まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

北野天満宮「天神市」行ってきました。2014.5

2014年05月26日 | 京都市上京区

昨日は、北野天満宮の「天神市」でした。毎月25日、御祭神の菅原道真公に因んで行われます。お誕生日も、御命日も25日なのです。

今月は日曜日と重なり、たくさんの人でした。楼門では、京都市上京区の防犯PRが行われていました。京都府警のマスコット「ポリスまろん」「くりカバ」がお手伝いをしていました。ポリスまろんは、平安時代の警察「検非違使」がモチーフ、くりカバは、自転車の「ひったくりカバー」を被ったひったくり防止PRのキャラクターです。

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いつもの赤目の牛さんは、緑に映えて一段と目が輝いて見えました。(^^)梅の木には葉がたくさん茂っています。梅の実は、少しだけ。(樹齢を重ねている木は梅の実が少な目です)

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5月は修学旅行の季節、どこへ行っても学生さんがいっぱいいます。この日は、着物体験の学生もたくさんいました。着物姿で、いい思い出を作ってくださいね~。

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昨日は30℃近くの夏日・・・日差しが強くて、暑くて大変でした。(><。)

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ポリスまろんもパトロール中・・・くわえたばこのたぬき発見↓よく見ると、後ろに警官姿のたぬきもいます。(^m^)写真クリックで拡大。

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ちょつと細身でかわいい招き猫もいました。ふなっしーも露店の景品として見かけるようになりました。今のところは、エアー人形の露店です。そういえば、お面はまだ見たことないな・・・そのうち出るかも。(^^;)

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露店を楽しんだ後、門前をウロウロ・・・。

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老松さんの店頭では、夏柑シャーベット(150円)が売られていました。毎月メニューが変わります。甘さ控えめ、大人味でした。暑い日にぴったり!老松さんといえば、今年の葵祭【前ぶろぐ】の斎王代は老松の娘さんでした。

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天神堂さんで「やきもち」を買ってきました。1個100円です。ここのやきもちは、皮が薄め、甘さ控えめの粒あんがおいしいです。*冷凍保存、電子レンジ600Wで20秒軽く解凍後、オーブントースターで2~3分焼けばOKです。

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北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/

参拝者用無料駐車場(1時間)あります。ただし天神市の際は利用できません。周辺の駐車場も少ないので公共交通機関利用をお勧めします。

 


京都:日本で唯一の球技の神様「白峯神宮」で必勝祈願!めざせ日本一!富山グラウジーズ

2014年05月22日 | ふるさと富山

今日は、日本で唯一といわれる球技の神様「白峯神宮」へ行ってきました。白峯神宮は、歴史上、悲運にあわれた崇徳天皇(第75代:讃岐国(香川)へ流され無念のうちに崩御)と淳仁天皇(第47代)をご祭神として、明治4年に、新造された神社です。

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宮地が、和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸地だったことから、「まりの神様」として崇敬され、「まり」を扱う球技一般、ことに野球・バスケット・バレー・ラグビー・その他球技全般の関係者がたくさん参拝されています。日本で唯一の球技の神様で、プロ野球選手、日本サッカ協会やオリンピック選手なども祈願されています。今の季節は修学旅行シーズンで、ひっきりなしに、修学旅行生が参拝してお守りを買い求めていました。

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以前、bjリーグ(プロバスケ)の富山グラウジーズの健闘を祈って白峯神宮でお守りをもらってきました。・・・その後、富山グラウジーズは大活躍(^^)そして、今週末、日本一を目指して「有明コロシアム」で戦います。富山発着の応援ツアーは、おかげで満席!京都からは、さすがにご一緒できないので「白峯神宮で必勝祈願」をしてきました。

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まずは本殿にお参りして、古いお守りを納め「富山グラウジーズが日本一になりますように・・・」と、お願い文を書いた護摩木も奉納してきました。そして、摂社のスポーツの神様「精大明神」にもお参りしてきました。

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神社には、たくさんのボールが奉納されています。オリンピックチームや、日本代表の本田選手が奉納した絵馬もありました。

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グラッキーにも、新しいお守りを受けてきました。バスケットボール競技専用の「叶う輪」です。(700円)珠はバスケットボールになっています。叶う輪の由来は「諸芸の道に秀でた御祭神の「崇徳天皇」と精大明神の御神徳を仰ぎ、試合に挑めば必勝を期し・・・」との事です。手渡してくれる神職さんが「けがのないよう、頑張って試合に挑めるよう・・・!!!」などと、購入者一人一人に力強い励ましをしてくれます。

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境内には、昭和30年のお火焚祭斎行中に、火炎より出現した龍神様が御祭神の「潜龍社」があります。手水を出してるのは、かわいい「笑い龍」さんです。


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白峯神宮 http://shiraminejingu.or.jp/

参拝自由 参拝者用駐車場有

富山グラウジーズ http://grouses.jp/

有明コロシアムで行われるECC presents bjリーグ 2013-2014シーズン プレイオフ ファイナルズ゛では、まず5月24日(土)に、富山グラウジーズと秋田ノーザンハピネッツの試合が行われ、そこで勝利するとイースタンのトップとなり、翌25日(日)には、日本一をかけて、ウエスタンのトップ(琉球ゴールデンキングスまたは京都ハンナリーズ)と闘うことになります!え?京都ハンナリーズ!!富山出身、京都在住の私としては、富山と京都の頂上対決が見たいですね~!!!以前、見た富山と京都の対決は【前ぶろぐ】にて。

【追記】私の念願の富山と京都の対決はあったものの・・・3位決定戦!今シーズンの結果は「1位沖縄 2位秋田 3位富山 4位京都」と・・・なりました。来年は、頂上対決期待しておりま~す!!


雨でも必ずやってます!今日は東寺の弘法さん(2014.5)

2014年05月21日 | 京都市南区

今日は東寺の弘法市でした。毎月、弘法大師の御命日21日に行われています。京都は昨夜から雨・・・しかも、驚くほどの大雨でした。この雨なら、翌日の弘法市は、お店が少ないなぁって、思っていました。ちなみに、弘法市は悪天候でも、中止になることはありませんが、出店数が減ります。

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昨夜からの雨は思ったより長引き、雨が上がったのはお昼過ぎでした。予想通り、お店のスペースは所々空いていましたが、人は多かったです。みなさん、晴れたのをみて出てきたのかなぁ・・・。いつものたい焼き屋さんもお休み。やっぱり・・・(TmT) 

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相変わらず、外人さんも多いです。着物の露店が人気です。こそっと見てると、華やかな晴れ着を選んでる人が多いです。さりげなく羽織る姿がなかなかいい感じです。日本人だと、なんだか花魁風になっちゃう・・・(^^;)

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夏の露店「かき氷」が出てきました。そのうち、スイカの切売とかも出てきます。 右下写真:今日見つけた気になるもの・・・おそらく「時計の修理引受けます」っていう看板ですよね。なぜ、この時間?(^^;)

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お花や植木の露店は、雨でもたくさん出ていました。野菜苗も出ています。

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いつもは、その安さで早めに売れるお花も、今日は午前中の雨のためか?たくさん残っていました。かなりお買い得なお値段です。

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御影堂の鐘楼等が、ただ今工事中です。鐘は外してあるようです。そばの河津桜はサクランボの実が生っていました。食べれるらしいけど・・・獲ったらNG、撮るだけ。

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池には、蓮の葉がたくさん出ていました。毎年、この季節は、赤ちゃんカモを連れてるのですが・・・今年はいないのかな?もしかして、巣立ったのかもしれません。去年の赤ちゃんカモはこちら

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東門からでて北へ・・・門前の「東寺餅」さんへ寄りました。

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弘法市の日は、店頭で「やきもち210円」を焼いています。いつも東寺餅ばかりなので、試しに1個買ってみました。大きめの餅で、モチッとした感じより、ネトッとした感じ、粒あん・・・私的には、やはり看板商品の「東寺餅130円」の方がお勧めかな?

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東寺 http://www.toji.or.jp/   参拝:無料  庭園拝観:有料(公開内容によってちがいます) 駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。自転車は車の駐車場受付から 入ると案内してくれます。(無料、ただし弘法市の時は利用できません。)*最近、周辺にコインパーキングがたくさんできました。弘法市が土日と重なる場合は満車が多いですが平日なら空車の事も多いです。

東寺はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にてどうぞ。 


京都:葵祭&大田神社「カキツバタ」・神馬堂「やきもち」・今井食堂「さば煮」頂きました!

2014年05月17日 | 京都市北区

一昨日、上賀茂神社の有料席で、葵祭の路頭の儀(行列)を見てきました。雨が降っていましたが十分楽しめました。詳細は前ぶろぐにて。

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上賀茂に行列が到着するのは15:30・・・待っている間、上賀茂神社から歩いて10分の「大田神社」の杜若(カキツバタ)を見に行きました。上賀茂神社に流れるならの小川が神社の外へ流れて明神川となります。その川に沿って、神官たちの家である「社家(しゃけ)」が並んでいます。

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そのなかのひとつ「西村家庭園」が一般公開されています。↑また、同じく社家のひとつ、手作りの香袋・匂い袋のお店「いせき」もあります。お店のあちこちに、ちりめんで作られたお花(香袋)が飾られています。2ヶ所とも、以前詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

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「大田神社(おおたじんじゃ)」は、上賀茂神社の境外摂社で、祭神は、天鈿女命(あめのうずめのみこと)です。いつもは訪ねる人も少ない神社ですが、この季節はたくさんの人で賑っています。

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本殿には、先ほど上賀茂神社で見たお神輿が祀られていました。

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境内の池の広さは2000平方メートルで、杜若は2万5000株あるそうです。古代から咲き続けるこの花は、昔、京都が湖であった面影を残す泥炭地のひとつとして、昭和14年に国の天然記念物に指定されています。

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大田の沢の杜若は平安時代から名高く、藤原俊成の和歌に「神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは いろにみゆらむ」とあります。「人々がよくお願いをする恋事は、この花のようになんと一途で美しく可憐なのだろうか」という意味だそうです。

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杜若はこの地にもともと自生していたそうで、1株で3回花を咲かせます。これは2回目の花かな?↓(花の横に萎んだ花が見えます)この地には「池に手を入れると手が腐る」という言い伝えがあり、人々が花を持ち去るのを戒め、ずっと守ってきました。

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大田神社の杜若(上賀茂神社サイト内) 【こちら】5月20日頃まで見頃かな?

以前も詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ】参拝自由・杜若拝観:協力金300円志納 *すぐそばに「北大路魯山人生誕地」の碑があります。看板写真クリックで拡大。

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続いて、上賀茂神社の門前の名物をご紹介します。

【その1】門前の「神馬堂(じんばどう)」さんで、やきもち「あおい餅」を買ってきました。売り切れ次第閉店のお店です。(13時半ごろに前を通ったらすでに閉店していました。)

 

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1個130円(税込)、日持ちはしません。(ラップに包んで冷凍保存、レンジで軽く解凍後、オーブン等でさっと焼けばOK)同じく門前の葵家さんのやきもち(125円)より優しい甘みであんの粒が大きめな感じです。 営業7:00~ 火曜午後・水曜定休

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【その2】神馬堂さんの並びに「今井食堂」さんがあります。テレビ番組で“きたな美味い店”として有名ですが、つい最近リニューアルされきれいになりました。(^^)

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人気のお店で、開店間もなくずっと行列ができていました。私はあちこちウロウロして、13:30頃、5~6人待ち、10分程待って入店しました。(この日は14:00前に閉店となりました)メニューは「おすすめ定食」(750円:さば煮・卵焼き・コロッケ・チキンカツ)「さば煮定食」(750円)「持ち帰りさば煮」(小3切れ550円)のみです。さば煮は味噌でなくお醤油ベースだと思います。

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「さば煮定食」を頂きました。3日間かけて煮込むさばは骨まで軟らかく身はギュッとニシンみたいに詰まってました。味は、さば煮、お味噌汁共にしっかり濃い目・・・胃弱な私には、ちょっとキツイかな(^^;)お値段もお得でボリュームたっぷり!常連さんも多いようです。 営業11:00~ランチ時間のみ営業 水曜定休


京都:葵祭「上賀茂神社」有料席で見てきました。2014

2014年05月16日 | 京都の祭

昨日、上賀茂神社の観覧席で、路頭の儀を見てきました。前日から雨が・・・順延かな?と思いましたが、朝6時に開催決定となりました。葵祭は毎年5月15日開催、下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、祇園祭、時代祭とともに京都三大祭に数えられています。ちなみに五山送り火を加えて、京都四大行事とされています。

今まで、京都御所、下鴨神社で路頭の儀(行列)を見た事はありますが、上賀茂で見た事がないので、今年は上賀茂神社で見ることにしました。有料席は一の鳥居(左下写真)と二ノ鳥居の間の芝生広場で、12時から販売予定です。(1,000円、パンフレット付・自由席・椅子席と立見、予約不可、当日販売)・・・しかし、説明書きを見ると「降雨等により葵祭り行列が途中解散の場合でも払い戻しは御座いません。お供え料としてお納め頂き・・・」って、書いてあります。お供えとしてはともかく、途中解散があるんだって愕然(@Д@;)え?

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葵祭の行列が無事に御所を出発して下鴨神社に順調に到着と、情報が入ってはいたものの、時折雨がポツポツ。「どうか、途中解散しませんように・・・」と、まさに天に祈る気持ちでした。(^人^;)行列が上賀茂神社へ到着するのは15:30、まだまだずいぶん時間があります。その間、あちこちをウロウロ。芝生には、露店数軒と郵便局の記念切手ブース、上賀茂神社のお守り等の授与所が出ています。

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二の鳥居の先の境内には、路頭の儀(行列)の後に行われる「社頭の儀」の準備が進められていました。ここには、関係者や上賀茂神社崇敬会(個人会員:年間5,000円~)の方々のお席があります。一般は2時には立ち入り禁止区域となります。

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賀茂祭(葵祭)の起源は、今から約1400年前の欽明天皇の時代(567)です。風雨が激しく五穀が実らず、原因は占いにより「賀茂の神々の祟り」と出ました。そこで、4月の吉日に祭礼を行い、馬に鈴をかけ、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競をしたところ、風雨はおさまり五穀が豊かに実り安泰になったのが始まりです。社殿のあちこちには、葵の葉と桂の枝葉を絡ませた「葵桂」が飾られていました。

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桂の葉と葵の葉は形がよく似ています。桂の木は天に向ってそびえ、葵は地表近くに生えています。このことから桂を「陽・天・男」の、葵を「陰・地・女」の象徴としたもののようです。

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「渉渓園」では、お茶席が設けられていました。お菓子は門前名物のやきもちでした。(一席500円)渉渓園は、昭和35年に浩宮様(皇太子)のご誕生の奉祝行事として、復活させた「賀茂曲水宴」のために作庭された庭園です。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

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行列到着まで、まだまだ時間あるなぁ・・・って思っていたら、なにやら賑やかなお囃子が聞こえてきました。上賀茂神社の摂社の「太田神社のお神輿」と「上賀茂やすらい祭」の行列でした。鞍馬の火祭、太秦の牛祭とともに京都の三大奇祭の一つに数えられています。平安時代の後期、疫病や災害を鎮める御霊会がはじまりで、花傘を先頭に太鼓や鉦をならし踊りながら氏子区域を回ります。

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上賀茂のやすらいは、以前、今宮神社のやすらい祭りと同じ4月に行われていたようですが、上賀茂のみ葵祭と同じ日に開催となったそうです。「やすらい祭が雨ならその年の祭事は全部雨、晴れたら全部晴れ・・・」という言い伝えがあるそうですけど、ほんとかな?ちなみに4月のやすらい祭は曇でした。

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やすらいを見た後・・・あちこち見て回りました。その様子は次のぶろぐで報告するとして、続いてようやく到着した葵祭の行列をご紹介します。

行列到着は15:30・・・時折、想像してたのよりキツイ雨・・・椅子に座って傘をさすものの、隣の人の傘の雨だれが直撃。まぁ、お互い様だし、ひたすら我慢。(TmT)周辺が、シーンと静かになって、本殿側(二ノ鳥居)から「勅使」が静々のお越しになり、一の鳥居のそばに着席されました。勅使は行列中最高位で、天皇陛下のお使いです。この方は宮内庁の方で、キリッとした素敵なお姿でした。(^m^)(実際に御所からの行列に参加されている方は代理の方です)

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そして、静かに行列がやってきます。(御所や下鴨の有料席のような詳しいアナウンスはありません)最初は先導役の「乗尻」です。5月5日の賀茂競馬の騎手です。先日賀茂競馬足汰式の様子をお伝えしています。【前ぶろぐ*御所、下鴨神社から上賀茂神社入口までは馬に乗っていますが、一の鳥居の前で下乗されます。同じく牛車なども、一の鳥居の手前で列を外れ、この場所は通りません。

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沢山の方に守られて御祭神に供える「御幣物唐櫃(ごへいもつからびつ)」が通ります。御所から下鴨神社では肩に担いでいますが、ここでは提げています。続いて、ここを通る唯一の馬・・・神馬かな?

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行列に華を添える「風流傘(ふりゅうがさ)」も通ります。大臣クラスの方?は、威厳を示す下襲の「裾(きょ)」を、ひいて歩いています。裾の長さは、身分が高い方が長いようです。ひいて歩くのは上賀茂の参道のみですが、生地が傷まないのか心配(^^;)

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風流傘は、二の鳥居の手前の風流桜の前に一斉に立並べられます。

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華やかな女人列もやってきました。かわいい「童女」、続いて祭のヒロイン、第59代斎王代です。斎王とは、天皇の即位後、天照大神の御杖代として伊勢神宮や賀茂社に奉仕する未婚の内親王や女王の事で、斎王代というのはその代りって事です。現在は在京の未婚女性から選ばれています。今年は老舗和菓子店「老松」さんの娘さんです。老松さんの本店は北野天満宮の門前にあり、天神市の時によく訪ねています。【前ぶろぐ】*斎王代もこの場は、輿を担ぐ形ではなく提げて入場です。

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行列は、御所から下鴨、上賀茂まで約8キロあります。下鴨で昼食・休憩をされますが、この装束、当時の履物、さらにこの雨ですから、さぞかし大変だったことでしょう。お疲れ様でした。

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女人列も、裾をひいて歩く姿があります。先日の上賀茂神社の特別拝観で「平安装束の着付け披露」で見せていただいたものです。【前ぶろぐ

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すべての行列が一の鳥居の中へ入ると、しばらくして「社頭の儀」がはじまります。まず一の鳥居より「勅使舞人陪従(ちょくし・まいびと・べいじゅう)の列」が参進されます。先導の上賀茂神社の神職、勅使、社頭の儀で東游(あずまあそび)を奉じる舞人(橙色の装束)、雅楽を奉じる陪従(紫色の装束)等で構成されます。この頃には、雨も上がり青空も見えはじめました。なにか神秘的な感じ・・・。全員起立でお迎えします。

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雅楽の動画を撮ってきました。最後に雅な音色を聴くことができてよかったです。

勅使、舞人、陪従も裾をひいておられます。男性の後姿がこれほど美しいと思ったのは初めてです。この姿が見れるなら、上賀茂神社での見物もいいなって思いました。(^^)この後、一の鳥居の先で、御祭文(天皇陛下が賀茂の神にお祈りされるもの)や、御幣物等を奉じる儀式、東游(あずまあそび:舞と歌)が行われます。そして、最後に参道を一の鳥居から二ノ鳥居に向かって馬が走る「走馬の儀」が行われ午後6時過ぎにすべてが終了します。

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なお、有料席は右上写真の左側、自由に見れる席(左側)とはかなり間↑があります。*写真クリックで拡大。昨日は雨という事もあり、有料席はガラガラでした。早めに有料席を購入すれば、椅子席を確保できますが、写真を撮りたい方は、有料席で立見がお勧めです。(1,000円、パンフレット付・自由席・椅子席と立見、予約不可、当日販売)

葵祭(京都市観光協会) http://www.kyokanko.or.jp/3dai/aoi.html

葵祭の過去の様子は 【2013】【2012下鴨】【2011御所】【2008御所】

上賀茂神社(賀茂別雷神社) http://www.kamigamojinja.jp/

参拝自由 駐車場有(この日は1日500円*時期によって違います) *交通規制がありますので出入りの時間にご注意ください。

この後は、待ち時間にウロウロ・・・門前の名物と大田神社の杜若をご紹介します。次のぶろぐにて。大田神社の以前の様子は【前ぶろぐ】にて。

 


雪の立山室堂「大谷ウォーク」へ行ってきました(4)雪の大谷下り・称名滝 2014春

2014年05月12日 | トミーズツアーご報告

GWを利用して、京都から富山へ帰省していました。5月4日にトミーズツアー「室堂・雪の谷ウォーク」に親子で参加して立山へ行ってきました。先に、端折って速報でお伝えしましたが、詳細をご報告します。前ぶろぐで出発から雪の大谷、室堂ターミナル到着まで室堂平・大谷ウォーク室堂ターミナル・食事の様子をお伝えしました。

続いて、帰り道です。室堂で2時間30分滞在した後「称名滝」へ向かいます。

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雪の大谷の下りの様子です。バスのフロントから撮ってきました。

山の天気は変わりやすく、もう・・・雲がたくさん広がっています。

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称名滝は、桂台(有料道路出入口)の近くで、マイカーでもいける場所です。 駐車場近くに大観台があります。遊歩道を歩いて滝壺まで歩く時間や自信のない方は、大観台で滝を眺めることができます・・・が、この日は残雪が多く、歩道がふさがっていけませんでした。

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大観台そばの「レストハウス称名」では、食事ができ、お土産があります。↑ソフトクリームが人気です。↓さっそく滝まで出発!行きは上り坂なのでのんびり30分、帰りは下りなので20分程です。

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称名滝は、立山連峰を源流とし、弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込みます。日本一の落差350mを誇る四段構成の滝で、国指定の天然記念物、日本の滝100選に選定されています。

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雪解け水が多く流れ込むこの時期は、2つの滝が流れ落ちる光景を見ることができるんです。向かって右側の滝は「ハンノキ滝」といい落差は約500mです。日本一の落差の滝として認めてほしいところですが、一年中流れているわけではないのでダメなんだそうですまた、特に流量が増した場合には、ハンノキ滝の右側に「ソーメン滝」も現れるそうで、3つの滝が並んだ珍しい光景が見れることもあるそうです。

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動画を撮ってきました。周辺の話し声がたくさん聞こえますが、とりあえず滝の音をお楽しみください。

 

滝の周辺は、まだまた、雪がたくさん残っていました。

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雪解け水にワンちゃんも大喜び(^^)飼い主さんに許可を頂き撮らせていただきました。滝の看板写真、クリックで拡大。

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称名滝から30分余り・・・帰りに再びあるぺん村へ寄りました。

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お土産ショッピングの他に、菜の花やチューリップ畑を楽しむ事ができます。ポニーにえさやりもできます。

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2年前にも同じコースを訪ねています。【前ぶろぐ

富山発:室堂雪の大谷ウォーク

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/tate.html

立山黒部アルペンルート http://www.alpen-route.com/

 


雪の立山室堂「大谷ウォーク」へ行ってきました(3)室堂ターミナル&食事は?2014春

2014年05月10日 | トミーズツアーご報告

GWを利用して、京都から富山へ帰省していました。5月4日にトミーズツアー「室堂・雪の谷ウォーク」に親子で参加して立山へ行ってきました。先に、端折って速報でお伝えしましたが、詳細をご報告します。前ぶろぐで出発から雪の大谷、室堂ターミナル到着まで室堂平・大谷ウォークの様子をお伝えしました。

続いて、室堂ターミナルとその周辺です。室堂から立山自然保護センターを結ぶ雪道は雪の回廊になっています。バスが入らないので、真っ白で、とってもきれいです。

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一番高い場所は8メートルもあります。人と比べると高い!おまけに、この回廊の存在に気がつかない人も多いので、穴場です。(^^)

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立山自然保護センターは、立山の豊かな自然を知ることができる場です。写真右上は建物3階の入り口(室堂平の遊歩道から入れます)です。入ってすぐのところにある総合案内では、立山のいろんな情報を知ることができます。

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センターでは、ナチュラリストが同行して散策するツアーを無料で実施しています。(実施日、時間など詳細は事前にお問合せ下さい)館内展示も、大人から子供でも楽しめるものもたくさんあります。お天気の悪い日や、散策で疲れた時に寄ってみるのもお勧めです。

立山自然保護センター http://www.k4.dion.ne.jp/~tshizen/

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保護センターを出ると・・・室堂ターミナルの1階へ出ます。(貸切バスの駐車場は地階です)1階にはゴミステーションもあります。(持ち込んだ食料等のゴミは持ち帰りましょう)2階にはホテル立山や売店があります。

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屋上階には、雄山神社峰本社旧社殿が展示されています。立山は今から1,300年ほど前、佐伯有頼という少年によって信仰の山として開かれたと伝えられています。

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紹介映像とともに社殿が展示されています。旧社殿は、1860年に建立、1995年解体されたもので、部材は立山町芦峅寺の雄山神社で保管されていましたが、昨年より復元展示されています。社殿は総ケヤキ造り、高さ2.9m、奥行き1.8m、幅3m、重量およそ4トン、標高3003mの雄山頂上で100年以上、風雪にも耐えられる頑丈な造りです。

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峰本社は以前、母子で登頂した際に訪ねていますが・・・ガスがかかっていてほとんど見えず(><)写真にも、うっすっら写るのみ【前ぶろぐ】なお、↓この日、室堂から撮った写真にも、雄山頂上の峰本社が写っています。写真クリック拡大。(左側の小さな建物)

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この日のターミナルは、GW期間中という事もあり、人がいっぱいでした。周辺の情報看板もあり、気温や山の様子がわかります。写真クリックで拡大。

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食事は、ターミナル内にテイクアウトの売店やレストランもあります。持参したお弁当やテイクアウトの食品などを食べる場合・・・ターミナル内にベンチなどが少ないので、階段や空きスペースで食べてる人もいます。立ち食いの立山そばのお店もあります。私たち親子は、白海老かき揚げそば(850円)ときつねそば(750円)を頂きました。白海老のかき揚げが香ばしくておいしかったです。椅子席はないので、小さな子連れは不向きです。(お立ち台がありますが…)2016年のツアーにはお弁当がついています。

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他に、売店でおにぎりやお弁当が売っています。訪ねるたびに種類が増えているような気がします。(^^)このくらいあれば、事前に準備しなくても現地調達でもOKかも?

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自動販売機は、市価の1.7倍ぐらいかな~。(^m^)雪の中、ビールで乾杯してた人もいました。おいしそうだけど・・・高地は酔いが回るのも早そうなので気をつけましょう・・・。

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お土産もいっぱいあります。立山クッキー(540円)・・・富士山みたいだ(^^;)室堂限定のお土産「星の雫」もお勧めです。アーモンドをミルクパウダーでコーティングした人気の品です。チョコを使っていないので夏でも溶けません。(1箱に5袋入:1,080円)

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他にも、ライチョウさんもたくさんいます。我が家には一番大きいのもおりますし・・・まじくん、小さい時はめちゃくちゃ欲しがったくせに、今は見向きもしません。(^^;)まぁ、もう6年生ですから。ちなみに、母子で立山を訪ねるのは今回で8回目です。一緒に行くのは今年で最後かなぁ(TmT)

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次は、帰り道と称名滝の様子をご報告します。次のぶろぐにて。

2年前にも同じコースを訪ねています。【前ぶろぐ
***
富山発:室堂雪の大谷ウォーク
http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/tate.html

立山黒部アルペンルート http://www.alpen-route.com/

室堂ターミナルフロア案内図 http://h-tateyama.alpen-route.co.jp/shop/

【おまけ】我が家は立山そばの他に、お寿司を持参してました。(混んでて時間がかかるかも?と、思っていたので念のため持参しました)*食事は、折たたみ椅子を持参すると便利です。(雪が固いので外でもOK)2015年のツアーにはお弁当がついています。

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味の笹義さんの笹巻き寿し(各140円:税込)です。お店は新富バスセンターから近くにあり、朝6:30からオープンしています。写真は、ます寿しとぶり寿しです。

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老舗 味の笹義 http://www.sasayosi.com/

イートインコーナーもあります。以前、ご紹介しています。【前ぶろぐ

 

 

 


雪の立山室堂「大谷ウォーク」へ行ってきました(2)室堂平・雪の大谷:2014春

2014年05月09日 | トミーズツアーご報告

GWを利用して、京都から富山へ帰省していました。5月4日にトミーズツアー「室堂・雪の谷ウォーク」に親子で参加して立山へ行ってきました。先に、端折って速報でお伝えしましたが、詳細をご報告します。前ぶろぐで出発から雪の大谷、室堂ターミナル到着までの様子をご報告しました。続いて室堂平の様子です。

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出発時は青空でしたが、頂上が近くなるにつけ、少し曇ってきました。しかし、視界は良好です。富山市内からバスで1時間半でこの景色ですから・・・スカート姿や半袖、たまーにサンダル、ハイヒールの人もいます。(^^;)山の天気は変わりやすいし、転倒や体調急変もありうるので、冬の装備は絶対にお忘れなく!*雪の照り返しが強いのでサングラスも必需品です。

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みくりが池温泉も、雪道を徒歩20分ぐらいで行けます。みくりが池温泉の源泉は、地獄谷にあり、無加水無加温、白く濁る硫黄の香りの掛け流しのお湯です。窓からは大日連山がよく見え、雲上の温泉を堪能できます。以前入浴しています。【前ぶろぐ

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富山平野はうっすらと見えました。かわいい雪だるまも発見!

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足元は、雪が固まってたので、どこでもズンズン歩けました。ただし、ロープの外へ出ると雪が軟らかかったり、実は道がなかったりしますのでご注意ください。

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その後、室堂ターミナルから、歩いて大谷を下ります。大谷ウォークは、バス専用道路の片側を徒歩で歩きます。距離は約500メートルです。(下り15分、上り20分 6月22日まで)途中には「雪壁に刻むメッセージエリア」が設けられていて、自由に落書きできます。

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雪の大谷は、吹きだまりのため特に積雪が多く、一番多い年で24メートルあったそうです。今年の雪の高さは多いときで15メートル、この日は13.9メートルありました。気温は0℃・・・でも、風がなかったのであまり寒く感じませんでした。

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まずは、大谷ロードと併走するパノラマロードを歩きました。(5月6日まで通行可)今は迷路ができてるようです。

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立山連峰を見渡す事ができます。曇空ですが、はっきり見えました。(^^)看板写真クリックで拡大。

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この後は、雪の回廊や売店の様子をご紹介します。次のぶろぐにて。

2年前にも同じコースを訪ねています。【前ぶろぐ
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富山発:室堂雪の大谷ウォーク
http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/tate.html

立山黒部アルペンルート http://www.alpen-route.com/

 

 

 


雪の立山室堂「大谷ウォーク」へ行ってきました(1)出発から雪の大谷まで・上り:2014春

2014年05月08日 | トミーズツアーご報告

GWを利用して、京都から富山へ帰省していました。5月4日にトミーズツアー「室堂・雪の谷ウォーク」に親子で参加して立山へ行ってきました。先に、端折って速報でお伝えしましたが、詳細をご報告します。

朝8:30、バスセンターより出発です。私は4号車に乗車させていただきました。(他に県外各地より出発のバスもありました)バスセンターでは、弊社スタッフがお見送り~。いってらっしゃいませ~。(^0^)/ *バスセンターは、マイカー駐車が無料です。富山インター下車3分、県外からご参加の方にも好評です。

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富山市内は晴天!バスの先には立山連峰がくっきり見えます。バスセンターを出発して30分弱で「あるぺん村」へ到着です。この先は室堂へ直行しますので、ここでトイレ休憩&お買いものです。

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今回のツアーには昼食はついていませんので、ここで調達するのもお勧めです。富山名物のます寿司もバリエーション豊かです。(コンビニも併設されています)

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あるぺん村を出て、立山を目指します。

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麓の立山町は八重桜が満開でした。左下写真の建物の風見鶏は、富山の県鳥のライチョウです。

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そして、日本一高い!有料道路へ入ります。(^^;)立山有料道路は往復で51,820円!*マイカーは通行できません。

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入口付近には雪はありません。しばらくするとおサルさんが道路を横切り、バスは度々ストップします。(^m^)今年は雪が少なかったから、おサルさんの出現も早いようです。

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美女平(標高977m)ちかくまで行くと、かなり雪があります。道の両脇には、立山杉やブナなどの原生林が広がっています。

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滝見台(標高1,280m)からは、落差日本一の称名滝がくっきり見えました。(バス車窓より)

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標高1,500mを過ぎたあたりから、気圧の変化で、ポテトチップスの袋が膨らみ始め、追分料金所(標高1,840m)には、パンパンに(@Д@;)以前訪ねた時は、破裂してしまいましたが、今回は大丈夫でした。

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七曲り(標高1,680m)の道をくねくね上り、積雪量はどんどん増えてきました。この後、室堂までは、もっとも積雪量の多い「雪の大谷」をバスで通ります。

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雪の大谷をバスの車窓(フロント)から、動画を撮ってきました。


雪の立山室堂「大谷ウォーク」へ行ってきました!速報2014春

2014年05月04日 | トミーズツアーご報告

GWを利用して、京都から富山へ帰省中です。今日はトミーズツアー「室堂・雪の谷ウォーク」に参加して立山へ行ってきました。とりあえず、端折って速報でお伝えします。詳細は京都へ戻ってから・・・。

晴天の富山市「新富観光バスセンター」を8:30に出発!

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ふもとは桜が満開でも・・・「立山黒部アルペンルート」は雪です。

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到着した室堂は、少し曇り始めていましたが、視界良好 \(^^)/

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立山連峰「雄山」の頂上もバッチリ見えました。室堂の雪の回廊もきれいです。

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雪の大谷の気温は0℃・・・しかし、風がないので散策していると汗をかくほどでした。今日の最高地点は13.9mの積雪でした。パノラマロードにもたくさんの人。(^^)

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帰りに寄った称名滝には、まだたくさんの雪が残っていました。たっぷりの雪解け水が滝となり大迫力!マイナスイオンをたっぷり吸って、リフレッシュできました。

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午後5:00には再びバスセンターに到着!以上、とりあえず速報です。(^^;)
2年前にも同じコースを訪ねています。【前ぶろぐ
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富山発:室堂雪の大谷ウォーク
http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/tate.html

立山黒部アルペンルート http://www.alpen-route.com/

 

【参考までに・・・】ゴールデンウィーク、雪の立山を楽しむための必需品を書いておきます!気 温は最高でも10℃を超えることがないそうですから、真冬の装いが必要です。(防寒用上着・手袋・マフラー等)風が吹いている場合は特に寒いです。また、足元は雪ですから防水の滑らない靴 が必要です。(暖かい日は雪が解けているので必ず防水効果があるものがお勧め)そして、日差しと雪の照り返しが強いので、日除け用帽子、サングラス、日焼け止めクリーム(耳まで焼けます)、リップクリームは必需品です。ハンドクリームもあると便利です。また、空気が乾燥していますので、喉も乾きます。水分補給も忘れずに!

さらに、思いっきり子連れで雪遊びをする場合は、スキーウエア、長靴、手袋(防水)、そり(ビニールシートなどでもOK ですが、暖かい日は雪がシャーベット状なのでシートだと思うように滑りません。なおそりの無料レンタルもありましたが順番待ちでした)、砂遊び用のスコッ プなどもあれば楽しいと思います。また、一緒に遊ぶ親も、スキーウエアまでは着なくても、防水の利いたズボン(雨用のカッパズボン?)があれば、そりで一 緒に遊べます。そして、サン グラス(ゴーグル)は大人も子供も必需品です。小さな子はサングラスを嫌がります。でも、目を保護しないとあとから目が充血して大変です。あとは、ズボン と パンツ、靴下の替えがあるとベストです。ウエアを着ていても長時間遊ぶと水がしみてズボンが濡れます。

ちなみに、この場所は、マイカーでは行くことができないので、路線バス利用の場合は荷物が増えると大変です。募集ツアーだと多少の荷物や長靴、子供のソリなどもトランクに入れてもらえるので安心です!また自動音声ガイドでなく、バスガイドさんの案内も楽しいです。


上賀茂神社「特別参拝」「非公開文化財特別公開」見てきました。

2014年05月02日 | 京都市北区

昨日、午後から「上賀茂神社」へ出かけました。5日の賀茂競馬の前に先立って、競馬に出場する馬足の優劣を定める「賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)」が行われました。詳細は前ぶろぐにて。

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上賀茂神社では「平成26年度春季 京都非公開文化財特別公開」が行われています。普段見ることのできない文化財を広く一般に公開する事業で、今春は初公開4か所を含む、京都市、八幡市及び伊根町の20法人を公開しています。そのうちのひとつが上賀茂神社です。 

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上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい ます。神代の昔、本殿の北北西にある秀峰神山(かみやま)に御祭神が降臨、天武天皇の御代(678)に、現在の御殿の基が整えられた歴史の古い神社です。 平安京がおかれる前の事ですから、かなり遠い昔です。今回の特別公開では、首から紙製の「浄掛」という、清めた白衣の代わりのものを首からかけお祓いをして普段入る事ができない神域へ入ります。 (写真撮影NG)

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まず、御祭神の降臨の様子を描いた図画を見ながら、神職さんが由来をわかりやすく説明してくれます。かんたんに説明すると・・・賀茂一族のお姫様が川で一本の矢を拾い、その矢を持ち帰り枕元に祀って休んだところ、御子を授かります。その御子が元服した際に、数々の神様を招いて宴を開き、御子に「父親だと思う神様に盃を捧げなさい」と言うと、御子は「私の父は天の神様です」と、言って雷と共に天に昇ってしまいます。

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別れを悲しんだ母(姫)の夢枕に御子が現れ「馬に鈴掛けて走らせ、たくさんの葵で飾って待ってくれればお母さんに逢いに行きますよ。」とお告げがあります。さっそく、その通りにすると御子が天より神様(賀茂別雷大神)として、神山(こうやま)に降臨されたそうです。葵は、あふひ(逢う)・・・神社には葵の紋や葵の飾りがいっぱいです。*写真は社務所から奥に見える神山です。(入山禁止)

P1110888_2 お話を伺った後、本殿を特別参拝します。

←看板写真の向かって右側が本殿、左側が権殿(ごんでん)です。権殿は、常設の仮殿で、遷宮の際等に神様が御遷りになる御殿です。2つの御殿は大きさや形状が同じです。扉の前には狛獅子が祀られ、扉にも獅子が描かれています。(共に国宝)

来年は平安時代から数えて42回目の遷宮の年にあたります。特別公開された本殿は、もうすぐ遷宮のための修理に入ります。権殿は遷宮の前の修理が終了したところで、飾りなどの金具がきれいになっていました。

本殿拝観の後は、本殿前の高倉殿に展示された馬具等を拝観します。中には信長が奉納した鞍や俳優のジョン・ウェインさん愛用の鞍もあります。

その後、係りの方に誘導され、細殿の立砂(たてすな)を見ます。これは御降臨された神山を模したもので、御殿ができる前の古い神迎えの姿を伝えています。2つあるのは陰と陽を表します。頂上には松の葉が挿してあります。

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細殿の前や楼門の前には干支の馬が奉納されています。右下写真:本殿前の高倉殿に、以前奉納されたチェーンソーアートの干支が並べられています。

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その後、渉渓園を拝観します。昭和35年に浩宮様(皇太子)のご誕生の奉祝行事として、復活させた「賀茂曲水宴」のために作庭された庭園です。(毎年4月の第2日曜日に開催)

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曲水の宴の様子を写真で見て、その際に使われる鴛鴦(おしどり)の姿をかたどった「羽觴(うしょう)」を実際に流して見せてくれます。先日見た城南宮の曲水の宴【前ぶろぐ】では、雨のため流れる羽觴を見れなくて残念でしたが、ここで見れてうれしかったです。しかし・・・雨のためペンキが落ち、白鳩みたいになってる・・・。(^^;)

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園内には、この地にあった龍の棲むと伝わる池の底より出土した「陰陽石」や、樹齢300年を超える「睦(むつみ)の木」があります。一つの株からたくさんの木が出ている事から仲睦まじい家族を表し、家内安全を見守っています。

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渉渓園では「平安装束の着付披露」が行なわれています。

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今回は単衣姿・・・十二単を着る前の童女の衣装だそうです。

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↓後姿はこんなに長いです。・・・しかし、この姿で葵祭の斎王代の行列に参加されるそうです。しかも馬に乗ります。(@Д@;)こんな感じです。【前ぶろぐの写真】モデルを務められた方は実際に参加される女性です。

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披露は、1日2回、30分程度、11:30~と12:30~です。時間が合わない場合は、特別公開の当日のチケット再提示で見学できます。諸行事により時間が変更になる場合があります。写真撮影OK、最後は衣装を間近で見ることができます。

【おまけ】八咫烏(やたがらす)のおみくじ(500円)を引きました。中吉でした。何事も中くらいがいいですね。(^^;)八咫烏はサッカー日本のシンボルマークです。説明写真クリックで拡大(許可を頂いて撮らせていただきました)

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帰りに、門前の葵家やきもち総本舗さんで、やきもちかしわ餅を買ってきました。(各125円)やきもちは甘さしっかりした餡が入っています。家でトースターで軽く焼いて食べると出来立ての味が楽しめます。右下写真:5月3日から6日は境内でお茶席があるようです。

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平成26年度春季 非公開文化財特別公開 http://www.kobunka.com/

4月26日(土)~5月6日(火) 9:00~16:00 拝観料:大人800円 中高400円 手引300円 展示拝観所要時間(着付け見学別):40分~ (神職・係員による説明があります) 

上賀茂神社(賀茂別雷神社) http://www.kamigamojinja.jp/

参拝自由 駐車場有(30分100円*時期によって違います) 競馬会足汰式は13:00~15:00頃まででした。有料席あり(西側・テント有:1,000円・東側:500円)

第4日曜日には上賀茂手づくり市が開催されます。【前ぶろぐ



上賀茂神社「賀茂競馬足汰式」見てきました。2014

2014年05月01日 | 京都の祭

今日は午後から「上賀茂神社」へ出かけました。今日から5月・・・上賀茂神社では祭事がいっぱい。15日には例祭の「賀茂祭(葵祭)」が行われます。

また、5月5日には「競馬会神事(くらべうまえしんじ)」が行われます。平安時代、堀河天皇の時代(1093)に、五穀豊穣祈願のため宮中で行われていた競馬が、奉納された事にはじまる行事です。境内の馬場(右下写真)で、乗尻(のりじり:騎手の事)が左右に分かれ番(つがい:2頭)で勝敗を決します。古くは徒然草にも記され、俳句では「賀茂の競馬」は初夏の季語となっています。

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今日は、それに先立って、競馬に出場する馬足の優劣を定め番(つがい)を決める「賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)」が行われました。

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出場する馬が、御所舎の前で、いろいろ審査を受けます。乗尻は、浄衣、浅葱袴で騎乗します。あれ?出てくる馬が暴れ気味でなんか嫌がってる・・・と、思ったら理由がありました。それは・・・

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口をガバーッと開けて↓歯を見て馬の年齢を確認するそうです。馬は5歳をすぎると、永久歯となり犬歯がでてくるみたい・・・。その他、前歯のすり減り方でも大体の年齢がわかるらしく、馬の売買の際は歯を調べるそうです。φ(..)メモメモメモ 人間でも、歯を調べると健康状態、生活環境がわかりますもんね~。嫌がって、なかなか口開けない馬も。(^m^)

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この馬は↓とってもいい子でした。なだめて、カパツ!っと、一瞬で終了。

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その後、実際に馬が疾走する様子を見ます。左下写真の大きな木は「見返りの桐」とよばれる桐の木で、馬上での姿をととのえるポイントです。その他に、馬出しの桜、むちうちの桜、勝負のもみじとポイントごとに木があります。

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馬の実力がわかったら、競馬で走るペア、左方右方を決めます。現在は、出場する馬は人をのせて走るのに慣れていますが、昔は野生の馬を連れてきたり、大名が自慢の馬を出場させたりしたそうです。信長、秀吉、家康も参加したとか・・・。

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決定後、ペアの2頭が馬場に出て、お客さんの雰囲気や馬場の様子に慣れさせてから、2頭並んで走ります。今日は時折雨がパラパラ・・・傘をさしてみてると馬が突進してくる可能性があるので、なるべく傘を閉じてくださいとの事でした。(@Д@;)

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本番程の緊張感はないからか?無事ゴールで、にこやかなお顔。(^^;)

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そして、最後に本殿の方へお参りします。乗尻(騎手)を務めるのに年齢制限はないそうですが、今年は、初々しい中学生の乗尻さんも・・・。

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無事に「足汰式」が終了し、いよいよ5日は「賀茂競馬会」です。なお、乗尻さんは、15日の賀茂祭(葵祭)でも行列の最初の方に出場します。以前の様子は【前ぶろぐ】にて。葵を挿した冠の姿が凛々しいです。

上賀茂神社(賀茂別雷神社) http://www.kamigamojinja.jp/

参拝自由 駐車場有(30分100円*時期によって違います) 競馬会足汰式は13:00~15:00頃まででした。有料席あり(西側・テント有:1,000円・東側:500円)

第4日曜日には上賀茂手づくり市が開催されます。【前ぶろぐ

この後は「平成26年度春季非公開文化財特別公開」の様子をご報告します。次のぶろぐにて。