ルーマニアでも、ついにマラソン大会エントリーに抽選導入。6月9日の『Transmaraton』、ファガラシ山系で行われる70キロウルトラマラソンとハーフマラソン。ルーマニア人が最も美しいと褒めあげるファガラシ、ここに張り巡らされたドライブウェイを走るレース。
参加定員は、70キロに10名、21キロに100名。そのうち、70キロの3名、21キロの30名を抽選で決定し、残りはチャリティー団体に寄付をした人から選定。チャリティー先は、ホスピスケア団体と、グリーンプロジェクト団体。ほかに5％程のスポンサー枠。
すでに定員を上回る参加申し込みがあって、今月2日の抽選会で当選ランナー33名がひとまず決定。従来は、スポンサーがついて大会参加費が低く抑えられていたルーマニアのマラソン大会ですが、ランニングブームが一気に到来し、ここまで来ました。
チャリティー団体への寄付は、500RON（＝約12500円）から受け付け。これは最少額。寄付金をたくさんすれば、ランナーに選ばれるのか？ここにさらにエントリーフィーが加算され、70キロでは700RONの出費。これは一般に言われている公務員の平均月給300ユーロの半分近い額。誰が名乗りを上げるのか、興味深々。
それにしても、今までになかったタイプのチャリティー大会なので、その運営方法にも興味あり。急速に発展しているルーマニアのランニングシーン。
『Transmaraton』、サイトはこちらから:
ファガラシ山系の風景写真はサイトより拝借。
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でも、参加者の定員、少なすぎませんか？
７０ｋｍ１０人って・・・。
第1回大会なので、どんな風になるのか、またレポートいたしたいと思います。