女子高生と「スプリングる」

　
ブカレストの学生達に一番人気のファーストフード店といえば「Spring Time」（スプリング・タイム）、若い人たちの集まるところにたくさん出店。ルーマニア国鉄のノルド駅構内にもあり、大きなショッピングモールにも入っています。
　
が、ワタクシ、マドモワゼル、4.9レイのセットメニューが気になりながらも一度も足を運んだことなし。「じゃあ、私達とぜひ一緒に行きましょう。」と誘ってくれたのは、日本語勉強中の女子高生たち。
　


「スプリング・タイムでお茶する」を、「スプリングる」と新しい動詞を作り出し、「一緒に、スプリングりましょう。」
私も応答、「そうなの、わたし、スプリングったことないの。」
　
女子高生たち、「わたしたち、スプリングるの、大好き。」「わたしは、スプリングることが好きです。」「昨日も、スプリングっていました。」、どんどん活用させています。
　
彼女たちのレベルは、年に一回行われる「日本語能力試験」3級を受験するレベル。日常的な簡単な会話が出来るのです。おまけにテレビで日本のアニメを見たりして、「お茶する」なども知っています。4級受験レベルでは、まだこういった活用は難しいです。
　


さて、肝心のスプリングる店内は～。学生達を中心に賑わっています。年配の人もグループで来ています。子供連れよりも、大人だけのグループのほうが多いみたい。時間帯によるのかな。



スプリングるメニューは～ハンバーガー＋サラダ＋ペプシコーラの目玉セットメニュー4.9レイ。ピザも充実、10レイから。ただいまピザ一枚オーダーに付き、ペプシコーラ飲み放題。



何はともあれお手並み拝見、目玉商品のセットメニュー。チキンカツバーガーにコールスローサラダ（ミニサイズ）、ちょっと小腹が空いたときに良さそう。なんといっても160円くらい。私はこのとき、腹ペコ・マンモスだったので、美味しくいただきました。

ピザも食べてみました。パン生地のような柔らかなピザ台。私自身は薄いめのカリッとしたピザ生地が好きかな～。ひとりではなかなか立ち寄ることが無いので、誘ってもらって良い機会でした。
　


写真は見事に「スプリングる」を活用させた女子高生たち。鉛筆が転がっても楽しく笑っている彼女ら。



スプリングる要領はこちら：
① メニューが決まったら、レジのところでメニューを申し出て代金を支払います。
② レシートとフード券（ピザやバーガーなど）・ドリンク券を発行してくれます。
③ フード券・ドリンク券をそれぞれのカウンターに持って行って、オーダー。
④ ピザなど時間がかかる場合あり、席で待ちます。受け取りはレシート掲示の上。
⑤ 飲み放題のペプシは、最初にドリンク券を渡して、受け取ります。
⑥ お替りするときは、レシート掲示の上。レシートは捨てないで、食事が終わるまでとっておいてね。


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