まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

「京都アートフリーマーケット」へ行ってきました!

2009年10月30日 | 京都市上京区

今日は「京都アートフリーマーケット2009秋」へ行ってきました。京都で活躍する若手作家や職人さんのイベントです。京都文化博物館【前ぶろぐ】周辺に、たくさんの手づくりアートのお店がでています。今日は小春日和・・・いえ、少し暑いくらいのお天気でした。若い方から通りすがりの年輩の方まで、いろんな人が、マーケットを楽しんでいました。お店では静かにじーっと商品を見るのも楽しいですけど、作家さんや職人さんと、お話するだけでも楽しいです。

そして、その中で、おなじみのお店発見!実は、何度かぶろぐにも登場しているお隣さんが出店しているんで、冷やかしに行ったんです。(^m^)

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天然石プチジュエリーとビーズを使ったアクセサリーショップのお店です。 あまり、アクセサリーをつけない私ですので、なかなか売り上げに貢献はできませんが・・・わがままは聞いてもらってます。(^^;)

F1000922今回もブレスレットを帯どめにアレンジしてもらうことにしました。(写真右上)なんと、お隣さんは、こんな細かいのを、天然石とビーズと、針金?のみで「ゼロ」から作り上げるんですねー。すごい!ちなみに、今日着用した着物(写真左)にも合いそうだし、仕上がりが楽しみです。なお、この着物は50年ほど前のもので、頂き物です。お気に入りの1枚です。

京都アートフリーマーケット2009秋

 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kafm/index.html

10月30日(金)~11月1日(日) 11:00~17:30 最終日は17:30


奈良:「正倉院展」と「なら奈良館」へ行ってきました。

2009年10月29日 | 奈良

一昨日、奈良の「第61回正倉院展」へ行ってきました。正倉院展の詳細は、前日ぶろぐをご覧ください。なお、観覧券では常設展を見ることもできるんです、正倉院展を見るのに、気力を使うので、いつも寄らずに帰ってしまいます。(^^;)*特設テントには、いろんなお弁当やお土産が売っています。テーブルとイスが設置されていてその場で頂くことができます。また、昨年は博物館内のレストランでお昼を食べました。(レストランの特設テントもあります)周辺には、鹿もたくさんいます。前回、お尻をかまれたんで、ちょっと、怖い。(T0T)

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博物館を出て、お昼を食べようと「おいしそうなもの」を探してウロウロしました。しかし、周辺のお店は、ちょっと高めのお店(ランチで2,000円前後)もしくは、喫茶店が多かったです。結局、興福寺へ向けて歩き出しました。(徒歩約5分)興福寺では、現在「国宝特別公開2009」が行われ、お堂の中で、阿修羅像を見ることができます。全国各地での阿修羅展が無事に終わり、興福寺へお戻りになっています。ちなみに、以前は、修羅像は、国宝館のガラスケースの中で目の高さで見ることができました。【前ぶろぐ

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拝観料が1500円!(@Д@;)お値段であきらめたわけではないのですが、時間もなかったし、お昼だしということで、今回はあきらめました。またの機会に必ず訪ねます。で、とりあえず、パネルだけ撮影!(^^)V

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興福寺 http://www.kohfukuji.com/

その後、近鉄奈良駅(国立博物館から徒歩10分)へ行きました。 1階には観光案内所があり「せんとくん」と記念撮影ができます。せんとくんは、最初は賛否両論あったものの、いまではすっかり人気者です。

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お昼を食べようと、上の階に上がったら「なら奈良館」を発見!・・・というか、以前から気になっていたので、入ることにしました。結局、お昼を食べそこないましたけど。(^^;)入館料:大人:300円 高校生:200円 小中:無料

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ここは、奈良の世界遺産や社寺、平城京の詳細が詳しく写真展示されています。希望によりボランティアガイドさんがわかりやすく説明してくれます。(30分~:無料、私はマンツーマンで説明を聞かせていただきました。すごくよかったです。)本物なら、写真撮影ができない国宝も、ここなら記念撮影もOKです。なんと、大仏さんの手の上に乗ることもできます。これは、まじくんを連れてこなくては・・・。(^m^)

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平城京の復元模型も展示されています。ちなみに、写真右下は電車の車窓から見た、現在の平城京跡地です。着々と復元が進んでいます。

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なら奈良館 追記:2011年3月に閉館されました。

お土産も買ってきました。近鉄奈良駅の地下1階にある千壽庵吉宗さんのわらびもち(550円)と大きな三笠(550円)です。

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大きな三笠(どらやき:直径16センチ)は、手焼きだそうです。ふかふかの皮にジューシーな自家製餡がおいしかったです。あんこが苦手なまじくん・・・でも、一度は、まるかじりしてみたいですよねぇ・・・。(^m^)

千壽庵吉宗 http://www.senjyuan.co.jp/ 


「第61回正倉院展」へ行ってきました!

2009年10月28日 | 奈良

P1090688 昨日、携帯ぶろぐでもお伝えした通り、奈良国立博物館で行われている「第61回正倉院展」へ行ってきました。10月24日(土)から11月12日まで行われています。なお、今年は、天皇陛下の即位20年を記念し、例年より3日長いです。

正倉院展は、昭和21年(1946)に始まり、毎年たくさんの人が訪ねています。正倉院は、もともとは東大寺【前ぶろぐ】の倉庫で、東大寺を建立した聖武天皇(第45代)が、756年に亡くなり、49日法要の際にゆかりの品々を大仏に奉納したのが、正倉院宝物の始まりです。

出陳品の中で、ひときわ人気が高かったのは、光明皇后直筆の書「楽毅論(がっきろん)」です。中国・戦国時代の将軍の伝記を、天平16年(744)、皇后が44歳の時に書写されたものです。力強い筆の運びで、男勝りでひたむきな性格が伺えます。

P1090672倉庫には、宝物ばかりではなく、東大寺の大事な儀式で使われた仏具や、当時の生活用品なども保存されていました。これらは、宝物としてではなく、生活倉庫の一部の品がそのまま残ったのではと考えられており、儀式に使われた伎楽のお面や衣装、荘園の地図や文書なども見ることができます。

興味深かったのは「子日目利箒(ねのひのめとぎほうき)」です。富山(高岡)にゆかりのある大伴家持が詠んだ「初春の初子(はつね)の今日の玉箒(たまはばき) 手に執るからにゆらぐ玉の緒」という万葉集の歌にでてくる玉箒です。古代中国では、お正月の最初の子の日に、皇帝が田を耕して豊作を祈り、皇后が蚕の部屋を掃いて養蚕の成功を祈るという儀式が行われ、日本にもこの儀式が伝わっていました。この玉箒はその儀式に使われており、長さ65センチの箒の先には、ビーズが飾られていました。現在は5個しかビーズがついていませんが、当初は触れ合って音を立てるほど多くのビーズで飾られていたと考えられているそうです。

出陳品を見た後は、外を見ながら、お抹茶(500円)を頂きました。紅葉の見ごろはまだまだ先ですが、あちこち色づいています。

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見学時間は、入り口で借りる音声ガイド(500円)のポイントをゆっくりまわり、その他の品をそれなりに見て1時間でした。お土産も買って、全体で90分薄暗い中、ずっと立ったままじっと見るんで、けっこう疲れます。(^^;)好奇心と気力、体力が必要かも?小さな子供が見やすいようにはできていないので、子連れの方は、きれいなもの面白いものなどポイントをしぼっての見学をおすすめします。

P1090717_2昨日の朝、奈良へ出かけようとする私に「おかーさん、今日はどこ行くん?まじくんも行きたい!正倉院展行きたい!去年も一緒に行ったやんか・・・。」と、すがってきました。しかし、今年は、学校があるのであきらめさせました。機会があれば連れて行ってやりたいのですが、土日は混んでるし・・・とりあえずお土産を買ってきました。

毎回買っている「知ってる?正倉院 歴史編」の本などです。この本、子供むけですが大人でも十分読み応えがあります。これらのお土産は、特設ショップで買えますが、レジが行列で時間がかかります。時間がない場合は、地下のミュージアムショップでも(一部の品を除き)買えますので、そちらがおすすめです。ちなみに写真内の碁石チョコレート【前ぶろぐ】は、特設会場じゃないと買えませんのでご注意を。

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第61回正倉院展 10月24日(土)~11月12日(木) 観覧料金 大人:1,000円 大:700円 小中:400円 *近鉄奈良駅で前売り券:100円引が買えます。11月12日は天皇即位20年記念で入場無料です。

当日の混雑状況は読売新聞のサイトで確認できます。昨年の実績でいうと、平日なら30~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。


京都:ぎおん「梅の井」のうな重

2009年10月25日 | グルメ・お土産

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先日、ミシュランガイドの話【前ぶろぐ】を書きましたが、さっそく・・・多少縁のあるお店のものが手に入りましたので、ご紹介します。星1つの「ぎおん 梅の井」さんのうな重です。梅の井は、鰻と京料理のお店で、我が家とは、お仕事がらみで、長いお付き合いのあるお店です。

これは、会席料理についてくる「うな重」です。コースがいくらなのか?他に何が出てくるのか?行ったことない私は、わかりませんが・・・このお店を使う時は、必ずお土産として持って帰ってきてくれます。以前は、赤いプラスチック容器で「なんでも」とっておく、姑のおかげで、嫁いできたときは、ここの空き箱が、山のようにありました。ありすぎて、使い道もほとんどなく・・・(^^;)なんか、もったいないなーと思っていたら、数年前から紙箱(写真上)になったんです。

お味は・・・翌日にレンジで温めて食べても、脂がのってて、香ばしくて、ふっくらでおいしいです。たれは、あっさりしていて、まじくんも大喜びで食べます。ちなみに、1つのお弁当を、姑と私とまじくんと、3人で分け合って食べました。(T0T)なお、ここの贈答用の黒豆の瓶詰もすごーくおいしいです。高いけどね・・・。(^^;)

ぎおん 梅の井 http://www.gion-umenoi.net/


京都:近鉄名店街「みやこみち」でランチ(4)

2009年10月24日 | グルメ・お土産

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先日、東寺の弘法さんに出かけました。その後、歩いて15分ぐらいの京都駅の八条側、近鉄名店街のみやこみちで昼食をとりました。みやこみちは、オープンして1年を過ぎました。どのお店も、オープン時より、お得なメニューが増えています。

今回は「コーヒーアンドパスタ Amici(アミーチ)」へ入りました。八条側の通路から入り口に面しているので、割と目立つお店です。ちなみに、アミーチとはイタリア語で友達のことです。

飲食業50年のオーナーのこだわりで、ボリュームのある料理を安く早く提供するのがモットーだとか。朝も6:00オープンで、モーニングが450円からあります。すべての料理が980円以下だったはず・・・。また、1人2,300円で飲み放題プラン(料理7品付・2名より・120分)もあります。これは、お得ですね。(@Д@;)

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「日替わりランチ:750円」を頂きました。この日は、焼肉炒め、味のフライ、スパゲッテイ、ポテトサラダでした。ごはんとスープが付いています。揚げたてのフライがおいしかったです。お肉も柔らかでした。とってもお得です!(^^)

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お店のガラスケースの食品サンプルが、とってもおいしそうで外人さんにも人気です。 フォークが浮かんだスパゲッティのサンプルは、まじくんも大好きです。子供の頃、本当に浮かんで出てくるのだと思っていませんでした?(^m^)

この後は、向かい側の「CAFFE CIAO PRESSO」前ぶろぐ】でカプチーノ(300円)を飲んできました。

みやこみち含め京都駅周辺は、よくご紹介しています。【京都駅周辺:カテゴリ


「街かど古典カフェ」へ参加しました!:第2回目

2009年10月23日 | 京都市上京区

昨日、古典の日の関連イベントの「街かど古典カフェ」のワークショップ(体験型講座)の第2回目へ行ってきました。前回に引き続き、上京区にある「京まちや平安宮」で行われました。

テーマは「大鏡を読む」です。ワークショップは、午後から行われます。いつもは、小学校から帰ってくるまじくんを自宅で出迎えますが、この日だけは、まじくんは一人でおやつを準備して、食べて、宿題を済ませ待っていてくれます。(自営なのでカギっ子ではありません)帰ってきた私に「おかーさん、今日はどんなお勉強をしてきはったん?」と聞いてきました。「大鏡のお勉強だよ。」と答えると「え?大鏡って、でっかい鏡のこと?なんでも映るん?」・・・(^m^)まじくんの「でっかい鏡」とうい解釈は、決して外れておりません。「鏡物」とよばれる時代を映す物語は、大鏡、今鏡、水鏡、増鏡と4つあり、その中でも、歴史的に評価が高いのは「大鏡」なんです。いちばん大きくてりっぱなんですねー。(^^)なお、四鏡は「大今水増(だいこんみずまし)」と覚えるとよいそうです。(^m^)

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朧谷先生の楽しい講義の後は、おいしいお茶です。今回のお菓子は、重陽(ちょうよう)の節句(9月9日:旧暦だと今年は10月26日)にちなんだ、菊のお菓子です。菊の上の白いのは、被綿(きせわた)を表しています。被綿とは、重陽の節句の前夜に、まだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませ、宮中の女官たちが身体を撫でたりしたそうです。枕草子や紫式部日記の中にもその風習が書かれています。

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現在では、この風習はあまりみかけません。新暦の9月9日が、まだ菊の季節には早いことが一因です。菊は、中国では不老長寿としての信仰があり、鑑賞用より薬用として栽培されていました。今では皇室の御紋にも使われるように、日本を代表する花となっています。この講座の日に合わせて、町家を管理される山中油店さんが、被綿など重陽のしつらえを準備してくれました。真綿や菊花を入手さるのに苦労されたようですが、おかげで楽しませていただきました。ありがとうございます。(^^)

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前回は、台風一過の中、大慌てで出かけたので、カメラを持参するのを忘れましたが、今回は、町家内をしっかり撮ってまいりました。もともと、隠居所として建てられているので、町家の中でも少し贅沢な造りです。

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P1090642昨日は、時代祭でした。ちょうどワークショップと重なっていたので見ることはできませんでしたが、講義の前に時代祭ができた背景について興味深いお話を伺いました。

時代祭は、明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建されました。その時、平安神宮の大祭、建造物、神苑の保存のため、記念事業として時代祭が始まりました。お祭が行われる10月22日は、桓武天皇が延暦13年(794)に長岡京から平安京に都を移された日です。時代祭は「動く博物館」として、時代の衣装を着た人々が練り歩くという形となっています。博物館建設との案もあったらしいですが、ハードよりソフトとして受け継がれていくなんて、今となれば理にかなっているような気がします。博物館建設は資金面で断念したとの説もあります。まぁ、ソフトを維持するのもかなり大変ですけど。なんか京都市民の心意気を感じてしまいました。来年は見に行かなくちゃ!

古典の日 http://www.kotennohi.jp/index.html


東寺の弘法さん(2009.10)

2009年10月22日 | 京都市南区

昨日は、東寺の弘法市でした。秋晴れの広がる良いお天気で、平日にしては、かなりたくさんの人が市を楽しんでいました。外人さんも多かったです。

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弘法大師が高野山でご入定されたのが承和2年(835)3月21日です。この御命日に因んで、毎月21日に行われます。なお、市が立ったのは、延応2年(1240)に御影堂ができた時以降の事です。毎月21日、まぶたを閉じられた時間(朝4時)に、御影堂【前ぶろぐ】で、御影供(ごえいく)が行われ、いつしか弘法市に発展したとの事です。*下の写真は、南大門をくぐって左手にある弘法大師像です。ここのイチョウの木は11月の弘法市の際にはきれいに色づきます)

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露店は、だいたい毎月同じ場所に同じお店があります。本堂周辺は骨董や古着のお店が多いです。

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10月の市は、カレンダーの露店がでています。お気に入りのものは早めに。割安で買いたいときは、終い弘法(12月)で買うのがおススメです。

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庭園(写真右下)の紅葉は、少しだけ色づいています。ほぼ昨年通りの進み方だと思います。

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弘法市はなるべく毎月出かけています。【東寺周辺・弘法市:カテゴリ】 

   


京野菜:鹿ケ谷かぼちゃのケーキ&花林糖

2009年10月21日 | グルメ・お土産

先日、久しぶりにケーキを買ってきました。Tawawa(たわわ)のケーキです。たわわは、京野菜や果実などの旬の食材を利用したお店です。京都駅伊勢丹店(地下)で、秋の味覚満載!「丸ごと柿のレアチーズ:494円」と「鹿ケ谷かぼちゃのチーズケーキ:473円」です。左下写真:柿のケーキは、チーズケーキの入った柿のカップがジューシーでおいしかったです。右下写真:鹿ケ谷かぼちゃのケーキは、鹿ケ谷かぼちゃのあっさりとした甘さがそのまま素朴なスフレになった感じで、食べやすかったです。2個ぐらい食べれそうな感じでした。なお、この日、まじくんも「おいしいケーキ」を作ってくれました。【お絵かきブログ】にて。

Tawawa京都 http://www.kyo-tawawa.co.jp/

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鹿ケ谷かぼちゃは、ひょったん形で、あっさりしっとりした味です。いまどきのホクホクで甘いかぼちゃと違って、素朴な味わいです。お値段が高めなので一般のスーパーでは扱いが少なく、自宅で食べるということは少ないです。京料理のお店やお菓子などに使われているのをたまに見かけます。以前、安楽寺のかぼちゃ供養の際に詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

そういえば、先日食べた「京まんざら 鹿ケ谷かぼちゃの花林糖」がおいしかったです。ノーマルなかりんとうが苦手なまじくんも、おいしいとポリポリ食べていました。細いかりんとうですが、少し食べただけでもお腹が満足します。販売は創作料理が定評のある飲食店の会社のもので、鹿ケ谷かぼちゃをすりおろした生地を米油でカラッと揚げています。ちなみに私は、京都伊勢丹SUVACO(西改札口でてすぐ)のコンビニで買いました。150g:420円、ネットショップでも買えるみたいです。

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おまけ:先日、京都駅八条側の商店街、みやこみちが1周年を迎えました。早いものですねー。オープン【前ぶろぐ】から見ていたので、なんか親しみがあり、よく利用しています。抽選会も参加しましたが・・・テッシュと500円券が1枚当たりました。(すでにキャンペーンは終了しています) ついでに、本屋さんで「ミシュランガイド 京都・大阪」を買ってきました。2,300円もするのですねぇ。(@Д@;)

P1090579内容は・・・行ってみたい!食べたい!というようなうずうずする編集の仕方ではなく、淡々と 店名、評価、写真(ないお店もあります。取材拒否されたとか)が述べられています。そして、ほとんど和食なんですね。他のジャンルにも、おいしいものいっぱいあるけど・・・毎年更新するらしいですから、そのうち出てくるかな?え?毎年買うの?2,300円!

ちなみに、パパ(京都のボン)の反応は、3つ星のお店には縁はないものの、そこそこのお店は、多少縁があるらしく、ガイドを見ながら「ふーん、あれで、この程度、となると、ここがこれか・・・あれ?なんで、この店が入ってんねん・・・。」と、ブツブツ呟いておりました。どの程度でもいいから、1回ぐらいまじくんと一緒に連れて行ってほしいなぁ。(^^;)


浄土宗大本山:くろ谷さん「金戒光明寺」

2009年10月20日 | 京都市左京区

先日(16日)、京都の紅葉の名所「真如堂」へ行ってきました。その前に、すぐ近く(徒歩約10分)の金戒光明寺へ寄ってきました。「紫雲山 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」は、法然上人がはじめて草庵を営まれた地です。承安5年(1175)、山頂の石の上でお念仏をされた時、紫雲全山にみなぎり光明があたりを照らしたことから この地に草庵をむすばれ、これが浄土宗最初の寺院となりました。知恩院【前ぶろぐ】と並ぶ格式の浄土宗の大本山で「くろ谷さん」とよばれ親しまれています。

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駐車場から見上げると、大きな階段の上に、三門がそびえています。この日は着物だったので、段差がちょっと、つらかったです。(^^;)*本堂まで階段を上らない道もあります。境内からは、西山連峰、京都御所、小倉山が見え、山門、阿弥陀堂、本堂 など18もの塔頭寺院が建ち並んでいます。また、幕末には「京都守護職」会津藩一千名の本陣になり「新撰組」も支配下にありました。本堂には、法然上人が75歳の時の坐像が安置されています。参拝は自由です。

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金戒光明寺から真如堂への道です。紅葉も少しづつ進んでいます。静かな石畳の道は、落ち着きます。着物、草履でも歩きやすいです。(たまに車が通ります)

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紫雲山 金戒光明寺 http://www.kurodani.jp/

参拝自由 駐車場:1時間400円 最大800円

*真如堂への道はちょっと複雑で狭いので、車を金戒光明寺の駐車場へ入れました。

おまけ:真如堂を参拝したあと、再び道へ出たら、気になる看板発見!「吉田山荘」の案内看板です。お気軽にどうぞと書いてあるし、お昼時だし、おいしいと聞いたことがあるような・・・ちょっと覗いてこようと、前まで行ってみましたが。(^^;)

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門をくぐって坂道を登ったところにあるようです・・・。どう見ても、1人で気軽に入れそうもありませんけど。(^^;)お昼のメニューは、季節のお弁当でも4,042円(^^;)。・・・またの機会にします。どなたかご一緒にいかが?ちなみに、吉田山荘は、東伏見宮家(昭和天皇の義弟)の別邸だったところです。

吉田山荘 http://www.yoshidasanso.com/

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真如堂から吉田山荘の途中には、陽成天皇の神楽岡東陵、宗忠神社があります。

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真如堂「本堂内部と庭園拝観」

2009年10月19日 | 京都市左京区

先日「真如堂」へ行ってきました。少しだけ色づき始めた境内の様子は前のブログにてどうぞ。真如堂は、正式名称を「鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざんしんしょうごくらくじ)」といいます。比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺で、「真如堂」とは、本堂の名称です。本堂周辺は、桜ともみじのコントラストか美しい紅葉の名所です。

真如堂は、永観2年(984)、比叡山の僧、戒算(かいさん)上人が比叡山常行堂の本尊阿弥陀如来像を、神楽岡にあった東三條女院(一条天皇の母、源氏物語の藤壺女院のモデルとも?)の離宮に安置したのが始まりです。

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本尊の阿弥陀如来立像は「うなずきの弥陀」とよばれています。慈恵大師が霊木で如来を彫られた時「比叡山の修行者の本尊となりたまえ」と、眉間に百毫を入れようとすると、如来は三度首を振り拒否をされ「それでは京の都に下って衆生(しゅじょう:命あるものすべて)、中でも女人を救いたまえ」と言われると、三度うなずかれたそうです。そこでしばらくは比叡山常行堂に安置されましたが、やがて真如堂のご本尊として祀られることになりました。ちなみに、白毫とは、眉間にある丸い突起で、約4.5メートルの白い毛が右巻きに渦を巻いているものです。ほくろじゃないのです。(^m^;)

P1090537本堂の中央に祀られているご本尊は直接見ることはできませんが、庭園拝観(500円)で複製を見ることができます。ご本尊のほかに、安倍清明の持念仏の千手観音像も祀られています。この千手観音は、安倍清明を横死(突然死)から救ったといわれています。

ご本尊を参拝した後は、仏間や庭園を拝観(500円)できます。

まずは、鎌倉時代の石灯籠(堅い石なので劣化がほとんどありません)と、珍しい「シャシャンポ」という木です。石楠花科の木で、大きな葉と小さな葉が同じ枝から出ています。日本にはこれほどの大きな木はないそうです。

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続いて「四季殿」です。4つに分かれた襖絵に四季の花や風景が描かれています。秋の間(写真左下)には、酔芙蓉、藤袴、ススキなどが描かれています。

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そして「涅槃の庭」を眺めます。お釈迦さまが沙羅双樹の下で入定(亡くなられた)された際の様子を表しています。1988年の作庭です。

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北(画面左)をまくらに伏せておられるお釈迦様の周りに、弟子や生類が嘆き悲しんでいる様子です。右手前の大きな岩は、天界から見守るお釈迦様のお母様です。写真ではうっすらとしか写っていませんが、東山、大文字山、比叡山が借景となっています。大文字山の山肌には「大」の文字がはっきり見えます。送り火を見るのには、絶好の場所ですね。もちろん、拝観時間ではないので一般の人は入れませんけど・・・。

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仏間(撮影禁止)の中央には、若い頃の空海の座像がまつられています。この像は、自らが彫ったものとされています。 脇には、本尊を模した阿弥陀如来像と「女性の美」に霊験あらたかだという「不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)」が祀られています。女性は必ずお参りしましょうとの事でした。(^^)これらの詳細は、庭園拝観の際に、係の方が説明してくれますが、紅葉のピーク時は対応できない場合もあるそうです。

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真如堂 http://shin-nyo-do.jp/  参拝自由 庭園拝観:500円 駐車場わずか(2009/11/14~12/7は使用できません) *塔頭吉祥院の副住職のHPも楽しいです。

5.5×4.4mの「観経曼荼羅」特別公開が2009/11/1~30まで行われます。

きものパスポート割引あります。なお、この日は着物で出かけました。拝観の際、日にさらされた廻廊なども(靴下で)歩くので、白足袋の汚れにお気を付けください。


京都の紅葉:「真如堂」進み具合は?(10/16)

2009年10月17日 | 京都市左京区

京都もずいぶん秋らしくなりました。今年も、紅葉の名所をどんどん歩いてみようと思います。過去の紅葉の様子は【紅葉:カテゴリ】にてどうぞ。

昨日、携帯ぶろぐでお伝えしたように「真如堂(しんにょどう)」へ出かけました。真如堂は、正式名称を「鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざんしんしょうごくらくじ)」といいます。比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。なお「真如堂」とは、本堂の名称です。

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境内いっぱいにあるもみじの木は、まだまだ緑です。ちらほら色づいているのがあるのは、日が当たる場所なのか?多少トラブルのある木なのでしょうか?

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紅葉の季節は、たくさんの人で賑わう場所ですが、今頃は訪ねる人もまばらで、とても静かです。しかし、境内にテーブルやベンチがおいてあり、昼食時にお弁当を広げる団体さんがいらっしゃいました。参拝された?

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赤崎弁天を祀る池のほとりに「映画誕生の碑」があります。日本で初めて映画が上映されたのは京都です。映画発展に尽力した映画監督の牧野省三氏の1作目の映画「本能寺合戦」が、真如堂境内で撮影されたことにより、昨年、ここに碑が建てられました。碑の建立に協力された俳優さんらの名前も刻まれています。知ってる名前がたくさんありました。

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真如堂 http://shin-nyo-do.jp/

参拝自由です。無料駐車場(門をくぐったところにあります)は5台ほどありますが、2009/11/14~12/7は使用できません。

5.5×4.4mの「観経曼荼羅」特別公開が2009/11/1~30まで行われます。

この後は、本堂内部と庭園をご案内します。(拝観料:500円)次のブログにて。


東寺のご利益さんを紹介します。

2009年10月15日 | 京都市南区

P1090489_2昨日、秋期特別公開が行われている東寺の宝物館で、国宝の曼荼羅を見てきました。詳細は前日ぶろぐにて。東寺は、家から近いこともあり、毎月21日に行われる弘法市、第一日曜日に行われるガラクタ市など機会があるたびに出かけています。東寺は見所いっぱいのお寺です。

今回は、最近話題の・・・と、いうか最近案内板が設置された「ご利益スポット」をご案内します。それは、門(写真左)をくぐったところにある毘沙門堂(写真左下)の隣(西側)にあります。余談ですが、毘沙門堂内に祀られていた不動明王は、昨年盗難にあい、今春に戻ってこられました。以前は、障子も開いていましたが、最近は用心のため?閉まっていることが多いです。

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P1090486_2 いくつか石碑が並んでいますが、そのなかに亀?の上に大きな石がのった石碑があります。以前から、なんか不思議な石碑、亀さん重くてかわいそう?と思っていたのですが、実は、これは亀ではなく中国の想像上の動物の贔屓(ひいき:竜の子)で、重いものを背負うのが好きなのだそうです。そんな好み・・・。(@@;)甲羅の上に建つ石塔は不滅といわれ、古来から柱や墓の土台に用いられているそうです。

最近設置された案内板によると、この石碑の名前は「尊勝陀羅尼(そんしょうだらに)の碑」です。北野天満宮の宗像社のそばに建てられていたものが、ここに移されました。この周囲を回りながら亀(贔屓)の頭や手足をなでて、その掌で自分の患部をさすると万病に効くそうです。手のほかに、この贔屓のお力を頂く「万病ぬぐいの布」が大師堂内で授与(300円)されています。

ちなみに、尊勝陀羅尼とは、百鬼夜行に出会った時(最近はなかなかお目にかかれないと思いますが・・・)に、唱えたり(護符を身につけたり)すると難を逃れるといわれています。

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この石碑のふたつとなりに、おなじく病気に効くという「天降石(てんこうせき)」があります。古くからこの地にあったとされ、石を撫でた手で体の悪いところを撫でると病が治まるといわれ、別名「撫で石」ともよばれています。最近、胃の調子が悪いので(食べすぎ?)、撫でておきました。効果は・・・とりあえず食べる前に「あ、石撫でたんだ・・・」と、思いだし、良く噛んで食べています。気持ちが大切。(^^;)v

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おまけ:食堂(じきどう)で、京都出身の観瀾斎さんの作品展が行われています。長さ28メートルの迫力の木版画や、親しみやすい仏画を見ることができます。(入場無料)作品は購入できます。作家ご本人がいらっしゃれば、作品にサインもしてもらえます。はがきやタオルなど、愛らしい仏さまのモチーフの小物もあります。

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弘法市・東寺・東寺周辺についてはぶろぐ内検索にて。

 


東寺「2009年秋期特別公開」へ行ってきました。

2009年10月14日 | 京都市南区

P1090490今日は、東寺の宝物館で行われている「東寺曼陀羅の美 -マンダラワールド-」を見てきました。東寺は「曼陀羅の寺」といわれ、数多くの曼荼羅を所蔵しています。曼荼羅は、そのときどきの修法の本尊として使用されるため、常時かかげられることはなく、ほとんど人目にふれることはありません。

展示されている国宝の「両界曼荼羅図」は、最古の彩色曼荼羅図として知られています。平安時代のもので、仏さまのお顔がふっくらとしてエキゾチックです。ガラス越しですが、間近に見ることができます。曼荼羅図は胎蔵界と金剛界の2つあり、前期(10月21日まで)と後期(10月22日~11月25日)に分けて展示されます。2回行かなくちゃ。(^^;)

P1090501宝物館の常設展示に私の好きな仏像があります。明時代の如来坐像です。もともとは5体あったらしいですが現在は3体のみ残されています。3体とも微笑んだかわいらしいお顔をしておられます。その坐像のはがき(右写真の右端)を見たまじくんは「耳、でっか!(@Д@;)こんな大きな耳やったら、耳くそ(^^;)もきっと、多いやろなぁ・・・。」と、バチあたりな感想を漏らしていました。今度、実物の仏様に会って懺悔してもらいます!(^m^)

現在、東寺では「2009秋期特別公開」として、観智院公開(9月20日~11月25日まで)と、五重塔内部公開(10月30日~11月25日)が行われています。観智院は、江戸時代の真言宗の修学所で、客殿には、この寺院に一時身をひそめていた宮本武蔵の墨絵が残されています。【前ぶろぐ】五重塔は、883年に初めて建立され、現在の塔は5代目です。徳川家光によって建立されたもので、日本現存最大の高さ55メートルです。【前ぶろぐ

拝観料 宝物館:大人500円 中学生以下300円 きものパスポート割引あります

おまけ:今日は東寺で「新選組リアン」のデビューイベントが行われるみたいですね。準備が進められていました。京都のお寺は、宗教行事以外にもいろんな催しがあって、懐が深いなぁ・・・って思うこと多いです。ミシュランガイド京都・大阪版の発表も建仁寺【前ぶろぐ】だったし。

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追加:デビューイベントに8,000人も集まったそうです。す、すごい。(@Д@;)

この後、もう少し東寺さんのことを書きます。次のブログにて。

弘法市・東寺・東寺周辺については【カテゴリ】にて。