まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都御所一般公開に行ってきました。(2015・春)八重桜も見頃・・・

2015年04月03日 | 京都市上京区

今日から「平成27年春季京都御所一般公開」がはじまりました。午後からは雨の予報・・・大急ぎで午前中に出かけました。入口の宣秋門では、セキュリティのため簡単な持ち物チェックがあります。警察犬もキリッと、周囲を見守っています。

入ってすぐの「御車寄(おくるまよせ)」は、毎回設えが変わります。今回は、狩野永徳の孫で、狩野探幽(たんゆう)の弟の安信(やすのぶ)によって画かれた「墨絵山水」と題された風景画の六曲屏風一隻です。

今年は大正天皇のご大礼から100年目にあたり、その儀式に関連する展示が行われています。即位礼当日、紫宸殿の儀の際に掲げられる旗が、いくつも展示されています。写真の赤い旗は八咫烏(やたがらす)です。

大嘗宮の儀進御の折に、天皇の頭上に差しかけられる御菅蓋(おかんがい)も展示されています。傘のようなもので、鳳凰が飾られています。ちょっと、面白いお顔。(^m^)失礼。

大正天皇ご大礼の折に建てられた新御車寄(しんみくるまよせ)です。大正天皇はここを、特別儀装馬車にて入出されたそうです。いつもは屏風や御所車が展示されていますが、今回は特別に開放されています。

同じく、大正天皇ご大礼の折に建てられた春興殿も扉を開け、公開されています。 春興殿は三種の神器のひとつ神鏡を奉安する場所として建てられ、銅葺屋根で内部は外陣、内陣、内々陣の三つに分けられています。

回廊の生け花は、大本山大覚寺の嵯峨御流(さがごりゅう)・・・

総本山仁和寺の御室流(おむろりゅう)、御寺泉涌寺の月輪未生流(つきのわみしょうりゅう)です。

今年は、4月早々に公開となったので、左近の桜がちょうど見頃のはず・・・だったんですが、3月27日の開花宣言よりあっという間に満開となり、暖かい日が続き・・・すでに葉も出ていました。でもギリギリ見頃です。

右近の橘は、去年より元気になった様子です。去年の様子【前ぶろぐ

小御所では、明日、雅楽が催されます。

桜は、枝垂れ桜は見頃過ぎ、ソメイヨシノは散り始め、八重紅枝垂れ桜はまもなく満開です。やはり、早いですね~。

御所内、御苑内には、御所や京都のお土産を売る特設売店があります。

俵屋吉富さんの茶店でお抹茶とお菓子を頂きました。(500円)飲みやすい?薄めです・・・。

京都御所一般公開 http://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/kyotogosho.html

公開は4月3日(金)から4月7日(火) 開門9:00 閉門15:30 入場無料 拝観所要時間:御所内は30~40分です。宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し、清所門(せいしょもん)から退出です。4(土)午前は雅楽、5(日)午前は蹴鞠が催されます。(小雨決行)

駐車場500円:いつもの中立売御門から入る駐車場は一般乗用車は使用できません。烏丸通りを南下し、出水口から入る臨時駐車場があります。寺町通り側の駐車場は使用できますが、時間によって加算されますので、臨時駐車場の方が安く上がると思います。京都御所一般公開は、毎回出かけています。 2014秋 14春 13秋(蹴鞠) 13春 12秋 12春 11秋 11春 10秋 10春09秋 09春08秋  07秋  07春

宜秋門(ぎしゅうもん)の近くにある「御所御車返し桜」は、5分咲でした。後水尾天皇が外出時にあまりの美しさに御車を返されて鑑賞された事からこの名がついています。よく混同されますが「御車返し」は別の品種だそうです。御車返し桜は、以前、常照皇寺前ぶろぐ】【前ぶろぐ】・地主神社前ぶろぐ】のものを紹介しています。

「出水の小川」周辺の八重桜は、ほぼ満開の木が数本ありました。その他の八重桜は、まだつぼみです。

ここは御苑内に「母子で水にふれあう場」として整備された100mほどの人工の小川です。やまぶきもそろそろ開花です。

京都御苑 http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/index.html

 



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