まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

城南宮「夏越しの祓え」と車でくぐれる茅の輪

2010年06月30日 | 京都市伏見区

今日は、午後から我が家の氏神様、城南宮へ行ってきました。午後3時から「夏越しの大祓え祭」がおこなわれていました。下校するまじくんを小学校の門前で車で待ち伏せして(怪しい?)、そのまま城南宮へ向かいました。まずは、手を清めます。暑い季節は、と~っても気持ちいです。(^^)ここの「菊水若水」は名水として知られ、東大寺のお水取りの香水は、若狭からこの井戸を通り、二月堂の若狭井へ通じるといわれています。

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夏越しの祓え(なごしのはらえ)は、夏の風物詩ともいえる日本古来の風習です。鳥居をくぐったところに受付があり、そこで大祓の詞を書かれた冊子と、人形(ひとがた)、塩(紙吹雪)を頂きます。なお、大祓え祭の参加は無料ですが、本殿参拝、人形流しの際にお賽銭がいります。念入りにお祓いをしたい時は別途に納めます。(1,000円~)

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参列者全員で大祓の詞を唱え、紙吹雪を身体にかけ身を清め、神職の後に続いて、列をなして茅の輪(ちのわ)をくぐり抜けます。

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輪をくぐった後は、本殿に参拝、本殿内へ入り再び輪をくぐり、神苑へと向かいます。

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神苑の春の山で、人形(ひとがた)を「禊(みそぎ)の小川」に流します。こうして半年の間の罪や汚れを祓い捨てて心身を清浄にし、これからの暑さに負けないよう、また残り半年の無病息災を祈願します。今年は、お祓え祭に参加しましたが、昨年は、6月25日にまじくんと2人で茅の輪くぐりとをしてから流しています。人形の書き方など詳しくご報告しています。【前ぶろぐ】この場所は、春には紅白のしだれ梅が咲き乱れ、とても美しいです。【前ぶろぐ

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7月1日~7日まで、愛車の夏越しの祓えが行われます。今日は、それに先だって、大祓え祭に参加した人がお祓いをしました。お祓いを受けて、お札を頂きます。お札はダッシュボードなどに入れておきます。お祓いは無料ですが、本殿へもぜひお参りくださいね!

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この茅の輪は直径5メートルほどあります。乗用車はもちろん、バイクもOK!観光バスもくぐれます。バスが通ったところ見たことないので、一度見てみたいです。

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城南宮は、京都南インター下車すぐです。ぜひ訪ねてみてください。なお、京都市内の神社では、あちこちで夏越しの祓いが行われています。以前、北野天満宮の茅の輪ご紹介しています。【前ぶろぐ

城南宮 http://www.jonangu.com/

参拝、駐車場は無料です。神苑:500円 お茶席(神苑内):300円

城南宮はよくご紹介しています。【伏見区:カテゴリ


富山へ帰省(2)ほくほく通りとお土産

2010年06月29日 | ふるさと富山

週末、富山に1泊2日で帰省していました。前ぶろぐで、夏越しの祓いが行われていた日枝神社(山王さん)などをお届けしました。お昼を済ませ、その後中央通り商店街へ移動しました。アーケードがあって昔ながらの商店街です。しかし、どこの地方都市でも同じでしょうけど、郊外に大型店ができて、訪ねるたびに寂しくなっています。通りには、休憩スペースや遊具もあって自由に遊べるのに・・・人が少なくて残念。でも、街を貸し切り状態みたくて私たちは気に入っています。

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今年の春にオープンした「てるてる亭ほくほく通り」を覗いてきました。江戸の街並みをイメージした空間に、電影紙芝居・・・。

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地酒の展示、ミニシアター、富山出身の立川志の輔さんの落語が放映されていました。・・・がらーんとしているのは気のせい?いえ、実は同じビルの3階の「てるてる亭」でイベントが行われていたので、こちらもほとんど貸切状態なのでした。(^^;)*人が写り込まないように写真撮影してるのでよけいにがらーんと見えるかも?

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越中からくり処で、鉄道模型が走っていました!北陸新幹線開通後の富山の街をイメージしたジオラマです。(注)北陸新幹線はまだ開通していません。いつかなぁ~?

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前ぶろぐでご紹介した総曲輪のグランドプラザもあり、ライトレールも走っています。鉄道模型も自分の知っている街の模型だと見ていて飽きないですね。そういえば、京都駅のそばのイオンモールにもジオラマ模型で遊べる場所があります。【前ぶろぐ

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ほくほく通り鉄道模型運営委員会 http://bongo2.sakura.ne.jp/hokuhoku01.htm

楽市楽座でお土産を買ってきました。志の輔さんの焼印入り甘酒まんじゅう、どら焼き(各130円)、ライトレールの箱入しろえびかき餅(530円)、ライトレールの模型(1,470円)です。

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ほくほく通りからの帰り道、市内電車セントラムを目撃!広告のスポレクとやま?そういえば、この前日、まじくんが富山のおじいちゃんとおばあちゃんとほたる祭りに出かけた際に、キャラクターのきときと君に会ったと言ってました。もらったパンフレットには・・・もうすぐ開催!!・・・もうすぐって、10月だけど・・・?なんか、気が早いなぁ?そういえば、びわ湖大津観光協会も「大津ほぼ建都1400年」などというポスター作ってましたね。平城京1300年より先に大津京があったからです。なんか、みんなアバウトで、いいね・・・。(^^;)

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スポレクとやま2010 http://www.sporec-toyama.jp/ 

最後に、再びグランドプラザに戻り、富山大和の地下で「ます寿司」を買いました。いろんなお店のます寿司が一ヶ所におかれています。今回は千歳さんと川上さんのを買いました。(各1,300円)

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富山県内には、ます寿司店がたくさんあります。お値段や大きさは、さほど変わりませんが、味は店によって多少違います。まじくんは、しっとりやわらかな「千歳」さんのます寿司がお気に入りです。

ますのすし千歳 http://www.masunosushi.com/

 


富山へ帰省(1)日枝神社とおいしいお寿司

2010年06月28日 | ふるさと富山

週末、所用があり富山へ行っていました。車、しかも軽四(^^;)で1泊2日の帰省です。こんな時は、高速道路の休日割引のおかげで、気軽に帰ることができれうれしいです。富山へ向かう途中、車内でのテレビで、富山の日枝神社(山王さん)で、夏越しの祓いが始まったとのニュースを見て、気になったので、日曜日の午前中に訪ねました。

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夏越しの祓いについては、先日、京都の北野天満宮での「茅の輪くぐり」の話題でお伝えしました【前ぶろぐ】が、富山の日枝神社(通称山王さん)でも「茅の輪くぐり」が行われています。先に受付をして、本殿内に上がり、人形(ひとがた)によるお祓いを受けてから輪をくぐります。この輪は母親の胎内を表すもので、輪をくぐり、赤ちゃんのように清らかな心身に戻すという意味があるそうです。・・・で、私、清らかになったかというと・・・お祓いは一家族3,000円志納(^^;)・・・家族といわれても、まじくんと2人だけだったし、京都で夏越しのお祓いをするので、遠慮させていただきました。なお、京都では「茅の輪」は神社を参拝すれば、自由に誰でもくぐることができます。神社によっては、その茅を少し抜いて持ち帰ることができます。持ち帰った茅で小さな輪を作り、軒下に下げると厄除けになります。

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本殿内で、末社で使用する「茅の輪」を作っておられました。竹で輪を作り、その周りに茅を縄で巻きつけます。なーるほど、富山の輪はこうやって作っているんですね~。

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日枝神社(富山 山王さん) http://www.hie.jp/

続いて、日枝神社から歩いて3分、総曲輪(そうがわ)の グランドプラザへ行きました。途中、真っ黒でかっこいいライトレールを見つけて大喜び!まじくんは「乗りたーい!」って騒いでましたけど、乗ってたら京都に帰る時間が・・・。

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グランドプラザでは七夕まつりがおこなわれてました。私たちも短冊に願い事を書いてきました。ちなみにまじくんのお願い事は「ダイスオーで、いいカードがでますように!」でした。誰が叶えてくれるん?(--)織姫様?彦星様?お星様????

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グランドプラザ http://www.grandplaza.jp/

その後、近くの「寿司栄本店」さんでお昼を食べました。平日はランチをやっていますが、この日は日曜日だったのでお好みで注文です。まじくんは、まずは大好きな“あじ”を注文。新鮮なあじの上には、ポン酢のゼリーがのっています。さっぱりとしておいしかったです。

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このお店はカウンター周囲に水が流れていて、手を洗いながら、つまんでお寿司を頂くことができます。子供や女性には食べやすいようにお寿司を半分にカットしてくれます。お腹いっぱい食べて2人で5,000円程でした。本当は、この先の「つるや本店」さんで、冷やし中華食べる予定だったんですけど・・・。(^^;)

寿司栄 http://www.susiei.com/

この後は、中央通りをご紹介します。次のぶろぐにて。


東林院「沙羅の花を愛でる会」へ行ってきました!

2010年06月27日 | 京都市右京区

一昨日(25日)、北野天満宮の天神市へ行ってきました。その前に携帯ぶろぐでお伝えした通り、妙心寺へ行ってきました。妙心寺(みょうしんじ)は、臨済宗妙心寺派の大本山で、46の塔頭(たっちゅう)をもつ京都最大の禅寺です。*妙心寺から北野天満宮は車で10分ほどです。

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6月15日から30日まで、塔頭(たっちゅう)のひとつ、東林院(とうりんいん)で「沙羅の花を愛でる会」が行われています。東林院へは、駐車場から妙心寺境内を歩いて行きます。途中には、以前、特別公開の際にご紹介した「衡梅院(こうばいん)」などがあります。【前ぶろぐ】また、蓮池もありり、午前中は、綺麗な睡蓮の花をたくさん見ることができます。耳を澄ますと、時折、ウシガエルの「ぼぉわーぼぉわー」っという低い声が聞こえます。

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案内板にそってしばらく歩くと、東林院が見えます。参道の紫陽花の花も見頃です。門の手前で受付をして、中へ入ります。

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沙羅の花を愛でる会は、お抹茶付で1,580円、お抹茶と精進料理付で5,570円です。少々お高い(^^;)ですが、ここのご住職は料理教室を開催されるなど精進料理の達人です。通常予約がベストです。(この日は余裕があるとのことで当日券もありました。)今回はお抹茶のみにしました。以前「小豆粥で初春を祝う会」の際に精進料理をご紹介しています。【前ぶろぐ

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お抹茶を頂いた後は、静かに庭を眺めます。庭の真ん中には、残念ながら4年前に枯れてしまった樹齢350年ほどの沙羅の古木があります。(写真左側の白茶の木)その古木の周りに、種から育った数十本の木が花を咲かせています。

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・・・静かにお庭を・・・と言いたいところですが、実は結構な人!団体さんも入るので、時間によっては、かなり賑やかな時もあります。入り具合をみて、副住職の説法が始まります。お庭や沙羅双樹の花の説明はもちろん、仏教の教えなど肩の凝らない楽しいお話です。説法中は、みなさん静かに耳を傾けるので、のんびりお花を眺めることができます。お話は20分程度です。

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沙羅双樹は、お釈迦様が入定(にゅうじょう)されたとき、いっせいに花が開きその死を悲しんだといわれる仏教にゆかりの深い花です。椿に似た五弁の花は、朝に咲き夕に散り行く1日花で、はかなさの象徴として平家物語にも登場します。

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庭石の周辺に、自然に種がこぼれて芽吹いた小さな木が何本かあります。毎年、訪ねるたびに少しづつつ大きくなっているかわいい木も、楽しみのひとつです。  以前の若木の様子は【前ぶろぐ】にて。

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妙心寺塔頭 東林院「沙羅の花を愛でる会」

お抹茶付:1,580円  お抹茶と精進料理付:5,570円 拝観のみは不可
日時:2010年6月5日(火)~30日(水)9:30~16:00 所要時間40~60分

妙心寺 http://www.myoshinji.or.jp/ 参拝者用無料駐車場あり *妙心寺は、三門の特別公開の際に、ご紹介しています。【前ぶろぐ


北野天満宮「天神市」(2010.6)

2010年06月26日 | 京都市上京区

昨日は、北野天満宮の天神市でした。6月25日は、御祭神の菅原道真公のお誕生の日にあたり、午前9時に御誕辰祭が斎行されるそうです。菅公は、承和12年(845)の6月25日京都で生まれ、延喜3年(903)2月25日に太宰府にて亡くなりました。これに因み毎月25日が天神様の御縁日とされています。

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面白いお店を発見!(右下写真)釣り竿に、亀?・・・こ、これは浦島太郎さんのお店?(@Д@;)残念ながら、行きも帰りも店主は不在・・・。(^m^)

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この日は夏越(なごし)天神ともいわれ、酷暑の真夏をひかえ庶民の健康と厄除け・無病息災を願うための「大茅の輪(おおちのわ)くぐり」が楼門で行われます。楼門に、茅(かや)で作った「大茅の輪」を掲げ、この輪をくぐると一年中無病息災、特に夏の病気にかからないと伝えられています。  楼門前の茅の輪の下の方は、各自持ち帰ることができますが、昼過ぎにはなくなっていました。本殿の前にも小さな輪があります。

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北野天満宮の茅の輪くぐりの以前の様子・詳細は【前ぶろぐ】にて。天神市はよく出かけています。【北野天満宮・天神市:カテゴリ

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/

京都では、6月30日頃に、あちこちで夏越しの祓いの茅の輪くぐりが行われます。そもそも、なぜ茅の輪なのかというと、素戔鳴命(すさのおのみこと)に旅の宿を提供して難儀を救った蘇民将(そみんしょうらい)が、素戔鳴命の教えに従って腰に茅の輪を下げたところ、その子孫に至るまで厄難なく栄えたという故事にちなんで、茅の輪をくぐり、罪やけがれや厄難を祓い落とすという神事が受け継がれてきているそうです。北野天満宮では、30日も大祓式(茅の輪くぐり)が行われます。北野天満宮のすぐそばの平野神社(写真左下)は、6月28~30日です。すでに設置されてました。

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夏越しの祓いが始まると・・・いよいよ京都も夏本番!祇園祭が始まります。梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、今日は1日中雨です。


東寺「弘法市」(2010.6)

2010年06月24日 | 京都市南区

先日(21日)、東寺の弘法市へ出かけました。毎月21日、弘法大師に因んで行われます。6月の平日、梅雨時ということもあり、露店もまばらです。人出もボチボチ・・・のんびりお買い物ができます。

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今の季節、着物も夏物がたくさんでてきます。帯締めは500円ぐらいから、新品浴衣も1,000円ぐらいから売っています。古着と違って、パッケージされているのでサイズもわかり、お土産や自分用に買っていく人も多いようです。幼児用も安いです。(残念ながら、着物ってまじくんが着れるサイズ:130センチ~は、あまり流通してないのです。子どもと大人の間のサイズ・・・とりあえず今年はまだ昨年新調したのが着れると思うけど・・・)

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前日は雨だったので、あちこち水たまりができています。最近、占いのお店がたくさんでています。手相は、やはり流行りなんでしょうか?先日できたイオンモールKYOTOの占いや手相コーナーもいつも行列ができています。(私は、いまいち占いとか信じれないタイプです。頑固なのかな?(^^;)

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果物露店も、夏らしい品が増えてきました。植木やさんも賑やかでした。

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蓮池は、まだ、つぼみもあがっていません。例年と比べると遅いみたいです。昨年の6月は【前ぶろぐ】にて。7月のガラクタ市のころには花が見れると思います。

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東寺はよく出かけています。【東寺周辺・弘法市:カテゴリ

弘法市~東寺縁日 http://www.touji-ennichi.com/

東寺 http://www.toji.or.jp/  参拝:無料  駐車場:600円(2時間)*弘法市では駐車場が使用できません。 


伏見でランチ「鳥せい本店」

2010年06月19日 | グルメ・お土産

一昨日、伏見へ行ってきました。前ぶろぐで、紫陽花の名所藤森神社伊藤若冲制作の五百羅漢を紹介しました。続いて、同じく伏見区の「鳥せい」さんの本店でランチを頂きました。伏見は酒処として知られています。古い酒蔵が近々に並び建ち、その一つの「神聖」の酒蔵の一棟を改装したものが鳥せい本店です。店内では、伏見の名水“白菊水”を自由に飲むことができます。建物の外にも水汲場があります。

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お昼のメニューの「鳥めし定食:730円」を頂きました。あったかいご飯の上にやわらかな甘辛の鶏肉がのっています。鶏のから揚げ、立田揚げもついて、ボリューム満点でお得です。ランチタイムは珈琲(温・冷)がサービスでついてきます。*店内ライトがほの暗いのでピントがいまいちで、すいません。(^^;)

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最近は、龍馬人気で、たくさんの人が伏見を訪ねています。お店も平日でしたが10分ほど待ちました。龍馬が好きだったといわれる軍鶏鍋のメニューもあります。

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お子様ランチもあり「子連れも歓迎」との事ですが、雰囲気は昼でも居酒屋さんです。ビールや生原酒(210円)を楽しむ人がたくさんいます。以前「酒蔵通りの花灯篭」の際にも訪ねています。【前ぶろぐ

鳥せい http://www.torisei.com/ 本店は無料駐車場があります


石峰寺:伊藤若冲「五百羅漢」

2010年06月18日 | 京都市伏見区

昨日、伏見へ出かけました。まずは紫陽花が見ごろの藤森神社をご紹介しました。【前ぶろぐ続いて石峰寺(せきほうじ)をご紹介します。藤森神社から車で15~20分ほどです。伏見稲荷大社の近くにあります。

石峰寺は、百丈山石峰寺といいます。宝永年間(1704~1711)に、黄檗宗第6世千呆(せんがい)禅師により建立された禅道場です。黄檗宗(おうばくしゅう)は、禅宗のひとつで、臨済宗や曹洞宗が日本風に姿を変えた現在でも、明朝風の形式を伝えていて、門や本堂の柵も独特の形式です。なお、黄檗宗の本山は宇治の萬福寺です。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

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石峰寺は、創建当初は諸堂を完備した大きなお寺でしたが、たび重なる火災により堂宇を焼失し、現在の本堂は昭和60年に再建されたものです。江戸時代中期に活躍した画家の伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)が草庵を結び、石峰寺の7代密山和尚とともに10数年かけて裏山に「五百羅漢」を制作しました。

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本堂から、案内板に沿って裏山を散策しました。途中には伊藤若冲のお墓があります。一般の方の墓地内にあります。右下写真は羅漢参道の赤門です。

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伊藤若冲は、江戸中期の画家で、光琳派より古画を学び、その後、写生を基礎として動植物を描き、特に鶏画家として有名です。京都の青物問屋に生まれ、仏教への並々ならぬ傾倒を示し、30歳半ばより相国寺の大典禅師に参禅し、若冲居士の号を得てからひたすら禁欲僧のような生活を守り、生涯独身を貫きました。晩年にこの寺に草庵を結び、85歳で生涯を閉じています。相国寺にもお墓があります。

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五百羅漢は、若冲が下絵を描き石工に彫らせたもので、釈迦誕生より涅槃に至るものを中心とし、諸菩薩、羅漢を一山に安置したものです。明治以後、荒廃していましたが現在は整備されています。なお、五百羅漢といっても羅漢様が五百いらっしゃるわけではありません。(^^;)

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石峰寺 京都市伏見区深草石峰寺山町26

拝観料:300円 9:00~17:00(10~2月は16:00まで)  所要時間30分~

石峰寺には無料駐車場があります。山の斜面の住宅地の中にあり道も細くわかりにくいので、事前によく調べてお出かけ下さい。

この後は、伏見のおいしいランチをご紹介します。次のぶろぐにて。


藤森神社「紫陽花苑」(2010.6.17)

2010年06月17日 | 京都市伏見区

今日は、伏見の藤森神社(ふじのもりじんじゃ)へ行ってきました。今日は、福祉祭りが行われて地元の人で賑わっていました。気温は34℃・・・暑すぎる・・・(@Д@;)

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6月5日から紫陽花苑がオープンしています。約1,500坪に3,500株の紫陽花が咲いています今月の初めには咲いていなかった紫陽花が見頃でした。紫陽花苑は2つあります。まずは第一紫陽花苑からです。(入苑料2ヶ所共通300円)

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本殿の奥の方にある第二紫陽花苑はまだ咲き始めでした。

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第2紫陽花苑動画を撮ってきました。

紫陽花苑には色とりどりの花があります。一般的な球状の紫陽花は、日本原産の「ガクアジサイ」を西洋で改良した「西洋アジサイ」です。逆輸入されたんですね。

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花びらのようにみえるものは萼(がく)で、装飾花です。本来の花は中心部にある小さな花です。つぼみはぷくっとした紙風船のよう、花は星型、アップで見ると、とてもきれいです。

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今月末、19日には「藤森手づくり市」が行われます。紫陽花もちょうど見頃です。詳細は写真クリックで拡大できます。

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藤森神社 http://www.fujinomorijinjya.or.jp/index.html

参拝無料、紫陽花苑入苑料300円 無料駐車場があります。本堂の様子は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

この後は、ここから車で15分ほど、伊藤若冲作の五百羅漢のある石峰寺をご紹介します。次のぶろぐにて。   


京都:和三盆ぷりん

2010年06月14日 | グルメ・お土産

京都は、昨日ようやく梅雨入りしました。これからしばらく雨かな?と思っていましたが、今日は朝から晴れています。ただし、梅雨独特の、じめーっとした日です。(^^;)

Imgp0543今日は、最近お気に入りのお菓子をご紹介します。今年の4月に発売された亀屋良長さんの「和三盆ぷりん:368円」です。一見、小さめにですが、食べ応えあります。

和三盆のやさしい甘さが口に広がり、少しもっちりして、まじくんも大好きです。洋風プリンのような強いバニラの香り、カラメルはついていません。

本店のほか、JR京都伊勢丹B1直売店、京都髙島屋、京都大丸でお買い求めいただけます。日持ちは3ヶ月、お土産にも最適です。売り場によっては冷えたものもあります。

亀屋良長 http://kameya-yoshinaga.com/

最近、ここ↑のお菓子をご紹介することが多いです。甘さが私の口にあうのかな?


宇治でランチ「伊藤久右衛門」

2010年06月13日 | グルメ・お土産

先日(10日)、宇治の紫陽花の名所「三室戸寺」へ行ってきました。あじさい園の様子は【前ぶろぐ】にて。その後、三室戸寺から車で5分ほどにある「伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)」さんの本店へ行ってきました。お茶、和菓子、洋菓子・・・宇治名産の抹茶の製品がたくさんあります。

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お昼にはちょっと早かったんですが、茶房で昼食を頂きました。まず、宇治茶そば(577円)と抹茶ぜんざい(630円)です。お得なセットもありますが、この日は単品を頼みました。茶そばは、温冷、ぜんざいは、お餅又は白玉が選べます。

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茶そばでさっぱりした後、あったかーいぜんざいがおいしかったです。この日は、気温30℃を超えていましたが、暑くても熱いものがおいしいです。(^^)抹茶の鮮やかな緑・・・三室戸寺の開く前の緑の紫陽花を思い出しました。

伊藤久右衛門 http://www.itohkyuemon.co.jp/

以前、抹茶だんごパフェをご紹介しています。【前ぶろぐ


宇治「三室戸寺」本堂とハスの花は?

2010年06月12日 | 京都府宇治市

一昨日、宇治の三室戸寺へ行ってきました。1万株のあじさいの花がそろそろ見頃でした。詳細は【前ぶろぐ】にて。あじさい園見学の前に本堂を参拝しました。本堂へは階段を上ります。右下写真に写っているだけの階段です。(う回路もあります)

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階段を上りきると、本堂が見えます。階段の途中にある灯籠の中には、かわいい仏様がいらっしゃいます。毎回ご紹介しています。昨年片耳がとれていてなんだか哀しい想いをしましたが“また会えた”と思うと、とっても嬉しいです。(^^)

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本堂前には、ハスの花鉢がたくさん置かれています。毎年6月下旬に見頃となります。

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現在は、ぐんぐん葉が伸びて、つぼみがちらほら上がっていました。

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本堂の前には新しく狛兎が奉納されています。この辺りは、古来より、菟道(うじ)と称され、宇治の中心地でもあったそうです。兎さんが持っている球の中に卵が入っていて、その卵が立てば昇運がつくそうです。兎って、卵・・・。詳細はこちら

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鐘楼のそばに「お願い地蔵」さんがおられます。小さな木札に願い事を描いてお地蔵さんにかけて奉納します。だれかが置いたのか?鐘楼にお地蔵さんが2体おかれていました。あまりにかわいらしいので、写真を撮らせていただきました。

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約100基の源氏絵巻行灯が参道に置かれています。6月12日~6月27日の期間の土日のみライトアップが行われ、行灯がともされます。ライトアップは、以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

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三室戸寺の受付横に、お土産の露店が少し出ています。宇治のお茶や佃煮、お菓子などが売られています。

この後は、車で5分、ランチをご紹介します。次のぶろぐにて。

三室戸寺 http://www.mimurotoji.com/

拝観料:大人500円 小人300円 駐車場500円 土日などピーク時は公共交通機関利用をおススメします。