まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

奈良国立博物館「快慶」見てきました!&おすすめのふきん

2017年06月07日 | 奈良

先日、奈良へ出かけました。6月は春日大社境内の鹿苑の子鹿が公開されています。詳細は前ぶろぐにて。かわいい子鹿がたくさんいました。出産シーズンは、母子鹿が鹿苑にいるので、奈良公園は牡鹿が目立ちます。ふんふんふん♪~も目立つ(^^;)

この時期は立派な角をもった牡鹿がたくさんいます。ちなみに、鹿の角は自然に落ちますが、安全のために角きりが10月中旬に行われています。

 

奈良国立博物館で開催されていた「特別展 快慶」を見てきました。快慶は、運慶と並び鎌倉彫刻様式の完成に重要な役割を果たした人物です。この展示会で、改めて知ったのですが…運慶は師(康慶)の子で、ある意味エリートであるのに対し、快慶の出自は明らかではなく、ひたむきに仏像制作に打ち込む生真面目で誠実な職人だったようです。そう思って仏像を見ると、写実的でバランスのとれた職人技に納得がいきました。

 

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html 快慶展

奈良へ行ったら、私の定番のお買い物です!奈良まほろばふきん(レーヨン100%3枚1,080円 30×60センチ)厚手のしっかりとしたふきんで、長く愛用しています。最初は台所の上ふきんに、使い古したら雑巾かけに使っています。

 

麻布 おかい奈良店 http://shop.mafu-okai.com/

近鉄奈良駅周辺の商店街(もちいどのセンター街)の中にあります。


奈良:鹿苑「2017子鹿公開 赤ちゃん鹿大集合!」見てきました。

2017年06月02日 | 奈良

昨日、奈良へ出かけました。6月から春日大社境内にある鹿苑で子鹿の公開が行われています。鹿は、5月頃から初夏にかけて出産シーズンを迎えます。妊娠期間は約230日、年一回1頭の子鹿を出産し、子育てのすべてを母鹿が行うそうです。出産シーズンの人と鹿とのトラブルを避けるために母鹿を鹿苑に保護し、赤ちゃん鹿が母鹿と行動を共にできるようになるまでの期間、子鹿を特別公開しています。

今年の公開は6月1日(木)~30日(金)まで、公開時間は11時~14時、料金は一般300円、高校生以下は無料です。

 

奈良公園に生息している鹿は野生動物で、1957年に「奈良のシカ」は国の天然記念物に指定され、現在は約1,200頭が奈良公園一帯に生息しています。春日大社には「平城京鎮護のため茨城県の鹿島神宮よりタケミカヅチノミコトをご祭神として勧請した際、白鹿の背に乗り御蓋山(三笠山)に奉還された」という伝説があります。平安時代ごろからは神鹿として神聖視され、保護敬愛されてきました。

 

順路に従って歩くと、上から見下ろす位置から、母子の鹿を見学することができます。えさやりもOK(専用えさ100円)昨日現在、鹿苑内には母鹿218頭、子鹿87頭いました。

ゆっくり日陰で休んだり、元気に走り回ったり、見てて飽きませんでした。かわいい♪ 1頭しか産まないわけだから、母親以外のおっぱいも飲んじゃうって事なのかな?(^^;)

 

パネル展示コーナーでは、鹿の生態や歴史、愛護会の活動を紹介したパネル展示や、クイズなどがあります。もし?鹿を車でひいてしまったら?毎晩鹿が夢に出てくるかも?(^^;)

 

同じ目線で母子鹿を見るコーナーもあります。ちょうど、出産まもなくの母子鹿に出会うことができました。

 

出産後は、母鹿は栄養補給のために自らの胎盤を食べます。赤ちゃん鹿は、ヨロヨロと立ち上がり元気な様子でした。金網越しに、みんなが見守る中、初乳も飲んで一安心。性別は、1年ぐらいして角が生えてくる頃にようやくわかるそうです。*出産時に立ち会えば性別は調べることもできるそうです。

このコーナーでは、全国から寄せられたドングリを与えることができます。園芸用の肥料「しかっぴ」も出ていました。試供品を頂きましたので、少しだけ寄付もしてきました。

 

奈良の鹿愛護会 http://naradeer.com/ 

子鹿見学の前に、春日大社へ参拝しました。この辺りで見かける鹿は、なんだか神聖な感じ~。

 

修学旅行生もたくさん来ていました。

 

ここの絵馬、鹿の形のもあります。期間限定の白鹿おみくじをいただいてきました。(600円)大吉でした~!!

 

春日大社 http://www.kasugataisha.or.jp/index.html

以前、紅葉時にご紹介しています。【前ぶろぐ

奈良はよくご紹介しています。カテゴリ:奈良 にて。この後は、奈良国立博物館で開催中の快慶展をご紹介します。次のぶろぐにて。

 


「第67回正倉院展」へ行ってきました。

2015年10月28日 | 奈良

昨日、奈良国立博物館で行われている「第67回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。例年、午前中に出かけていますが、昨日は、お昼頃に博物館に着きました。お昼時間だからか?わずか10分待ちで、スイスイと入ることができました。展示観賞もスイスイ。

正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。

今回の目玉出陳は、紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)です。現在のイラン辺りが起源の楽器で、中国を経て奈良時代に日本に伝わったといわれています。写真は琵琶の裏面で、木画(もくが)という、寄木象嵌の技術で、紫檀や象牙を組み合わせて花の文様を作っています。あのブランドのバックの模様みたい・・・。

 

奈良公園には、鹿がいっぱいいます。最近は外国人観光客が多めなので、鹿せんべいをたくさんもらえるのか?あんまり迫ってきませんでした。どこかのお土産店やデパートみたいに、もはや日本人は相手にされなくなったのか(^m^)そういえば、以前、私は鹿に追いかけられたことも噛まれた事もあった・・・。せんべいをあげる時は、速やかにあげないと、鹿さんがイラつくんですよね~。ワンちゃんみたいに媚びない。さすが神の使い!

カメラを向けると、鼻をつけてきました。(^m^)なんかカピパラみたい・・・。びっくりした。(@Д@;)

最近は朝晩が涼しくなり、奈良公園周辺の紅葉が進んでいます。ハゼの木が赤くてとってもきれいでした。

散策途中で寄った奈良ホテルのティラウンジもみじも、少し色づいていました。

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第67回正倉院展 10月24日(土)~11月9日(月) 観覧料金 大人:1,100円 高大:700円 小中:400円  音声ガイド:500円  拝観所要時間:60分~90分 

待ち時間は、例年、平日なら15分~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ 第66回 第65回 第64回 第63回 第62回 第61回  第60回  第59回

 

 

 

 


「正倉院」見てきました&周辺ぶらぶら・・・

2014年10月28日 | 奈良

昨日、奈良国立博物館で開催中の「第66回正倉院展」を見てきました。詳細は前日ぶろぐにて。正倉院展の後は・・・今年100年ぶりに大規模な修理が完了し、10月25日から一般公開された「正倉院」を見に行くことにしました。

まずは、奈良公園内をあちこちぶらぶら。今月、鹿の角切りが行われたので、角が切られた鹿を見ることができます。鹿同士の争いや鋭い角で旅行者の安全のために伸びた角を切るとの事ですが、ほっておいても1年で生え変わり、自然に落ちるのだそうです。

いろんな鹿がいます。食べ物欲しさに追っかけてくるものも、愛想してくるのも、無視するのも・・・。なんとなくカメラ目線なのもいます。門の前でパチリ☆大仏さんも見たいですが、今回は正倉院が目的なのでスルー・・・。東大寺は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

大仏殿のその奥・・・正倉院への案内板がちょこちょこ出ています。途中、ナンキンハゼの葉が朱く色づいて、とってもきれいでした。

奈良国立博物館から徒歩15分、ようやく「正倉院」へたどり着きました。10月25日から公開されています。正倉院展開催中は毎日公開、その後は平日のみの公開です。(10:00~15:00 事前申込不要・無料)

前景を写真に収めるのは・・・もう少し下がらないとダメなんですが、人が多くて無理でした。写真や模型を見るより、実物は、かなり大きく感じます。「昔はすぐ下まで行けた・・・」って、そばで観覧してた方が言っておられましたが、なんか、私もそんな記憶があります。いつの事だったろう?

正倉院「正倉」外構の公開についてこちら】宮内庁のサイト内です。

正倉院を見た後、あちこち見たいものもありましたが、この日は時間切れ!実は、まじくんの三者面談ので、早めに京都へ戻らないとダメでした~。前期の通知表受け取らなきゃいけない。なんでも、今年から通知票もデジタル化だそうです。(^^;)

帰り道、見かけたいち早く色づいた銀杏と、面白そうなカフェの看板工場跡事務室?金土日祝営業の様です。面白そう~。

そのまた帰り道千壽庵吉宗さんへ寄りました。押上バス停の前あたりにあります。

なにかおいしそうなものないかな~と見ていたら「しかどら」を発見!(1個172円)カフェオレ、いちご、ラムレーズン味があります。ふわふわもちもちのスポンジ生地にクリームがはさんであり、おいしいです。パッケージの鹿のイラストもかわいいです。店内ではお茶のサービスがあり、昆布茶とわらびもちを頂きました。

その後、近鉄奈良駅そばの東向商店街にある「麻布おかいさんで「奈良まほろばふきん」を買ってきました。(60cm×30cm:3枚1,080円)レーヨンの8枚重ねのふきんで台ぶきんとしてすごく使いやすいです。半年ぐらい使い続けると、写真のように小さくなってしまいますが、吸水性もよく、ヨゴレもスッキリ!ボロボロになっても捨てがたいくらいの愛着がわきます。(^m^)正倉院展の度に買い続けて愛用しています。超お勧めです!

帰りの電車を待つ間、カフェチャオプレッソで「奈良エリア限定のカプチーノ(340円)」を頂きました。奈良の大仏さんと鹿が描かれています。大仏さんの右手・・・施無畏印(せむいん)。意味は「恐れることはない」「大丈夫、安心して、落ち着いて」など広い解釈があります。

右上写真は、東大寺ミュージアム前にある実物大(2.56m)の手です。では、左手は?昔、近鉄奈良駅にあった「なら奈良館」に実物大のものがあり、実際に乗った事【前ぶろぐ】もありましたが、現在は閉館となり、その左手は東大寺の大仏殿の中にあるそうです。(今は乗れないらしい・・・残念)


「第66回正倉院展」へ行ってきました。

2014年10月27日 | 奈良

今日は、奈良国立博物館で行われている「第66回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。近鉄奈良駅の改札を出た所には、特設チケットブースがあります。当日券をお求めの場合は、こちらで購入しておくとスムーズです。(混んでる時は、博物館での当日券購入に時間がかかります)

駅から出たら、ひたすら歩きます。途中、かわいい鹿を見つけてもわき目もふらず、歩きます。なぜなら、ここで時間をとられてしまうと・・・あとから大変。ふらふら寄り道していると、博物館に着いた時は、長い行列ができていることがあります。ちなみに、待ち時間は読売新聞のサイトで確認できます。読売新聞正倉院展会場状況

今日は、9:50頃に近鉄奈良駅に到着。待ち時間20分の案内でしたが、現地へ着くと10分待の案内でした。ひとまず、安心・・・。でも、待っている間に、入場者数制限がかかり、結局20分程待ちでした。その後、待ち時間はどんどん長くなり、私が帰る正午頃は60分待になっていました。

列に並ぶと、あとはグルグル・・・誘導に従い歩きます。途中には、モニターが出ていて、展示会の見どころや、観覧時の注意などが流れます。「リュックサックは、身体の前でお持ちください。」なるほどφ(..)メモメモメモ ・・・観覧者の年齢層や周辺の観光地(奈良公園)を考えると、確かにリュックの人が多いかも?観覧の邪魔になるし、防犯のためでもあるのかな?

正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。今年は、天皇皇后両陛下傘寿記念の開催で、華やかな宝物がまとめて出陳されています。

今回の展示の目玉は、桓武天皇が愛用した6枚1セットの「鳥毛立女屏風」です。寝室に飾ったらしく、木の下に立つふっくらとした女性が描かれています。そっくりな絵が中国で見つかっているそうですが、裏打ち紙の文書や衣服の木の部分に貼られていたヤマドリの羽毛などから、日本製と見られています。本展では6枚のうち4枚東京国立博物館の「日本国宝展」で残りの2枚が公開されるそうです。

この屏風を目の前で見るのは少し大変です。入館待ちは20分程でしたが、この屏風のブースを目の前で見る館内の行列は1時間待ちでした。4面出陳は見事ですが・・・諦めて他を見る人も・・・。

私は、この屏風よりも、もっと見てみたいものがありました。それは麻布に描かれた地図「越中国射水郡くぼ田野地図」です(くぼは漢字ですがPCで表示できません)私の故郷の富山に、飛鳥時代に東大寺の荘園があり、地図が記され、国司とか役人とか・・・記録が残っているなんて、なんかスゴイなって思いました。感動~(^^)しかも初出陳です!麻布に描かれた地図は11枚あるそうで、そのうち越中国のを出して頂いて感謝です!

しかし、地図とはいえ、真ん中に2本ほど川が描かれ、その周辺が碁盤のマス目で記されているだけので、どこがどこかよくわからないのですが・・・もっと近くで見たら小さな字で書いてあるのかも?高岡市伏木に越中国府がおかれていたからそのあたりなのかな?ちなみに、現在の富山県には射水郡という名称は残っていません。2005年に小杉町、大門町、大島町、下村、新湊市等が合併して射水市が発足しています。

追記:射水市の知人に伺ったところ・・・石黒信由という伊能忠敬に次ぐといわれる優れた和算家射水市出身で、忠敬同様に多くの優れた測量地図を残しているそうです。射水市新湊博物館では、石黒信由の関係資料として正倉院所蔵の射水郡の地図の話題も取り上げているそうで・・・地元の人の中では知られているそうです。な~るほど φ(..)メモメモメモ

観覧の後は、お抹茶を頂きました。(一席500円)庭園の紅葉が進んでいました。

地下の回廊では、特別企画「正倉院展ポスター」の展示が行われています。(無料区域:11月30日まで)昭和22年の第2回開催から昭和63年までのポスターが並んでいます。*第1回目はポスター作製なしだったそうです。

このポスター、なかなか面白いです。今回のメイン展示の鳥毛立女屏風をモチーフにしたポスターも4枚ありましたが、その1枚目のポスターが・・・右下の写真です。時代を感じますね~。

 

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第66回正倉院展 10月24日(金)~11月12日(水) 観覧料金 大人:1,100円 高大:700円 小中:400円  音声ガイド:500円  拝観所要時間:60分~90分 *最終日は両陛下傘寿祝いで入館無料

待ち時間は、例年、平日なら15分~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ第65回 第64回 第63回 第62回 第61回  第60回  第59回

この後は、100年ぶりの大修理を終えて公開された正倉院を見に行きました。次のぶろぐにて。


第65回奈良正倉院展&奈良女子大学記念館一般公開

2013年10月30日 | 奈良

今日は、奈良国立博物館で行われている「第65回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。近鉄奈良駅から、ゆっくり歩いて10分で奈良国立博物館へつきます。途中、かわいい鹿さんがお出迎えしてくれます。せんべい買って追いかけられてる人もいたけど・・・(^m^)

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【おまけ】↓近鉄奈良駅の改札を出たところに、特設チケット売り場があります。博物館ではなく駅で券を購入すると流れがスムーズです。

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正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。 

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10:30頃に到着したら、20分待ちでの案内でしたが、実際には30分かかったかな~?なお、待ち時間は読売新聞のサイトで確認できます。こちら】*正午頃は1時間待ちの案内でした。

P1040356_2 今回の目玉出陳は「漆金薄絵盤(うるしきんはくえのばん)」です。蓮の花の形をした仏具で、香をたく炉盤の台座として使われていたと考えられています。

金箔をはった木製の花びらの部分には、極楽浄土にいるという鳥などで彩られています。使用するお香は、直径20センチぐらいのもので迷路のようになっています。長い時間をかけて仏様に香りをお供えできるようにとの事です。押型盤を使った当時のお香の作り方も展示されていました。

なお、絵盤はガラス面の上に置かれているため、最前列で見ると絵柄が鏡に映ってより鮮やかに見れますただし、最前列で見る場合は、会場内の行列に20分程並びます。2列目でよければ並ばずに見れますが、鏡に映った様子は見れません。ただし、すぐそばに絵盤の花びら1枚だけ展示されていますので、そこで見ることができます。

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音声ガイド(500円)もあります。ひとつひとつの説明が長いです。もう少し簡潔に・・・って、毎年思います。あくまでも私見σ(^^;)

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第65回正倉院展 10月26日(土)~11月11日(月) 観覧料金 大人:1,000円 大:700円 小中:400円  音声ガイド:500円(ジュニア向けもあります)  拝観所要時間:60分~90分

待ち時間は、例年、平日なら15分~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ第64回 第63回 第62回 第61回  第60回  第59回

正倉院展を見た後は・・・再び近鉄京都駅までもどり、駅から徒歩5分の奈良女子大学記念館の一般公開を見てきました。*地図クリックで拡大します。

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奈良女子大学は、前身の奈良女子高等師範学校として明治41年に設置されました。記念館は、その当時建築されたもので、重要文化財に指定されています。記念館内には、開校当時の写真や教材、特別展示として所蔵の正倉院模造宝物が展示されています。戦前、一般の人々が見ることができなかった正倉院宝物を資料として、実際に宝物修理に携わった名工が復元したものです。他にはない数を誇り、あちこち貸し出されたそうです。

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なお、この記念館は、現在放送中のNHK朝の連続ドラマ「ごちそうさん」のロケ地として使用されています。ヒロインの卯野め以子が通う女学校です。

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展示物の写真撮影はNGですが、館内をさらっとなら写真OKです。手すりのついた階段、手すりは現在に比べるとかなり低いです。当時の平均身長も低かったからかな?女優の杏さん演ずるめ以子だったら、膝ぐらいの高さでは・・・(^m^)右下写真:2階にある講堂は、柱が1本もなくすっきり。300名が一度に座れます。今でもコンサートや講演会に使用されているそうです。

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記念館の裏には小さな人口池があります。ナンキンハゼが、少し色づき始めていました。紅葉は、昨年の今頃に比べると、少し遅めかなぁ(^^)

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国立大学法人 奈良女子大学 http://www.nara-wu.ac.jp/ 

一般公開 10月29日(月)~11月4日(月) 見学無料、見学所要時間:30分~ 詳細については【こちら

P1040361_2【おまけ】お昼は近鉄奈良駅東向商店街入り口の柿の葉すし本舗 たなか」なら本店で、お寿司を頂きました。

イートインコーナーがあり、待ち時間も短く便利です。食べきれない時は、持ち帰り用パックの準備もあります。また、単品メニューもあります。太巻がおいしかった・・・。(^^)


奈良の紅葉(12/11/16)室生寺

2012年11月16日 | 奈良

今日は奈良へ行きました。先に長谷寺の様子をお伝えしました。続いて、室生寺です。

室生寺(むろうじ)は、真言宗室生寺派大本山の寺院で、山号は宀一山(べんいちさん)です。女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」の別名があります。なお、山号の「宀一」は「室生」の略だそうです。古くから神々の座す聖地と仰がれていたこの地に、奈良時代の末、山部親王(のちの桓武天皇)の病気平癒の祈願が興福寺の高僧によって行われ、見事に回復したことから、勅命により創建されました。

まずは、駐車場から、門前の商店街を歩き、朱塗りの太鼓橋を渡ります。周辺の紅葉が見事でした。(^^)

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竜神信仰もある清らかな川面のもみじにも目を奪われつつ・・・いよいよ室生寺境内です。

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仁王門へ続く道の紅葉も見事でした。日当たりが良いからでしょうか?

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仁王門をくぐると・・・尺八を吹き続ける方が・・・いつも吹いておられるのでしょうか?気になります・・・今度お目にかかることがあれば、聞いてみよう(^^;)【追記】室生寺の檀家の方で、ボランティアでたまに演奏されているのだそうです。境内に尺八の音が響き渡り神秘的でした。

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室生寺境内は、室生寺山の山麓から中腹にお堂や塔が散在するため、とにかく「登れ登れ・・・」です。自然石積みの幅広い急な石段は「鎧坂」と呼ばれており、両脇には石楠花が植えられています。境内でたくさんの石楠花が楽しめることから、石楠花の名所としても知られています。

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鎧坂を上ったところに金堂(右上写真)があります。内陣には、一木造りの釈迦如来立像を中心に、国宝、重要文化財の像が並び、その前には運慶作と伝えられる十二神将が並べられています。現在、特別拝観で金堂内部でご本尊を間近に見ることができます。外から見るのと目線が違います。特に十二神将が素晴らしかったです。(400円、記念品付)

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本金堂からさらに石段を登ると本堂(灌頂堂)があります。ここは真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂で、真言寺院の中心です。本堂の左側の石段の先には、五重塔が見えます。

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五重塔の高さは16.1メートルで、屋外に立つ五重塔では最小のものだそうです。平安時代初頭の建立と言われ、室生寺山内最古の建築物です。この塔は頂上の相輪がちょっと珍しい形です。撮り忘れた・・・。平成10年の台風被害で大きな損傷を蒙りましたが平成12年に修復、落慶しました。

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五重塔から奥ノ院へ目指します。ここからも急な石段が続きます。朱塗りの橋からは400段ほどあります。ちょっと大変~(><)

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登り切った先には奥ノ院が・・・。弘法大師を祀る御影堂↑は大師堂とも言い、板葺き二段屋根の宝形造りで、各地にある大師堂の中でも最古級の堂です。

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岩山の上には七重石塔があります。↑奥ノ院からの眺めは、見渡すというものではないですが・・・はるか下に、駐車場や川が見えます。紅葉は、周辺は見頃ですが、境内の紅葉は3分ほどです。

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特別拝観の記念品です。ミニサイズのクリアファイルと散華です。↑

室生寺 http://www.murouji.or.jp/index.html

拝観料:大人600円 子供400円 拝観所要時間:90分(奥ノ院含め)


奈良の紅葉(12/11/16)長谷寺

2012年11月16日 | 奈良

今日は、奈良の紅葉を見に「長谷寺」へ行きました。

長谷寺は、正式には豊山(ぶざん)神楽院長谷寺といいます。朱鳥( あかみどり )元年(686)、道明(どうみょう)上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したことが起源です。その後、神亀四年( 727 )徳道(とくどう)上人が、聖武天皇の勅を奉じて、衆生のために東の岡に、十一面観世音菩薩を祀りました。徳道上人は、観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場巡拝の開祖として知られる事より、長谷寺は三十三所の根本霊場と呼ばれています。

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現在の長谷寺は、真言宗豊山派の総本山、西国三十三観音霊場第八番札所として、 全国に末寺三千余ヶ寺、 檀信徒はおよそ三百万人といわれ「花の御寺」「牡丹の長谷寺」として、多くの人々の信仰をあつめています。仁王門をくぐると、本堂まで石段の登廊(のぼりろう)が続いています。登廊の脇にも、牡丹の花が植えられています。牡丹の花は、唐の皇妃、馬頭夫人が観音様の霊験を得たお礼に牡丹を献木したのがはじまりといわれており、春には150種、約7000株の牡丹が咲き競います。

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本堂は、徳川三代将軍家光の寄進により慶安3年(1650)に建立され、国宝に指定されています。本堂前面の舞台からの眺めは素晴らしいです。

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紅葉の色づきは、5分ほどだと思います。本堂横の鐘楼は、朝6時には時を知らせる鐘の音が、1正午には鐘と法螺が鳴り響きます。千年の昔からの習わしだそうです。ちょうど正午ごろに本堂付近にいたので、勇壮な法螺の音が山の向こうまで鳴り響いていました。

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現在、ご本尊の十一面観音菩薩像の特別拝観が行われています。拝観料が、1,000円と、少し高価ですが・・・10メートルを超える高さのご本尊の足元へ入り、直接、観音様の御足に触れながら、御縁を結ぶことができます。また、内部に描かれた仏画も見ることができ、とても貴重な体験でした。(本尊大観音像特別拝観:12月9日まで、入山料とは別途1,000円、記念品の五色線付)*ぶろぐ最後に写真あり

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本堂の東側に「日限(ひぎり)地蔵」さんがおられます。日を限定してのお願い事が叶うようです。ちなみに日限地蔵さんは、清水寺の参道(五条坂)にもあります。安祥院(あんしょういん)という名前ですが、日限(ひぎり)さんと通称で呼ばれ親しまれています。【前ぶろぐ

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本堂から順路に沿って五重塔へ向かう途中も、紅葉を楽しめます。五重塔は、昭和29年、戦後日本に初めて建てられたもので、昭和の名塔と呼ばれています。高さは31.39mです。

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すぐそばには、豊臣秀頼によって再建された三重塔がありましたが、現在は礎石のみが残っています。その場所に植えられたもみじもきれいに色づき始めていました。

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本坊(非公開)の前から、本堂を遠くに眺めることができます。紅葉の盛りはこれからですね。

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おまけ:売店に長谷寺のキティちゃんが売られていました。500円。ご本尊の姿のようです・・・。牡丹の絵馬もついています。

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右上写真:特別拝観で頂いた五色線です。拝観の前に塗香(ずこう)で両手を清め、五色線を腕にはめます。仏様の5つの智慧を表す白・赤・黄・青・黒の五色の糸をより合わせた腕輪です。

長谷寺 http://www.hasedera.or.jp/index.html

入山料:中学生以上500円 小学生250円 拝観所要期間:60分~90分


奈良:春日大社&奈良公園の紅葉(12/10/31)

2012年10月31日 | 奈良

今日は奈良の正倉院展へ行ってきました。【前ぶろぐ】行列のできるお店「釜めし志津香」で昼食を頂いた後、春日大社へ行ってきました。参道のあちこちが紅葉し始めていました。

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さすが神の使い・・・このあたりで見る鹿は、なんだか神々しい。(^0^)

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春日大社は、今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く鹿島神宮から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様をお迎えし、神護景雲2年(768)、今の地に壮麗な社殿を造営したのが始まりです。

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酒殿(さかどの)の檜皮葺き替え見学会に参加しました。(無料参加)春日祭で神前に供える濁酒を醸造する、日本で唯一の神社の醸造施設で、重要文化財に指定されています。檜皮葺きの屋根の寿命は、およそ40年だそうです。右下写真に新しい屋根と、来年葺き替え予定の屋根が写っています。

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神職のお話を伺った後、いよいよ檜皮葺き替えが行われている屋根へ。*写真撮影NGです。屋根を葺き替えるのには、10万2000枚のヒノキの樹皮を、竹のくぎを使って屋根に1枚1枚重ねていきます。気の遠くなるような作業です。(><)使われる樹皮を確保するには、3,400本の成木が必要なのだそうです。ちなみに、ヒノキの表皮のみを剥ぐので、伐採の必要はなく、時がたつと再び皮でおおわれるそうです。便利です。^^

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見学の後、自由ですが・・・葺き替えのための寄進が(^^;)1口1,000円です。よいお話を聞かせていただいたし、御苦労も理解できましたので、寄進させていただきました。記念にクリアファイルがもらえます。

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同行したirohaさんがいただいたご朱印です。↓縁結びのお守りもいっぱい奉納されていました。

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春日大社 http://www.kasugataisha.or.jp/index.html

参拝無料、拝観所要時間:40分~(敷地が広いです)

帰り道、若草山を眺めながら、ぶらぶら・・・。

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あちこちきれいに色づいています。(12/10/30撮影)真っ赤なのは、ナンキンハゼの木です。

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帰り道、正倉院展の待ち時間は30分でした。午後からは、団体さんも続々入っていました。

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お土産に、まじくんのリクエスト「大仏プリン:350円」を買いました。(^^)以前大きなのを買ったのを覚えていたみたい・・・。今回は小さいサイズで、カスタード、カプチーノ、ショコラです。

大仏プリン本舗 http://www.daibutsu-purin.com/  近鉄奈良駅にお店があります


第64回奈良正倉院展&ランチ「釜めし志津香」

2012年10月31日 | 奈良

今日は、奈良国立博物館で行われている「第64回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。近鉄奈良駅から、ゆっくり歩いて10分で奈良国立博物館へつきます。

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奈良公園周辺の紅葉がとてもきれいでした。今、真っ赤なのはナンキンハゼの木です。もみじも日の当たる木は紅葉していました。

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正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。*10:00前に到着したら、15分待ちでスムーズに入ることができました。待ち時間はこちらで確認できます。【サイト

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今回の目玉出陳は「瑠璃杯(るりのつき)」です。鮮やかなコバルトブルーのガラスの杯で、土台は金属です。ガラス部分はペルシャ(今のイラン周辺)付近で作られ、足は朝鮮半島の製品と考えられているようです。深い海の様な青い杯は大人気で、ガラスケースの1列目で間近に見る場合は30分待ちでした。*2列でも十分見れます。(間近ではないけど)そのほかに、ガラス製のきれいな双六子(すごろくし)もたくさん展示されていました。おはじきぐらいの大きさで、青、緑、黄などとてもカラフルでした。

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展示を見た後、茶席でお抹茶を頂きました。(500円)花喰鳥の焼き印のおまんじゅうがついています。鳳凰などが花枝をくわえた模様で、ペルシャに起源がある模様で、正倉院御物にもたくさん使われています。

お土産に、碁石チョコレート前ぶろぐ】をまじくんに頼まれてたのですが、今年は扱ってないそうです。残念~。

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第64回正倉院展 10月27日(土)~11月12日(月) 観覧料金 大人:1,000円 大:700円 小中:400円  音声ガイド:500円(ジュニア向けもあります)  拝観所要時間:60分~90分

待ち時間は、例年、平日なら15~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ 第63回 第62回 第61回  第60回  第59回

隣接する「なら仏像館」も見てきました。(正倉院チケットで見れます)以前は写真撮影がOKのものもあったのですが、今はNGです。以前の様子は【前ぶろぐ】にて。右下写真:鹿さん、新聞食べてる・・・。

 

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【おまけ】正倉院展を楽しんだ後、近くの釜めし「志津香」さんで、ランチを頂きました。いつも行列ができていて、気になってたお店です。11:00頃並んで、ラッキーにも一巡目の最後の組に滑り込んだものの・・・結局食べ始めたのは12:00・・・1時間かかりました。(^^;)

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実は、今回はirohaさんと同行でした。奈良特製釜めし、七種の具に卵がのっています。(1,207円)、栗釜めし(1,260円)です。

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定食などもありますが、単品で十分かも。ご飯茶碗3杯分あります。載せた卵が固まり、おこげが香ばしい3杯目がおいしかったです。^^

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1時間待って、おなかペコペコで待ちましたが、茶碗3杯食べるのが結構大変でした。私たちが食べ終わって店を出たら、さらに行列が伸びていました~。


第63回正倉院展へ行ってきました!

2011年11月09日 | 奈良

一昨日、奈良国立博物館で行われている「第63回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。近鉄奈良駅から、ゆっくり歩いて10分で奈良国立博物館へつきます。途中、行列が・・・(・・?)釜めしの志津香さんです。オープン1時間前からでもこの行列・・・すごっ(@Д@;)ちなみに、正倉院展の行列の方は・・・平日ということもあり、ほとんど待つことなく入ることができました。ただし、館内はたくさんの人です。

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正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。

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今回もたくさんの珍しい品が出陳されています。なかでも、聖武天皇が着装された可能性もある七条織成樹皮色袈裟(しちじょうしょくせいじゅひしょくのけさ)や、その包みである御袈裟幞袷(おんけさのつつみのあわせ)、その容器である御袈裟箱(おんけさのはこ)、そしてこの箱を収めた御袈裟箱袋(おんけさのはこのふくろ)など一連の品が、復元模造とともに出陳されます。

早い話が、聖武天皇が身につけられたかもしれない袈裟、それを包んだふろしき、それを入れた箱、その箱を入れた袋です。(^^;)復元された袈裟は重厚で威厳のあるもので、それを包むふろしきは色鮮やかでした。その他にも、気になったのは「蘭奢待(らんじゃたい)」の名でしられる香木です。過去に、足利義政、織田信長、明治天皇が香を楽しむために切り取った跡があります。香木は思ったより大きく、そして思ったよりたくさん切り取られてました。先日「はじめてのお香」体験【前ぶろぐ】をしましたので、興味深かったです。日本で香木の記録があるのは596年、淡路島に流れ着いた木を燃やすといい香りがしたそうです。

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館内では音声ガイドが楽しめます。ためしにジュニア版を聞いてみました。小学中学年ぐらいから大人まで楽しめる感じです。全部聞くと30分ぐらいかかります。【写真右上】博物館の外には、お土産ブースが出ています。お弁当や甘味なども売っています。【写真左下】奈良公園では「奈良フードフェスティバル」が開催されていました。窯焼きのピザがおいしそうだったけど・・・1人で食べるには大きすぎたのでスルー・・・食べたかった。ピザをワインで・・・でも昼だし、大食いと思われるかも・・・。(^^;)

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お昼は、近鉄奈良駅東向商店街入り口の柿の葉すし本舗 たなか」なら本店で、お寿司を頂きました。お持ち帰りのほかにイートインコーナーがあります。さば(285円)、べにとろ(304円)です。ここのお寿司は少し柔らかめのような気がしました。出来立てだからかな?

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そして、奈良といえば、せんとくん!去年は大活躍でしたが、今年も頑張っているみたいですね。久しぶりに復活!CAFE CIAO PRESSO(カフェ チャオプレッソ)でせんとくんカプチーノを頂きました。あれ?そういえば家に、せんとくんのぬいぐるみ【前ぶろぐ】あったんだけど・・・何処へ???

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お土産に、ガイドブック「知ってる正倉院」(1500円)を買ってきました。以前、このシリーズの薄い本を買ってたのですが、再編集されたようですね。子供向けですが大人が読んでも面白いです。

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第63回正倉院展 10月29日(土)~11月14日(月) 観覧料金 大人:1,000円 大:700円 小中:400円 *近鉄奈良駅で当日券が販売されています。(昨年までは前売り売ってたんですが・・・) 音声ガイド:500円  拝観所要時間:60分~90分

待ち時間は、例年、平日なら15~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ 第62回 第61回  第60回  第59回


奈良国立博物館「なら仏像館」常設展

2010年10月29日 | 奈良

一昨日、奈良国立博物館で開催中の「第62回正倉院展」へ行ってきました。正倉院展の様子は前日ぶろぐにて。その後、併設する“なら仏像館”の常設展「珠玉の仏たち」を見ました。(代金は正倉院展チケットに含まれています)

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ここ、なんと、展示品によりますが、写真撮影OKなんです。ただし事前に許可が必要です。(カメラでの撮影のみ)10点ほど撮影できました。奈良時代から鎌倉時代までの仏像が展示されています。奈良や平安の仏像は、ふっくらとした包容力のある魅力があります。*右下の狛犬の写真、ゲームのスパーマリオブラザーズに出てくるクッパみたいです。(^m^)まじくんへのお土産代わりに撮りました。【追記】現在は撮影NGです。

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奈良国立博物館(常設展) http://www.narahaku.go.jp/exhibition/usual.html

帰り道、店番をする鹿さん発見!(@Д@;)鹿せんべい(150円)を買ったとたんに、ものすごーく積極的に攻めてくる鹿ですが、お店のせんべいを盗ったり、お店のおばちゃんを襲ったりはしないのですよねー。上手にしつけられている?お店を襲ったらものすごーい怖い目に合う?

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現在、興福寺では国宝の特別公開が行われています。今回は時間がなかったので寄りませんでした。機会があれば訪ねたいです。けっこうな人でした。

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帰りに、近鉄奈良駅のカフェチャオプレッソでケーキセット(500円)頂きました。ここはフリースポットになっていて、PCを持参するとインターネットができます。

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お土産に、柿の葉寿司(10個:1550円)とせんとくんクッキー(10枚入り:370円)を買ってきました。クッキーは個包装されています。


第62回正倉院展&ランチ

2010年10月28日 | 奈良

昨日、奈良国立博物館で開催中の第62回正倉院展へ行ってきました。昨日は、朝からとっても寒くて、長時間待つの嫌だなぁと思ってたら「待ち時間30分」このくらいならラッキー!と、喜んで並びました。正倉院展は、昭和21年(1946)に始まり、毎年たくさんの人が訪ねています。 正倉院は、もともとは東大寺【前ぶろぐ】の倉庫で、東大寺を建立した聖武天皇(第45代)が、756年に亡くなり、49日法要の際にゆかりの品々を光明皇后が大仏に奉納したのが、正倉院宝物の始まりです。

P1160658_2今年は、光明皇后がお亡くなりになって1250年の記念の年で、初出陳の遺愛の宝物も多数出ています。今回、ひときわ人が集まっていたのは、ポスターやチケットにも使われている「螺鈿紫檀五絃琵琶」です。正面で見たい場合は、場内の列に並ぶ(30分ぐらい?)事が必要でした。美しい細工を施した琵琶を間近で見ることができるので、並ぶ価値はあります。

P1160633_2 印象的だったのは、初出陳の「色麻紙(いろまし)」です。文書などに使用した色紙の事で、当初の鮮やかな色を想像するには十分の鮮やかさで残されています。他には、孝謙天皇(女帝)に寵愛されたとされる道鏡の直筆の文書もあります。文字から高慢な性格が読み取れるかも?

当日券ブースや無料ロッカーがあります*ピーク時は、券を買うブースも行列の時がありますので、なるべく前売り券を入手しましょう。(前売り券が近鉄奈良駅で売っています)無料託児室もあります(満1歳~未就学児童・要事前予約)

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展覧会を見た後、お抹茶を頂きました。寒いけど、陽も出て暖かくなってきたので、外の景色を見ながら野点席で頂きました。(500円)外は少し紅葉が始まっています。

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奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html

第62回正倉院展 10月23日(土)~11月11日(木) 観覧料金 大人:1,000円 大:700円 小中:400円 *近鉄奈良駅で前売り券:100円引が買えます。音声ガイド:500円

当日の混雑状況は読売新聞のサイトで確認できます。昨年の実績でいうと、平日なら30~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて60分~90分です。【前ぶろぐ 第61回  第60回  第59回

お昼を、すぐ近くの「天平庵 東大寺店」で頂きました。いろいろお店がありますが、とりあえず近い店を探したんです。(^^;)正倉院展を見るのは集中力がいるので、けっこう疲れます。博物館内でも食事できます。【前ぶろぐ

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三輪素麺セット(1,000円)を頂きました。にゅう麺もあります。天平庵は和菓子のお店で、お菓子もおいしそうでした。1個から買えます。

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天平庵 http://www.tenpyoan.com/

この後、平常展示をご紹介します。次のぶろぐにて。


奈良、正倉院展に来ています。

2010年10月27日 | 奈良

奈良、正倉院展に来ています。

朝8時過ぎに自宅を出て ようやく到着!

第62回正倉院展は、只今30分待ちです。

今日は寒い(>_<。)けど 行列の中は、少し暖かいです。

以上、携帯よりお伝えしました。

詳細は後ほど。  昨年の様子は【前ぶろぐ】にて。

【追加】見てきました~!

ただいま近鉄奈良駅のチャオプレッソでPCをさわっています。

待ち時間は、このあとどんどん増え続け、11時過ぎで60分

12時過ぎで75分でした。13時過ぎ45分でした。

待ち時間の案内は、読売新聞のサイトで確認できます。

http://www.yomiuri.co.jp/shosoin/  会場状況をご覧ください。

【おまけ】あっ・・・奈良で弊社のグラウジーズバス発見!

P1160666_5近鉄奈良駅前の道を走ってました。今来たとこ?帰るとこ?

そういえば、プロバスケ、富山グラウジーズVS秋田ノーザンハピネッツの試合観戦ツアー、参加者募集中です。(^^;)

ツアー詳細は【コチラ