ブカレストの集合住宅街。20m間隔、とでもいえそうなくらいごみ箱が設置されているのですが、路上にはいつもごみが落ちています。しかしながら、これでは無理もなし。どこへ行ったのか、ごみ箱の身の部分が無くなっています。括りつけられた電柱から落ちてしまって、持ち去られたのかな。
たいていの場合、電柱がごみ箱の支柱になっています。上のほうにバス停の標識まで括り付けている働き者の電柱もあり(こちらから)。
家庭ごみは、集合住宅の一角に設けられたごみ置き場へ。収集日にかかわらず、いつでもここにごみを放り込んでもいいので助かります。分別収集は無し。このコンテナを、ごみ収集車にドッキングさせ、持ち上げ→回転させて、中のごみを収集車に回収。
ふたがないので、覗くとごみが丸見え。
リヤカーを引いたジプシーたちが、アルミ缶やペットボトルと、まだ使えそうなものを自主回収していくのをよく見かけます。
3年ほど前から導入されているゴミ集積システム。一般ごみ・ビン・プラスチックボトル・紙ごみ、の区別があって、ふたを開いて中に落とします。ゴミ箱の部分が小さそうだけれど?ご安心あれ、プレートの下が掘り下げられていて、以前使っていたコンテナが下に待機しているのです。
収集するときは、プレートごと電動で持ち上げ(電気は収集車からケーブルで供給される)、中のコンテナを取り出してゴミを収集車へ回収。あれ?せっかくの分別システムのはずなのに、ごみ収集車に回収されるときはみんな一緒。結局以前と同じまま。
街中に、新式のゴミ集積システム(4種に分類あり)と旧式のコンテナ(分別なし)が混在しているので、仕方ないかな。
ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑
新しい回収システムでも最終的には分別されないのは日本と変わらないよ!
(地域によるのかも知れないけど?)
完全分別への途中過程として大目に見ましょう!笑
おそらく、巨大サイズのごみを持ち込まれないための方策、またはごみが散乱しすぎないためでは?ベッドや大型家具、取り外した窓枠、はてには便器など、あらゆるものが捨てられるので。
(大型ごみを別の日に特別に収集、というシステムはありません