たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

日本の真ん中 「へそ」はどこの地点だろうか

2015-09-06 15:30:45 | 国内旅行

先日、所用があって、群馬県の伊香保温泉に行きました。
伊香保温泉の玄関口はJR渋川駅です。
時間がありましたので、駅から歩ける範囲でぶら~としました。



北の方向に歩いていくと新町五叉路というのがあって、
マロニエ通りという看板がありましたので、そっちに行きました。
しばらく行くと「日本の真ん中・へそ地蔵」に出会いました。



「へそ地蔵」の高札によりますと、
古くから日本の中心と言われる「へそ石」がありまして、それにちなんで、
昭和50年にこの「へそ地蔵さん」が建立されたとあります。



「お地蔵さん」には立派な「おへそ」もありました。
「おへそ」は人体の中心で命の絆でした。
たにしの爺、遠く離れた徘徊の道で、貴重な絆と出会いました。
徘徊のご利益を信じて行きたいですね。



帰ってから検索してみるとこの渋川市では商工会議所が中心となって、
「渋川へそ祭り」というイベントがありました。
今年は32回目で7月25日に行われたようです。



へそ祭りでは、「全国へそのまち協議会」構成市町村による、
「全国へそのまち観光物産展」が開催されて、
各地区の名産品の販売が行われたいう。
ちなみに参加市町村は、
北海道のへそ 北海道富良野市
福島のへそのまち 福島県本宮市
日本列島の中心 栃木県佐野市
日本のへそ 兵庫県西脇市
岡山のまんなか 岡山県吉備中央町
九州のへそ 熊本県山都町
沖縄のへそ 沖縄県宜野座村
日本のまんなか 群馬県渋川市

日本列島は弓なりで、中心位置は分かりにくいですね。
海洋部の島嶼を含めた範囲になるとさらに複雑になります。
日本には幾つもの「日本の真ん中・へそ」を名乗る町や市があるようです。

たにしの爺、「日本の真ん中に行ってきました」
地理地点は北緯36度29分・東経139度0分でした。
下の写真の山は渋川市内から見えた標高1296.1mの子持山です。



この他、徘徊途中に、
「おしくらまんじゅう」と言う看板の出ている店がありました。
要はマンジュウ屋さんで、店先で蒸かして売っているみたいです。
ちょっと覗いて、「通りすがりのものですが」と聞いてみました。
主いわく「群馬の名物はマンジュウとウドン」だという。

酒まん、ふぶき、みそまん各100円を買ってみました。
宿に入ってから食してみました。
どれも薄皮で練りアンが微妙にシッコリしていて、
甘味がほんのりと口に広がり、美味しい饅頭でした。
一個でも「美味しさ千金」ですね。
食べてしまったので写真が撮れませんでした。