お正月休みも終わり、そろそろ仕事を始めている方もほとんどではないでしょうか?今年のお正月三が日が週末と重なり、なんとな~く知らないうちにお正月が来て終わってたって感じです。4日に「白峯神宮(しらみねじんぐう)」へ初詣してきました。白峯神宮は、歴史上、悲運にあわれた崇徳天皇(第75代:讃岐国(香川)へ流され無念のうちに崩御)と、淳仁天皇(第47代)をご祭神として、明治4年に、新造された神社です。
宮地が、和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸地だったことから、「まりの神様」として崇敬され、「まり」を扱う球技一般、ことに野球・バスケット・バレー・ラグビー・その他球技全般の関係者がたくさん参拝されています。
また、日本で唯一の球技の神様ということもあり、日本を代表するプロ野球選手、日本サッカー協会やオリンピック選手なども祈願されています。
本殿参拝の後は、スポーツの神様を祭る摂社の地主社へお参りです。蹴鞠の神様「精大明神(しょうだいみょうじん)」は平安時代から蹴鞠の宗家である飛鳥井家によってこの地主社に祭られています。精大明神とは、鳥羽天皇の時代にいた藤原成通という蹴鞠の名人が、千日間、毬を蹴り続けるという願掛けを行いそれが成就した際に現れた神様です。現在ではスポーツ全般の神様として崇敬されています。また蹴鞠は毬を落とさないこと、蹴り続けるルールから、学力を落とさない、試験に落ちないと縁起がよいともいわれています。
ほかに、平安時代末期に起こった保元の乱の際に、崇徳天皇側に馳せ参じた源為義と弓の名手として名高い源為朝(ためとも)父子を祀った「伴緒社(とものおしゃ)」もあります。ちなみに為朝は、身長2メートルを超える大柄だったそうで、源義経の叔父にあたります。(為義は祖父にあたります)武道の上達を願う人はこちらの摂社もお参りしましょう。
この日から中学野球部の部活動が始まったまじくんも、1年の始めに部員全員で白峯神宮へ参拝しました。この日に受けたお守りです。年末に、部活動スケジュールを見ながら一言「なんや、練習しろとかいってるくせに、結局神頼みか・・・」だって。(^m^)
神頼みとはいえ、1年の始まりにお参りし、気持ち新たにスタートするのはいいことですよね~。お守りを授けてくれる神職さんも「けがのないよう、頑張って試合に挑めるよう・・・!!!」などと、一人一人に力強い励ましをしてくれます。
白峯神宮 http://shiraminejingu.or.jp/
参拝自由 参拝者用駐車場有 拝観所要時間:10分~
以前もご紹介しています。【前ぶろぐ】