ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアのお団子

2007-09-26 | ルーマニアのご馳走
月見といえばお団子。我が家でもルーマニア風のお団子を作りました。まずは作り方から。

①プルーンの中の種を取り除いておきます。プリッと張ったプルーンではなく良く熟してぷよぷよしたプルーンを選ぶのがポイント。皮はそのまま。

②鍋いっぱいにジャガイモを茹で上げます。柔らかい目にゆでたジャガイモの皮をむいてマッシュし、小麦粉(1キロ弱)・塩ふた降りほど・卵4個を加えよく混ぜます。パン生地くらいのもちもち感が出てきます。小麦粉の量などは生地のやわらかさを見ながら調節。ジャガイモ+小麦粉の生地ですから、【ニョッキ】です。

③先ほどの生地で、プルーンを包みこみ、丸く成型します。周りに小麦粉をはたいておきます。



④たっぷりの湯の中で茹で上げます。湯の中に落とし、浮き上がってきてしばらくしたらOK。



⑤フライパンにバター一塊(250g)を熱し、全粒粉と砂糖をざ~っと加えます。量を調節しながら、パラパラになるまで熱します。バターが足りなければひまわりオイルを加えます。



⑥茹で上げたお団子に、パラパラに炒り上がった全粒粉を絡めます。



⑦さらにこの上にパウダーシュガーを振りかけて出来上がり!



④で茹で上がったお団子だけを食べてみると、中からプルーンが甘く熟してとろりと出てくるのですが生地自体に甘みがなく、ちょっと物足りない感じ。
⑤のバターで炒り上げた全粒粉を絡めると、ぐっと強い甘バター味になります。

でも、日本人の私にはちょっとしつこいかな、茹で上がったものにきな粉をまぶすのはどうでしょう?外側にまぶすものの味を控えれば、中のプルーンそのものの美味しさが引き立ちます。

残念ながらきな粉はルーマニアでは見かけません。でもルーマニアの家族にとっては甘バター味のニョッキ・プルーン入りが美味しいみたいです。
 
このお菓子、【ガルシュテ・ク・プルーネ galste cu plune】と言うそうです、ちょうどいま、ルーマニア情報のプロフェッショナルgo2rumaniaさんのところでも紹介されています。作り方はほぼ同じ、高カロリーを心配するのも同じ。
 
あ、でも、お月見とは関係ない、この時期の美味しいプルーンを使ったお団子です。月見団子に花見団子、月見で一杯&花見で一杯(これって花札?)は自然を愛でる日本人ならではの風習だと思います。


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4 Comments

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おー (FIGo×2!)
2007-09-26 23:57:26
おいしそうですね~
俺はおはぎ買ってきて食べました
うめ~
京都行きたいと思ってしまった俺です

あと俺はFIGoとロベルトカルロスが
スキッスだな

ヒロコさんは腰割りってご存知ですか?
ぜひ検索してみてください

ぞれでは

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おはぎ!! (マドモワゼル・ヒロコ)
2007-09-27 19:26:42
おはぎ、も、ルーマニアにはありません。
ああ、日本の味が食べたいですぅ。
ダイエットの記事を書いておきながら、頭の中は食べたいものでいっぱい!

腰割りエクササイズは大事ですよね、ここらあたりがうまく動かなくなってくると、上半身と下半身のバランスも悪くなってきます。
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Unknown (go2rumania)
2007-09-29 02:28:03
ほんとですね!
そう、これGalsteというのです。
多分、西のハンガリー系お料理の影響が
強いと思うのですよね。
 記事中のご紹介もどうもありがとうございます。
是非是非TBもしてくださいね :)

そうそう、その一つ上の「油」の記事も
ほぼ同じようなこと、以前に書いていますよ :)
目次食からご覧いただけます。
料理は、ほんと、文化ですよね。
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毎日がルーマニア (マドモワゼル・ヒロコ)
2007-09-29 22:10:26
go2rumaniaさま、
ルーマニアの家庭にいると、同じようなことが起こるということは、私だけの体験ではなく、一般的にそうなのかな、と思えてきます。
(たとえば、玉ねぎのみじん切りの炒め方など)
習慣、風習、文化、考え方の違いなど、毎日いろんなことが起こりますね!
これからもブログ、楽しみにしています。
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