが漂っています。

 

椿も神苑のあちこちで楽しめます。

 

落ちた藪椿の姿も、あちこちで見ることができます。ちょっと不自然な落ち方のもありますけど(^m^)

 

曲水の宴前ぶろぐ】が行われる平安の庭にも梅の木があります。

 

平安の庭の隅に、光源氏という椿があります。咲くのはもう少し先です。この周辺には、若紫、葵、藤壺、横笛などの源氏物語にゆかりの名の苗木が植えられています。光源氏の咲いた様子は【前ぶろぐ】にて。

 

この季節、参道で植木のお店と椿餅のお店が出ています。椿餅は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】にて。

 

摂社の唐渡天満宮周辺の梅は、白梅は咲き始めていましたが、紅梅はこれからの様です。

 

期間中、梅が枝神楽が行われています。(平日10時~ 土日祝10時と15時 5分ほどです。)*ピーク時は平日でも10時と15時の場合があります。境内に案内板が出ています。梅の花を冠にさした巫女が、梅の枝を手に持ち神楽を舞い、梅の花守りが授与されます。(1,000円)

 

城南宮 http://www.jonangu.com/index.html 

過去の枝垂れ梅の様子【2016/2/19】 【2015/3/5】【2014/3/7

参拝、駐車場は無料 拝観所要時間(神苑含):30分~ 神苑拝観:大人600円 小中400円 お茶席(神苑内):300円志納 城南宮はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にて。

 


京都の桜(2017/2/24)東寺の河津桜

2017年02月24日 | 京都市南区

今日は日本初の「プレミアムフライデー」です。月の最終金曜日に仕事を早く切り上げて、お買い物したり、外食したりして消費拡大するためのものだそうですが・・・我が家にはあんまり関係ないです。(^^;)でも、せっかくなので、午後から買い物に出かけ、ついでに東寺の河津桜を見てきました。

見てきた河津桜は、御影堂そばの足利尊氏ゆかりの鐘楼の横にあります。去年の今頃【前ぶろぐ】は、すでに見ごろだったんですが、まだのようです・・・。今にも咲きそうなつぼみはたくさんついていました。昨日更新された桜開花予想では、今年の西日本の開花は例年より遅めだそうですから、やはり遅いのかな・・・。

 

しかし、そばにあるもう一本の河津桜は咲き始めていました。例年、こちらの木の方が開花が早いとはいえ、こんなに差が出てる・・・。

 

おそらく、現在御影堂が平成31年まで修理中で、この木のそばに仮御影堂ができています。そのため、この木に風が当たらず、建物の暖房の影響もあるのでは?と思います。

 

なお、庭園内にも河津桜がありますが、遠目にみてもまだまだのようでした。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】ちなみに、現在、第51回京の冬の旅五重塔内部が公開中です。

 

3月5日のガラクタ市(毎月第一日曜開催)の頃には河津桜が楽しめそうです。

東寺 http://www.toji.or.jp/

参拝:無料 庭園拝観は公開内容によって料金が変わります。詳細はサイトにて。駐車場:600円(2時間)弘法市では駐車場が使用できません。ガラクタ市(毎月第一日曜開催)では駐車場が利用できます。

東寺はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にて。


京都:バレンタインの和菓子「ときめき」

2017年02月14日 | いろいろ

今日はバレンタインです。日本では1960年前後にチョコレートを添えて愛の告白をする・・・っていうのがはやり始め、1970年ごろにはお返しをするホワイトデーとともに義理チョコなるものが登場したそうです。(^m^)

さて、私は今更、愛の告白っていうのも無縁で、義理チョコっていうのも縁がなく・・・というか、見返りも求めないふかーい心なので贈ることはあります。義理ではなく浄財かな?(^^;) ・・・で、浄財ついでに自分用のも買ってまいりました。鶴屋吉信さんのバレンタインの和菓子「ときめき」です。見た目はキュートですが、味は普通の小豆のようかんです。ようかんの中のハートは、透き通ったゼリーと白いゼリーが金太郎飴みたいに入っています。(1,188円)ハーフサイズで日持ちは20日ほどです。

 

ようかんなら、切わけて食べれるので、あらたまって「あげる」ってのが、なんとなーく嫌な、ドライな夫婦関係には、いいかも~。え?誰のこと?(^^;)

 

ところで、中2のまじくんはどうかといいますと・・・テスト勉強期間で部活動もなく早く帰ってきたものの、いそいそとどこかへ出掛けていきました。(^m^)ちなみに今日の給食にはチョコがついていたそうです。しかもアレルギーに配慮して小麦や乳製品を使わずコメで作った餅のようなチョコだったそうです。


廬山寺の節分会「追儺式 鬼法楽」見てきました!

2017年02月04日 | 京都市上京区

昨日、蘆山寺で開催された「追儺式鬼法楽」を見てきました。通称鬼踊りと呼ばれ、これに登場する鬼は人間のもつ三毒(貪欲・怒り・愚痴)を表しています。この三毒を、季節の変わり目である節分に追い払い、新しい節目を迎えようとする京都の節分を代表する行事です。

廬山寺は比叡山天台18世座主元三大師(がんざんだいし)良源によって天慶年時代(938年~947年)に船岡山の南に創建されたのが始まりの天台宗のお寺です。後に、現在の京都御苑の東側に移りました。この地は、源氏物語を執筆した紫式部の曽祖父から続く邸宅跡です。廬山寺がこの地に移ったのは紫式部の時代から500年ほど後です。以前、境内など詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

 

鬼踊りは午後3時からです。私が訪ねたのは2時20分ごろでした。境内にはたくさん人でした。鬼踊りの舞台正面は人がぎっしりでした。大師堂前では「鬼のお加持」が行われていました。鬼のお加持(かじ)とは、邪気払いされた鬼によって体の悪いところを加持してもらい病気平癒、身体健全をはかるものです。*列に並んで志納で行われます。整理券などはありません。昨日は2時~2時45分、4時20分~と2回行われていました。

3時になると楽人を先頭に、三鬼、追儺師、蓬莱師、降摩面持者、独鈷三鈷持者、福娘、年男などの行列が大師堂へ入ります。この時点では、鬼も、行列に加わりおとなしく入場します。悪さしたりはしないですが、その姿のみで泣き出す子もいました・・・。

 

また、寺の秘仏である元三大師が鬼を退治したと云われる『独鈷・三鈷』ならびに、大師が宮中で使用したと伝わる『降魔面』がこの日のみ特別開帳され、行列に加わります。なお、元三大師は、おみくじの形式を考え出した人といわれ、比叡山に住居跡があります。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

 

そして舞台を経由して大師堂に入り法要が行われます。その後(3時20分頃から)太鼓と法螺貝の音を合図に、松明と宝剣を持った赤鬼、大斧を持った青鬼、大槌を持った黒鬼が大師堂前の特設舞台に出現します。

  

にぎやかな踊りではないですが、足拍子、太鼓、法螺の音が、ずし~んと、お腹の底に響くような迫力の踊りです。舞台正面で見なくても堂内を回るのでちゃんと見ることができます。

 

その後、追儺師が東・西・南・北・中央の5箇所に向い矢を射て、悪鬼、邪霊を降伏させます。

 

やがて、鬼は降参し、舞台から境内へ降り、帰っていきます。帰りの鬼はなんだか和やかムード・・・頭をなでてくれたり、写真を撮らせてくれたりします。(^^)

 

ちなみに、鬼の足元は藁のスリッパをはいています。舞台の下には揃えたスリッパが・・・。

 

鬼が退散した後、境内では餅まきと豆まきが行われます。(4時過ぎ)豆も餅も包装なしでそのまま投げられます。餅のサイズは一口大ぐらいで福と焼き印が押されたものをゲットすると、降魔矢(魔よけの矢のお守り)と交換してくれます。私は豆はとることができましたが、餅は残念ながらとれず・・・。

 

売店で販売しているものを買ってきました。紅白の蓬莱豆(面入り400円、三角のもの100円(約七粒入))、福餅(2個入り150円)です。豆は紅白2粒食べると6年寿命が延びるそうです。

廬山寺 http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/ 参拝自由 拝観:大人500円 小中400円 拝観所要時間:30分~ *節分会は見学無料です。

廬山寺は、以前、特別展【前ぶろぐ】街かど古典カフェでの「源氏物語と紫式部」の講座もご紹介しています。1回目は、紫式部が「源氏物語を書くようになった背景」前ぶろぐ】2回目は「光源氏と紫式部の闇―その身」前ぶろぐ】、3回目は「光源氏紫式部の闇―その心」前ぶろぐ】4回目は「宇治十帖」前ぶろぐ】です。 


「鬼のパンツ」頂きました&京都の節分会いろいろ

2017年02月01日 | いろいろ

気がつけば2月・・・最近このフレーズばかりですけど(^^;)つい最近までお正月気分だったのに、あっという間に小正月・・・そして節分です。今年の京都は、寒いなぁ・・・なんて思っている間に、なんとなく春めいてまいりました。節分の翌日は立春です。

本日ご紹介するのは、京都のお菓子の老舗、俵屋吉冨さんの「鬼のパンツ」です。(1個432円)その名の通りトラ柄の鬼のパンツがモチーフの生菓子(薯蕷まんじゅう)です。確か、鬼門(丑寅の間の北東)を表すためにトラ柄のパンツなんですよね?。ウシ柄だったら、かわいすぎるし・・・。

鬼はその昔は、きっとふんどしだったのでしょうけど、いつからパンツをはいていたのかな~?ちょっと調べてみたら、NHKの子供向けの歌番組で、イタリアの歌曲「フニクリ・フニクラ」の曲に「鬼のパンツはいいパンツ、つよいぞ、つよいぞ・・・」って歌詞をつけて歌ったのが始まりらしいです。作詞者は不詳らいしけど、一説によると初代うたのお兄さんの田中星児さんでは?っていう説もあるそうです。田中星児さんといえば、あのビューティフルサンデーを歌っていた人で、すでに、お兄さんという感じではなかったけど、一時、富山のローカル番組にもよく出ていたような(・・?

さて、京都には、あちこち節分の行事があります。以前、吉田神社の節分会前ぶろぐ】、壬生寺の節分会前ぶろぐ】、八坂神社:祇園さんの節分会前ぶろぐ】、聖護院の節分会須賀神社の懸想文売り前ぶろぐ】をご紹介しています。*ちなみに懸想文ってラブレターのことです。ちょっと面白い催しです。