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スペインとポルトガル20 ポルトガルに入る

2021-08-14 14:36:12 | Weblog
写真はリスボン空港から乗ったタクシーにて。社内右横のステッカーには「NAO FUMADORES」。ポルトガル語で「禁煙」の文字。夕日は湿気を帯びたやわらかな光だった。

【リスボンへ】
スペインの首都マドリードからポルトガルの首都リスボンへは飛行機で1時間20分。
午後3時45分発リスボン行のイベリア航空は、満席です。出発が一時間近く遅れたものの、無事、着陸。
 地続きのお隣なので、まるで国内移動のような気軽さです。

 飛行機を出ると、湿気が一気に鼻を潤してくれて、息が楽になりました。カピカピに乾燥しきったマドリードの空気から解放されたのです。標高655メートルの内陸の空気は海に囲まれた島に住む日本人には、ちと、きつかったとポルトガルについて気づかされました。

タクシーから海がちらりと見えた、と思ったら、川と海がズーっと並走してくれます。そう、リスボンは海の街でした。

 街も黒、オレンジ、白を基調としたZARA的ブティックは鳴りを潜め、中間色でフェアリーなブティックに様変わり。太陽は柔らかな明るさで、マドリードの大都会風から少しのんびりした空気が流れています。
治安が不安だったマドリードでは乗り物に乗るときには最大限の心の鎧をまとっていたのですが、リスボン空港からは、自分で建付けの悪いドアを開ける(マドリードと違って自動ドアではない)タクシーに躊躇なく乗り込めました。
その運転手はほっそりとした顔立ちの、何か考え込んでいるような表情の若者です。そういえば、マドリードの運転手さんは白髪でがっしりとした顔立ちの方ばかりでした。

 カリフォルニア音楽風の陽気な英語の音楽が車内に流れる中、パステルカラーの古い建物がうねるような道を行った先が古い建物が残る旧市街。さらに細かに曲がりながら小道をひた走ると、今夜から3泊するテュリム・テレイロ・ド・パソホテルがありました。歴史のありそうな、おしゃれなホテルです。

※いよいよポルトガル編です。やわらかな風が皆様にも届きますように。

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