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たにしのアブク 風綴り

87歳になります。ソロ徘徊。ブログ道連れに、そろそろあの世へ。

一人静、二人静に吹く舞い風

2006-05-16 16:36:20 | Lyricism

静や、静、静の~ 白拍子の舞姿に似て

センリョウ科の多年草。葉間に花軸を出し、白色の細花を穂状につける。静御前の霊が自身の乗り移った菜摘女と共に、同じ衣装で舞いを舞って見せ、吉野の勝手社の神職に弔いを頼む。(広辞苑から抜粋)

植生地は以前から承知していたが、残念ながら、一人静はすでに花の時は過ぎていた。こんなブラシ様の花が咲くという。(すいません。一人静の写真見させてください)

風綴り⑬ <万葉集の風・その一>
采女の袖吹きかへす明日香風 都を遠みいたづらに咲く志貴皇子(巻一・51)
伊香保風吹く日吹かぬ日ありといへど 吾が恋のみし時無かりけりよみ人しらず(巻一四・3422)
わが背子が着る衣薄し佐保風は いたくな吹きそ家に至るまで大伴坂上郎女(巻六・979)
たにしが初めて知った「二人静」は、
名古屋時代に食べた両口屋是清の銘菓だった。