昨日、東寺の後、御室仁和寺(おむろにんなじ)へ出かけました。仁和寺は、宇多天皇が創建(888年完成)した真言宗御室派の総本山で、旧御室御所とも呼ばれ、兼好法師の徒然草や五重塔でも知られています。御室桜(おむろさくら)とよばれる樹高の低い里桜が、雲の上に五重塔を浮かべるように咲き誇っています。
御室桜は満開でした。(^^)昨日は天気も良くてものすごい人でした。桜を見ながら茶店でお昼でも・・・と楽しみにしてきたんですが・・・今年から桜保護のため中止になったそうです。残念ですが仕方ないですね。お土産の特設売店は出ています。
御室桜は、背が低く、淡桃白色の花です。起源は古く平安時代までさかのぼりますが、現在のものは江戸時代の初期に植えられたものです。地盤が固くて根が張りにくいため、樹高が低いのだそうです。やわらかいところへ植えると大きな木になるってことですか???
仁和寺は、開花時期が遅いので「桜の見納め」に訪ねる事が多かったんですが、今年はまだまだ見頃です。週末のお天気が悪いのが心配ですけどね・・・。見納めには先にご紹介した東寺庭園の八重桜、梅宮大社の八重桜【07/2/22ぶろぐ】、平野神社の八重桜【10/4/25ぶろぐ】がおススメです。
お花見時期の特別入山料:大人・高校生500円 小中200円 駐車場あり*桜の季節は公共交通機関利用が無難です。
【おまけ】昨日、東寺から仁和寺へ行きました。東寺からバス(約10分:220円)で四条大宮へ移動して、そこから嵐電に乗って帷子ノ辻駅(かたびらのつじ)で乗り換え「御室仁和寺駅」で下車しました。(約20分:200円)
途中、鳴滝駅を過ぎた頃に「嵐電桜のトンネル」が見れます。沿線に、大正15年に植樹されたソメイヨシノが約70本あり、すでに葉桜でした。桜が見ごろの頃はライトアップも行われています。ちなみに鳴滝の了徳寺では毎年12月に大根焚【前ぶろぐ】が行われます。
帰りは、市バスの京都駅行(26番)に乗り四条烏丸まで行きランチを食べました。(乗車時間約30分:超満員でした)市バス利用の場合は1日乗車券が便利です。(大人500円・小人250円)
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