ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

事故後にできた歩行者用の橋

2017-09-06 | ルーマニア・ランニング事情

 
広大なヘラストロウ湖を湛えたブカレストで一番広い公園、ヘラストロウ公園。そぞろ歩きの人もジョギングを楽しむ人も多いです。公園横に手軽なレンタサイクルのブースがあるので、そこで借りた自転車でぐるりと一周する人も。
 


夏には遊覧船も出て、30分ほどのクルーズ。いつも走っているコースを、湖上から見ると全く別世界に見えるから爽快♪
 
湖の周りを一周すると約5.8キロ。でも、湖畔の遊歩道で湖の周りを行くと、北のほうでいったん公園外の狭い歩道に出てもう一度公園内に入りなおすルートになるため、長らくの恒例&暗黙の了解で歩行者がたどっていたのは、公園内で湖にかかる鉄道(ルーマニア国鉄CFR、チェフェレ)の架橋を渡り、公園内だけで湖の周りをたどるというコース(これが5.8キロコース)。



全長30mほどの鉄橋で保守用に線路わきに人が通れるくらいのスペースがあるので、みんなそこを通っていました。ランニングの人は、この短い距離でも歩くことをせず、電車スレスレを走っていたものです。



ここに歩行者用の橋がないのが不思議でしたが、この夏、新しい歩行者用の橋が架かりました。湖の一番狭い水路なので、橋もごく短く、平坦な鉄板。



もちろん走って渡るのも快適。

というのも、5月に、鉄橋上の線路内を通行していた自転車の青年が、列車にはねられ亡くなっていたのです。

列車は警笛を鳴らしたのですが、青年は大音量のヘッドホンをつけており、気づかなかったと言います。自転車を携えていたので、鉄橋の保守用歩行者通路を歩くことをせず、線路内で自転車を押していました。



老いも若きもこの鉄道橋を渡っていたので、事故が起こらないのがおかしいくらいでした。「立ち入り厳禁」はもともと立っていたのですが、だれも気にしていませんでした。



死亡事故が起こってからも、臨時に枕木(正しくは線路用の枕ブロック)で立ち入れないようにガードされたのですが、これまた老いも若きも、どっこいしょと乗り越え、鉄橋の端を、皆また普通に渡っていました。



グループランニングでこの周回コースを走った時も、公園外に迂回するルートをたどらず、当たり前のように柵を乗り越え、みんなで鉄道橋の上を渡りました。反対側の降り口には、手すりまでついているので、「通ってください」と言わんばかりの橋です。



事故が起こってからでは遅いのですが、ようやく架かった公園内の橋、これでヘラストロウ・ランニングはさらに快適に♪


Funky Morning Run in Herasutrau Park:
湖畔のレストラン、『Funky Lodge Restaurant』が主催するグループランニング(参加無料)。隔週日曜日、午前9時レストラン前集合。

皆でストレッチののち、湖の周りを周回します。「集まってファンラン」が目的なので、めいめいのペースで走っていても途中2か所の橋でグループをまとめ、ワイワイガヤガヤ、おしゃべりしながらのラン。

初参加時に、オリジナルTシャツがもらえます。終了時には給水サービス。8月にはガブリエラ・サボーさん(=シドニーオリンピック女子5000m金メダリスト)がゲスト参加。時々スポンサーがついて、サンプリング商品がもらえる日もあります♪

しかしこのレストラン、商売っ気がないというか、グループランニングが終わる10時半ごろはまだ開店しておらず・・・。営業していれば、100%フレッシュジュースでも飲もうという気になるものですが。


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