まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

まいまい京都「御用庭師とめぐる南禅寺庭園」に参加しました。

2013年04月30日 | 京都市左京区

先日(26日)、まいまい京都さんの御用庭師・植彌加藤造園社長とめぐる南禅寺庭園~南禅寺から方丈まで、伝統と最新の技術・美意識の融合~に参加しました。まいまい京都とは、京都の店主、主婦、学生、占い師、職人さん・・・などバラエティに富んだガイドさんといっしょに、京都をまいまい(京都弁:うろうろ)す る「京都のまち歩き」ツアーです。参加者も学生、主婦、若い娘?熟年?忙しい人?暇な人?バラエティに富んでます。(^^;)なお、今回のツアーは、京都岡崎魅力づくり推進協議会との共催です。

 

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今回のガイドさん↑は、嘉永元年(1848)より南禅寺の御用庭師を務める「植彌加藤造園」の8代目の社長、加藤友規さんです。

P1310070_2まずは、歌舞伎「楼門五三桐」で、石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と見得をきる場面の舞台である「三門」に集合し、まいまいスタートです。

南禅寺は今から720年以上昔の正応4年(1291)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創されたお寺です。

開山に迎えられた無関禅師(大明国師)は、その年の12月に遷化(死去)されてしまい、その翌年、第2世として、まだ30代の若さの、規庵祖圓禅師(南院国師)が選任されました。当時は、禅寺といっても伽藍として機能するものは一つもなく、その建立が規庵祖圓禅師(南院国師)に課せられたため、南院国師が創建開山と呼ばれています。

P1310069_6←三門前の参道には、昨年行われた「南院国師の七百年大遠諱」の際に植えられた柏槙(びゃくしん)の木があります。

この木は、南院国師の嗣法の師である仏光国師(無学祖元禅師1226-1286)を開山とする鎌倉の円覚寺の「開山お手植えの柏槙の実生の木」だそうです。まだ若い木ですが、今後、南禅寺を訪ねるたびに大きくなってるのを見るのが楽しみです。(^^)

三門と法堂の間には、敷石が置かれています。その昔、2つ伽藍の間に仏殿があったことを示しています。ちなみに、当時の禅宗伽藍は、一直線に三門、仏殿、法堂、寝堂、大方丈、小方丈、大庫裏などが並ぶのが一般的でした。*妙心寺がその形を保っています。こんな感じ→【前写真 右下写真:法堂前の香炉の屋根飾りです。新緑に映えて美し~。(^^)

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南禅寺境内にある「水路閣」は、琵琶湖疏水事業の一環として施工された水路橋で、煉瓦造、アーチ構造の優れたデザインを持ち、京都を代表する景観の一つです。西欧技術が導入されて間もない当時、日本人のみで設計・施工されたもので、京都市指定史跡に指定されています。水路閣は今も現役、毎秒2トンの水が流れています。左下写真:今の時期も赤い葉なのは「野村もみじ」という品種です。

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水路閣の向こうに「南禅院」があります。(よくサスペンスドラマの葬儀会場として参道のみが登場します)この場所はもともと亀山上皇の離宮だった場所を禅寺として開山(1291年)した南禅寺発祥の地です。応仁の乱(1467~1477年)後、荒廃していましたが、5代将軍綱吉の母、桂昌院の寄進によって再建されました。 

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方丈は総桧の入母屋造こけら葺の建物です。内陣中央には亀山法皇御木造(重文)が安置されています。少し開いた戸の間から拝むと、なんとなーくシルエットだけ見えました。 

 

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庭園は夢窓国師の作と伝えられ、離宮時代の面影を残し、鎌倉末期の代表的な「池泉廻遊式庭園」で、周囲を深い樹林で囲まれています。亀山法皇自らが、禅修行のひとつとして、石組を行い庭造りに参加したといわれています。庭には、特に目をひく印象的なものはないのですが、眺めていると心が穏やかになります。天竜寺庭園、苔寺庭園と共に京都の三名勝庭園に指定されています。

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御用庭師さんのお仕事は、創建時の庭の姿をそのまま復元するのではなく、時代の流れに寄り添うことも大切だそうです。例えば苔寺の庭園【前ぶろぐ】は、創建時は浮島には白砂が敷かれ、桜や季節の花々で彩られた名園でしたが、時代の流れと共に、次第に苔に覆われました。天下の名園といわれた創建時の姿に戻すのもひとつの考えでしょうが、やはり今は苔の庭を楽しむ事に庭師は従事しています。

南禅院のお庭の創建当時は、吉野の桜、難波の葦、竜田の楓などが移植され、井手の蛙も放たれ、心静かに鑑賞する庭園と記されているそうです。復元となると、蛙捕まえて来なくちゃねぇ…。(^m^) でも、復元しなくても、今も心静かに鑑賞する庭園である事はかわりありません。

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南禅院の後は、本坊へ向かいました。本坊の左手には唐破風の大玄関があります。この大玄関は特別な行事の時にのみ使用されるもので、大玄関左手には書院が配され、方丈へと続いています。この玄関の敷石↓は、廃線になった路面電車の伏見線の敷石だそうです。加藤社長のおじい様(6代目)の時代に敷いたものです。当時、廃線路の敷石などは、寺院などに優先的に再利用されたのだそうです。

 

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本坊には、小堀遠州が作庭したと伝わる「方丈庭園」があります。代表的な禅院式の枯山水で、方丈(清涼殿)・庭園と、借景の大日山との調和が美しい借景式庭園です。俗に「虎の児渡し」とよばれる巨石もあります。方丈庭園に面した国宝の「大方丈」は、こけら葺の建物で、豊臣秀吉が寄進した御所の清涼殿を、慶長16年(1611年)に拝領移建したものです。

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左下写真:方丈の広縁欄間には左甚五郎作の虎の透かし彫りがあります。右下写真:小方丈庭園は別名「如心庭」と呼ばれます。昭和41年に、当時の管長が「心を表現せよ」と自ら熱心に指示指導されて作庭されました。横線の砂紋の上に「心」字形に庭石を配し、庭石の周りには、水滴を落としたように石を囲む砂紋が・・・砂紋は主に雲水さん(修行僧)のお仕事だそうですが・・・どこから作り始めるのか?飛石の間を足跡も残さずにどうやって移動するのか?なんとなーく教えていただきました。なーるほど。(^m^)

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「如心庭」の先には、「六道庭」があります。「如心庭」が解脱した心の庭であるのに対し、この「六道庭」は六道輪廻の戒めの庭です。六道輪廻とは、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界を我々は生まれ変わり続けるという仏教の世界観のことです。作庭当時は、塀に囲まれていたそうですが、現在はぐるっと見渡すことができます。右下写真:六道の庭には、もみじと梅が合体?した不思議な木があります。六道の世界でなく、新しい世界か?(^^;)

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その先の茶室「不識庵」「窮心亭」への回廊にも綺麗なお庭が広がっています今回のツアーは要所で、作庭時の写真や昔の資料などを見せていただきながら、当時のエピソードなどを聞かせていただきました。長年にわたり御用庭師を務めるのは、名誉あることですがご苦労も多い事でしょうね。職人さん=無口みたいなイメージがありますが、朗らかでとても楽しい社長さんでした。

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左下写真:南禅寺垣といわれる竹の垣です。庭師さんが、古くなった時や大きな行事があった時に作り直すのだそうです。右下写真:本坊の回廊周辺は秋には紅葉が美しい場所で、たくさんの人で賑います。秋の様子は【前ぶろぐ】にて。

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南禅寺には、ほかにもお庭の美しい塔頭「天授庵」【ライトアップ前ぶろぐ】、「金地院」などもあります。次回訪ねるときは、庭師さんの苦労を想いながら、ゆっくりお庭を眺めたいと思います。

南禅寺 http://nanzenji.com/

まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/ 

まいまい京都の過去の参加コースはブログ内検索にて

 


京都の花:長岡京「乙訓寺」の牡丹(2013/4/28)

2013年04月29日 | 京都府(京都市・宇治市以外)

昨日、長岡京市にある花の寺「乙訓寺(おとくにてら)」へ行ってきました。聖徳太子が設立した古刹で、牡丹の名所として知られています。乙訓寺に牡丹が植えられたのは昭和15年頃です。昭和9年に発生した室戸台風の被害で荒れた境内に、奈良の長谷寺から2株の牡丹が寄進されたことにはじまります。(当時の乙訓寺のご住職と長谷寺のご住職が親族関係)その後、乙訓寺歴代住職らの尽力により、牡丹の株数が年を追って増加し、今では約2000株 の花が美しく境内を彩っています。

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門をくぐると、新緑のもみじと、手入れされた牡丹の花が目に入ります。カメラを構える方もいっぱい・・・。(^^;)直接見るのもきれいですが、写真だとより綺麗に感じる気がします。

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ところで、牡丹と芍薬のちがいは?共に牡丹科牡丹族ですが、牡丹は低木(木本植物)で木の姿で冬越し、芍薬は草(草本植物)で冬は地上部が枯れ根が生き残るようです。(最近は交配が進み必ずしもそうではないことも)「立てば芍薬、座れば牡丹」・・・」芍薬は草ですらりと伸びてる(高い)、牡丹は木で枝分かれしてる(低い)って覚えればいいかな?

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境内一杯に、日除けの白い唐傘が広げられています。訪ねたのは夕方だったので、牡丹も少し疲れた感じでした。やはり、朝早くに出かけないと・・・。

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乙訓寺には弘法大師も起居されたといわれており、平安時代には隆盛を極め、今よりはるかに大きな寺だったようです。右下写真:弘法大師がお手植えされたと伝わる大きな菩提樹の木です。今年は牡丹が早いですけど、菩提樹の葉が茂るのが遅いような気がします。(写真の左側、扇形に枝を広げている木です)

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牡丹の花は、そろそろ見頃終了のものが多いです。遅咲きの牡丹などもありますので、ゴールデンウィーク中は楽しめますが、なるべく早めにお出かけください。

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乙訓寺 http://www.eonet.ne.jp/~otokunidera/

拝観料:大人500円 中学生以下無料 8:00~17:00 拝観所要時間:30分~

駐車場はわずかで、ピーク時は待ち時間が大変長いです。GW期間中は、長岡天満宮近くから約20分ごとにシャトルバス(片道100円)が出ています。詳細は公式サイトで。

以前の牡丹の様子は【2009/4/24】【2008/5/5】【2007/4/27】にて



   

京都:鳥羽水環境保全センター「鳥羽の藤」一般公開2013

2013年04月27日 | 京都市南区

今日から一般公開が始まった鳥羽水環境保全センターの「鳥羽の藤」を見てきました。4月27日(日)~30日(火)まで一般公開が行われています。センターには無料駐車場(北門から入る)があります。そこから施設内バスに乗って会場まで行きます。(施設内バスは無料です)京都駅八条口アバンティ北側から臨時バス(約10分間隔:片道100円:土日祝のみ)も出ています。自転車、バイク、徒歩の場合は北門の他にも、東2号門を利用すると直接会場入りができます。写真クリックで拡大 *タクシー利用の場合は地下鉄竹田駅から10分ほど乗車です。(1,000円程度)

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センター内公開エリアの藤棚は大きく2ヶ所に分かれています。藤の花は37本、ノダフジ(ナガフジ)が多いです。案内所から歩くとまずは芝桜のある場所の藤棚が迎えてくれます。

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120mの藤棚の下を歩くことができます。藤の花は満開、ここ数年の中では最も美しい時期の公開といえます。過去の様子は【2012/4/28】【2011/4/29】【2010/4/24】【2009/4/26】【2008/4/28】【2007/4/26】にて。今年も京都のもうひとつの藤の花の名所、平等院が開花不良だそうですから、お花見はこちらでどうぞ~。

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施設内のちんでん池や遠くの京都市消防活動総合センターの塔なども見えます。森の中ではグリーンアドベンチャー(樹木当てクイズ)も楽しめます。

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南側にある藤棚の下はベンチやテーブルが設置され、お弁当を広げる方もいらっしゃいます。ペット同伴、アルコール類不可です。(北側の芝生広場でも食べれます:敷物必要)下水処理場なので風向きによっては多少匂いが気になる時があります。湯茶サービスはありますが飲食ブースなどは一切ありません。

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花房は20~80cmぐらいです。風が吹く度にフワフワ揺れます。(^^)

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青紫の花が新緑の背景に映えてとても美しいです。例年なら蕾の、白藤もちらほら咲き始めていました。

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藤棚の動画を撮ってきました。満開のナガフジ、咲き始めのシロフジです。動画撮影は苦手なので雰囲気だけ味わって下さいね。(^^;)


PR商品や資料など配布物も多いのでエコバック持参をおすすめします。5月3日からは蹴上浄水場一般公開も行われます。2ヶ所を訪ねるスタンプラリーも開催中です。

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今日は初日でお天気良好だからか朝からたくさんの人でした。京都駅への臨時バスにも長い行列ができていました。28日、29日は北側エリアでたくさんのイベン トが行われます。毎回おなじみの下水道事業PR、クイズラリー、降雨体験ブース、エアートランポリン(10歳以下、無料)、缶バッチづくり体験、記念撮影 などが行われます。こんな感じです→【前ぶろぐ

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施設内の藤もきれいですが、センター東側の遊歩道にもお花がいっぱいです。ここはいつでも楽しめる場所です。こんな風に→【前ぶろぐ

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木香薔薇、藤棚、つつじ、はなみずき、菖蒲、栄養が行き届いてるからか?ピンポン玉ぐらい?のシロツメクサの花もあります。探してみてくださいね。

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一般公開は4月27日(土)~4月30日(火) 10:00~16:00 見学無料

京都市上下水道局 http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/

過去の様子は【2012/4/28】【2011/4/29】【2010/4/24】【2009/4/26】【2008/4/28】【2007/4/26】にて。

【おまけ:1】鳥羽水環境保全センターの北東にある交差点を北へ行くとすぐ・・・「みもすパン工房」さんの本社工房があります。ここはイートインもできます。ミニパンなど50円ぐらいからあります。

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お買いあげ金額にかかわらず、珈琲(アイス・ホット)サービスがありますので、徒歩や自転車で藤を楽しむ方にお勧めです。なんと、珈琲は持ち帰りOKの太腹。

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みもすパン工房 http://www.mimospan.net/

【おまけ:2】鳥羽水環境保全センターから東・・・西高瀬川(やがて鴨川と合流)にかかる「新鍋ヶ淵橋」の上からは京都タワーをふくめ京都の山並みが見えます。実は地元住民はこの橋で五山送り火を眺めます。気象によりますが妙法以外は見えます。(妙法は建物が邪魔する)

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ちなみに「鳥羽の藤」・・・鳥羽という地名は、その昔、このあたりのたくさんの農家が水鳥を川で放し飼いしていた事に由来するという説もあります。朝晩、川と小屋に行き来するため、あちこちに鳥の羽が舞っていたとか・・・。


京都「リヒテンシュタイン華麗なる侯爵家の秘宝」&ランチ

2013年04月26日 | グルメ・お土産

先日、京都市美術館で開催中の「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展を見てきました。ヨーロッパ中部の小国家、リヒテンシュタインの元首である侯爵家のコレクションが日本で初めて紹介されています。世界屈指のルーベンス・コレクションをはじめ、ラファエッロ、レンブラント等、16~18世紀の絵画など88点が展示されています。

ポスターにも使われているルーベンスが5歳の頃の愛娘を描いた「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」も間近で見てきました。思ったより小さなサイズ (37×27cm)でしたが、ヨーロッパ絵画史上最も魅力的な子どもの肖像画と目されているそうです。衣装などは割と荒く描かれているのに、顔はとても 精密で丁寧に描かれ、賢そうで愛らしく、ルーベンスの父親としての愛情も感じます。不幸にも、この肖像画の制作から7年後、クララ・セレーナ は12歳で短い生涯を終えたそうです。クララの短い人生を想うと、まっすぐに見つめる瞳から目が離せません。

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他に私が印象に残った絵はクリストファーノ・アッローリの「ホロフェルネスの首を持つユディト」です。美しいユダヤ人の女性(ユディド)が敵軍の司令官(ホロフェルネス)の首を斬るという旧約聖書外典のお話の絵なんですが・・・たまたま描かれたユディトがまとっていた衣装の色と、当日私が来ていた着物の色が同じ(からし色の紬)だったので・・・なんだか、ちょっと感情移入して、釘づけになってしまいました。こわっ(^m^;)

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絵画展示のほかに、コレクションが公開される宮殿の雰囲気を再現した「バロック・サロン」も設けられており、絵画と室内装飾品を同時に楽しむことができます。バロック調の衣装にでも着替えて楽しみたい雰囲気。((* ̄Oノ ̄*)オーッホッホ~!! ちなみに、ゴッホ展も同館で開催中です。

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京都市美術館 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/index.html

リヒテンシュタイン展は3月19日(火)から6月9日(日)まで開催です。見学所要時間:60分~90分。日祝は小中学生が入場無料です。(通常は大人の半額) 大地真央さんによる音声ガイドもあります(500円:19ヶ所)なお今回の美術展のテーマ曲は12歳の天才ピアニスト牛田智大くん作曲の公式テーマ曲「遙かなる時をこえて」も聞くことができます。まじくんもピアノ習ってますがほど遠い。(^^;)まぁ、路線も違いますけどね・・・。

【おまけ】美術館から歩いて10分弱の「ピッツァリア ナポリターナ ダユウキ Da Yuki 」さんのランチを頂きました。写真は燻製した水牛のモッツアレラのマルゲリータです。あっさりしておいしいこのチーズが食べたくて通っちゃう・・・。

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白身魚のカルパッチョ、じゃがいもの香草ソテー・・・一品料理もいろいろあります。

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参考サイト http://tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26005239/

事前予約がベストです。1人前のランチ(パニーニ)もあります。月曜定休


京都の桜:平野神社&北野天満宮天神市(2013/4/25)

2013年04月25日 | 京都市上京区

今日は北野天満宮の天神市でした。毎月25日、御祭神の菅原道真公に因んで行われます。昨日は1日中雨の京都でしたが、今日は晴れて暑いくらいの日でした。

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前日の雨が影響して、露店の数は少し少なめでしたが、見てる間に参拝客も増えにぎやかでした。修学旅行生もたくさん来てました。右下:紅葉の季節に真黄色に染まる銀杏の木【前ぶろぐ】も葉が茂っていました。

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梅の木にはかわいい実がたくさんついていました。

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夏らしい商品もいろいろ出ています。かご300円~ちょっと欲しいかも(^m^)でも、何入れよう・・・。

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カニの灰皿???↓ ツル?・・・ツルは、帰りに通ったらめでたくお買い上げでした。どこかのお庭に置かれるのでしょうか。(^^)

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北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/ 参拝自由

参拝者用無料駐車場(1時間)あります。ただし天神市の際は利用できません。周辺の駐車場も少ないので公共交通機関利用をお勧めします。

北野天満宮はよく出かけています。【北野天満宮・天神市:カテゴリ

つづいて、隣接(西側)する平野神社を見てきました。桜の名所で「平野の夜桜」といわれ、お花見の季節は、茶店が立ち並び昼も夜もにぎわう場所です。前ぶろぐ】今日は茶店の解体片付けが行われていました。

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境内には、固有種の桜がたくさんあります。まだすこしだけ咲いている桜がありました。右下写真:黄緑色の桜「御衣黄」開花が進むと花びらに紅い線が出現します。

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左下写真:平野の名桜「突羽根桜」・・・満開を過ぎていましたが、まだ今から開くものもありました。最初はぐっと縮こまったような小さな濃い紅色の花が最後は大輪になります。花びらは170枚もあります。右下写真:平野の名桜「平野妹背」妹背(恋人同士)のように、実が寄り添うように付きます。写真クリックで拡大すると花の向こうに実が見えます。

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昨年も同じ日に平野神社の桜をご紹介しています。12/4/25ぶろぐ】今年に比べると、花がたくさん見れました。やはり今年は、桜は駆け足、早かったですね~。

平野神社 http://www.geocities.jp/daa01397/index.html

参拝自由  拝観所要時間:20分~ 


「南座歌舞伎鑑賞教室」へ行ってきました。

2013年04月24日 | 京都市東山区

昨日、南座で開催中の「第二十一回南座歌舞伎鑑賞教室」へ行ってきました。春の名物公演で、ユーモアの中に趣向を凝らした解説と、わかりやすい演目で歌舞伎の魅力を案内してくれます。わかりやすさも魅力ですが、価格も・・・全席自由席でお1人様3,000円です。いい席に座れば超ラッキー。

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同時開催の「歌舞伎ミュージアム南座2013」も観覧できます。歌舞伎を盛り立てる小道具や乗り物、まねき看板、芝居錦絵の実物なども間近に見れます。まねき看板は近くで見ると、思ったより大きく感じました。

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上演の前には、落語家の桂九雀さんによる解説があります。鳴り物(BGM)、歌舞伎の道具、しぐさ、舞台装置など・・・とても分かりやすく楽しかったです。左下写真:室内舞台の上にある屋根↓これは昔の芝居小屋の名残りで、昔は舞台上のみ屋根があり客席は草だった・・・つまり、お客さんが「草(芝)の上に居る」ことから「芝居」と呼ばれるようになったそうです。なーるほどφ(..)メモメモメモ

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解説と同時に、観客から選ばれた美しい女性(自薦(^^;))が、歌舞伎衣装を着て舞台に立つという趣向もあり、とても楽しかったです。かけおち、お局、花魁、町娘、お姫様・・・衣装も美しいですが、短い間に仕上げた着付けが素晴らしかったです。さすがプロ~。

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解説の後の演目の1つめは「藤娘」です。会場全体が真っ暗になり、ぱっと明るくなると目の前に満開の藤の木が現れ、歓声が起こります。藤の精を演じるのは上村吉弥さんでした。上方歌舞伎に欠かせない貴重な美しい女方だそうです。演目の2つめは「供奴」です。吉原に行く主人のお供に遅れた奴が、提灯を掲げて花道に勢いよく登場します。軽快な音楽と、きびきびとした動きが心地よく、足拍子が一番の見どころです。奴を演じるのは上村吉太朗さん、中学1年生、期待の星です。堂々とした踊りの中にも、子供らしいかわいさがあって、とっても良かったです。

鑑賞教室は、解説が40~50分、15分の休憩をはさんで2演目行い、全部で約2時間でした。休憩時間や開始前などに売店で購入したお弁当を食べるのもOKです。観客は一般の方の他に、大学生の団体、小学生が授業の一環として鑑賞することもあるそうで、そのくらいわかりやすく気軽にって事ですね。(^^)

京都四條 南座 http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/

第21回歌舞伎鑑賞教室は4月20日~25日まで お1人様3,000円


京都の新緑:槇尾「西明寺」&高雄でランチ

2013年04月23日 | グルメ・お土産

先日、高雄、槇尾へ出かけました。嵐山から北に向い、清滝川に沿って南から、高雄(たかお)槇尾(まきのお)、栂尾(とがのを)と連なる3つの小峰を三尾(さんび)と称し、京都の紅葉の名所のひとつです。紅葉が美しい・・・って事は、新緑も美しいのです。(^^)平安時代から仏教の修行場とされるこの場所は、それぞれの山腹に、神護寺(じんごじ)、西明寺(さいみょうじ)、高山寺(こうさんじ)があります。

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この日は、槇尾の西明寺を訪ねました。西明寺は、天長年間(824~834)に空海(弘法大師)の高弟 智泉大徳が神護寺の別院として創建したと伝えられています。正応3年(1290)には、神護寺より独立しましたが荒廃、再興を繰り返し、現在の本堂と表門は、元禄13年(1700)に5代将軍綱吉の母、桂昌院の寄進により再建されたものです。今の季節は訪ねる人も少なく参拝も自由にできます。(本堂は閉まっています)

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ここは「見下げても見上げてもよし槇尾山」といわれる場所です。見上げると山腹の満開のレンゲツツジ(あ、撮り忘れた・・・)、見下ろすと清滝川の流れ・・・。

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河原に下りて景色を楽しむこともできます。紅葉の季節はお弁当を広げるハイカーなどで賑っていますが、この日は貸切状態でした。(^0^)*左下写真をクリックで拡大すると山腹にミツバツツジが咲いているのがわかります。

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この木↓の幹のくぼみには、スミレの花が咲いています。川端康成の小説「古都」の冒頭に、庭にあるもみじの幹のくぼみに咲くスミレの花が出てきますが、こんな感じなのかな?小説の中の庭のもみじは、主人公の千恵子の腰回りより太い幹と書いてありますが、こちらのもみじの幹は、太もも(^^;)より少し太いくらいです。

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ちなみに「古都」は、呉服問屋の京娘と北山杉の村娘のお話で、京都のあちこちの名所がでてきます。葵祭が過ぎた頃、京娘の八重子が、友人と高雄の青もみじを見に行った先で、自分によく似た村娘の苗子を見かけます。(実は二人は双子でした)そして、祇園祭の夜に、ばったり出会う・・・続きは本を読んでね。(^^;)

・・・槇尾から少し南へ歩き「高雄観光ホテル」へ寄りました。

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清滝川の川床で「花の香膳」を頂きました。お昼時間を少し過ぎていたので、こちらも、ほぼ貸切状態。(^^)v

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この日は、吹く風も心地よく、リフレッシュできました。

高雄観光ホテル http://www17.ocn.ne.jp/~kyotakao/

紅葉の三尾はよくご紹介しています。昨年は、紅葉が色づき始めた頃にご紹介しています。【2012/11/7ぶろぐ】 


京都の桜「東寺庭園」「六孫王神社」&弘法市(2013/4/21)

2013年04月22日 | 京都市南区

昨日は、東寺の弘法市でした。毎月21日、弘法大師の御命日に因んで行われます。弘法大師は東寺を真言宗の根本道場、高野山を修練の場として、二大寺を特に大切にされ、承和2年(835)3月21日、62才に高野山にてご入定されています。

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前日までの雨が影響して、露店の数は、気持ち、少なかったです。でも、たくさんの人でした。境内だけでなく、周辺にもたくさんのお店が出ています。

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昨日は、菖蒲やたけのこ・・・季節のものもたくさん出ていました。

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左下写真:例年なら、まだ八重桜など楽しめるのですが・・・高野山を拝む遙拝所(御影堂の南西側)の八重桜がギリギリ見頃かな?右下写真:鐘楼のそばの河津桜には小さなさくらんぼが生っていました。なお、先月の弘法市では満開をすぎたところでした。【前ぶろぐ】にて。

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庭園の不二桜には葉が青々と茂っていました。八重桜は見頃の木もあれば、すっかり葉桜のものもありました。昨年より早いようです。昨年の様子は【前ぶろぐ

 

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京都は寒の戻りで寒かったものの、青空も広がっていました。でも、風が強くて、とても冷たかったです。長野や東北などでは桜に雪が積もったようですね。

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池の周辺のもみじも美しかったです。ここは紅葉も見事です。【前ぶろぐ

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牡丹の花も見頃です。庭園の一部に固まって栽培されています。(写真で見る範囲)

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藤の花も咲き始めていました。ちなみに、東寺そばの六孫王神社の藤の花は満開でした。【写真はこちら】ぶろぐ下に【おまけ】も付けました。

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つつじや杜若(かな?)も咲き始めていました。桜が終わると色んな花が咲き始めますね~。楽しみです。

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東寺 http://www.toji.or.jp/   参拝:無料  庭園拝観:有料(公開内容によってちがいます) 駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。自転車は車の駐車場受付から 入ると案内してくれます。(無料、ただし弘法市の時は利用できません。)

【おまけ】東寺の北西、すぐそばの六孫王神社の藤の花が満開でした。ここは、うこん桜の名所として知られています。【前ぶろぐ】桜の見頃は過ぎています。

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境内には、今年の大阪造幣局の通り抜け前ぶろぐ】の今年の花「天の川」の木もあります。上向くで咲く珍しい桜です。まだ見頃でした。

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六孫王神社 http://www.rokunomiya.ecnet.jp/index.html

参拝無料 拝観所要時間:約20分

 

 


京都の新緑「苔寺(西芳寺)」と「鈴虫寺」に行ってきました。

2013年04月20日 | トミーズツアーご報告

今日はトミーズツアー「苔寺と鈴虫寺」のお客様をご案内させていただきました。京都は寒の戻りで、少し肌寒い1日。午後からの雨が心配でしたが・・・バスが苔寺に到着した時はまだ降っていませんでした。

苔寺の正式名称は「西芳寺」といいます。奈良時代、聖徳太子の別荘だった地に、行基菩薩が開山したのが始まりの古いお寺です。その後、室町時代初期の暦応2年(1339)に夢窓国師(疎石)が中興し臨済宗の禅寺となりました。現在、世界文化遺産に登録されています。

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本堂は、屋根の修復中↑のようです。受付を済ませた後、本堂にて読経(般若心経を3回)が行われ、その後に、各自、写経を行い願文と住所、氏名を書き奉納します。奉納されたお経は未来永劫、境内の三重納経塔に安置されます。墨を擦って筆で文字を書くなんて日常生活では機会が少ないので、背筋もシャキッ!・・・程よい緊張感も心地よいです。写経をすると治癒力がアップするなど身体にもいい事あるみたいです。本堂内部は撮影NGです。

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写経を済ませた後は、庭園を自由に散策しました。(私は現地ガイドのため写真撮影は駆け足で適当です。ご了承ください。)西芳寺がある場所は、三方を山に囲まれ、川が流れる谷合に位置することから湿度が高く、庭木が夏の日光をやわらかに変える苔の生育に適した場所です。先日、市中心街にある東福寺塔頭「光明院(別名:虹の苔寺)」を訪ねています【前ぶろぐ】が、そちらの苔に比べると苔が青々しています。

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庭は2段構えで、上段は枯山水、下段は池泉回遊式庭園です。下段から見学します。庭の広さは5000坪です。作庭当初は、仏堂や銀閣寺のモデルにもなった瑠璃殿が建ち、浮島は白砂で覆われ、大きな桜の木や季節の花々で彩られた天下の名園といわれた庭でした。応仁の乱(1467~)を機に荒廃し、訪ねる人も少なく次第に庭園に苔が生えはじめ、現在、通路以外はすべて苔に覆われています。

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苔が最も美しいのは梅雨の季節らしいですが、今の季節は、新緑の美しさも加わり、十分見応えがあります。右下写真:世界最古の枯山水

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西芳寺(こけでら)〒615-8286 京都市西京区松尾神ヶ谷町56

冥加料 3,000円 *往復はがきによる事前申し込みが必要です。まずお寺に電話を入れて予約状況を確かめるのがお勧めです。拝観所要時間:1時間~ 参考サイト【こちら】 

苔寺のあとは、歩いて5分、鈴虫寺へ行きました。四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができるため「鈴虫寺」の名で親しまれていますが、正式な名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。江戸時代中期の享保8年(1723)、華厳宗の再興のために富山県小矢部市出身(摂津出身の説もあり)の鳳潭上人(ほうたんしょうにん)によって開かれ、現在は臨済宗に属する禅寺となっています。

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鈴虫の音を聞きながらのおもしろ説法「鈴虫説法」が人気のお寺です。昨日も30分待ちでの入場でした。(団体予約をとっていても一般の方と一緒に並びます)堂内は撮影禁止です。
 

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鈴虫説法と同じく人気なのが、門の手前に安置されている地蔵菩薩さまです。わらじを履いた珍しいお姿で、両手でお守り札(300円)をはさみ、自分の住所と名前、願い事をひとつだけお願いすると・・・自分のもとへお地蔵さんがわざわざお越しになり(わらじ履いておられますから・・・)願いをかなえてくれるといわれています。叶えてくれるのは1つだけ・・・家内安全などの漠然とした願いでなく、高望みしない具体的な願いを叶えるということで、若い女性に大人気のようです。

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説法もお地蔵さんも人気ですが・・・ご本尊へのお参りもお忘れなく(^^;)

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説法の後は、お庭の散策をします。参道階段で待っている間に雨が降ったため、庭の木々も一層美しかったです。庭園から京都タワーなど市内を見渡すことができます。

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鈴虫寺 http://www.suzutera.or.jp/index.html 

拝観所要時間:30分~法話は入れ替え制なので、待ち時間があります。

拝観料:大人500円 中学生:300円 一般駐車場(500円)

本日のバスです。団体バスの場合は専用駐車場へバスを停めて、苔寺へ20分ほど歩きます。そして、本日のお客様です。許可を頂いて撮影させていただきました。(苔寺庭園入口にて)

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トミーズツアーにご参加の皆様、この度は誠にありがとうございました。なんとか観光中ひどい雨に降られることなく無事に回れてよかったです。また、今回は時間調節のため、皆様にご理解を頂きまして、急きょ「竹の寺(地蔵院)」へも案内させていただきました。ありがとうございました。また京都でお待ちしています。

苔寺、竹の寺、鈴虫寺は以前もご紹介しています。前ぶろぐ1】【前ぶろぐ2】なお、前回苔寺を訪ねた時は写経ではなく願文のみでした。宗教行事のため、人数や日によって内容が変わる場合があるとの事です。

富山発日帰りバスツアー 京都への旅

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#kyoto


京都の桜「常照皇寺」九重桜・御車返しの桜(2013/4/18)

2013年04月19日 | 京都市右京区

昨日、京都の洛北の古刹「常照皇寺(じょうしょうこうじ)」へ出かけました。前日ぶろぐでお伝えした満開の「黒田の百年桜」のある春日神社への道のりの途中に常照皇寺があります。参道手前の八重紅しだれ桜や八重桜がきれいでした。

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常照皇寺は、光厳(こうごん)上皇によって貞治元年(1362)に開かれました。歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりの寺で、臨済宗天竜寺派に属する禅宗寺院です。看板写真クリックで拡大します。

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受付には「無人の場合はお1人様300円~500円程をお供え箱へ・・・」の看板があります。ここは桜と紅葉の名所として知られていますが、普段は訪ねる人が少ない静かなお寺です。昨日は通常ならば桜が見頃の時期で観光バスの団体さんも入っていましたので、ちゃんとお寺の方がいらっしゃいました。

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境内には、国の天然記念物である「九重桜」をはじめ、御所から株分けしたといわれる「左近の桜」「御車返しの桜」など桜の名木があります。庭も堂内も写真撮影OKです。

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方丈から桜を眺めることができます。まずは、方丈の南(正面)から見える「御車返しの桜」の子桜(樹齢400年)です。一重と八重が一枝に咲く桜で、後水尾天皇行幸の折、桜のあまりの美しさに、三度、御車をお返しになった故事によります。昨日はたくさんの花びらを散らしていました。はらはらと音もなく花びらが落ちる姿、風が吹くと吹雪のように花びらが舞う姿・・・そのはかなげな美しさに見惚れて、その場を離れがたく・・・。時を忘れてしまう桜です。(^^)

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ちなみに御車返しの桜は、清水寺境内にある地主神社でも見ることができます。こちらは嵯峨天皇となっています。??先日訪ねた時は咲き始めでした。【前ぶろぐ

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書院東側からは「九重桜」と「左近の桜」が見えます。右下写真の奥の方に見えるピンク色の木が「左近の桜」です。樹齢は150年、御所から株分けしたといわれています。下の方はすっかり葉桜、風が吹く度に花吹雪でした。花びらにまぎれて桜色のとかげが落ちてきた・・・(@m@;)【写真はこちら

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「九重桜」は大きな枝垂れ桜です。すっかり葉桜でした。樹齢は650年、あちこち支えられながらも力強く枝を広げています。倒れた幹からも新たな枝がでています。来年は満開の様子を見てみたいものです。

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仏堂内には開山の光厳天皇像はじめたくさんの仏像が安置されています。特に、三尊像や十六羅漢などは天部に安置されている姿は大変珍しいです。

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常照皇寺(京都府) http://www.pref.kyoto.jp/shizen-kankyo/hozen10.html 京都市右京区京北井戸町 拝観料:300円~500円 無料駐車場あり 拝観所要時間:40分~

境内の動画を撮ってきました。葉桜ですけど雰囲気をどうぞ~。


京都の桜:京北「黒田の百年桜」(2013/4/18)

2013年04月18日 | 京都市右京区

今日の京都は3回目?の夏日。市中心地の桜は、八重桜を含めほとんど見頃終了していますが・・・京都市内でもまだまだ見頃の桜があります。右京区の花背へ行く途中にある「黒田の百年桜」が満開を迎えているとの事で、さっそく出かけました。京都市中心部から車で1時間強かかります。

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黒田の百年桜とは・・・近世以前、黒田宮村と称していたこの地の、氏神である春日神社の脇に桜の大木がありましたが、明治6年の台風により倒れたそうです。これを惜しんだ村人が、通常の桜と思い何気なく一本の八重桜を跡に植えたところ・・・これが一重と八重の混じり咲く珍しい種とわかり、昭和42年、桜守の佐野藤右衛門氏により「百年桜」と命名されたのです。当時、樹齢およそ100年であった事、明治百年にあたる事による名前だそうです。

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黒田の百年桜は、典型的なヤマザクラの変種です。花は紅色大輪で、手毬のように固まり咲きます。一重・八重・旗弁のあるものが混じるため「八重一重」といわれています。

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鳥居の反対側の脇に咲いているのは、八重桜の「松月(しょうげつ)」です。東京荒川堤にあった名桜で、京都市内のあちこちにもあります。花は最初淡紅色で、次第に白色となります。濃いピンクの百年桜とのコントラストも美しく、今日は7~8分咲でした。先日訪ねた大阪造幣局の通り抜けにも、大きな松月の木がありましたが散り初めでした。

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ちなみに、佐野藤右衛門氏によって接木し育成された黒田の百年桜も、大阪造幣局に2本あります。すでに葉桜、サクランボも生ってました。(写真は一昨日の造幣局の様子)

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今日は、青空も出て本当に良いお天気でした。20日(土)には桜まつりも行われるようです。現在、常照皇寺と春日神社を往復する京北ふるさとバスも運行されています。詳細はこちら

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神社の前のお店で、朝採れのわらび(100円:今年初収穫だそうです)と、栃もち(300円)を買いました。今年初めて採れたという「こごみ」も、ちょっぴりいただきました。(^^)

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黒田の百年桜(右京区役所) http://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000011866.html


京都の新緑:東福寺塔頭「光明院」波心の庭

2013年04月17日 | 京都市東山区

今日は午前中、東福寺の塔頭の「光明院」へ行ってきました。門をくぐってすぐの八重しだれ桜は見頃がすっかり過ぎています。でも、今日の目的はお庭です。

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光明院は、明徳2年(1391)創建の東福寺の塔頭で、別名「苔の虹寺」とも称されます。方丈の前の池泉式の枯山水庭園「波心(はしん)の庭」は、昭和14年、東福寺方丈庭園と同時期に設計されたもので、作庭家、重森三玲氏の初期の名作です。石の池の中に、三尊石組が置かれています。

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三尊石は、釈迦三尊・阿弥陀三尊・薬師三尊を表し、それぞれの三尊石から、お寺の名前にちなんだ「光明」が発するように、大小75個の石が直線的に配置されています。三尊石を仰ぎ見るように置かれている多くの石は、羅漢(聖者)とされ、背後のさつきやつつじは、雲紋のように刈り込みされてい ます。今日はツツジやサツキの花が咲いていないかと思ってたのですが・・・まだつぼみでした。1~2輪は咲いてましたけど。(^^;)

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紅葉の季節とちがい、今頃は訪ねる人も少ないので、時折、数人のグループが来ては、去っていく・・・気が付けば空間を独り占めっていう幸運も・・・。

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光明院 京都市東山本町15-809 8:00~日没まで  東福寺の六波羅門を出て南へ徒歩1分です。拝観料:志納(300円) 拝観所要時間:20分~

光明院は以前もご紹介しています。【12/11/27】【11/12/05】【09/11/16】【09/7/13

ところで、今頃の東福寺は・・・新緑がまぶしいくらい美しいです。紅葉の季節もいいですが、ぜひぜひお出かけ下さい。4月20日(土)~5月6日(月・祝)迄、名宝展が開催され、三門の特別拝観なども行われます。

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東福寺
 http://www.tofukuji.jp/ 

東福寺および周辺の様子は【カテゴリ:東福寺】にて。


大阪造幣局:桜の通り抜け行ってきました。(2013/4/16)

2013年04月16日 | 大阪・兵庫

今日の午前中、大阪造幣局の桜の通り抜けへ行ってきました。造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの通路を一般花見客のために1週間開放しています。今年は桜の開花が予定より早いから、見頃過ぎてるかも?だから、お客さん少ないかも・・・って思いながら歩いていたのですが(^^;)

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でも~やっぱり、いつも通りのすごい人でした。(@Д@;)通り抜けは一方通行、造幣局の南門から入ります。 もともと桜の名所として名高かったこの地を、明治16年、局員だけの花見ではもったいないと、一般開放したのが始まりです。今年の桜は、約120品種、約360本を超えてるそうです。

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ほとんどが遅咲きの八重桜ですが、やはり見頃を過ぎている木が多いです。全体の半分以上は見頃過ぎ・・・でも350本以上ありますからね。綺麗な花を見つけては喜びましょう。(^^;)

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今年の桜は「天の川」という品種です。東京の荒川堤にあった里桜で、樹姿がほうき状、上向きに咲く桜です。見頃は過ぎてますが、かろうじて美しい花をパチリ☆

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関山、六高菊、数珠掛桜などが見頃でした。毎年楽しみにしている大手毬や紅手毬は見頃を過ぎていました。

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黄色い桜もまだ見頃です。御衣黄・・・この色が位の高いお坊さんの衣に似ている事からこの名がついたとも言われています。開花が進むと花弁の中心に紅色の縦線が現われる大変珍しい品種です。すでに縦線が表れています。

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淡黄緑色のうこん桜・・・開花が進むと葉の中心が紅色になります。どちらも花よりも葉が先に出るので遠くから見るとよく目立ちます。

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あちこち探せば、まだまだきれいな桜がいっぱいあります。左下写真:仙台の塩竃神社にあった八重桜「塩竃桜(しおがまさくら)」です。右下写真:千葉県君津郡鎌足村(現在の木更津市)に古くからある「鎌足桜」5分咲でした。(北門付近に3本あります)

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左下写真:新潟県京ヶ瀬村にある梅護寺にある桜で、親鸞聖人が桜の木に数珠を掛けたという故事から名づけられた「数珠掛桜」 右下写真:金沢阿兼六園にある有名な桜「兼六園菊桜」日本一花弁数が多いといわれています。(300枚~350枚)

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通り抜けを楽しんだ後は大川(旧淀川)の露店を楽しむこともできます。川沿いはすっかり葉桜です。お土産に「造幣せんべい」を買ってきました。1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉が2枚づつ入って1,332円でなく・・・500円です。(^m^) 

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このおせんべいは、造幣局でなく天満橋駅のシティモール地下2階地下鉄側入口の特設会場に売ってました。亀井堂総本店(神戸元町にある瓦せんべい発祥の店)のものです。通り抜けでは記念硬貨などが売られていますが御菓子類などのお土産店は一切ありません。

独立行政法人 造幣局 http://www.mint.go.jp/index.html 見学無料です。通り抜けるのにかかる時間は人出にもよりますが30分~です。危険防止のため通行時の日傘使用は禁止されています。日差しが気になる方は帽子を着用してください。

今年は16日(火)~22日(月)まで公開。平日10~21時 土日9~21時

過去の様子は前ぶろぐは【11/04/17】【10/04/14】【09/04/15】【08/04/16】にて。

 


京都の桜「鴨川」八重桜(2013/4/15)百万遍の手づくり市

2013年04月15日 | 京都市左京区

今日は毎月15日に知恩寺で開催される「百万遍の手づくり市」へ行ってきました。知恩寺の御影堂前の境内を中心に約350店の手作りフリーマーケットが開催されています。もともと「素人さんが創った手づくりの作品を発表する場」青空個展会場として1986年に始まりました。

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今日は人が少なめ?と・・・思ったのもつかの間、すごい人でした。(^^;)

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知恩寺
 http://hyakusan.jp/

手づくり市.com  http://www.tedukuri-ichi.com/index.html

百万遍から西へ10分ほど歩いて鴨川へ・・・。川沿いの八重桜がまだ見頃でした。松月という品種です。華やかでふわっとした桜です。

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それにしても、今年の桜は急ぎ足でしたね~。来年はもう少しのんびり咲いてほしいなぁ。濃いピンク色で関山という品種です。

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京都の桜ぶろぐは【カテゴリ:】にて。京都のあちこちの手づくり市の報告は【カテゴリ:京都手づくり市 】にて。


京都の桜「原谷苑」紅しだれ桜(2013/4/10)

2013年04月10日 | トミーズツアーご報告

今日も先日に引き続きトミーズツアー「京都お花見ミステリー」のお客様をご案内させていただきました。今日の京都は少し肌寒い1日でした。

早朝、富山を出発したバスは、途中、雨、あられ(@Д@;)に遭いながら京都へ・・・。京都に着いた頃には雨かも?という怪しいお天気でしたが、ミステリーツアーのひとつめの目的地「とある桜の里(ミステリーツアーですから)」では、青空が広がり日も射し暖かでした。

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今回の桜ミステリーの「とある桜の里」とは「紅しだれ桜の名所の原谷苑」です。原谷苑は、昭和32年から花好きの苑主が、景色のよい丘に、数百本の桜や紅葉を植樹したことに始まり、最初は身内だけの花見でしたが、評判が広がり、現在は桜のシーズンと紅葉シーズンに一般公開されています。道が狭い上に、生活道路なので・・・団体バスなどが訪ねない穴場だったんですが・・・今では、ピーク時はものすごい車と人!

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八重紅しだれ桜は満開を少し過ぎていますが十分見頃です。例年ならば、今頃からが見頃を迎えるため、今日は団体のお客様でいっぱいでした。先週末より多かった気がします。今週いっぱいがギリギリ見頃かな~。

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御室桜も満開でした。紅しだれ桜と比べると、かなり白い桜に感じます。

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↓花海棠も満開でした。菊桜も咲きはじめていました。↓葉が先に出る珍しい桜で、咲きはじめはぐっと詰まった感じの小さな花ですが、花弁は100枚から200枚もあり、開くとふわーっと菊の大輪のような花になります。

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動画を撮ってきました↓

原谷苑 http://www.haradanien.com/

入苑料(大人):平日1,200円  土日1,500円 (開花状況によりかわります)駐車場はありません。見学所要時間は40分~です。

原谷苑の過去の様子は【13/04/07】【13/04/06】【12/04/18】【11/04/13】【10/04/13】【09/04/10】【07/04/15】にて。

原谷苑のあとは「金ぴかの世界遺産(ミステリーツアーですから)」です。金ぴかの世界遺産、どう見てもあのお寺ですね。(^^;)今日はお日様が射していつもより増して美しかったような・・・。右下写真:お土産のオリジナルキティちゃんも金ぴかのものが多いです。*ここは、紅葉の季節に詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

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金閣寺(臨済宗相国寺派) http://www.shokoku-ji.jp/top.php
参拝料金:大人400円 小中300円 拝観所要時間:40分~ 駐車場有 

本日のバスです。↓トランクには、お客様が原谷苑で購入された八重紅しだれ桜の苗木が・・・。富山でもたくさんの花を咲かせるといいですね~。

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桜ミステリーを満喫していただいた後は、西利本店でショッピングを楽しんでいただきました。団体さんの場合は、2階で紙皿とお箸で試食ができます。

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おつけものにあうワインの試飲もありました。サッパリとした白ワインでした。あ、仕事中なのに、飲んじゃった・・・σ(^^;)

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ご参加いただいたお客様、本日はありがとうございました。原谷苑の桜はまだまだ十分見頃で楽しんで頂けたと思います。(^^)また京都でお待ちしています。なお先週末も同じコースをご案内しています。【13/04/07】【13/04/06

原谷苑のある北区は【カテゴリ:北区】にて。京都の桜ぶろぐは【カテゴリ:】にて。トミーズツアーの報告は【カテゴリ:トミーズツアー】にて。