たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

国勢調査をオンライン回答で済ませました

2015-09-12 14:53:57 | Journalism

5年に1度行われる国勢調査が始まっています。
今回からパソコンやスマートフォンが利用できる、
「オンラインによる」回答も可能になっています。



好奇高齢者の「たにしの爺」は好奇心から、
早速、お国のお仕事に参加しました。
今日は土曜日ですから休日出勤です。



PCを立ち上げ入力用のⅠDやパスワードを、
直接入力をする前に、メモ帳に予備入力しました。
ページのタイトルに「国勢調査」としたつもりが、
「酷税調査」となってしまいました。



キーボードのSとZの位置が近いので、
ミスタッチになったのでしょう。あるいは、
滞納している市民・県民税、固定資産税の督促状が、
机上に溜まっているので、
そっちの意識が指先に伝わったのかもしれませんな。



オンライン調査の入力は数分で終わりました。
高齢者の夫婦世帯では労働もなく収入もないわけですから、
面倒な解答欄は何もありません。極めて単純でした。

この期間に回答がなかった世帯には、
9月26日以降に調査員が改めて訪れ、
紙の調査票を配って回答を求めることになっています。



今回のこのシステムによって、
①調査対象者の都合の良いときに調査回答ができる
②他人の目に触れることなく、回答した調査票を提出することができる
③電子調査票の入力チェック機能によりデータの入力ミスを防ぐことができる
④調査員による調査対象者への調査票の配布・回収等の業務軽減が期待できる

総務省は調査対象者の利便性やセキュリティの確保、業務の効率化が期待されるとしています。



ところで、調査された「個人情報」は厳格に保護される、
と言うことになっていますが、信じてもいいのだろうか。
年金情報が外部ハッカーの操作によって流失したように、
国のやっている「個人情報管理」は信じ難いものがある。



いま、マイナンバーによる「個人情報の集積」が進められています。
これって、行政の効率化には都合がいいだけで、
どれほど、個人への恩恵が何かあるのだろうか。



これからは生まれた赤ちゃんからナンバー数字が付与され、
血液型はもちろん遺伝子、染色体、DNAまで記録される。
入園した保育園から小中高等学校、最終学歴、就職先まで、
稼いだ給料、日常の買い物まで記録に残る管理国家になる。



インターネット国勢調査はマイナンバー国民管理のスタートか?