まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:東寺の弘法市へ行ってきました。2014/11

2014年11月24日 | 京都市南区

先日、東寺の弘法市へ行ってきました。毎月21日、弘法大師に因んで行われます。弘法市は、毎月第1日曜に開催されるガラクタ市【前ぶろぐ】とちがい、衣食住、骨董品、ガラクタ・・・いろんなものが揃います。

市が開催される境内には、もみじは、ほとんどありません。(庭園にはたくさんあります)

イチョウやケヤキなどがきれいに色づいていました。

この季節は、秋の味覚がたくさん出ています。柿、みかんなどは300円ぐらいから籠盛で売られています。味見、おまけは当たり前~。重いのよね~などと言いながらも、ついつい買っちゃいます。

防寒用の帽子も500円ぐらいからたくさんあります。新品?中古?いろいろあります。この季節人気の葉牡丹の苗などもたくさん売られていました。

ん?なにやら見慣れない行列発見!タコ焼き屋さんのお店でした。行列が行列を産む・・・って感じです。いつもあるお店なんですけど・・・。(^^;)並んでると、つい、並んでみたくなりますね~。

庭園(有料区域)の紅葉も見頃を迎えているようです。弘法市の日は、庭園の内部まで、出店者用の駐車場になっているため、写真など撮りたい場合は別の日の方がお勧めです。せっかくの写真に車が映りこんでくる・・・。庭園の紅葉は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

蓮池の枯れた蓮の葉や茎はきれいに除去されていました。右下写真:ちょうどおつとめの時間だったのか、黄色い法衣の僧侶の列に出くわしました。

弘法市(東寺縁日) http://www.touji-ennichi.com/index.htm

先月の様子【前ぶろぐ

東寺 http://www.toji.or.jp/   参拝:無料  庭園拝観:有料(500円~公開内容によってちがいます) 駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市で は(原則)駐車場が使用できません。自転車は車の駐車場受付から 入ると案内してくれます。(無料、ただし弘法市の時は利用できません。)


京都の紅葉(14/11/20)大原「三千院」へ行ってきました。

2014年11月23日 | 京都市左京区

先日、大原三千院へ出かけました。紅葉は十分見頃です。これからピークを迎える!って感じでした。先にご案内した寂光院前ぶろぐ】の方が紅葉が進んでいました。

夕方3時ごろでしたが、まだまだたくさんの人で賑っていました。

三千院の創建は、最澄(767~822)が比叡山延暦寺建立の際に、草庵を結ばれたのがはじまりで、別名を梶井門跡、梨本門跡ともよばれる天台宗五箇室門跡のひとつで、皇族が住職を務めた宮門跡です。明治4年の法親王環俗以後、三千院と称されるようになりました。

堂内を拝観した後、再び庭へ降ります。

紅葉が、日に照らされて、とてもきれいでした。

国宝の阿弥陀三尊像を祀る「往生極楽院」周辺の紅葉は、桜は終了していました。もみじはこれからです。

わらべ地蔵さんも元気でした。(^^)

三千院 http://www.sanzenin.or.jp/ 拝観所要時間:40分~ 拝観料:一般700円 中学生400円 小学生150円 *駐車場は周辺にあります。(1日:乗用車400円~500円)

三千院周辺は以前もご紹介しています。【14/4/19】【13/12/5】【13/11/17】【13/11/16】【13/11/1】【2007/9/23】【2007/4/14

 


京都の紅葉(14/11/21)床もみじの「実相院」へ行ってきました。

2014年11月21日 | 京都市左京区

今日の夕方、用事ついでに「実相院」へ寄ってきました。16:00をすぎていましたが、まだまだ参拝客が続々・・・。門をくぐってすぐのところにある大きなもみじはきれいに色づいていました。

「実相院(じっそういん)」元天台宗の単立寺院で、ご本尊は鎌倉時代に作られたと伝えられる木造立像の不動明王です。門跡寺院(寺院の住職を天皇家の血を引く方々が務める)で、昔から、岩倉門跡、岩倉御殿とも呼ばれています。書院奥の庭池の周りの紅葉は、十分見頃でした。

この寺を代表する眺め・・・客殿の磨かれた床に映る「床もみじ」を含め、お寺の内部の撮影はできませんが、書院のお庭などの撮影は縁側からできます。

客殿の中は、古くて色あせたもの多いですが、狩野派の襖絵や障壁画、杉戸絵で埋め尽くされています。また、歴代の門主、坊官が綴った門外不出の日記が残されています。260年間にわたる歴史の記録として大変貴重なものです。

床もみじは↓この木の紅葉が、書院内、滝の間の"ピカピカに磨き上げられた床板に映っている眺め"をさします。今日の色づき3分ほど、まだ青々として、物足りませんでした。見頃は来週半ばくらいかな~?春には新緑が映り「床みどり冬には雪景色が映り「雪化床」となります。

客殿の東側には比叡山を借景とし石仏を配した「枯山水庭園」があります。もとは、蹴鞠の庭だったと伝えられているそうです。

お土産に「モリアオガエル守:500円」を買ってきました。書院奥の庭池には、モリアオガエルが生息しています。モリアオガエルは、山地の水のきれいなところにしか生息しないといわれます。

実相院門跡

http://www.jissoin.com/index.html

拝観料:大人500円 小中250円  拝観所要時間:20~30分

実相院へは、地下鉄「国際会館前」で降り、京都バスで10分ほどで「岩倉実相院」です。駐車場は少しだけありますが、紅葉のシーズンは原則として使用できません。

以前もご紹介しています。13/11/27】【12/11/29】【08/10/17

 

 

 


京都の紅葉(14/11/20)大原「寂光院」へ行ってきました。

2014年11月21日 | 京都市左京区

昨日、大原へ出かけました。先に、大原の手前にある八瀬の蓮華寺を見てきました。詳細は前日ぶろぐにて。蓮華寺から大原までは車で10分程で到着します。

公共交通機関利用の場合は、大原のバス停から徒歩20分ぐらいで寂光院へ到着します。*タクシーやマイカー利用の場合は、門のすぐそばまでいけますが、元気な方は歩くことをおすすめします。

参道の紅葉が見頃です。紅葉シーズンは、ほとんどの参道脇のお店が営業をしています。お土産店、佃煮、民芸品、飲食店、足湯、温泉など見ているだけでも楽しめます。(シーズンオフは閉店の店も多いです)

受付をすませ、六十六段の紅葉坂(もみじざか)を上がります。(傾斜がゆるいので上るのが大変な坂ではないです)

参道途中にあるお茶室「狐雲」周辺も、きれいに色づいていました。(右下写真)

寂光院は天台宗の尼寺です。推古2年(594)に、聖徳太子が、父である用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられています。また、平清盛の息女で、安徳天皇の母である建礼門院徳子が、壇ノ浦で滅亡した平家一門と、安徳天皇の菩提を弔いながら閑居して終生を過ごされています。

平家物語の登場する建礼門院と後白河法皇が対面する場面に登場する樹齢千年を超える「姫小松」は、平成12年(2000)に発生した不慮の火災により本堂・ご本尊ともに焼損しましたが、枯死した姿で諸行無常の鐘と共に残っています。(右下写真)

境内のもみじは、散り始めているものもたくさんありました。今週いっぱいが、盛りかな?

現在「建礼門院の庵室跡」特別公開されています。また、その庵室を見守るように、建礼門院に仕えた阿波内侍(あわのないしのかみ)のお墓も近くにあります。今年の桜の季節に訪ねた際にご紹介しています。【前ぶろぐ】なお、阿波内侍は、崇徳天皇に愛された人で、東山の安井金毘羅宮(縁切・縁結の碑で有名)【前ぶろぐ】のあたりに屋敷がありました。大原女のモデルとなった人です。

京都大原 寂光院 http://www.jakkoin.jp/ 拝観所要時間:30分~ 拝観料:大人(高校生以上)600円 中学生350円 小学生100円 周辺に私設の駐車場があります。(1日:300円~)

寂光院は以前紅葉の季節にご紹介しています。【14/4/19】【13/11/17】【13/11/16】【13/11/1


京都の紅葉(14/11/20)洛北「蓮華寺」へ行ってきました。

2014年11月20日 | 京都市左京区

今日は、午前中、八瀬、洛北「蓮華寺(れんげじ)」へ行ってきました。江戸時代初期、加賀藩家老・今枝近義(ちかよし) が、現在の京都駅付近より移築した天台宗のお寺です。石川丈山や狩野探幽などが再興に携わったと伝わっています。

ここの入山券は、蓮の形です。良い記念になります。私は栞として使っています。

門をくぐると、イチョウ、もみじ・・・すでに見頃でした。やはり今年は早いかも?

 

見上げると、色とりどりの紅葉が楽しめます。境内の紅葉を楽しんだ後は、書院へ・・・。

書院内に入り、腰を下ろすと、極楽浄土の世界を表した池泉観賞式庭園が楽しめます。舟石や鶴石、亀島等を配した名庭です。 手前が舟石です。


紅葉のピーク時は、たくさんの人で、畳越しに写真を撮るのは難しいですが、ちょうど人がいなくなった瞬間をを狙ってパチリ☆

書院から本堂へ・・・。このあたりは紅葉はこれから見頃を迎えます。12月いっぱいは大丈夫かな?

本堂前には、茶人の間では有名な六角形急勾配の笠をつけた珍しい形の「蓮華寺形燈籠」があります。

洛北 蓮華寺 参考サイト【こちら】 拝観料:400円 拝観所要時間:20~30分 *紅葉のみ楽しみたいという方はNGです

昨年も何度か訪ねています。 【2013/12/5】【2013/11/16】【2013/11/17

この後は、大原へ移動しました。寂光院、三千院ともに紅葉が見頃です。

 

詳細は明日のぶろぐにて。

 


京都の紅葉(2014/11/14)嵐山「弘源寺」&見所いろいろ

2014年11月17日 | 京都市右京区

先日、嵐山に出かけました。今年の紅葉は、昨年より早目で、鮮やかな感じがします。例年の京都は12月でも紅葉が見頃ですが、今年は12月では遅いかも~?

まずは、嵐山の「天龍寺」を見てきました。庭園の紅葉が見頃です。詳細は【前ぶろぐ】にて。

天龍寺境内も紅葉が見頃です。真っ赤もいいですが、色づき始めも美しいです。

天龍寺の境内にある「弘源寺(こうげんじ)」では、秋の特別拝観が行われています。弘源寺は天龍寺の塔頭寺院で、永享元年(1429)天龍寺の開山である夢窓国師の法孫にあたる玉岫禅師を開山に迎え創建されました。

創建当時は小倉山の麓に位置し、北は二尊院、南は亀山にいたる広大な寺領を有していましたが、明治15年に末庵である維北軒と合寺し、現在に至っています。特別拝観では、寺宝である、竹内栖鳳とその一門(上村松園・西山翠嶂・徳岡神泉ほか)など文化勲章受章画家の日本画等を公開しています。襖絵、障壁画、下絵などたくさんの作品が展示されています。

他にも、幕末の蛤御門の変の際に、天龍寺に布陣した長州藩の藩士が、刀の試し切りをお寺の柱で行った痕がいくつも残されています。いくら血気盛んとはいえ・・(><。)弘法大師直筆の扁額がかかる毘沙門堂には、インドの仏師が彫ったとされる平安時代の毘沙門立像が祀られています。天井には四季の花々が描かれた天井絵があります。(覗けます)

弘源寺 http://kogenji.jp/  *天龍寺山内にあります

秋の特別拝観 平成26年10月4日~12月7日まで。拝観料:大人500円 小人300円 拝観所要時間:20分~ 通常非公開(春秋の特別拝観時のみ公開)

同じく、天龍寺の塔頭の「宝厳院(ほうごんいん)」も秋の特別拝観が行われています。この庭園は室町時代に作庭された名園で、嵐山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園です。獅子吼の庭の名の由来となった大きな獅子岩がシンボルです。かなり以前、ライトアップをご紹介しています。【前ぶろぐ】*人が多かったので今回はスルー。

宝厳院 http://www.hogonin.jp/ 秋の特別拝観 平成26年10月4日~12月7日まで。拝観料:大人500円 小人300円 拝観所要時間:30分~ 先にご紹介した弘源寺の特別公開との共通券で100円引きとなります。

渡月橋周辺の紅葉も進んでいます。最近は嵐山モンキーパークが外人さんに大人気だとか・・・。モンキーパークからの紅葉の眺めはお勧めです。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

渡月橋から、再び天龍寺方面へ・・・天龍寺前を過ぎてしばらく行ったところにある「老松」さんの嵐山店へ寄りました。店内に茶房もあり、本わらび餅やお抹茶などをいただけます。

お土産に「北嵯峨:700円」、生菓子の「高雄:360円」を買ってきました。*税別 和菓子はやっぱり美しい~。(^^)

北嵯峨は、小豆餡を香梅粉(硬めの生地)で包んだお饅頭です。小豆がとってもおいしいです。嵯峨野には小倉餡発祥の地があります。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ高雄は、その名の通り高雄もみじを表したお菓子です。京都の紅葉の名所、高雄もそろそろ紅葉が盛りでしょうね。昨年の高雄(三尾)の様子は【前ぶろぐ】にて。

老松 http://www.oimatu.co.jp/index.html

 


京都の紅葉(2014/11/14)嵐山「天龍寺」に行ってきました。

2014年11月14日 | 京都市右京区

今日は午後から嵐山へ出かけました。京都はここ数日、朝晩が寒くて・・・気がついたら紅葉がもう見頃です。あれ?(^^;)京都の紅葉は、昨年に比べるとかなり早いし、例年よりちょっと早めな気がします。

とはいえ、渡月橋の眺めは・・・まだまだな感じ。嵐山は人気の観光地、特に外人さんや修学旅行生などが多く、平日なのにけっこうな人でした。歩けないほどではなかった・・・。ピーク時は、歩道を歩くのも大変なこともあります。天龍寺の門前へ来て見ると、紅葉が見頃の案内・・・。

天龍寺は、臨済宗天龍寺派の大本山で、暦応2年(1339)、吉野でなくなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が、夢窓国師を開山として創建したお寺です。境内に入ると、もみじがきれいに色づいていました。やはり・・・早い。

大方丈から見る庭園は、国の史跡・特別名勝第1号に指定され、平成6年に世界文化遺産に登録されています。広い縁側に座って、お庭をのんびり眺めていると、時間が合っという間にたってしまいますが・・・今日はすごい人。(@Д@;)流行りのカメラアームのを使って自撮りする人もいっぱい・・・。

この景色↓を堂内から眺めると、こんな感じ・・・。とてもきれいなんですが、人がいない瞬間を撮るのは困難。

ここの縁側の千切り(ちぎり・・・木の接合面にはめ込んだもの、普通は蝶のような形)よく見ると、もみじ形になっています。素晴らしい!(^^)気づかない人が多いですけど、訪ねたらぜひ探してみてくださいね~。堂内に入らなくても見える場所です。

 

書院から多宝殿へは、長い回廊を通っていくことができます。回廊はゴザ敷になったんですね、以前は板張りで冷たかったのに・・・。多宝殿には昭和9年に再建され、鎌倉時代の様式を取り入れた建物で、後醍醐天皇の像が祀られています。

紅葉は、さくらは落葉、もみじが見頃です。木にもよりますが色づき5分ぐらいかな?

紅葉は、来週あたりがいちばんの見頃かも?今日も十分見頃でしたが、寒かったです。(><。)

法堂(はっとう)の「雲龍図」も見てきました。春秋の特別参拝時は毎日公開されています。通常は土日祝公開です。(拝観料500円)撮影NG。「雲龍図」は、平成9年(1997)天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として日本画家加山又造画伯(1927~2004)により天井に描かれました。思ったより低いので、かなりきれいに見れます。

今日はきもの着用でした。京都きものパスポートを提示すると、雲龍図のポストカードがもらえます。

売店で、だるまのお守り(500円)を買ってきました。このだるまさん、頭をのぞくと「雲龍図」が見れます。そしてなんと「目が飛び出る」のです。ちょっと面白くてかわいいです~。

天龍寺 http://www.tenryuji.com/index.html

拝観料:庭園(高校生以上500円 小・中300円) 諸堂参拝(+100円) 拝観所要時間:60分~ 駐車場:1,000円(終日)*観光ピーク時は交通規制もありますのでご注意ください。

境内に精進料理のお店「篩月(しげつ)」さんがあります。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】少人数なら予約なしで大丈夫です。(アルコールもOK)

この後、周辺の様子をご報告します。次のぶろぐにて。

 

 

 

 


廬山寺秋季特別展「皇室と廬山寺」見てきました。

2014年11月07日 | 京都市上京区

先日(3日)、秋季特別展「皇室と廬山寺」開催中の「廬山寺(ろざんじ)」へ行ってきました。 廬山寺は、天台宗系圓淨宗の大本山、正しくは「廬山天台講寺」といいます。もともとは、京都の北にある船岡山に開いたお寺です。現在は、京都御苑の東側にあります。前日ぶろぐでご紹介した清浄華院と並んでいます。紫式部が源氏物語を執筆した地として、また、節分会の鬼おどりが有名です。

廬山寺がここに移転される前は、紫式部の曽祖父、伯父、父へと伝えられた広い邸宅でした。廬山寺がこの場所に移転したのが天正元年(1573)の事です。源氏物語が書かれたのが1000年ごろからですから・・・映画や小説などで、紫式部が廬山寺で源氏物語を書いてるみたいなシーンがありますが、その当時は、お寺ではなかったのです。(^^;)あ、でもそれは石山寺として描いているのかな?

参拝のみは自由にできます。堂内拝観の場合は、通常でも拝観料がかかります。(大人500円・小中400円)秋季特別展開催中は特別料金です。(大人700円・小中600円)11月16日まで。特別展では、天皇ゆかりの品がたくさん展示されています。初公開のものも5点あります。(全体の展示数はそれほど多くありません)

室内や展示品は撮影NGです。方丈前の「源氏庭」のみ撮影OKです。平安朝の庭園の「感」を表現したもので、白川砂と苔の庭です。

源氏物語に出てくる朝顔の花は、現代の桔梗の花だそうです。紫式部に因み、紫の桔梗が6月末から9月初め頃まで楽しめます。すでに花季は終了です。その代わりにリンドウの花を見ることができました。

この日(11月3日)、天候が不安定だったからか、なんとあられが降ってきました。(10分程)

紅葉は、木によりますが、色づいているものもあります。

廬山寺 http://www7a.biglobe.ne.jp/rozanji/

特別展 平成26年10月31日(金)~11月16日(日) 9:00~16:00

参拝料:大人700円 小中学生600円  所要時間20分~

廬山寺は、以前、街かど古典カフェでの「源氏物語と紫式部」の講座をご紹介しています。1回目は、紫式部が「源氏物語を書くようになった背景」前ぶろぐ】2回目は「光源氏と紫式部の闇―その身」前ぶろぐ】、3回目は「光源氏紫式部の闇―その心」前ぶろぐ】4回目は「宇治十帖」前ぶろぐ】です。


第50回記念 京都非公開文化財特別公開「清浄華院」

2014年11月06日 | 京都市上京区

先日、第50回京都非公開文化財特別公開中の「清浄華院(しょうじょうけいん)」へ行ってきました。京都御苑の東側、廬山寺の並びにあります。

清浄華院は、浄土宗八総大本山の1つで、京都四箇本山の一つです。貞観2年(860)、清和天皇の勅願により、天台宗の慈覚大師円仁が宮中に禁裏内道場として建立したのが始まりです。清浄華院という名前は「浄土に咲く蓮の華のように、清らかな修行ができる場所」という願いを込めて名づけられたそうです。

あまり観光寺院という感じがないので、訪ねるのは初めてです。(普段は自由参拝できると思います)受付を済ませてから参拝します。(特別拝観料:大人800円、中高生400円)*清浄華院の公開は11月7日までです。

堂内には様々な寺宝が展示されています。平成24年に国宝に指定された「阿弥陀三尊像」も、ガラス越しですが間近で見ることができます。

中国南宋時代(平安後期)の仏画で、足利将軍家が珍蔵していた名品の一つだったそうです。通常は京都国立博物館に委託保管されているそうです。写真は看板を撮影したものです。

その他にも、泣不動の絵巻や貴重なものがたくさん展示されています。通常は入場できない内陣にも入れます。猫が描かれている珍しい涅槃図もありました。*通常涅槃図には猫が描かれません。理由は、木に引っかかった薬袋をお釈迦様のためにネズミが取りにいこうとしたら、猫が邪魔をしたため、お釈迦様が薬を飲めずに亡くなられたなど諸説あります。

お茶室「清華亭」でお抹茶を頂きました。 (500円)

お菓子は、老松さんの特注のもので、落雁の中に大徳寺納豆が入っています。

お茶室からは、京都庭園室・小埜雅章氏の作庭の「光明徧照の庭」を臨むことができます。右下写真は境内にある石碑です。もみじが色づいていました。

清浄華院 http://jozan.jp/index.php

京都古文化保存協会 http://www.kobunka.com/index.html

第50回記念京都非公開文化財特別公開について【こちら


京都御所一般公開に行ってきました。(2014・秋)

2014年11月05日 | 京都市上京区

今秋も10月30日から11月5日まで、京都御所の秋の一般公開が行われています。昨日行ってきました。(見学無料)

開催は7日間。御所のパンフレットも日本語の他に、英語、仏語、中国語、韓国語のものが準備されています。入口(宣秋門:ぎしゅうもん)では、簡単な手荷物検査もあります。警察犬も待機しています。(交代や休憩中で、いない時もあります)

入ってすぐ「御車寄(おくるまよせ)」です。ここは、毎回、展示が変わります。今年は生け花です。春は桜が活けてありましたが、秋は、金屏風に菊の花と山査子かな?

「新御車寄(しんみくるまよせ)」には、牛車が展示されています。 牛に轢かせる2輪車で、この牛車は、3畳ほどの広さがある大型タイプです。 新御車寄せは大正天皇の即位礼の際に建てられたものです。

毎年、廻廊には生け花が展示されています。御寺泉涌寺の月輪未生流(つきのわみしょうりゅう)。

大本山大覚寺の嵯峨御流(さがごりゅう)、総本山仁和寺の御室流(おむろりゅう)。

今年は、春の公開に続いて、南面正門の「建礼門」が開放されています。ここは、天皇皇后両陛下、外国の元首級の方のみが通る事が出来る一番格式の高い門です。今春の公開時に詳しくお伝えしています。【前ぶろぐ

「紫宸殿」・・・即位礼などの重要な儀式を執り行うもっとも格式の高い正殿です。大正天皇、昭和天皇の即位式もここで行われました。

「大臣宿所」には板輿が展示されています。昭憲皇太后(明治天皇の母)は、東京奠都(てんと)の際に、20日間、板輿で京都から東京へ移動されたそうです。展示されている人形の身長は約150cmです。中は畳半畳より狭いサイズで、移動中は正座?このお姿で20日間の移動は、輿を担ぐ人も大変でしょうけど、中に乗るのも大変でしょうね。

「小御所」「御常御殿」には、当時の御所での姿を再現した人形が展示されています。

紅葉は、ぼちぼち・・・もみじが色づき始めています。ここ数日、朝晩寒くなりましたから、どんどん進みますね。今年の紅葉の進み方は例年通りだそうです。京都市内なら11月20日過ぎから見頃かな?

「御学問所(おがくもんじょ)」に展示されている杉戸絵です。「西王母(せいおうぼ)」・・・中国の西方に住む仙女を描いています。侍女が持っている桃の実は三千年に1度実をつけるといわれる「仙桃」です。この実を食べると長寿が得られ、前漢の皇帝武帝は、西王母から仙桃を授かったといわれています。

襖絵「四季花鳥図」です。皇后の御寝所の北面の襖絵で、冬の鴛鴦の様子が描かれています。

見学を終えた後、俵屋吉富さんの茶店でお抹茶を頂きました。(500円)*誰でも飲みやすいように薄めです。(^^;)

御所内には特設売店があり、皇室ゆかりの参観記念品などが売られています。御所の外には、京都の名産品を売るお店があります。

京都御所一般公開 http://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/kyotogosho.html

公開は2014年10月30日(木)から11月5日(水) 開門9:00 閉門15:30 見学無料 拝観所要時間:御所内は30~40分です。宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し、清所門(せいしょもん)から退出です。

駐車場500円:いつもの中立売御門から入る駐車場は一般乗用車は使用できません。烏丸通りを南下し、出水口から入る臨時駐車場があります。寺町通り側の駐車場は使用できますが、時間によって加算されますので、臨時駐車場の方が安く上がると思います。京都御所一般公開は、毎回出かけています。14春 13秋(蹴鞠) 13春 12秋 12春 11秋 11春 10秋 10春09秋 09春08秋  07秋  07春