まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:あの鮎のお菓子?

2008年06月30日 | グルメ・お土産

先日、京都駅のお菓子のセレクトショップ【前ブログ】で買った金谷正廣さんの「香魚」です。見た目は、こんがり焼けてて、適度に塩が効いてる感じですが・・・

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実際は、中にあんこが入って、塩ではなく砂糖がまぶしてあります。薄皮をむいて乾いたこしあんのおまんじゅうみたいな味?やわらかめの落雁のような味?うーん、表現が難しい・・・(ーー?) 話のネタに、おもしろいお土産ですよね。お茶2杯ぐらい飲めそうな甘さです。

金谷正廣 http://shinseimame.com/index.html

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おまけ:京都へ嫁いで8年!先日はじめて買ったものがあります。それは自分の「長靴」です。まじくんを保育園へ送って行く時に、長靴があればなぁなどと思いながらも、大した距離じゃないし(徒歩3分)、1年にほとんど出番がないし、大人ではいている人も見かけない。(??)おまけに、お店にも種類が置いてないし・・・。

でも、このたび買っちゃいました!水玉の長靴!たぶん1年のうちに5回も出番がないと思いますけど。(^^;)ちなみにまじくんの赤い長靴は、赤ちゃんの時から数えると4個めの長靴です。これで、雨の日の送り迎えも楽しいなって思ったのですが、来年から小学校・・・送り迎えはないのよねぇ。(T0T)


京都:紫陽花の和菓子

2008年06月29日 | グルメ・お土産

梅雨明けが待ち遠しいこの頃・・・でも、なかなか明けませんねぇ(T0T)京都は昨夜から激しい雨が降ったりやんだりです。

6月の初めごろから見ごろだった紫陽花もそろそろ見ごろも終わりでしょうか?紫陽花は、色が変化することから花言葉が「移り気」なんていわれますが、実は、その花びらは散らないのです。なんて一途???え?しつこい?・・・正確に言うと花に見える場所は装飾花【前ブログ】で、花びらだと思っているのは「がく」ですから、散らないのです。そのまま色あせて枯れるだけだそうです。ありゃりゃ(^^;)

この季節、紫陽花のお菓子がたくさん出ています。少し紹介させていただきます。まずは鶴屋吉信さんの「季のこよみ(735円:箱10㎝角ぐらい)です。季節ごとにでる琥珀糖です。今は紫陽花が出ています。

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装飾花(がく)が丸い形の「おたふくあじさい(うずあじさい)」みたいです。味は甘めでお抹茶に合います。日持ちは20日です。そういえば、以前紹介した七條甘春堂さんの夏琥珀【前ブログ】のほうがあっさりしています。

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続いて、仙太郎さんの「あづさい」です。(577円:箱直径105ミリ)仙太郎さんは近くの産物にこだわり、無添加・無着色の和菓子をつくるお店です。「ご存じ最中」が有名です。あじさいのほんのりピンク色は紫芋、葉はお抹茶で色がつけられています。日持ちは20日ほどで、やわらかいシャリシャリした琥珀です。ピンク色の琥珀は、紫芋が効いているのか、しっとりした感じでおいしいです。

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ちなみに紫陽花の語源は「青い花が集まっている」ので、集めるの意の「あづ」に青の意の「さ藍」で「あづさあい」から「あじさい」となったという説があるそうです。この商品「あづさい」も語源に由来しているのでしょうね。

なんだか素敵な名前です。なのに・・・まじくんがお菓子の蓋をあけて言ったのは「あ!まぐろや・・・」でした。(ーー;)

季節をたっぷり味わえる和菓子っていいですよねー。これから夏に向けて涼しげな和菓子が出てくるのが楽しみです。


京都駅:京菓子のセレクトショップ“京銘菓「匠味」”

2008年06月28日 | グルメ・お土産

P1130091_2今日は、まじくんと電車に乗って京都駅へ行きました。暇な雨の休日は、おもちゃ屋さんを見たり、本屋さんによったり、地下街でお茶したりして過ごしています。あくまでも、お互い見るだけの約束で、ウロウロです。うっかり私の欲しいものを買おうとしたら「おかーさんそれ買うんなら、まじくんのも買ってや!」なんて言われちゃいますんで・・・。(^^;)

駅のお土産屋さんも夏のお菓子がいっぱいです。何にしよう?こんなにたくさんいらない!少しづつ・・・という時にお勧めのお店を紹介します。

京都駅ビル専門店街「The CUBE」の地下一階にある「京銘菓 匠味(たくみ)」です。今年の4月にオープンしたお店で、京都を代表する老舗約50社の有名菓子を集めたセレクトショップです。たくさんの種類のお菓子を少しづつ買えるように、単品や小さなパッケージで販売しています。おまんじゅうやお煎餅、八つ橋などが1個から、落雁も少量です。お値段も100円~200円前後のものがたくさんあります。

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今の季節のお菓子「鮎」も、いろんな店のお菓子が並んでいます。(写真右下)デパ地下でも単品で買えますが「1個だけください」というのは気が引けるし、いろんなお店のを少しづつとなると面倒だし・・・各店の違いもわかり、こういうお店は本当にうれしいですよね。

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F1000127ギフト用に竹かご(157円)や結び巾着(52円)、巾着(105円)、ふろしき(262円)なども売られています。お気に入りのお菓子を少しづつ詰めて、オリジナルのお土産もつくれます。季節限定商品や本店でしか手に入らない!なんて商品もあるので、要チェックです!

せっかくなので、お土産を買ってきました。たくさんあって迷いましたが、まじくんが選んだのは高野屋貞広さんの葛きり(1本:315円)葛きりを自分で竹筒から押し出すのが楽しみです。私が選んだのは、三條若狭屋さんの花づくし(干菓子詰め合わせ:525円)、金谷正廣さんの香魚(3尾:630円)です。(すいませんカード払いで金額明細に自信がありませんが、たぶんあっていると思います。)

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香魚!なかなかリアルでしょ?味は・・・しょっぱいの?甘いの?焦げてるの?気になるお味は、あとで報告しますね。(^m^)

The CUBE http://www.thecube.co.jp/ B1F京銘菓匠味をクリック


第41回京都大骨董祭に行ってきました!

2008年06月27日 | 京都市伏見区

先ほどの携帯ブログ【カテゴリ】でもお伝えしましたが、今日から3日間、伏見区のパルスプラザで「第41回京都大骨董祭」が行われています。朝から、行ってまいりました!

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全国からの出店数は370店。名実共に規模も大きく、西日本最大の骨董市です。骨董・アンティークは150万点以上にもなり、最近は海外のディーラーの参加も多く、変化に富んだ内容も特徴的です。許可を頂いて撮影させていただきました。

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お値段も様々で、露店で売られているお手軽なものもあれば、驚くほど高価なものもあります。きれいに陳列された骨董は、じーっと、見てると欲しくなっちゃいます。(^^)日本の骨董の他に、海外のアンティークなども種類が豊富で、見てるだけで時間がたってしまいます。外人さんも多く、店主と「ハウマッチ!」と、携帯電話の数字で価格交渉してました!(@@)

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アンティーク着物やかんざしのお店も多いです。古着が苦手で普段はゆっくり見ない私も、ついつい見入ってしまいました。べっ甲やサンゴの櫛やかんざし…よかったなぁ。(^m^)

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骨董好きな方にはたまらないこのお祭り!見てるだけで胸一杯の方でも、お腹は減りますよね。会場内には、セルフサービスの飲食ブース(1ヶ所)があります。

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2階には、お土産ブースもあります。(おつけものの大安、聖護院八ッ橋のみ)また、同じく2階にはレストラン「パルス」があります。広い店ですがお昼時は混みます。

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ここは、雰囲気はホテルのレストランみたいな重厚感のあるお店なのですが、価格は安めです。お昼には少し早かったのですが、Aランチ(1,050円)を頂きました。こんな雰囲気(写真下)なのに、安めでしょ?アフタードリンクは250円です。

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ただ・・・でてくるのが遅いのです。たしか、このお店いつもゆっくりだと思う・・・(^^;)注文してから料理が出てくるまで30分ぐらいかかりました。ゆっくりのんびりしたい方にお勧めです。待てない!という方は、飲食ブースを利用されるか、お昼頃に、となりの京セラ前にやってくる路上販売のお弁当屋さん(500円ぐらい)か、歩いて3分ぐらいのはなどり新堀川店、5分ぐらいのローソン竹田新堀川店などご利用ください。いずれも建物を出て左折(北上)です。

ちなみに明日、トミーズツアーも出発します!明日の京都は曇りのち雨、最高気温は28℃・・・会場は屋内なので大丈夫でーす!

京都市大骨董祭 6月27日(金)~29日(日)10:00~17:00 なお、次回は10月3日(金)~5日(日)で名称は京都大アンティークフェアに改称されます。

京都大骨董祭(夢工房) http://www.yumekoobou.com/

パルスプラザ http://www.pulseplaza.jp/index.html

期間中、竹田駅からパルスプラザまで、無料送迎バス(約5分)がでています。無料駐車場がありますが行列です。(><)お出かけのついでに「城南宮」【前ブログ】や門前の「おせきもち」【前ブログ】を訪ねるのもいいかもしれません。城南宮では、25日から30日まで夏越しの茅の輪くぐりも行われています。また竹田駅まで行けば、伏見や京都駅もすぐ行けます。


北野天満宮「夏越しの祓い」と天神さん(2008.6)

2008年06月26日 | 京都市上京区

昨日は、京都の北野天満宮の天神市でした。6月25日は、御祭神の菅原道真公のお誕生の日にあたり、午前9時に御誕辰祭が斎行されるそうです。菅公は、承和12年(845)の6月25日京都で生まれ、延喜3年(903)2月25日に太宰府にて亡くなりました。これに因み毎月25日が天神様の御縁日とされています。

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夏らしいお店もたくさんでています。くわがた虫を売る露店もでていました。1匹3,000円!(@@)そういえば、先日、富山へ帰省したとき、まじくんが近所のおじちゃんからカブトムシの幼虫をもらってきましたが・・・軒下の植木鉢に入れたままほったらかしです。大丈夫かな?

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今回、気に入った「置物」です。たぬきの警察官!サックスを吹くカエルさんです。(両方とも高さ50センチぐらいありました)

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この日は夏越(なごし)天神ともいわれ、酷暑の真夏をひかえ庶民の健康と厄除け・無病息災を願うための「大茅の輪(おおちのわ)くぐり」が楼門で行われます。楼門に、茅(かや)で作っ「大茅の輪」を掲げ、この輪をくぐると一年中無病息災、特に夏の病気にかからないと伝えられています。

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ですが・・・あれ?遅かったのか?楼門の茅の輪は、輪でなく、上の方が残り、その代わりに本殿前に小さな輪がありました。(^^;)左、右、左と3回くぐります。

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楼門の輪は直径5メートルで京都最大とのことですが・・・毎年訪ねる八幡市の石清水八幡宮前ブログ】の輪もけっこう大きいような・・・。また、我が家の氏神様の城南宮前ブログ】は、なんと!車でくぐれる茅の輪があります。(@@)観光バスもOKとのことです。一度トミーズツアーで、バスごとくぐってほしいですねー。どう?(^m^)

京都では、6月30日頃に、あちこちで夏越しの祓いの茅の輪くぐりが行われます。そもそも、なぜ茅の輪なのかというと、素戔鳴命(すさのおのみこと)に旅の宿を提供して難儀を救った蘇民将(そみんしょうらい)が、素戔鳴命の教えに従って腰に茅の輪を下げたところ、その子孫に至るまで厄難なく栄えたという故事にちなんで、茅の輪をくぐり、罪やけがれや厄難を祓い落とすという神事が受け継がれてきているそうです。北野天満宮では、30日も大祓式(茅の輪くぐり)が行われます。

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/


宇治:伊藤久右衛門「抹茶だんごパフェ」

2008年06月24日 | グルメ・お土産

P1120924先日、宇治の三室戸寺へ紫陽花を見に出かけました。【前ブログ

その帰りに宇治茶の老舗「伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)」さんの本店へ寄りました。平等院の通りに支店もあります。

本店は、京阪の三室戸寺駅から、三室戸寺へ歩くときの途中にあります。(三室戸寺から車で5分ぐらいです)おいしい宇治茶のおみやげや、和スィーツ、お食事が楽しめます。(写真右下は、お店に飾ってあった水盤です。きれいだったので写真を撮りました。トイレの前でしたけど・・・。)

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茶房で、抹茶だんごパフェ(682円)を頂きました。抹茶だんご、ゼリー、白玉のバランスがよくてとてもおいしかったです。でも・・・グラスの下の方になると寒天がいっぱいで、あっさりです。で個人的には、下の方にもゼリーが欲しかったです。 (^^;)ちなみに抹茶パフェ(630円)は、だんごの代わりに抹茶せんべいが飾ってあります。

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おみやげに、スティックのお茶(10本:210円)とあぶらとり紙(189円)を買いました。お茶は、煎れた時に、お茶のいい香りがします。味は普通です。あぶらとり紙は、お茶が練りこんであり、ほんのり茶の香りがします。

伊藤久右衛門 http://www.itohkyuemon.co.jp/


京都の花「蓮」(6/19)三室戸寺

2008年06月23日 | 京都府宇治市

先日、三室戸寺の紫陽花苑へ出かけました。雨上がりで、そろそろ満開の花がとてもきれいでした。紫陽花苑の様子は【前ブログ】にてどうぞ。

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紫陽花苑の前に、本堂を参拝しました。本堂の前には、蓮の花の鉢が並んでいます。咲いていた花は・・・1つだけでした。かなり開いてましたが。(^^;)

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昨年、まじくんを連れてきた時【前ブログ】大喜びだった、蓮の葉のコロコロ(水滴)です。手の影を映して写真を撮ってみました。

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売店には、紫陽花のデザインの品がたくさん並んでいました。お守りもかわいいものがありますあじさい守(色が変わるから?運が変わる)、ペットのお守(ちりめんのかわいいものです。首輪につけれます)、かぐや姫守(かぐや姫の名付け親の「御室戸斎部の秋田(みむろどいんべのあきた)」はここ三室の地にいた翁とされています)各500円

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三室戸寺 http://www.mimurotoji.com/

この後は、宇治のおいしいものをご紹介します。


京都:東寺の弘法さん(2008.6)

2008年06月22日 | 京都市南区

昨日は、東寺の弘法市でした。毎月21日に行われます。今月は土曜日で、雨が心配でしたが、朝から降りそうで降らない天気でした。しかし、前日夕方から雨が影響したのかお店がいつもより2割ほど少ないように感じました。

今回は、正面の大きな門から入りました。まずは、お大師さまにお参りです。毎月、きれいに拭き上げ、まっ白い脚絆を足もとにおつけするそうです。

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正門の前には、毎回気になっている「のしするめ」の露店があります。するめいかをパスタマシーンのようなローラー」で、あっという間にのばしているのが面白くて、ついつい見入ってしまうものの、買ったことはありませんでした。今回は、ためしに買ってみました。(1枚500円)焼いたするめいかが1メートル近く伸びています。(@@) 味はするめいかそのままの味で、少し味がついています。しょうゆ、はちみつ、辛口、キムチなど何種類か味があります。伸びているので、手で簡単にちぎれ食べやすかったです。味が濃くないので飽きないかも?

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毎月出かけていると、お店の場所も覚えました。今回は、まじくん連れなので、近づいたら困るお店・・・例えば金魚すくい・福引・ラッキーボール(^^;)の前は迂回!と、いっても、弘法さんは子供向けの露店は少ないのですけど・・・ 子連れの場合は天神さん【カテゴリ】の方が楽しめます。お金使いますが。(^^)

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いつもはこの辺に、あの露店が・・・と思うお店が、やはり雨のせいか、ずいぶん休んでいました。前日から露店の準備をするお店もたくさんあるので、あれだけ降れば仕方ないですね。

蓮池は、つぼみがいくつもあがっているものの、この日咲いていた花はありませんでした。今日あたり1つ2つ咲いているかもしれません。八重咲きの豪華な花です。【前ブログ

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お濠に住む、おなじみの生き物たちです。

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はぐれた小鴨も見つけました。あ、そろそろ親離れなのかな?甲羅干ししているカメ・・・以外に長足でーす。(^m^)

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東寺の弘法市へは、なるだけ毎月出かけています。【カテゴリ


京都の花「紫陽花」(6/19)三室戸寺

2008年06月20日 | 京都府宇治市

昨日、京都府宇治市の三室戸寺(みむろとじ)へ出かけました。西国三十三所観音第10番札所で、約1200年前、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥の岩渕より出現された千手観音菩薩をご本尊として創建されました。ツツジ(2万株)、シャクナゲ(1千本)、アジサイ(1万株)、ハスの名所で花の寺として親しまれています。

自宅(京都南IC付近)から三室戸寺までは車で30分ほどです。(一般道利用)明け方から傘がいらない程度にが降っていましたが、到着した頃にはあがっていました。

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やはり、紫陽花には雨が似合いますね。

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がくあじさいの中心、両性花・・・アップで見ると、きれいです。\(@@)/

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7月13日(日)まで紫陽花園が楽しめます。そろそろ満開かな?なお土日はライトアップ前ブログ】しています。

この後は、境内の蓮の花の様子をご案内します。

三室戸寺 http://www.mimurotoji.com/

拝観料:500円 駐車場:500円(たくさんありますが、土日は並ぶこともあります)境内は三脚使用禁止・飲食禁止です。


京都「東林院」沙羅の花を愛でる会(2)

2008年06月19日 | 京都市右京区

P1120770一昨日、京都の妙心寺の塔頭、東林院の沙羅双樹の花を愛でる会へ出かけました。詳細は前日ブログにてご覧ください。

この愛でる会では、日差しの中に揺れる花と、緑の苔に落ちた花を見るのが楽しみですが、もう一つ楽しみがあります。

それは枯れてしまった大木の、子孫たちを見ることです。

庭の中央にあった大木の種を採ってご住職の故郷の山で育て、里帰りしたもの、自然に種がこぼれて育ったもの・・・。小さな箱庭の中で、古木を囲むようにたくさんの子孫たちが育っています。

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昨年は2、3枚の葉だった小さな芽が、今年はたくさんの葉をつけています。昨年のものと比べてみてくださいね。【前ブログ】他にも自然に芽吹いたかわいい木がたくさん見れました。来年はどのくらい大きくなるでしょう・・・とっても楽しみです。

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ところで、もともとあった樹齢300年を超える木が枯れはじめたのは、地球温暖化問題が大きく報じられた頃だそうです。また、隣接する涅槃堂の改修で、瓦がすべて新しくなり照り返しがきつくなったのも原因だそうです。

P1120764おまけ:まじくんが4歳の時に描いた絵です。京都市保育連盟とオーストラリアメルボルンとの自然環境がキーワードの児童交流展で 、オーストラリアへ旅立ちました! その際「絵は戻らないかも?」とのことでしたが、この度、2年の時を経て、めでたく帰国しました。この絵は地球を半周してきたんですねー。すごい!(@@)


京都「東林院」沙羅の花を愛でる会(1)

2008年06月18日 | 京都市右京区

昨日、妙心寺の塔頭:東林院(とうりんいん)の沙羅双樹(さらそうじゅ)の花を愛でる会へ行ってきました。

駐車場(無料)に車を止めて、東林院へ向かいました。妙心寺境内から案内板が出ています。参道では紫陽花の花が出迎えてくれました。

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門の手前で、入山料(1,580円:お抹茶付)を払い、境内に入ると、くちなしの花がよい香りを漂わせています。

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履物を脱いで本堂へ上がりました。お抹茶を頂き、その後お庭を見ながら「説法」を聞きました。お庭の説明、お釈迦様の言葉など、わかりやすく楽しいお話です。

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庭の真ん中には樹齢350年ほどの沙羅の大木があったのですが、残念ながら3年ほど前に枯れてしまい、現在は古木が庭の真ん中に残っています。その古木の周りに、種から育った新しい木が花を咲かせています。

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沙羅双樹は、お釈迦様が入定(にゅうじょう)されたとき、いっせいに花が開きその死を悲しんだといわれる仏教にゆかりの深い花です。椿に似た五弁の花は、朝に咲き夕に散り行く1日花で、はかなさの象徴として平家物語にも登場します。

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団体さんなどが入り、静かに花を・・・というのは、なかなか難しいものの、時間に余裕をもって出かけると、説法もゆっくり聞けますし、軒先で庭を眺めれます。公開は6月30日(月)までです。

東林院 http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/spot/sp_tourinin

P1120810なお、この日は前の携帯ブログでもお伝えしたとおり、着物で出かけました。「暑くても涼しげな顔をして着るのが粋・・・」との、着付けのお師匠さんの教えは頭に浮かぶものの、気温は30℃!(><)ところが、庭を眺めるために軒先に座ると、時折心地よい風が吹いて涼しかったです。

この後は、もう少し沙羅の花のことをつづります。次のブログにて。