チェックインの後で乗った扉が鏡のようなエレベーターでは、ミッキーマウスの声で「3階だよ」と案内され、子供が喜びそうな仕掛けがしてあった。
エレベーター扉
客室数504室という巨大なホテルだけあって、エレベーターホールから続く廊下が長く、なかなか部屋に到着できない。
案内された部屋は、スタンダードフロアスーペリアルームで、部屋の広さが41㎡というだけあってかなりゆったりとしていた。
床のカーペットには、ミッキーマウスのデザインがさりげなく入っていて、部屋の鏡にもミッキーのキャラクターが入っている。
洗面所は狭かったが、洗面台の左側が白いタイル張りの洗い場の付いた浴室で、右側には独立したウオッシュレット付きトイレがある。
ベッドの正面のキャビネットの中には、古いブラウン管テレビが置かれていたので、デジタル放送が受信できる32インチ液晶テレビのあるヒルトンベイホテルのほうが上である。
窓際には、円形テーブルと椅子が2脚、壁際にはソファーが置かれ、窓からはプールが見えたが、今の季節にはまだオープンしていないようであった。
この窓から外を眺めると、外国にいるのではないかと錯覚するような景色が広がっていて、マックナイトの絵のようでもある。
この景色を見ると、ディズニーアンバサダーホテルは、日本にいながら外国旅行の気分が味わえるホテルというコンセプトが良く判る。
少し落ち着いてから正面エントランスに出てみると、エアポートリムジンが到着していたので、飛行機を使ってホテルに宿泊する人のアクセスは良さそうである。
柱には、東京ディズニーランド25周年のロゴが貼り付けてあったので、オープンしてから25年を経て今回初めて東京ディズニーランドに来ることができた訳である。
ホテルのゲートまで歩いてみると、夢を売るホテルらしいミッキーマウスの人形や、花壇がさりげなく置かれている。