ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアの「フル百回楽走会」

2010-02-07 | ルーマニア・ランニング事情

 
フルマラソンをたくさん完走するのが得意なマラソン・マニアの面々、ルーマニア人では完走回数首位はイリエ・ビクター58歳、80回以上、国外大会での完走メダルを胸に。マイダーリンは現在、単独第2位、昨年末で42回完走。今年中に50回完走を目指しています。



「なんて少数、それで国内トップなの?」と言うこと無かれ。20年前までは共産主義のルーマニア、人々の自由渡航は厳しく制限されていました。ヨーロッパ西側のマラソン大会に出かけることなど、ごく限られたエリートだけ。国が閉ざされた状態だったのです。

そのころからルーマニア国内のフルマラソン大会といえば、年間1回だけ。それはルーマニア選手権としてエリート選手中心にブカレストで開催~リディア・シモンも国際大会にデビューする前に走っていた大会。それも2002年が最後(首都の交通渋滞を原因に中止の憂き目に)。

年代別クラス分けのある大会、マスターズ選手権として、マスターズ連盟登録者を対象に地方都市でのマラソン(シギショアラ~メディアシのワンウェイ)が開催されるようになったのは、その後のこと。

現在AIMS公認大会となっているティミショアラ・マラソンは、第1回開催が2001年。同じくAIMS公認大会であるブカレスト・シティ・マラソンは、2年前に始まり、2010年10月17日が第3回大会。これらは、やっと始まった市民ランナー中心の大会。初回から大成功の様子はこちらこちらから。

つまり、ルーマニア国内だけでフルマラソンの完走回数を伸ばすことは困難、陸続きであるヨーロッパ各国のマラソンへ、さらに海を越えてアメリカやアジアの大会へ飛んでいかなければ、マラソン大会参加の機会も増えないのです。

それにしてもマイダーリン、「ヨーロッパ中の国々のフルマラソンを走る、アジアはその次。」と言っているけれど、日本だけでもたくさんの魅力的なマラソン大会がいっぱい。今度はいつ、日本にマラソン遠征に来てくれるのかなあ?

日本には「フル百回楽走会」というクラブがあります、サイトはこちらから:
驚くほどたくさんの人が、たくさんのフルマラソン(42km以上の大会を含む場合もあり)を完走されています。このサークルのメンバーでなくても、たくさんの完走回数を誇る人たち、大勢いらっしゃいます。




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2 Comments

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すご~~~い! (茶々)
2010-02-08 09:49:30
やっぱり
旦那様は只者ではないのですね!
なまじ、おいしいワインで消毒して鍛えているだけのことがあります。

この調子だと確実に国内TOPですね!!
ヒロコ様はどうなるのですか?
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茶々ちゃんのご主人様へ (マドモワゼル・ヒロコ)
2010-02-08 13:07:47
ただのものぐさのマイダーリン、非番の日に雪が降っていたら、一日中、部屋の中に閉じこもり、という日も多いみたいです。おかげで「ブルタ・マーレ」(=大きなお腹、つまりメタボへの道!)これでマラソン、走れるのでしょうか??

ダーリンが行きたいと言い出した大会、全部付いていくのはちょっとしんどいけれど、適当~に選んで、付いていきますよ~~。
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