ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

トルコの人はルーマニアを好きではないのか?

2006-04-24 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
 イスタンブール経由で2度目のルーマニア入りなので、親日家の多いトルコ、どこから見ても日本人にしか見えないわたしが一人旅をしていると、話しかけられる機会がよくあります。

 「ドコヘイ行ノ?」
 「ルーマニアデス。」
 「エ?ルーマニア?何ノタメ?観光?」と、みな一様にびっくりするのです。
 「イエ、友達ガ居ルカラ、会イニ行キマス。」というと少しは納得するようですが、その後に続く会話にはあまり良い情報がありません。

 「彼ラハトテモ貧シイ。トテモ貧シイ国ダヨ。」~前回の訪問のときに、駅の待合室で出会い、チャイ(=トルコの紅茶)をご馳走になった60歳代の元教師というおじいちゃん(=日本ではまだおじいちゃんという年齢ではないが、欧米人はこの年代になると皆、おじいちゃんっぽく見える。)は、哀れみの感情も含めて語ってくれました。
 「沢山ノルーマニア人ガ出稼ギニキテイルヨ、トルコヘモ。余リ良クナイ連中サ。」

 「アノ国ニハ泥棒ガトテモ多イ。ナイフヤガンヲ持モッテイテ、アットイウ間ニヤラレテシマウ。」
 「ルーマニアデハ夜ニ長距離トラックハ、走ラナインダヨ。走シッテイルト、ニセ警官ガトラックヲ止メテ、ソノママ奪ッテイクノサ。警官ノ格好ヲシテイルカラ、止マラザルヲエナイノデ、ヤラレテシマウノサ。本物ノ警官モ居ルシネ。ダカラ夜ニトラックハ走ラナイ。」
 ニセ警官が旅行者に近づき、パスポートや財布の中身を見せろ、などといってそのまま奪っていく事件は多いと旅行のガイドブックに乗っていましたが、現地のトラックの運転手まで狙われているのというのです。

 「ココラアタリノ男性ハヨク、ルーマニアニ行クンダヨ。ルーマニアノ女性ハ綺麗ダカラネ。」~ヨーロッパの中で一番の美貌を誇るといわれているルーの女性、こんな職業もあるのです。TOYOTAのテストドライバーで2週間の愛知県での研修後帰国するという37歳のトルコ人男性は教えてくれました。トルコのTOYOTAで13年間勤務中というその彼は日本語も堪能で、英語とのミックスです。

 「超一流ホテルノ中ニハカジノガアルヨ。日本ではパチンコ屋さん、あちこちにありますね。博打ヲ打チニイクノハ大抵、西ヨーロッパノリッチマンサ。」~国にカジノの存在しない日本人にとっては、カジノがどんなふうに風紀を悪くするのか、よくわかりません。ましてや国外からのばくち打ちがやってくる国とは??

 わたしの利用する国際列車の車掌さんにも言われました。「貴重品ヲカバンノ中ニ入レタママ、部屋ヲ離レナイヨウニ。泥棒ガ多イカラネ、電車ノ中モ危ナイデスカラネ。」

 これくらいの用心は当たり前だと思うけれども、余りにも皆、危ない、危ないというので、わたしも聞いてみました。「ブルガリアトルーマニア、ドッチガ危ナイデスカ?」車掌さんははっきりと答えてくれました、「ブルガリアデス、ブルガリアハ危ナイ。ルーマニアハ問題アリマセン。」~まあ、ブルガリアに比べたら、の話だろうけれども、安心は出来ないようです。

 写真はイスタンブール・シルゲジ駅のアタチュルク像

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